森博嗣のレビュー一覧

  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?

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    ネタバレ

    やっと読み終えた。
    予想がついていた方が多い中、私はことの真相に全く気付かずに素直に驚き素直に楽しめた。
    ロジの告白に泣きそうになったほど。

    これは最終巻っぽいですね。
    寂しいけれどとてもうれしい。

    おめでとうございます。

    できれば元の名前に戻って終わって欲しかったな(終わりだとするならね)

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    2024年02月03日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    うわーめっっっちゃくちゃ面白かった!!!!!
    今まで読んだVシリーズの中でダントツで好きですこの話!
    凄く!いい!!!
    タイトルも凄くいいですよね、これもVシリーズで一番好きかもしれません何か前前前世みたいで良くないです?(月は幽咽のデバイスもなかなか競ってるけど)。

    今までのシリーズと違ってちょっとこう、まず始まり方から違っていて。
    ん?知らない人の恋愛事情見せられてる?何で???と思いつつ少しずついつものメンバーが集まってきて、それからお察しの通りに事件に巻き込まれていく、みたいな展開なのだけども。
    何かこう、終始お洒落。
    とてもとてもお洒落。
    何なんだろう、物凄く自然に色んな場面が映像として浮かんでくるんですよね。
    展開のさせ方とかもあるのかもしれないけど、全体を通してお洒落な洋画観てる気分になれるというか。
    個人的にエピローグの一番最後がもう最高でした。
    前回「ざまぁ」と思っていたあの人のことも少しだけ見直しましたし。

    それにしても今回の紅子さん、かなりやらかしてるのにめちゃくちゃ上から目線すぎて呆れる通り越して笑いました。
    やっぱり紅子さんはこうでなくちゃ。

    個人的には実写化とかあんまり好きなタイプではないんですけど、これは映画とかで観てみたいと思わせてくれる作品でした。

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    2024年02月01日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    久しぶりに犀川・西之園絡みを読みました。なかなか先に進めない二人ですが、そこが読んでて面白い♫ 他の話も流石森先生って感じてした。トロイの木馬と探偵の孤影が好みです。どちらも最後がすごくいいです。と、リリおばさんの回文にビックリ!「夜暇だ?まだ真昼よ」

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    2024年01月27日
  • 孤独の価値

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    それは本当に欲しいものなのか考えないといけない。考えるには孤独は最適である。流されやすい私はもっと孤独の価値を上げ、考えることで、数々の悩みを解決出来るのでは?と思わせてくれた。

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    2024年01月25日
  • 諦めの価値

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    何を諦めて、何を諦めずに得ていくのか、その線引を考えるのが大変だと思ったが、考えることを放棄しては自分の真の欲を満たせないことも段々理解してきた。良い傾向だと思う。読み続けること。

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    2024年01月24日
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White

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    殺した相手の全身を単色でスプレーする異常殺人。被害者のフィアンセから犯人を捕まえてほしいと依頼される保呂草…またも事件に関わっていくイツメン4… Vシリーズの最後を締めくくるこの事件の影にあるものは?保呂草・紅子・小鳥遊・紫子…他の作品でまた、会えること楽しみにしています。
    そして次のシリーズはあの天才 真賀田四季博士の話ですね。

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    2024年01月22日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    全てを鵜呑みにしてはいけないけど、この本に書いてある価値観を読んだらすごく楽になった。私は私の価値観で自分をがんじがらめにしていると分かったし、自分で考える力を養いたいと思った。

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    2024年01月22日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    ネタバレ

    こういう犯人が一番好き。一貫してるから、犯人の行動に疑問があっても読者側で答えを推測できる。
    〇〇な保呂草だ。とか、〇〇な紫子だった。みたいな構文が前半立て続けに出てくるんだけど、違和感あるの私だけ?
    犀川先生や萌絵がいないのは寂しいけど、独特の会話がまた感じられて嬉しい。羊羹のくだり良い。

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    2024年01月19日
  • すべてがFになる -THE PERFECT INSIDER-(2)

    匿名

    購入済み

    Fは謎を解く鍵だけでなく
    他にも色々な意味が込められていたように思う。
    没頭して読める最高のミステリーだった。

    #ダーク #アガる #ドキドキハラハラ

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    2024年01月18日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    ネタバレ

    最初から最後まで目から鱗の一冊。
    そもそも仕事をしないといけないなんて誰が決めた?仕事で人の価値は測れない。
    一生暮らせる金があるなら、仕事なんてしなくていい。好きなことだけ、していればいい…等々。

    自分がいかに常識や固定観念、他者の目に振り回されていたかに気づいた。
    別に仕事にやりがいなんて感じなくてもいいのだ。
    仕事でお金を稼ぎ、そのお金で自分の好きなことをする。それで十分。
    好きを仕事にする、というのが最近流行っているよに感じるけど、著者がいうように、好きでやっていることは仕事ではない。お金をもらえなくてもやっていることこそ、本当に自分が好きなこと。

    自分の場合だと、読書だろうな。
    人に頼まれなくても、お金もらえなくても、寝不足で明日のそれこそ本当の仕事に影響が出そうでもやめられないのが読書。
    読書を続けられるのなら、今の仕事だって続けられるはず。好きなことをするための手段の一部なのだから。

    とにかく本書はめちゃくちゃオススメ。
    仕事を中心に、常識とは何か、当たり前とは何かについての見方が大きく変わる。

    著者の本をもっと読んでみたいなぁ。

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    2024年01月11日
  • ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN

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    ネタバレ

     異常と決めることは安定と思い込むことと同じ。何か救われた思いがした。それと同時に苦しい気持ちにもなった。

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    2024年01月06日
  • 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away

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    ネタバレ

    各務亜樹良から依頼を受け、瀬在丸紅子を土井超音波研究所の地下開放に立ち会わせることになった保呂草潤平。再び研究所に集まるイツメン4と警察…そこで変死体を発見する。
    さらに瀬在丸紅子は小田原より紹介された周防教授より、非公開のスペースシャトルでの殺人事件について聞かされる。
    2つの事件の謎とその関連性を追うイツメン4と警察…そこで現れる纐纈苑子の存在。今までVシリーズを読んていたのはこれを読むため?くらいの面白さでした。最後の一冊が楽しみで仕方ない。

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    2024年01月04日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    S&Mシリーズ10作目
    集大成とも言える話。800ページを超える超大作にも関わらず、一気に読んでしまった。真賀田四季の世界観が凄い。

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    2024年01月02日
  • 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow

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    「どうして、世の中には、あれほど筋の通らないことを平気で主張できる人間がいるのだろうか。
    こちらから、理由を尋ねても、なにも答えない。都合の悪い場合には、ただ声を大きくして叫ぶだけ。感情で、すべてを押し切ろうとする。まるで、自分たちの感情が正義だと言わんばかりである。これだけ、法治国家、自由主義が発展した現代においても、人間の精神は昔のまま、貧しいままではないか。」

    「え、そんな大事な本を、捨てちゃったんですか?」
    「大事なのは、書かれている文章です。それは、もう読みましたから、メディアは必要なくなりました」
    「メディア?ああ、本のことですね」

    「あれが、子供の頃から大嫌いだった。
    だから、祖母のことも好きになれなかった。自分を可哀相だと思っている。そういう顔で見る。優しくしてくれる者は、例外なく、哀れんでいるだけだった。同情というのは、人を蔑むことと同じではないだろうか?」

    「いつまでも他者に、そしてこの歪んだ社会に依存して生きていくのは、体液が濁るほど潔くない、と理解していた。」

    「生きていることに価値がある、と意識させるのは、よくできたプログラムだ。自分も、それに逆らえない。生きている以上、逆らえないような仕組みになっている。優れた機能といわざるをえない。」

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    2023年12月29日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    ついにS&Mシリーズ最終作を読み終わった。森博嗣ファンとして、真賀田四季が登場するだけでもこの本を買う意味があった。800ページ以上に及ぶ文量もさることながら、所々に散りばめられた言葉遊びが楽しく、本作はこのシリーズの真骨頂である。1回読んだだけでも全ての意味を理解することは不可能だと考えているので、これから沢山の考察や意見を読んで今シリーズを味わいたいと思う。

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    2023年12月28日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    もうね、このシリーズは何を言ってもネタバレよ!
    マガタ・シキサーガ(仮)の集大成みたいなものだから。

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    2023年11月25日
  • 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest

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    ネタバレ

    まさかの萌絵ちゃんとの出逢い。
    ラストはつい、「なんだよ!」と言ってしまった。
    比較的、シリーズの中ではマイルドである。人が死んでるけど。

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    2023年11月24日
  • 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest

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    一方向からしか進めないメビウスの帯、捩れ屋敷。そこで起こる殺人事件と盗まれたエンジェルマヌーバ。もう一つの殺人。密室トリックと殺人犯強盗犯を追う西之園萌絵… 今回の見どころは保呂草・西之園の絡みですね。G・Xシリーズも早く読みたくなりました。

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    2023年11月19日
  • 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists

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    紅子と練無の招かれた研究所のパーティでまたも殺人事件に遭遇するイツメン4。研究所に向かう途中の橋は爆破され研究所は孤立…科学者たちと招かれた者、招かれちゃいない者(笑)が明かす一夜… 真相と瀬在丸紅子の思考がこのシリーズらしくて好きです。

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    2023年11月12日
  • 相田家のグッドバイ Running in the Blood

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    「相田家」という森博嗣のほぼ自伝らしい。
    世間からは少し変わり者のような紀彦(森博嗣)の両親が駈落ちをして、紀彦と妹が生まれ、その子供たちがそれぞれ自立し家庭を持ち子供が生まれ、年を取った両親が亡くなるまでの話。

    特別なことは起こらないけれど、一つ一つのエピソードが独特で微笑ましい。
    世間体を全く気にせず、合理的に生きているけど、実は愛情深い相田家の人たち。ドラマのようなほのぼの、ベタベタした関係じゃなく、それぞれが自立した大人で互いを尊重しつつ依存しない親子関係が潔くてよかった。
    親の介護や実家の処分、お葬式のあり方などもものすごく参考になった。

    世間の常識にとらわれず、自分の家族の在り方を今一度考えよう、って思えた。

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    2023年10月19日