森博嗣のレビュー一覧

  • 風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?

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    Wシリーズ3つ目。とうとう子供を産むウォーカロンが出てきた。ウォーカロンに時々起こるバグを修正できたら人間になるのでは?という素敵な考え。揺らぎとかそういった規則にないものを許容できるのが人間なんだなあ。ここでの注目は、フフシルで襲撃された時、ペイシェンスが柱を支えて人を守ったところ。なんと心強い味方か!その前にウォーカロン工場からの帰りに迎えに来たアネバネとペイシェンスが襲撃され、反撃したところもかっこよかったなあ。

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    2022年12月30日
  • 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?

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    Wシリーズ5冊目。
    生きているから「生きているのか?」という疑問が生まれる。脳だけでボディを捨てたウォーカロンの谷。夢の中で仕事をして、起きている間は自由に暮らす。管理してくれる人がいれば、ボディの病気を心配する必要もないし、物を食べてエネルギーを補給する必要もない。うらやましいかと言われると、否だね。そもそも長生きに興味はない。でもああいう世界は嫌じゃないかも。
    それにしてもデボラを呼び出すことを思いつくってやっぱり主人公はすごいね。

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    2022年12月30日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    Wシリーズ7つめ。ツェリンが死亡。アネバネとキガタがテニス!無表情に機械的にやってたんだろうな。子供が生めるウォーカロンのからくりは、精子卵子が入ったカプセルを内包したウォーカロンではなく、生殖が可能な人間だったとは。ツェリンの子供はきょうだい児だったわけだ。この世界には不似合いな野心を持ってしまったために起きた不幸だなあ。子供のためなら阿呆にもなってしまう親心をディスってる森さんに激しく同意する。

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    2022年12月30日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

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    Vシリーズ4作目です。今回は…なんでしょうね?感情の起伏がなく穏やかな運び…的な印象です。それでいてまた良い新キャラ来たなってゆー♫ 事件よりもイツメン4の活躍ぶりがgoodでした。それにしても瀬在丸紅子の洞察力…神懸かってますね。天才の活躍ぶりはまた次回への期待に繋がります。

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    2022年12月28日
  • 新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers

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    ずっと靄がかがっているような感じだった。重要なことは書かれてないし、劇的な何かがある訳ではないけど最後まで読みたいと思える何かがあったと思う。

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    2022年12月21日
  • 夢の叶え方を知っていますか?

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    作者の小説はあまり読んだことがないが、エッセイがとても好きで「勉強の価値」「やりがいのある仕事という幻想」は何度も読んだ。本書も「夢」についてさまざまな切り口で語られており、自分の内面にあるものを掘り起こすきっかけを与えてくれる。何か行き詰まった時には手元に置いて読み返したい本だ。

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    2022年12月17日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    ハードに縛られない人工知能というものが、出来たら?
    ハードに関わらなく、その辺に存在していて、自分の意思を持って、その辺のハードに侵入して、影響を及ぼす存在が、トランスファだとしたら、脅威でしょうね。
    感情と考える事とは、似ていても別のものなんだなぁ
    果たして
    人工知能は、感情を得ることができるだろうか?

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    2022年11月24日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    前作はvシリーズの中で一番面白かったー!と思ったけど今作はそれをゆうに超えてきた。
    まだまだ登場人物に好きなキャラもいないなぁと思っていたけど、ここにきてまんまと保呂草さんの魅力に引き込まれてしまった。

    林さんの二股な感じは好きじゃないのに保呂草さんのプレイボーイ風な感じは魅力だ。

    最初の彼は保呂草さんだろうなと思っていたけど、船乗るあたりですっかり忘れていて最後におお!!っとなった。

    海外ドラマのホワイトカラーが好きな理由もそうなんだけど、身近な人たちに疑われつつもスリル満点スレスレな行動のストーリー大好き。

    そういや、なんで、キスしたんだろか。最初は指だったのかなと思ったけど後でキ

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    2022年11月14日
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

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    エピローグが最高。今回もKHAOSな主人公瀬在丸紅子が大活躍?このすっとぼけた我儘天才キャラが愛らしくまた憎らしい。mysteryとtrickがついでに思えるくらい保呂草潤平がカッコいい。今回の学びは…「見ようとすれば見れる」です。

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    2022年11月07日
  • 面白いとは何か? 面白く生きるには?

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    なんかパッとしないなと感じてる人に読んでほしい一冊!大学生にオススメ。

    つまらないのは自分のせいを代弁している本でもあると思う。

    TikTokで動画を出すのか楽しいのも、Instagramでストーリーを更新するのが楽しいのも、そこにはアウトプットの面白さがあるからかも。

    ここでは相場のおもしろさの話じゃなくて主観のおもしろさについてである。

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    2022年10月26日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    森博嗣氏の小説は初めてだが、『全てがFになる』のドラマシリーズは覚えていたので、マガタ・シキという名前で懐かしさを覚えた。

    読み出してから、どうもこの本はシリーズもので「wwシリーズ」の中の一番新しい作品であることがわかった。だからといって内容が全くわからないというわけではないので、そこは安心。

    リアルで肉体が見つからず、ヴァーチャルの世界にいる女性から、自分の元の体を探して欲しいという依頼が来て、そこからどんどん奥深くへと繋がっていく物語。

    人工知能のある世界線の、世界観の描き方がものすごく面白くて、ついつい読み進めてしまいました。人工知能に対して、ついつい人間との違いを追いかけて、

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    2022年10月22日
  • 人形式モナリザ Shape of Things Human

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    哲学的な…人間てなんなの?と考えさせられる話です。勿論なんの結論も出ませんが、確固たる自分を疑いたくなる錯覚に襲われます。そしてイツメン4も巻き込まれる人形館の惨劇…明らかになる真相と共にある人物の素性も明らかになっていき…面白いです

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    2022年10月15日
  • 森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools

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    『日経パソコン』という雑誌に掲載されていたエッセイを書籍にしたもの。道具というテーマで1枚の写真と共に森さんの思考が言語化されたもので、凡人にない発想を垣間見ることができる素敵な本。
    私の印象に残ったものをいくつか紹介すると、、
    タイトル:測らない計ります図る量るとき謀れば諮ろう
    では、天秤について語っていいます。その中の一節を抜粋する。
    「さらに、天秤を見て感じるのは、バランスがとれている平衡状態が、いかに不安定なもの、奇跡的な条件か、ということである。」
    バランスが取れている状態から不安定を感じ取る感性に驚く。
    タイトル:いろいろなものが回っていた時代、それが20世紀
    「人間の歴史、文明は

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    2022年10月09日
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    ネタバレ

    第6弾
    結婚詐欺 嘘つきの依頼人 独立 椙田の秘密 他シリーズとのつながり シリーズの最後。やっぱり椙田はいなくなってしまう、というか逃げるのだ。結婚詐欺被害者からの依頼。乗り出した途端に起こる、詐欺師の殺害。するりと他の被害者に遭遇するけども、最後まで読むと、もはや主題は詐欺でも殺人でもなかったのかも。上村が最初からもやっとしていたけども、安藤の名前に全然ピンと来なくて、最後にそうだったのかがたくさん。いろんなシリーズを繋げるシリーズだったのかもしれない。その後が気になる人もいるが、いつかまた。

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    2022年10月09日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    後半の急展開に目が離せず一気読み。ここんとこ忙しくて全然読めてなかったんですが、急展開始まりが土曜に当たって助かった笑 シリーズ最初の作品で瀬在丸紅子の存在感が犀川・西之園に並びました。話の展開(運び?)も独創的で面白かった。次作が楽しみです!

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    2022年10月01日
  • トーマの心臓  Lost heart for Thoma

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    原作の漫画を基に、森博嗣さんが小説家したもの。
    設定など少し違うようだが、とても素敵だった。漫画を読んでみたくなった。

    温度、風の騒めき、空…美しい文章に魅せられてあっという間に読んでしまった。繊細さ、脆さにはらはらし、透明感にハッと息を飲んだ。
    出逢えて良かった本の一冊、イラストも美しかった。

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    2022年09月18日
  • つぼやきのテリーヌ The cream of the notes 2

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    ひたすらに作者の感性が独特で鋭く気持ちがいいです。
    私もしっかりと自分の意見を持って、そしてその意見をしっかりと言葉にできる文章力を身につけていきたいと思いました。
    言葉にするということは、誰かに伝えること。私はこの誰かに伝えるということが苦手なので、文字に起こす練習から始めていこうと思います。

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    2022年08月30日
  • 孤独の価値

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     「孤独=悪」と無条件に決めつけていませんか、という問題提起。「孤独」にはべったりと悪いイメージがこびりついているが、「自分だけの時間」と言い換えればどうだろう?
     タイトルはやや刺激的だが、内容はど真ん中の正論で、孤独というイメージの悪い言葉をテーマに「自分の頭で考える」ことの重要性が述べられている。
     寂しい人にも、そうでない人にもおすすめできる。

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    2022年08月25日
  • 四季 冬 Black Winter

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    ああ、すごい、すごい…。
    森博嗣さん、本を書いてくれて、シリーズ物で、シリーズを超越してくれて、本当にありがとう。

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    2022年08月25日
  • 地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE

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    短編集でも安定の面白さです。S&Mシリーズを除くと「片方のピアス」「気さくなお人形、19歳」「僕は秋子に借りがある」が好きですね✨次のVシリーズを匂わせる話もあって、やはり出版順に読んで

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    2022年08月20日