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Posted by ブクログ
生きたいと願う自由と、死にたいと願う自由と
Gシリーズ4作品目(まだ3冊目を読んでいないのだけど、、)はバスジャック事件に巻き込まれるというサスペンス展開、その中での登場人物達の語りに生き死にの意義を考えながら、確実に進むバスの目指す先は希望であるのか、絶望であるのか。ハラハラドキドキしながら読み進めることができた。
作品を通しての違和感を抱きながらも読み進めた先にある今作の肝となる構成トリックは語ることはネタバレになるが故難しいが、私はこういう気付かされるトリックはとても好きで、思わず前を読み返すこともあった。登場人物達の今の現実に対して考えている主観や視点が、第三者の視点から見るとどのように見えるのか、その解き明かしの面白さはGシリーズの中では今のところ一位かなと感じる。
作品の根幹を流れる生きることの目的や死ぬことの理由、そして罪を犯す動機といった人間の心の中にフォーカスを当てつつ、物語としてはあって欲しい「筋道」や「ロジック」、「一貫性」が現実世界では「なんとなく」とか「後付け」だったり、何か読み手が、大衆が納得するような「物語性」を演じているだけといった、ある種の物語作品として触れづらい点にも触れながら、心の様相を描写するのは流石だなと思った。
段々とシリーズに慣れてきて最初はあまり面白味を感じていなかった新しい登場人物達にも読み手としての推しポイントを見出せるようになってきた。ただやっぱ全体を追っている身としては西之園さんの心の、振る舞いの成長には毎回嬉しく思うところが多い。
Posted by ブクログ
森博嗣「Gシリーズ」を最初から読んで4作目。
今回は「バスジャックもの」。そうきたか…という感
じです。
こういうこと稀にあるかもしれない…なんて考えな
がら通勤の隙間時間に読んでいると、帰宅したとき
に
「あれからどうなったかなあ?」
…と物語の続きをテレビをつけてチェックしたくな
ったりして(^^;; リアルとの境目がちょっとぼんや
りする。
読後。 意外な!事件の顛末に驚いて…それを知った
うえでもう一度読んでみるのもまた楽しそうです。
一方で、背景に蠢めくいろんな謎は全く解明されて
おらず、早く続編へ読み進めたい気持ちも。
なんだか「名探偵コナン」みたいになってきたかも。
Posted by ブクログ
お、おもしろかったー!!
バスの話があったよなあって、なんとなく覚えてたけど(前作は全くカケラも覚えてなかった)、結末を全然覚えてなかった〜!山吹さんのお姉さんの趣味はめちゃくちゃ記憶にあるくせに!
普通にドキドキしながら読んだし、純粋に続きが気になって楽しかった〜!
加部谷ちゃんって優しい子だなあ。
犀川先生と真賀田四季の対話が印象深いし、犀川先生が真賀田四季を語るところが好きだった。
間に挟む本が無くて森ミステリが続いてるけど、飽きるどころか毎回話の趣が違って面白い。
最後に、あああの人は亡くなったのかなとか、谷底に落ちる方を選んだんだなとか考えると、切ない。所々に加部谷・山吹に関係ない人の独白が入るの、よくできてる。真賀田四季は何をしようとしてるのか。百年シリーズが解なの?気になるな〜読んじゃうな〜これは。
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