感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年02月05日
Gシリーズ4作目。
やっと文庫化されました。
ひさしぶりの森博嗣。
相変わらずミステリィに哲学も混ざって面白かったです。
今回は海月くんがあんまり活躍しないのが残念。
オチはちょっとだけ『そして二人だけになった』に似てるような…。
Posted by ブクログ 2017年05月16日
Gシリーズ4作目。今回は山吹君と加部谷ちゃんがバスジャックに巻き込まれます。
何がいいって、萌絵ちゃんの第三者的立場がすっごくいい(笑)
事件の渦中にいるわけじゃなくて、あくまで蚊帳の外な萌絵ちゃんがハラハラしてるのがすっごく新鮮。大人になったなぁ。
そして安定の犀川先生。もうかっこよすぎるでしょ。...続きを読む完璧か。
事件そのものは安定のもやっと感だけど(バスジャックの犯人って……誰?)今回は森さんお得意の「生死」についてかなり丁寧に書かれているのが個人的に好き。
そして出てきたよ四季さん。ん? 犀川先生の頭の中にいるの? え?
いろいろ気になるところを残しつつ、とりあえず5作目に参りましょうか(このシリーズ、ほんと一気に読ませるなー)
Posted by ブクログ 2015年03月12日
やられた〜
なんか久しぶりにやられたって感じがした。今回は舞台がバスなだけに、そんなに盛大、壮大なトリックはないだろう。どこかで先に解いてやろうと思ってたのに、更に上をいかれた。。。
謎の団体も見え隠れして、それの裏側に四季の影も見え…そうで見えないんだけどね
このシリーズもこれで折り返しのよう...続きを読むだし、どんどん惹きこまれたいね
Posted by ブクログ 2022年07月31日
今回はケーキ食べながらみんなが事件の推察をしたり仮定を出し合ったりするいつものターンみたいなのはほとんど無かったけれど、トリックの内容自体も文章の書かれ方もシンプルに巧妙で物語自体の疾走感がよかった。
Posted by ブクログ 2021年12月18日
山吹早月と加部谷恵美が乗った高速バスがジャックされた。犯人グループは都市部とバスに爆弾を仕掛けた声明を出す。バスの乗客名簿には「εに誓って」という団体名があった。Gシリーズ第4作。
Posted by ブクログ 2021年08月16日
お、おもしろかったー!!
バスの話があったよなあって、なんとなく覚えてたけど(前作は全くカケラも覚えてなかった)、結末を全然覚えてなかった〜!山吹さんのお姉さんの趣味はめちゃくちゃ記憶にあるくせに!
普通にドキドキしながら読んだし、純粋に続きが気になって楽しかった〜!
加部谷ちゃんって優しい子だな...続きを読むあ。
犀川先生と真賀田四季の対話が印象深いし、犀川先生が真賀田四季を語るところが好きだった。
間に挟む本が無くて森ミステリが続いてるけど、飽きるどころか毎回話の趣が違って面白い。
最後に、あああの人は亡くなったのかなとか、谷底に落ちる方を選んだんだなとか考えると、切ない。所々に加部谷・山吹に関係ない人の独白が入るの、よくできてる。真賀田四季は何をしようとしてるのか。百年シリーズが解なの?気になるな〜読んじゃうな〜これは。
Posted by ブクログ 2020年04月18日
慌てふためく西之園さんが見れてよかった。
タレコミがあったとはいえ、警察にこんな行動力があるとは思わなかったなぁ。
それにしても、不気味なシリーズですねこれは……。
Posted by ブクログ 2017年05月12日
【あらすじ】
山吹早月と加部谷恵美が乗り込んだ中部国際空港行きの高速バスが、ジャックされてしまった。犯人グループからは都市部とバスに爆弾を仕掛けたという声明が出される。乗客名簿にあった「εに誓って」という団体客名は、「φは壊れたね」から続く事件と関係があるのか。西之園たちが見守る中、バスは疾走する。...続きを読む
【感想】
Posted by ブクログ 2016年05月22日
Gシリーズ第4作。
このシリーズはやはり以前のS&MシリーズやVシリーズとかなり路線を変えている様だ。今回も謎解きより心理描写の方が興味深かった。
真賀田四季については、どういうことになっているのだろうか。シリーズ読み進めばわかるようになっているのだろうか。
今回も海月の考え方には衝撃を...続きを読む感じた。今回は山吹と加部谷のやりとりが面白かった。また、叔母の佐々木睦子がいい味を出している。
Posted by ブクログ 2016年03月10日
Gシリーズの4冊目ということで、加部谷、海月、山吹にもとても愛着が湧いてきました。
森ミステリー(ミステリィ)といえば巷では理系ミステリーなんて言われていますが、Gシリーズでは本作も含め理系な要素は少なくなっています。
主人公たちの乗ったバスがジャックされるというお話ですが、今回はとくに西之園や犀...続きを読む川、海月が活躍するわけではないので、s&m、V、四季、Gシリーズと読み進めて来た人には多少物足りなさがあるかもしれません。
しかし、ジャックされたバスの中での加部谷と山吹のシュールな会話だけでも十分楽しむことが出来ました。
Posted by ブクログ 2016年03月09日
Gシリーズ、第四作。山吹くんと加部谷さんの関係が今後どうなって行くのか気になる気になるw 二人で東京から高速バスに乗るなんてねえ・・。恋愛模様?も絡ませてくるから、ストーリィと人間関係で二倍、いや三倍は読ませます^^ バスが炎上、落下した場面なんて「えっ!?」「今シリーズの主人公たち、死んじゃうの?...続きを読む」・・ってハラハラしましたが、無事生きててホント良かったぁ。トリックもフェアで、あぁなるほど!と思いました。真賀田四季博士の存在感が前作よりさらに大きなものになってきてワクワク感が半端ないです!!
Posted by ブクログ 2015年10月19日
この話はどの登場人物も好きだ。既存のメインキャラクタはもちろん、バスに乗ってるすべての人に味があるなあと思う。特に最後に下車した二人はとても魅力的だ。
Posted by ブクログ 2014年05月21日
『そもそも人間って、誰だって期限付きなのに。永遠に生きる奴も、永遠に付き合う友人も、いないのに。優しさというものが、どういうものなのか、最近までわからなかった。それは、つまり、どうせ将来はないのだから、今を大切にしよう、という気持ちのことだ。』
Gシリーズはやっぱり動機が薄いなぁ〜。
てか、最近...続きを読むは忙しくて本が思うように読めず辛いなぁ〜。イライラ、イライラ。
ビジネス書、思想書にまったく手が出ない…。
Posted by ブクログ 2014年11月06日
2009/11/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2014/11/5〜11/6
久しぶりのGシリーズ。
いやいや、これは見事にやられたなぁ。やっぱり森さんはスゴイや。シリーズ続編が楽しみだ。
Posted by ブクログ 2023年04月24日
G4
バスジャック
あまり交錯が無かったからか、イライラせずに済んだし、トリックらしいトリック。
乗り込んだ高速バスがジャックされる
εに誓って という団体?が死のうとしている
犀川先生はどこで気がついたのか?
海月くんはどこからわかっていたのか?
女性が出てこないシリーズってないのかしら?
Posted by ブクログ 2022年04月13日
「そして、考えても死なないことに、価値があるのではないか。結果として、死ななかったことに、価値があるのではないか。」
四季は今後どのように関わってくるのでしょうか。
Posted by ブクログ 2021年03月02日
今回はバスジャック。
前作に続き、これもまた王道な展開だったけれど騙されました。
また、Gシリーズに共通しているギリシャ文字と謎の組織との関係が強く明確になってきた気がします。
Posted by ブクログ 2020年06月25日
森博嗣ここにきてペースダウン。このシリーズはなんか消化試合気味。さくっと読み進めて新しいシリーズに行きたい。珍しくバスジャックの話。途中でミスリードに気付いちゃった。海月くんはやっぱりいい味出してると思う。
Posted by ブクログ 2019年07月07日
騙された。本当に。警察側もたまには凄いことをするなぁ。
爆弾を仕掛けられたバスは死に向かって疾走する。
Gシリーズ、緊迫の第4作。
山吹早月と加部谷恵美が乗り込んだ中部国際空港行きの高速バスが、ジャックされてしまった。犯人グループからは都市部とバスに爆弾をしかけたという声明が出される。乗客名簿...続きを読むにあった「ε(イプシロン)に誓って」という団体客名は、「φ(ファイ)は壊れたね」から続く事件と関係があるのか。西之園たちが見守る中、バスは疾走する。
Posted by ブクログ 2018年08月06日
今までにない森博嗣を見た一冊だった。登場人物の心理描写に重きを置いた回でした。
真賀田四季のふわふわ感…Gシリーズは回を重ねる毎に抽象的な感じが増してきて,掴み所のない何かを追っている要素が強くなってきている。気になる。早く先に進みたい!
Posted by ブクログ 2018年01月06日
3
山吹と加部谷が東京→中部国際空港行の高速バスでバスジャックに遭う話。乗客名簿のεに誓ってという団体客名。各乗客の心理が描かれており、εをネット等で見て扇動されている感じ。集団自殺思想。バスは2台あったらしい。警察による囮作戦、携帯による起爆、トンネル。四季シリーズにある肉体と精神、精神はずっと残...続きを読むる的なことか。四季を追っている公安の沓掛が登場。好奇心は支配欲と似ている。知るという行為は情報を自分のものにする、ある種の支配。φ、θ、τ、εとつながりがあるのでは、同じ団体が発しているのでは、四季が関わっているのでは。色々と示唆がある。破壊感情が人間にはある、それがいけないという強固な社会観念がその証明ではないか。理由があるから殺すのはなく殺すための理由を探している。謎の組織の活動やキャラの謎はまだ見えない。次が気になる感じ。なかなか面白い。
Posted by ブクログ 2017年03月21日
とりあえずこのシリーズをまずは読破したいと思い、
連続で読んでいます。
シリーズ全体的に大学生活がメインの話なので、自分が大学生だった頃を思い出してしまう。
とはいえ登場人物たちは、頭が良く優秀な学生たちなので、自分の大学生活とはまた少し違う。
自由で平和だった大学生活を読むたびに味わえて、とても...続きを読む得した気分になれます。笑
今回は加部谷と山吹の今後の関係が気になる内容でした。
Posted by ブクログ 2015年01月03日
バスジャックという密室と山奥の別荘よりは劣るもののミステリーに頻繁に登場する舞台を敢えて森氏が用意した時点で、普通の展開になるはずがないことが容易に想像できるので、今回の結末は想定の範囲内でした。
その視点で読み進めると伏線にも甘さが感じられ、森作品にしてはやや不満かな。
Posted by ブクログ 2014年05月05日
このタイプのトリックは、氏の作品のどれかで見た記憶がある。読者はズレに気づくことなく、最後まで錯覚したまま、萌絵の説明に悔しがったり、ホッとしたりしたことだろう。
私は少し別の二つの感慨を持った。萌絵の説明の前にはトリックには気づいたが、これを日本の警察がやってのけたということへのわずかばかりの尊...続きを読む敬の念。
もう一つは、死のうと考えることが間違っていることだとは、もはや考えなくなりつつある自分への驚き。
死ねるものなら死にたい。リセットしたい。
イプシロンに誓った人たちと、私は近い。
こう書くと、きっと誰もがひいてしまうのだろう。でも…真賀田四季の言葉に感応するのは、私だけではない。犀川も萌絵も。保呂草や各務、紅子もそう。
ただ頭脳は深く理解しながら、居場所が異なるのだ。あちら側と向こう側。
四季は今も、犀川を向こうで待っている。