森博嗣のレビュー一覧

  • 四季 秋 White Autumn

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    序盤からまさかまさかと今まで知らなかった相関図を仮定して読み進めながら何回もうわあ!うわあ!と思った。
    登場人物がかなりスペシャルだし徐々に明かされていく過去シリーズとの関係も興奮だし、犀川先生と萌絵ちゃんの模様も相変わらずなところがありながら大きな進展(なのか?)もちょっと見えるし、要素ぎゅん詰めだった。うわあ〜!

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    2022年07月31日
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    ネタバレ

    p93
    「弱音は駄目。それじゃあ、見た目は大人、頭脳は子供じゃない」
    「子供って、弱音吐く?」

    p122
    「絶対に駄目。来ても、ドア開けないから」
    「そうですか……。つまり、家にはいるんですね」

    p234
     たとえば、愛する人の笑顔を一度見ただけで、一日仕事で頑張れる。数秒間の笑顔が、大きな仕事を導くことになるのだ。でも、それは、笑顔を見せた人の能力ではない。仕事をする人間がもともと持っていた能力だろう。


    2017年刊行。他作品と比較すると、現代を舞台にしたXシリーズ最終作。
    Gシリーズのメンバーのサプライズ登場もあり。

    椙田、小川、真鍋はX,Y,Zのジェネレーションのアイコンとして

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    2022年07月16日
  • 本質を見通す100の講義

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    生き方のヒント

    生き方のヒント……というにはあまりにも中身が濃すぎる。
    生涯、これを参考にして生きようというフレーズがいくつもあった。
    「オリンピックのランナが金メダルを取った。それは彼だけの力ではない。競技場の石を取る人もいる。それはその人のやるべきことで、それをしたまでだ。その人はそれをしようとしたのだ。スタートを切ったのだ。あなたがスタートを切れないのはなぜか……」など、森博嗣の気づきの深さ、思考の深さだけのものだ。

    最近、テレビやネットの記事で「他の人とは違った見方を自分は持っている」と、引っ張りだこになっている人がいる。彼のその持論はどれもそこらへんのエッセイやネットの情報をピックアップして自分の

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    2022年07月04日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

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    ネタバレ

    wシリーズを読んでいても思うことだけれど、正しいと考える思考回路、復讐したいと思う精神反応など、人にしか感じることがない、人以外、自然界には存在しない感情から人間の弱さ、脆さ、億劫さをすごく感じる。そして、それが人間の証明、定義だという皮肉と美しさ。

    主人公はある一点で、動物から人間への進化の分岐点で生まれたであろう復讐という精神反応について、なぜ植え付けられて育てられたかのか、正しい、間違い、正しい、間違い、をひたすら行ったり来たりしている。

    「一度人を殺した人間はまた人を殺すかもしれない。その前に罰しなければ。」その考え自体が病んでいる、と話すスホ。スホの話す言葉を聞き、ルナティックシ

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    2022年06月02日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    ネタバレ

    いつもボンヤリしながら読んでいるこのシリーズで、ちゃんと筋を追えたのは結構少ない。いつも何かしら襲撃されてるなーくらいのイメージだったけど、ヴァーチャルでリアルのボディを探して欲しいと依頼される→ヴァーチャルの人格とリアルボディの人格は別人→依頼人はヴァーチャルでしか存在しないのでボディは無いです!は理解出来た。

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    2022年05月25日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

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    人間とは何か、自分とは何か。S&Mシリーズからずっと根底に流れている命題のような気がする。森博嗣さんはいつからこの構想をしていたのだろう?

    リアルからバーチャルへ移って行く世界。バーチャルでの国家としての独立。森博嗣さんの発想はいつも新鮮で、あり得そうな所をついてくるので、読むのが楽しみだ。

    グアトの護衛を失敗し、バスルームで泣いているロジを励ましに行くかどうかのクラリスとグアトのやり取りが、とても面白かった。

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    2022年05月24日
  • 天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?

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    人類は淘汰されるのでしょうか?

    境目が無くなってくる。

    人、ウォーカロン、人工知能。

    どちらかに偏るのか?


    色々と繋がりが見えて来て、後1冊で終わるなんて予想がつかない。

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    2022年05月20日
  • 彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?

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    何が起こっているのか、何が登場していて、どういう常識の世界なのか……というのが分からないまま物語が始まり、物語が進むとともに世界が見えてくる。そして同時に恐ろしいことにも誘導によって気付かされていく。中々素敵な構成のストーリーで、なるほど……と思わされた。

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    2022年05月09日
  • アンチ整理術 Anti-Organizing Life

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    推理作家さんですよね、こーゆービジネス書も書くんですねと、なんとなく読み始めたら、予想以上の内容。

    お墓のこと、知識と教養、考えることなど、さまざまな整理することについて、共感する部分が多かった。

    編集者とのメールのやりとりコーナーも読みがいがあり、
    なんか孤独だなと感じたら、手にとりたくなる一冊。

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    2022年04月28日
  • 四季 秋 White Autumn

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    ネタバレ

    瀬在丸紅子がかっこいい。
    林や四季が惹かれるのも納得。

    春、夏と四季目線だった物語が、今作では犀川、萌絵、各務、保呂草を中心に進んでいくので、S&Mシリーズ・Vシリーズのファンにはたまらない。

    みんなそれぞれが歳月を重ね、人間としても成長しているのも見所。
    今まで点と点だったものが線になったような一作。
    今までで一番楽しめた。
    いよいよ次で本シリーズが終わると思うと少し寂しい。 

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    2022年04月24日
  • 君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species?

    購入済み

    考えてしまう

    このシリーズはヴァーチャルというものを強く意識させる。コロナ禍でリモートワークやオンラインミーティングが日常になった。ネットの向こう側には人間が働いていると思っているが、会ったこともない同僚も増えてきたし、ひょっとしたら人工知能だったりして。と思ってしまうのもこの小説の影響?

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #深い

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    2022年06月19日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    やはり素晴らしく高い場所に森博嗣先生はいらっしゃるんだと感じました。

    人間、人工知能、ウォーカロン、ロボット。
    そこに違いはあるのか?
    あるとしたらどの部分なのか?
    近づいていくのか?

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    2022年04月11日
  • 青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light?

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    森博嗣先生は本当に現代の人なのでしょうか?

    人工知能がより人間らしくなっていくためには?

    人、ウォーカロン、人工知能、
    共存していくためには?

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    2022年04月08日
  • 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest

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    薄い本なのに読み応えと充実感がスゴイ。

    保呂草と萌絵が絡む特殊なシチュエーション。二人の会話は難しい。そしてなんとなく相性が悪い感を感じ取ってしまうのは穿ち過ぎ?やっぱり萌絵&犀川・保呂草&紅子のほうがしっくりくる。

    本の内容に直結することではないけれど「題」の字面がとても好き。

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    2022年03月27日
  • χの悲劇 The Tragedy of χ

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    あー!なにこれ!!めちゃくちゃ面白かった!!!!
    そもそもの話、島田さん好きなんだよな、わりと。

    データ入手のためにチームで乗り込む(と言っていいのか)ところ、読んでてとてもわくわくした〜面白かった〜。コンピュータの知識が全くないけど、読んでるだけで楽しかった。

    しかもキャストが豪華…本人が名乗るまで全然分からなかったけど、そうだったの?!ってなる。
    ラヴちゃんと仲良く幸せにいてくれ…。
    記憶力ないから小山田さん誰?状態なので、すべてがFになるを確認したい…。お父さんなの?お母さんが各務さんなの??え、それってどういうこと??
    あーめっちゃ面白い。

    ずっと島田さんの年齢を予想しながら読ん

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    2022年03月17日
  • 相田家のグッドバイ Running in the Blood

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    私は紀彦さんとは似ても似つかない性格だと思うけど、何故か紀彦さんにとても感情移入しました。
    置かれてる環境がなんとなく似てるからなのか、彼が発する言葉に逐一頷いていました。

    森博嗣先生の私小説との事ですが、物凄い告白のような気がします。

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    2022年03月09日
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    森さんの新作を読んでいたら×シリーズが読みたくなったので、最終巻を久しぶりに再読。
    あーこういう話だったなー、と。懐かしい。所々にハッとする文章があるのが森博嗣小説なんだよなぁ。
    てか、萌絵ちゃん落ち着きすぎだわ。大人だなぁ。

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    2022年02月23日
  • イナイ×イナイ PEEKABOO

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    ダマシ×ダマシを読んだらシリーズを最初から読み直したくなったので(笑)
    そしてコレを読んだら椙田と萌絵ちゃんの絡みを読みたくなった。これぞ森沼。
    小川さんが若いのにびっくり。勢いがある。シリーズ通して年を重ねたんだなぁ、と思う。

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    2022年02月23日
  • 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?

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    “私たちは生きているのか”テーマに魅了されて読んだ。森博嗣の本はサイエンス的メタファーな世界に富んでいる。そして、理系だった我は魅了される。
    生きていることのテーゼは何なのかそんな哲学的議論をくれた。サイエンス的で哲学的な世界。

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    2022年02月19日
  • タカイ×タカイ CRUCIFIXION

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    再読。このシリーズにしては派手な事件(笑)でもやることは相変わらず地味。探偵って地味なんだよね。再読で気づいたんだけど、めちゃくちゃ西之園回じゃね?ラストにはあの人の名前も出るし。あちらも読み返さなきゃ。「幻惑の死と使徒」は再読必須な気がする……

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    2022年02月18日