私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?

私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?

759円 (税込)

3pt

脱走したウォーカロンたちが潜んでいるというアフリカにあるコミューンへやって来たハギリたち。彼らはそこで、新しい生命のあり方を体験する。

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私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年02月19日

    “私たちは生きているのか”テーマに魅了されて読んだ。森博嗣の本はサイエンス的メタファーな世界に富んでいる。そして、理系だった我は魅了される。
    生きていることのテーゼは何なのかそんな哲学的議論をくれた。サイエンス的で哲学的な世界。

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    Posted by ブクログ 2021年05月13日

    #私たちは生きているのか?
    #森博嗣
    Wシリーズ第5巻
    もともと哲学的な内容を含むシリーズだけど、ここまででいちばん哲学的。
    めっちゃ深い。
    特に最後のシーンの、ローリィの発言に対するデボラの考察なんか、特に哲学チックだなぁ。
    どハマりのシリーズです。
    個人的な意見として、森博嗣の文体と伊坂幸太郎の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月17日

    毎回プロローグ、エピローグがあるが、シリーズ5作目のエピローグは、いい。テンポ良く、楽しい会話がいい。

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    Posted by ブクログ 2018年11月22日

    非常に面白かった。冒険小説の形をとっているが、人間とは何か、命とは何かということを主題にした文学になっている。特に本書では脳だけになった住民達がバーチャルの世界で幸せに暮らしている描写があったが、いずれ遠くない未来にはそうなっているかもしれないし、自分ももし高齢となり、体の自由が利かなくなった場合、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月02日

    富の谷。「行ったが最後、誰も戻ってこない」と言われ、警察も立ち入らない閉ざされた場所。そこにフランスの博覧会から脱走したウォーカロンたちが潜んでいるという情報を得たハギリは、ウグイ、アネバネと共にアフリカ南端にあるその地を訪問した。
    富の谷にある巨大な岩を穿って造られた地下都市で、ハギリらは新しい生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月29日

    「素晴らしい答だね。君は生きているんじゃないかな?」
    「いいえ。私は、それを自分に問うことさえありません」
    そうか……。
    生きているものだけが、自分が生きているのかと問うのだ。(P. 262)

    哲学的でいて、どこか牧歌的、穏やかでいて、アクションシーンが多い、というチグハグなものを内包しているWシ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月18日

    このシリーズのすごいところは、連載が始まった当時は、「ここまで人工知能は進化するのか?」と思っていたけど、今では容易にそういう未来が想像できてしまうこと。

    それぐらい今の人工知能の進歩が速いし、それを予想できる著者の想像力がすごい。

    ある集落が人工細胞の次のステップに行っていることにも驚いたが、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月26日

    後半はデボラの痛快電撃活劇!みたいな感じだったけど、あのスピード感は好き。
    エピローグのやり取りはSMシリーズのようだったなあ。「幻惑の死と使徒」を思い出した。

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    Posted by ブクログ 2022年06月23日

    Wシリーズ第5作目
    タイトルの通り、生きているとは何なのか。
    感情を持つこと、生きているとは何かを自問すること。
    その答えはまだわからないのが生きているということなのかという禅問答のような葛藤が描かれていた。
    人工知能が発達した世界において、人が人の体を持って生きる意味とは何かを考えさせられた。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月14日

    読むのに時間がかかったけど、面白かった〜!生命工学がここまで発展した世界だと、こういう展開になるんだなぁ。純粋に面白い。
    デボラがとても心強いし、良い友達で嬉しい。ウグイも可愛らしい。デボラとの最後の掛け合い、とってもほっこりする。

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