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Posted by ブクログ
「これは、狙ってやっているのかな?」と感じたら、十中八九、それはもう何年も前から伏線が敷かれていた、仕組まれたものなのだろうな、と森先生に関しては思っています。
そういう意味で、「ここへ導かれて来たのではないか」と感じるハギリやヴォッシュのように、読者は「こう考えるように仕向けられているのではないか」と森先生に対して思うのかもしれません。
Wシリーズは(たぶんそれもわざとなのだと思うけれど)、現代と、これから進むであろう未来の可能性を大いに示唆していて、読んでいて、何度も本を閉じて考えさせられます。
道徳的、倫理的な問題を扱っているにもかかわらず、本体温は常に低めで、でもだからと言って血が通っているわけではないのが特徴的。
森先生の文章は、ささくれだった心を収めてくれるように思います。冷静とは冷徹ではないのだな、と。
ストーリーとしては、ヴォッシュ博士の登場で、謎だったことが少しだけ解明されます。が、最後のエピローグでどどーんと爆弾が落下されたので、また分からないことだらけです。
機構以外で、人間とウォーカロンを違わせるものは、なんなのか。最近のロボット産業の発達を見ていると、そう近くはない将来に、同じ質問を人類は投げかける必要が出てくるのかもしれないな。と思います。それが良いことか悪いことかは、また別問題ですが。
Posted by ブクログ
Wシリーズ第2弾
チベットのナクチュ特区でのシンポジウムで起きたテロの話。
ハギリ、ウグイ、アネバネ。この辺りが主人公グループになるのかな?リョウやヴォッシュなどの科学者たちも今後絡んできそう。
Wシリーズになってからアクションがだいぶ増えてきてハラハラドキドキ˙ᴥ˙。
でもウォーカロンを停止させるプログラムが仕込まれてる事が分かってしまうと、今後ハラハラできるのか?
そして、その停止キーワードを有能な科学者たちに一人一人伝えていくマガタシキにはどんな意図があるのか。
結局、
ナクチュ特区 = ルナティックシティの未来
だという事かな?(ルナティックシティはインドかチベット、という記述があった)。百年以上閉ざされていたからこそ、ここの特区の特殊性が生まれたという事かな?
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