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Posted by ブクログ
主人公の水柿くんは大学の准教授で、大学であった出来事に関連して色々なことに思いを巡らせるようなお話である。
主人公の水柿くんはほぼ確実に作者自身のことであり (それはたびたび作中でこれは小説であることを念押ししていることからも逆説的に読み取れる)、作者がこの文章を書いているときに考え付いたことを無計画にツラツラと書き起こしている感じが好き。
そのために、話の主題が違うところに飛んで行って、数ページぐるぐる旋回してまた戻ってくることもしばしばである。
それを読みにくいと感じる人もいるかなあと思うが、作者の思考のリアルタイム性みたいなものが垣間見えて自分は面白かった。
Posted by ブクログ
ええと、なんだろな、これ(笑)。フィクションですって書いてあることがもしかしてフィクションなのだろうか?乗りとしてはなんというかエッセイというかネット日記に近いものがあるぞ。
「ブルマもハンバーガも居酒屋の梅干で消えた鞄と博士たち」うーむ、各編の題名が土曜ワイド劇場のように長いけれど、題名見ても何が謎なのか誰が犯人なのかさっぱりわからないとことが土曜ワイドとは一線を画していますよね。
「ミステリィ・サークルもコンクリート試験体も海の藻屑と消えた笑えない津市の史的指摘」何字あるんだ、というかこの場合はミステリ・サークルでよいのでは?
「試験にまつわる封印その他もろもろを今さら蒸し返す行為の意義に関する事例報告および(「これでも小説か」の疑問を抱えつつ)」うーん、なんなんだろね。でも教壇の上ってほんとに皆のしていることがよく見える。これは真実だね。
ええと、あと二編あるんだけど、もう題名はよいよね。そういう雰囲気、ファン必読(笑)
Posted by ブクログ
Mシリーズの1作目です。
エッセイ的要素を多分に含んだ小説なのかなって感じでした。
水柿君がすごくおもしろくて、森さんも普段こんなこと考えてたりするのかなとか思いながら読みました。
私的には1話と5話が好きなんです。
どの話もいろんなエピソードが詰め込まれすぎてて、これはおもしろいっていうのもあれば、これはよく分からないなっていうのも。
というかエピソードがありすぎて、特におもしろかったの以外はあまり覚えてません…。
でもおもしろいところは思わず笑っちゃいながら読んでました。
水柿君の人柄はとても好きになりました。
にこにこっていうところとかすごくかわいいです。
愛妻家なところも素敵。
あと2作読むのが楽しみです。
Posted by ブクログ
スカイ・クロラやS&Mシリーズなどで知られている森博嗣さん。
本書はその森さんによるエッセイ集なのですが、自らを題名にある水柿助教授と言う人物として表現する等、フィクション形式を採用しています。
後半になるにつれ脈絡のない話になって来ていますが、色々と面白い一文があり、例えばミステリィファンの奥さんを紹介する一文では
ミステリィファン、というのは、つまり、ミステリィ小説を読む人たちのことで、ミステリィ小説を書く人のことではない。
この点が重要なのである。
や、大学教官の奇妙なエピソードを紹介した後、
大学の教官というものは、相当におかしい人種なのか、と思いがちである。
それはとんでもない誤解だ。
こんなものは氷山の一角であって(以下省略)
と言った物があります。
他には、大学受験の答案用紙採点の際、医学部の40代の女性助教授が採点しながら
「馬鹿野郎!何考えてんだぁ!」
「うーん?読めんなあ・・・。何がいいたいの、あんた?」
「まったく、駄目だよ駄目だよ、話にならんぜ!」
「おぉ、この子は賢いわぁ・・・、うんうん、字も可愛いし」
とツッコミを入れていた「煩い」エピソードの紹介など、思わずクスッとなる個所が多かったです。
著者の筆が滑りまくった感のある一冊となっておりますので、読者の方も滑りながら読むのがおすすめ。
色々とコムツカシイ事(ただし内容はくだらない)を考えるのが好きな人にはもっとおすすめな一冊です(笑)
#自分で書いておきながらではありますが、滑りながら読むって一体どんなのだ?(笑)
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小説・文芸
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