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諦めるということにネガティブなイメージを持っていたが、この本を読んで意識が変わった。諦めることで別の選択肢にシフトすること、全く悪いことではないと思えるようになった。
主題ではないが、「楽しさは、夢へ向かう加速度にある。」が新たな発見。楽しみを見つけるために、興味を持ったことはまず始めてみたい。
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為末大さんの「諦める力」に共感した人はぜひ合わせて読むべき一冊。
さらに理解が深まること間違いなし。
夢を叶えるために、手段を諦めることは決してネガティブなことじゃない。
むしろ諦めることによって夢が叶うと。
「その夢はもう諦めた」と言う人のほとんどは実は諦めきれていない。
それは夢ではなくただの憧れであって、何も行動していないだけ。
(この考え方には胸が痛い人が多いはず。もちろん僕もその一人w)
本当に夢を追いかけていれば具体的な行動を伴っているはずで、だからこそ諦める機会が訪れる。
もっと夢を真剣に考える必要があるなと痛感した。
また、他者に期待しない生き方はすごく参考になり、今すぐに実行しようと腹落ちした。
何度でも読み返したい良書。
【Action plan】
①夢についてロジックツリーで深堀する
②他者に期待せずに生きてみる
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諦めるのはなにかもっと大事なものを守るための手段であることを忘れてはいけない。諦めることに善悪もない。政界も間違いもない。唯一のアドバイスは考えなさい。また再読したい。
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何を諦めて、何を諦めずに得ていくのか、その線引を考えるのが大変だと思ったが、考えることを放棄しては自分の真の欲を満たせないことも段々理解してきた。良い傾向だと思う。読み続けること。
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個人的にこの新書自分の中で大ヒット。
諦めるということの定義によってこうも価値観がかわるのだなぁと目からウロコ。
諦めると、憧れることを辞めるのは別で大抵の人は後者であるという。自分を含め周囲を見渡しても確かになるほどそれはそうだ。
「大人になること」にたいする作者の見解も面白い。理性で感情をコントロールできない大人は子どもがえりをしているか未熟かというのはたしかに他人を諦める際にすごく参考になる考え方かもしれない。
何せ私個人が森先生の考え方やキャラクタのファンなのでとても楽しく価値観のアップデートができたように思う。
私も諦める、をやっていくぞ。
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さまざまなことを諦めることについて。
最終章の、人に期待することを諦める、というのが大変勉強になった。
身内はもちろん、他人にも期待することを諦める。期待するから腹が立つし、欲が出る。
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森博嗣!って感じだった。
自分のために生きたいよねということとどんな物事にも真実なんて無いのかもしれない森博嗣の本を読むとしみじみ思う。
悩むということは考えること。
人間の精神は人を恨みやすくできている
自分をどう見るかを気にしたい
どんなに目立つことをしてもどんなに人から感謝されることをしても、それが仕事だったら、偉くもなんともない
期待しないで負けたときに拍手を送ることが、応援だし、愛ではなかろうか
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森博嗣のブログや新書を読み慣れているので論調は想像する通りだった。
読者との問答集が途中に挟まっているのが珍しいように感じた。
中でも「夢を諦めた方がいいでしょうか?」「今のままでいいのでは?」のやりとりが、一番興味深かった。
夢の実現のために何か投資(金銭的時間的に)をしておらず、漠然と思い描いて暇な時にふとよぎる程度の「夢」なら、諦める以前の話では、ということらしい。確かに。
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こうあるべき自分に縛られて、息切れ気味だった時「諦めの価値」というタイトルに惹かれた。自分に期待しない、他人にも期待しない。あれもこれもと複雑に考え過ぎて、人の目を気にするのはやめる。著者の本は数冊読んでいるが、毎回奥様とのエピソードが興味深く楽しみにしている。読み終えた後のスッキリ感...今回も森博嗣ワールドでした。
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諦めて良い。
諦めることは決して悪いことではない。
諦めることにより、物事が好転することもある。
(ないかもしれない。
人に期待しない。それも諦め。
人や何かにイライラしたり、怒ることも、期待をしているからであり、
何も期待していないのであれば、特に何も感じることはない。
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諦めるという行動は本当は夢や理想を見るだけでは生じない、というのがすごく共感。
行動を起こさないのに諦めるというのが一般的な感じなのかな。
そう言われると私も諦めた事って少ない。
論理的で割り切れているし、分かりやすい。少なくとも私にとっては。
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森博嗣独特の語り。いいよね。
本当の意味で諦めるのは難しい。なぜなら諦めると決断するだけの努力や行動がなければいけないからだと。確かに。
印象に残ったのは、期待しないということ。自分にも家族にも何にも。期待するから、それとのギャップがあると辛くなる。だから期待することを諦める。
うつ病になってから、結構、諦めができるようにはなったと思っている。出世なんてもはや論外。リーダーになって組織をまとめたり、誰かを指導したりなんて自分で一杯いっぱいなんだから無理、と諦めた。みんなに好かれたいと思ってたけど、そんな必要は全くない、と諦めた。正直、生きることも諦めたいと思うけど、まだできない。家族の将来は諦められないらしい。もっといろいろあきらめて、シンプルに生きられれば、不安なんてなくなるのに。諦めるためには、お金も必要。だから、もっとまずは行動せい、ということか。いやはや、しんどいですな。
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自分にも他人にも期待しないようにしよう。
自分が勝手にこうあってほしいと考え、期待しているから、思ったとおりにいかないとイライラする。
常に客観的に判断できるように、心がけたい。
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言ってることはこれまでと似たような感じ。
相変わらずの生活を送っていてやはり森博嗣は素晴らしい人物だと思った。FIREが話題に上がるが氏はとっくに実現してる。先取る人だ。
スバルさんと3回目にあったときに「結婚をしないか」と言ったとか。このお二人の関係性はミステリィだ。
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他者に期待しない。
他者から自分への期待は相手の勝手だと割り切る。
なかなか難しい感情のコントロール。しかし他者に振り回されず、自分の人生に集中するために意識してみようと思う。
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諦めるとは何かをやり尽くした結果でありただ思い描いていただけのものは含まれない。世の中の大半は行動を共わない憧れを諦めと誤認している様だ。
諦めるほど何かに取り組んだ人は諦めても何か残るものがあるだろうし形を変えて挑戦し続けるだろう。諦めるを気軽に使っていた自分が恥ずかしく思えた。
その他に他人への期待しない諦めという考え方も面白い、自由に生きられるエッセンスが詰まった本である。
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やっぱり森博嗣さんって、個性が飛び抜けてて、おもしろい人だな。でも、当たり前だと思ってたことにいつも疑問を投げかけてくれる。いつのまにか周囲に合わせてきた自分に気づく。で、自分は自分で良いのだと思わせてくれる。
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頑張れば望みは達成されるという世の風潮の逆張りになっているが、締めるところかは締めるけど固執はしないという発想は賛同できる。多分ギャンブルを嗜まれている方にとっては「見切り」に繋がるのかもしれない(作者はそんな事言っていないけど)。
作者の意図とは違うかもしれないけど原始仏教的な考え方に一脈通じると思った。
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質問コーナー(?)の質問が、客観的に見るとそんなことで悩んでるの…、それならさっさと行動したらいいじゃん…、と思ってしまうことばかりなのだが、内容は違えど私自身の悩みも側から見ればそんな感じなんだろうなぁと思わざるを得ない、、、。
そして、森さんの回答が質問者に寄り添いすぎず、真ん中に立っている人の考え方でスカッとする。
森さんが全部正しいというわけではないが、ひとつの視点として持っておきたい考え方だなぁと思う。
読み終わったらすぐに売ってしまおうと思っていたけど、気楽に何度も戻ってきたい本である。
p8 ただ「やりたいなあ」と憧れているだけの段階では、「諦める」ことはできない。
p18 成功するには、少しでも確率の高いもの、あるいは期待値の高いものを選択すること。ほぼ、これに尽きる。
p40 本当に「望む」のなら、なんらかの行動が伴うはずである。
p47 いったん諦める決心がついたら、直ちに判断し、実行する。実行したのちは、ぐずぐずと過去を振り返らない。
p51 なにかを実際に始めて、失敗をして、諦めた人ならば、少なくともそこまでの段階で得られたものがあり、自身が進化している。次に挑戦したときには、もう少し高いところまで手が届くかもしれない。
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タイトルを見て、森博嗣は好き勝手に書きたいものを書いて、諦めなんて無縁だろう、とまず思った。
すると内容は、予想の5倍くらい浮世離れしていて、でも実践的で、真似できるかは分からないけど、すっかり森博嗣という人間に魅了されてしまった。
かなり好き嫌いがあると思う。
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■ Before(本の選定理由)
森博嗣の新書なんてあるのか?珍しい。
(後に、小説以外の本が20冊もあることを知る)
■ 気づき
大半の「諦められない」エピソードは「できたらいいな」の願望と混同されている。泣いて馬謖を切るでは無いが、失うものと比較して始めて「諦め」になるのでは。
■ Todo
試さずに「どうしたら良いでしょうか」と訊かない。
試してみての課題のTry&errorを褒めてあげる。
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そうだよね、子育てだって、親の介護だって、本当にやりたかったら障害にはならないよね。と思いながら、それでも細々と続けてきたのはこれも諦めなのかなあ。私はあきらめてるのかな。あきらめてないのかな。どっちなんだろう。でもほかにやりようがあったとも思えないし。これでいいわけはないけれど。つらい。うーん。なんだろう。いろいろと思うところはあるけどうまく言葉にならない。泣いてどうなるものでもないが。
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めっちゃおもしろい。
平凡な日常を諦める、みたいに「諦める」という言葉を使っているだけで、実際には将来に向かって進んでいると思った。
自分的には、他にしたいことはたくさんあるけど、それらを諦めて、この本を読んだって感じか。実際にしていることの対には、かならず何かを諦めていると思う。諦めているのではなくて、最善の選択ができているんだと思う。物の言い方ひとつなだけでは。
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「諦めた」は諦めていない人ほど言うことがわかった一冊
期待しているから諦める事態になる。諦めずに頑固に進む(止まる?)のではなく諦めて方向転換する、別の方法から考えてみるというのが考えて生きることなんだと感じました。この本以上に「諦める」ことについて色んな方向から考える本はなかなかないと思います。主張されていることは不思議と納得できるので諦められないことがある方はぜひ読んでみてください。途中に人生相談があったり、編集者が書けって言ったから書いたという記述があったり受け身な感じながらも主張はしっかりされている不思議な本です。
以下、印象的な3つの考え方が書いてあるページを紹介
●頼りになる人の条件(P60)
●自分の人生これでいいのでしょうか?(P82)
●多くの夢や欲望は突き詰めると別の目的が潜んでいる(p264)
最後に、著者の自由なライフスタイルに驚きます。基本趣味をして1日過ごしているが著作は300冊以上もある。そして元理系大学教員という不思議な方です。