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Posted by ブクログ
久々に読んだ森先生の本。やはり面白い!!
SMシリーズ読み返そう!
四月は君の嘘風に表現すると、モノクロだった人生が主人公の人生が、不動産屋に就職し、様々な人たちの人生に触れることで色づいていく物語。
天才が出てくるわけでも、殺人が起きるわけでもない、とびきり仰天するドラマもない。ただし客はみんなちょっと変。
いつの間にか引き込まれる。
登場人物への共感は難しい。主人公は熱量が低いし、みんな好き勝手に生きてるし。
なんで面白いのか。なんで?と言われたら、無理やり捻り出さずに、何ででしょう?とか聞き返そうなくらい熱量が低い、その絶妙な空気感
Posted by ブクログ
『長針がずっと回らないまま、短針がぐるぐる時間を送るような』
あれ?私森博嗣の作品を読んでるんだよね?三浦しをんでも、伊坂幸太郎でもなく、森博嗣の作品を。
文章に紛れる独特のリズムと、鉄でできたような綿飴の味、拒絶に近い人への敬遠の影を少しずつ楽しんだ。
いつ人が死ぬのだろう。どんな悲しい別れがあるのだろう。最後は全部壊れてしまうのでしょう?と、思いながら読んでいた。でも、そんなことはこの本の中では起きない。絶妙に全てが和らいで感じる。どこか暖かいような。冬の日よく晴れた昼過ぎの日差しのような。
もちろん、森博嗣なんだから、ただじゃ終わらない。最後の数ページで濃縮された森博嗣を味わう。
日曜日の午後、珈琲とドーナツを食べながら読むのに、とても良い一冊だった。
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