感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2019年08月12日
ついつい寝ずに読んでしまう作品です。
続きが気になっちゃって夜な夜な最後まで読み進めて、結局、分からず、再読したり、検索したりと時間のかかる作品です。
で、結局、自分の中ではこの結論にしよう。その方がみんなが幸せだしね。と着地させるような作品です。
いくつかの解釈が残り、明確な一つの答えが提示されま...続きを読むせんが、そこが良いです。余韻を楽しみつつ、いろいろと妄想を膨らませられる良い本でございました。
Posted by ブクログ 2023年08月05日
章ごとに話者が勅使河原と森島とで、入れ替わる構成。
橋の構造。
振り子のズレ方向。
外部侵入者が居ない場合、勅使河原パート、森島パートで「嘘」が書かれていないならば、犯人が居ないことになる。
これらから、バルブが二つあることを導き出せたか……と言われると自分には無理でした。
最後の宮原パートが混...続きを読む乱しますね。
で、結局、四重人格オチなのか、超法規的な力で以て戸籍を変えたオチなのか、どっち?!
Posted by ブクログ 2023年07月10日
4/5くらい読んだ段階では★3にしようかと思っていたけど、残り1/5読み切って最終的に★4。
事件が終わって、解決編に入るのかと思いきや、なかなかトリックの解説に入らなかったので、途中は読みながらやきもき。ただ、最後まで読んで、一見意味のなさそうな描写にも意味があったということは理解できた。
どんで...続きを読むん返し系に含まれるといえば、含まれるのかもしれないけど、個人的にはもう少しすっきり終わる話が好き。ただ、解説を読んでこれが森さんのスタイルということは納得した。専門的な話が多くて、作者はどんな人なのだろうと思ったが、工学系の教授ということでこちらも納得。
密室系の作品は好きだけど、建物の見取り図が覚えられない、イメージできないせいで、毎回読むのに苦労する。
★4にしたけど、読み応えと満足感はすごい。今後こういう作品もたまには読みたい。
Posted by ブクログ 2022年07月05日
久しぶりの森博嗣作品。
長いのに読みやすくて面白くて一気読みしたけど、話は難しい。
でも好き。
20年以上前に書かれてるのに、今読んでも近未来感溢れてる話。
A海峡大橋の柱の中に作られた核シェルターで起こる連続殺人。
被害者が握る2つの玉。
冒頭で明かされる入れ替わりの主人公達。
物凄いスケールの...続きを読む大きい解決編が描かれたかと思ったら、急転直下の結末に理解が追いつかず、思わずもう一度最初から読み直した。
それでもすっきりはわからないのだけど、それもまた森博嗣作品の面白さだと思う。
読んだ後に様々な考察を見て妄想を広げるのも楽しかった。
そんな余韻が半端ない話でした。
Posted by ブクログ 2022年06月15日
森博嗣が好き、かつ章立てがいかにもおしゃれで購入しました。さすがのトリックで安定的におもしろかったです。最後の最後、解釈の余地も絶妙。
Posted by ブクログ 2020年08月15日
1度読んでいたっぽいけど、忘れてまた買ってしまいました…。
ただ、結末とかは全く覚えてなかったので、結局最後まで楽しく読めてしまいましたが(笑)
中々どんでん返しからの、どんでん返しの様な結末ですが、最後は個人的には何か納得いかない感じでした。
トリックは相変わらず面白い。
Posted by ブクログ 2019年03月23日
もしかして昔読んだっけって思うことがしばしば。森さんの作品って異なる出版社からあたかも新刊のように出てるから。
今回もそんな気がしてたけど、ただどんな結末か覚えてない上に、犯人が謎すぎて結局ラストまで一気読み。
そしてまた、いい意味で裏切られるというか、すっごくうまい感じに丸め込まれたというか、そり...続きを読むゃわかんないよーという展開。
でも、そんな森さん、嫌いになれないんだよな。
Posted by ブクログ 2018年11月06日
理数系ミステリー作家による長編。巨大な核シェルターという密室で起こる不可解な連続殺人。読み進めても全く解けない謎。二転三転する展開に驚愕。やっぱり森博嗣スゲー!となること間違いなしの傑作でした。
個人的には、最後のオチが蛇足に思えたけど、随所に散りばめられた理数的思考の数々を理解出来たら、スッと受...続きを読むけ入れられたのかな…?
【ネタバレ追記】
そうか!
作中の勅使河原潤は、橋を建てて破壊した。
自分の知識、財産で作ったものを、自分の手で壊して何が悪いのか、と。新しい技術者が台頭してきた方が有益じゃないかと。
あの結末も、森博嗣自身による破壊行為だったのでは。「綺麗に着地した物語」を破壊することそれ自体を狙っていたのか!!!!!
つまり、あれは森博嗣から若手ミステリィ作家への挑発だったんだ!
ガーーーーーーーーーーン!!!!!!!
すげえ!!!!!!!!!
Posted by ブクログ 2023年01月14日
なんか無理矢理な部分もある気もするけど、
なかなか思いつかないトリックだし、
ずっと2人の視点から描かれてたから、
2人だけになったときは、
え??どゆことってなりました。さすがです。
Posted by ブクログ 2022年09月30日
初めての森博嗣さんでした
そして二人だけになったというタイトルと、Until Death Do Us Part(死がふたりを分つまで)というのは最後まで読んでなるほど~となりました
勅使河原(弟)が初めて現れたのは1章-1の出だしにあるように3年前の夏?
森島姉妹、特に姉の方はアシスタントとい...続きを読むうことだから弟より前からいたのだろうか?
そもそも何が原因なのだろう、天才ゆえの葛藤とかかな?
色々分からないことが多すぎるので、考察サイト読んで再読決定です
各章のタイトルと、各章冒頭の難しい文章は意味不明です
出典を見て相対性理論と知ったけど、????という感じでした
ちょっとよく分からない…
Posted by ブクログ 2021年08月26日
「うまく感想が思いつかない」が正直な感想
結局どこまでが妄想で、どこまでが真実なのかわからないし、どれが嘘で、どれが本当なのかもわからない
自分なりに無理やり解釈するのならば、多重人格者である主人公のなかの人格の2つが恋に落ち、その2人が幸せになるための物語なのかなと、、
結局主人格は誰だっ...続きを読むたのかはわからないけど、副題の死が2人を分かつまでという言葉がこれほどまでにぴったりな2人はいないだろうなと
同じ体の中にいる2人だから、言葉通り死ぬまで一生一緒だからな〜〜〜
むずかし、、、
Posted by ブクログ 2021年07月31日
最初から多重人格と疑ってたが、まさかそこまでどは思わなかった。書き方とかは四季・春に似てたような感じ。そしてやはり先生の殺人に動機とかどうでもいいのか。。。
Posted by ブクログ 2020年09月27日
この作者の、他にはない、ゆっくりと崩壊していく感覚と、殺人を単なる事象にしか感じられない現実味のなさが好き。まさかの2段オチで楽しめた。
登場人物はあまりすきにはなれなかったけど、感情移入して読む本ではないのと、純粋に展開を楽しめたのがよかった。
タイトルで結論を表しているスタイルが理系だなと改めて...続きを読む読み終わってから思った。
Posted by ブクログ 2020年06月28日
内容がトリッキーすぎて訳が分からなくなった。
文章は非常に読みやすく、500ページがあっというまに終わる。
当然設定も話の展開も面白い。
一体どんな結末になるのか気になってどんどん読んでしまう。
ただ宮原視点になった瞬間世界が一転するので、ものすごい勢いで置いてかれたなあと。
でもこれはこれで良い。...続きを読む
独特な世界観のある作品。