森博嗣のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
あー!なにこれ!!めちゃくちゃ面白かった!!!!
そもそもの話、島田さん好きなんだよな、わりと。
データ入手のためにチームで乗り込む(と言っていいのか)ところ、読んでてとてもわくわくした〜面白かった〜。コンピュータの知識が全くないけど、読んでるだけで楽しかった。
しかもキャストが豪華…本人が名乗るまで全然分からなかったけど、そうだったの?!ってなる。
ラヴちゃんと仲良く幸せにいてくれ…。
記憶力ないから小山田さん誰?状態なので、すべてがFになるを確認したい…。お父さんなの?お母さんが各務さんなの??え、それってどういうこと??
あーめっちゃ面白い。
ずっと島田さんの年齢を予想しながら読んでたけど、全くの大外れだった。そんな年齢であんなプロジェクトをやってたの…?!天才すごい。
じゃあ萌絵ちゃんは、犀川先生は…ってみんなの年齢を計算しちゃうな。今より少し先の未来かなと思いながら読んでたけど、思ってたよりも随分先の未来だった。
本当に本当に続きが気になる。次はどれだろう。とにかく読むのが楽しみ! -
Posted by ブクログ
「集中力」があることは大切。
この言葉に対して、疑いもしなかった。
この本を読み終わった後は、集中力は要らないよなと腑に落ちている自分がいるのが不思議だ。
例えば、運転の話、集中する力が大切なのは言わずもがなであるが、この集中がもたらしているのは、処理や反応であって、色々な事を考える思考は排除されるべきものとされてきた。
しかし自動車の自動化が進めば、必要なくなる。
むしろ人間に求められているのは、思考力なのである。
集中しろ!と教育されてきて、社会に出れば、クリエイティブなアイデアが大切だ、つまり考えろ!と言われる。
社会の矛盾に気が付かせてくれる。
そして、具体的でわかりやすい説明が明快で面白い本です。 -
Posted by ブクログ
森博嗣の語り口が好きで、つい読んでしまった。
集中力という言葉であたかも集中することが良い、という評価から距離を取るきっかけになる本だった。
やったらやりっぱなしだけど、完成はさせる。一気にギリギリで仕上げるようなことはしない。
色んなことを少しずつ取り組んで、考える、と一つのことに取り組みすぎない知恵なのだと思う。
固有名詞が覚えられない、ということのエピソードで奥様と破綻しかけた話は思わず笑ってしまった。
固有名詞は記憶の省メモリ化が図れるが、固有名詞以外で伝えるときにそれ自体を忘れてしまったら立ち行かないというのも、固有名詞を覚えるのが苦手な自分にとって救われた気分である。
固有名詞以外で説明するのが常であるが、固有名詞はそれで有用な知識であるため覚えておいて損はないということは留意するが。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ今回の作品はファンタジー要素はかなり少なかった。むしろドラマがあったよう思う。
これまでも思っていたことだけど、氏の作品はどこまでが謎編でどこからが解決編なのかがわからない。いいとか悪いとかではなく、盛り上がりどころを自分でつくらないと、「あれ?知らない間に終わっちゃった」みたいな印象になる。
あと、いつの段階で誰が何を知っていたのかの把握はどんどん難しくなっている。最初っからそれなりに伏せられている情報が多いのが特徴だったけど、謎めいた人が1人増えたもんだから、状況理解が追いつかない。ここにきて、それは諦めつつある(笑)
そして相変わらず主たる登場人物たちはみんな自己中ばかりで、そこへのいらだちが余計に内容把握へのエネルギーを奪うという悪循環(笑)。感情豊かなキャラクターたちと評価すべきか?と自問自答して、いや、ちゃうなと改めて思った。