森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレゼンが現将軍の兄弟だと解る、まぁまぁ衝撃の巻だけど正直その辺はどうでも良くてw
ヤナギがタガミのフリするくだりとか、冗談を言うゼンとか、建物は作っている時が成長してる=生きてる訳で、完成した建物は死んでるのだから価値がよくわからない、みたいなのが印象に残った。
「強くなる事、生きる事」を仏像を掘る過程になぞらえる話がすごく良かった。
この辺り↓
あるものが正しく、あるものが間違いだといった明らかな区別はありません。
なにものも一つではない。
すべてを見て、あらゆる面から捉え、近くから、遠くから、見据えて、眺めて、その時々で修正し、あちらを削ってはこちらを削ってみる。そのうちに段々と、己のも -
Posted by ブクログ
#私たちは生きているのか?
#森博嗣
Wシリーズ第5巻
もともと哲学的な内容を含むシリーズだけど、ここまででいちばん哲学的。
めっちゃ深い。
特に最後のシーンの、ローリィの発言に対するデボラの考察なんか、特に哲学チックだなぁ。
どハマりのシリーズです。
個人的な意見として、森博嗣の文体と伊坂幸太郎の文体は似てると思う。
会話がとても気が利いている。
どっちも大好きな作家さんです。
#SF哲学ミステリ
#生きるとは
#死ぬとは
#人間とは
#バーチャル
#考えさせられます
#ウグイとの絡みもいいけど
#デボラとの絡みもいい感じ
#ようやく半分
#まだまだ楽しめます
#読書 -
Posted by ブクログ
「いずれ、どこまでも自由になって、なにもかも手に入れることができるようになる。全員が超能力を手に入れたら、それって、超能力でしょうか?」
「過去を振り返って、忘れないようにしようという式典が多いようですけれど…」
「あれは、過ちを忘れないように、ということだと思う ー 過ちというのは、忘れたから繰り返すものだとは思えないけれどね」
『人間というのは、じわじわと同胞が死んでいっても、それは自然の摂理だと諦める図太さを持っているのだ。自分が死ななければ、それで良い、自分の家族さえ生きていればかまわない、と考える。数十年後にはこんな世界になる、と科学者が提示しても、そのときには、どうせ自分は生き -
購入済み
子供時代の謎が解ける一冊
勉強という大きな概念を丁寧に紐解いて解説した本です。
そりゃそうだ、と思う一方て、その発想はなかった…と唸りながら不思議と納得。
身も蓋もない話だけど、だからこそ本質がみえてくる…今作も森博嗣節が炸裂しています。
自分か子供時代に漠然と感じていた勉強をすることへの不満、反発、今もなんとなく残る子供時代に抱えていたモヤモヤや謎が解けたような気がします。