森博嗣のレビュー一覧

  • 悲観する力

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    ネタバレ


    読書感想文を溜め込まずに書こう!
    と、新年に誓ったのに…
    9本も溜め込んでしまい

    書き終わるまで、新しい本は読まない!
    と、固く心に決めたハズなのに…

    絶妙なタイミングで、森先生の新書が

    読むよねぇー 笑




    本書では、例によって
    森先生が、僕はこうしてますよーと
    理路整然と、ちょびっとのユーモアを交えて論じている

    人類が、地球上で繁栄出来たのは
    「悲観する力」があったからだ

    あらゆるトラブルを想定し
    悪い事態にならないように
    考えうる限りの手を打つ
    と言う姿勢が大事である、と言うこと

    精神論や、運を天に任せるのではなく
    「物事はうまくいかない」を前提に
    思考するコトが重要だ

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    2020年08月22日
  • アンチ整理術

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    身の回りの整理も大事だけど、自分自身の整理の方が大事。

    大事だと思った事をメモしきれなかったので、再読する事に決定!

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    2020年08月11日
  • 森メトリィの日々

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    森博嗣の「森の日々シリーズ」日記、終終巻、2019年7月1日から2019年12月31日まで、「店主の雑駁」で掲載されていた(現在は消滅しているサイト)。ずーっとかなり長い間、森博嗣はネットで、仕事として日記を公開して、書籍化している。この本人曰く最後の日記は、特に60歳をすぎて、今まに生活して、引退とはいいながら、作家活動もして、充実している時間を、生活を見ることができる。
    2019年10月22日の日記は必読。ネット社会について、尊敬する人物たちはこのネット社会に居ないと看破する。

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    2020年08月11日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

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    もうずいぶん森博嗣を追いかけ続けている。80冊以上読んでいる。ほとんどが繋がっていて、一貫したテーマがある。新作が出る頻度は少なくなってきているが、出ると無条件で読んでしまう作家の一人。今回も、いつものテーマを書いている。それを見守る私。現実の世界は、でも、少しずつ森博嗣ワールドに近づいてきている気がする。

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    2020年08月06日
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    森博嗣Xシリーズ第6弾

    Xシリーズ最後の作品のようだ。何にでも終わりはあり、いつかは人々も別れの時がくるのかもしれない。このシリーズも様々な事件とそれを通した人間関係などが、複雑に絡み合って面白い展開を見せてくれたと思う。
    今回は、結婚詐欺の話から始まったが、やはりミステリー小説ということで殺人が起きてしまったかと思った。小川さんの心理描写の多さは、ムカシ✖️ムカシを連想させたが、主人公にふさわしい作品展開だったように思う。Xシリーズはこれで終わりだが、今後もこの稼業で成長して行くのだろうなと想像した。真鍋くんもバイトの経験から非常に推理も冴えてきて、キャラとして貫禄がついてきたかなと思った

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    2020年08月02日
  • 読書の価値

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    ここ最近の新書で1番

    著者の作品や新書はほとんど読んでいるけれど、ここ最近書かれた新書の中では個人的に1番面白かった。読書にフォーカスしているものの、それよりももっと広義で深い話をしている。本当に良かった。

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    2020年07月30日
  • 幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost?

    購入済み

    続き

    森先生の作品は全部読んでます。続きが気になるお話が少なく、差し出してくれた世界を堪能できるのでうれしいです。最近のはロジが愛されててうらやましい笑

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    2020年07月28日
  • 面白いとは何か? 面白く生きるには?

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    第三章「興味深い」という「面白さ」、が好き。インタビューも面白かった。「面白い」ものは自分で見つけるから「面白い」らしい。確かに、与えられたものはすぐ飽きる気がする。
    他者の存在に依存しない「一人の面白さ」こそ本物だ、と著者は言う。私は子供の頃から読書や一人遊びが好きで、今でも本を読むことを楽しんでるから、面白く生きてるかも。好奇心も旺盛やし。
    著者が趣味の活動の資金を稼ぐために小説を書いた、というのが面白い。才能を上手に使いはってんなぁ。面白い小説を書いて世に出すのも、立派な社会貢献やと思う。

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    2020年07月07日
  • つんつんブラザーズ The cream of the notes 8

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    今までなんとなくタイトルが似ているなあというような認識だったのだけれど、まえがきに、タイトルのルール書かれていて、ようやく理解できた。美智子上皇后のことが書かれていたりして、いつもより「社会とつながっている感」が多く感じられた。老後二千万円問題、戦力放棄、「謝罪しろ」について、「交通事故が怖いから運転しない」について、選挙運動が無駄、危険の確率はゼロにできない、だらだら進めるほうが良い人もいる、考えたことの1%を文章にしている、原発より危険なもの、いよいよAIの時代。

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    2020年07月05日
  • 臨機応答・変問自在 ―森助教授vs理系大学生―

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    この本の価値は「前書き」に集約されている
    前書きだけ読めば残りは読まなくてもいいくらいだった
    前書きと本編を合わせて読むと、しっかり森先生は前書きの内容通りの行動をしていると感じられるのでその点を感じたければ本編を合わせて読むといいのかもしれない

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    2020年06月26日
  • 科学的とはどういう意味か

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    科学に興味のある一人として、いろいろな気づきを得られました。ただ、題名に科学とあるけれど、そういう方面が苦手な人ほど手にしてほしい一冊です。

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    2020年06月22日
  • まどろみ消去 MISSING UNDER THE MISTLETOE

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    S&Mシリーズの途中短編集。それぞれの登場人物はすべてがS&Mシリーズに関係している人ばかりではない。

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    2020年06月06日
  • 正直に語る100の講義

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    直近で読んだ『お金の減らし方』とかぶる内容もあり。『お金の減らし方』のときはテーマの軸に沿った話題で話がすっと入ってくると思ったけれど、少しテーマに縛られ過ぎて窮屈な感じもしたので、本書のように一貫性のない内容も良い。縛りがない方が、話の展開に自由度が増しているように感じた。

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    2020年05月27日
  • お金の減らし方

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    インプットとアウトプット

    自分は20代後半までビジネス書を一切読んだことがなかったが、
    その後ビジネス書からのインプットを続けたことによって今はそれなりの収入を得られるようになりました。
    意識せずにインプットを強化し続け、貪欲に仕事に生きるインプットに励んだことを肯定してくれる内容でした。
    そして無意味に散財しないこと。当たり前かもしれませんが見栄のために散財することほど無意味なことは無いし、それについても肯定してくれる内容でした。

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    2020年05月24日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

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    再読なはずなのに、最後のちょっとした一言にびっくり返りそうなビックリを味わう。
    本編にガチで影響する大どんでん返しではなかったけど完全に練無の件に持っていかれてた。
    今作は、那古野を飛び出し舞台は東京。舞台が変わるだけでなんとなくイメージかわるもんだな。

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    2020年05月20日
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

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    本の登場人物で魅力的なキャラクターは沢山いるけれど、個人的にこのシリーズの保呂草潤平はかなり上位にランキングされる魅力の持ち主だと感じている。
    ミステリアスで、嘘が上手。惹かれたら危険とわかっていてもどうしても気になる、そんなキャラクター。

    今回は大きく括ると「館もの」。造りを頭の中で確認しながら読んでいくのが楽しかった。
    そういえば、オスカーってなんだったんだ?読み損ねた?

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    2020年05月13日
  • 神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?

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    人がいて、ウォーカロンがいて、トランスファがいて、人がその行動をほとんど、バーチャルで済ます。
    行き着く先は、人が肉体を必要としない世界ではなかろうか?
    それなのに、子孫が欲しいと思うのは、すべての人が肉体を捨てた世界は、その先なんの変化も無くなってしまう様に思えるからだろうか?
    この先、この物語は、自然回帰に向かうのか?
    バーチャルに集約されてしまうのか?
    それとも、それらがちょうどいい風にバランスを保った世界になるのか?
    興味深い

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    2020年04月30日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    Vシリーズ第6弾。豪華客船内失踪&紛失事件の話。面白かったー!保呂草さんの最後のあの一言は「くぅーっ」ってなるくらい好きな締め方でした。その後のエピローグの緩やかに着地する感じも良かったです。そして恋恋と蓮歩の意味を調べて気付くタイトルの素晴らしさ。

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    2020年04月18日
  • アンチ整理術

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    ネタバレ

    アンチ整理術という挑戦的なタイトルではあるが
    中身はビジネス書、というよりも寧ろ読み物に近いかもしれない。
    森先生節炸裂で単純にエッセイとしても面白かった。

    自分は断捨離ブームに懐疑的で、
    ワクワクしないものは捨てろ、後悔しないと言うが
    大体捨てた数日後に必要になって後悔するので
    できるだけ捨てたくない。

    絶対に不要だと断言できない、将来役に立つ可能性のあるもの。
    断捨離なんてもってのほか、
    不要なものを捨てるだけでいいという言葉に
    すっきりした。

    自分が稼いだ金と交換するのはその可能性があったからで
    可能性の山、宝の山である。
    勿体ないと思って溜め込むことが悪のように書かれた整理術本が

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    2020年03月24日
  • キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ?

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    『結局、あらゆる問題は、地球なのか、それとも僕個人なのか、というサイズの違い、焦点距離の違いに帰着するようだ。あまりにも、両者の差が大きすぎる。これを切り換えるとき、誰でも軽い目眩に襲われ、とりあえず今日は眠ろう、と目を瞑るのである。』

    「影ができるのは、光が当たっているからだ。」

    「思いついたときに、貴方は納得するはず。正解とは、自身が納得できる仮説のことですから」

    『この世で最も大事なもの、価値のあるものは、生命だと思い込んでいた。
    なんとなく、そう信じていた。それは、僕が生きているからだ。
    たまたま生きているからにすぎない。
    そうではなかった。
    生命ではなく、存在なのだ。
    存在こそ

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    2020年03月14日