森博嗣のレビュー一覧
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Chapter 3に出てくる理系のスエマツさんのレポートに、吹き出しました。森博嗣の本を読んでいて、くすっと笑ったり、ほほうと唸らされたり、ああと悶えたりすることは多々あっても、げらげら笑うことは少ないので、貴重な体験をさせていただきました。ああ、面白かった。なんなら、今でも思い出してにやけてしまいます。
楽しそうにこれまでの既存をばきばきと破壊、再構築していく森博嗣の本のあとに、筒井康隆の解説が入ってくるのがにくい。筒井康隆があまりふざけていないのも、これまたにくい。
粋な本です。
奇をてらった(などというと、また誤解を生みそうですが)森の中に、きらきらと輝く木が数本あって、それを意図的に見 -
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先日単行本版を読んだばっかりだけども、文庫版が出ていたので、再読。
解説が加えられているのと、文庫の大きさになっているという違い。
やはり、この静かで暗い感じはいいな。
最終的にどうなるのかを知っているので、また違う読み方ができた。
最終的にあそこに収束していく家族の形。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
普通の家庭だったけれど、ちょっと変わった両親。最後に息子がしたことは破壊だったか、それとも供養だったのか?さよならだけが現実だ。血は争われない。森博嗣の家族小説。
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【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
森/博嗣
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Posted by ブクログ
「つぼねのカトリーヌ」というタイトルだけども、同じく表記されている「The cream of the notes 3」がわかりやすいか・・・。
森 博嗣が、思いついた短いフレーズを集めて、それに解説をつけたエッセィ。「The cream of the notes」は訳すと「つぶよりなつぶやき」だとか・・・。
「つぶやきのクリーム」「つぼやきのテリーヌ」と続いた第3作が本作になる。
森 博嗣の素直な思考なのか、全くのウソなのか、どこまでもわからないエッセイだけども、読んでて楽しいのでついつい触れたくなってしまう。
「そうか、なるほど?」と思えることもあれば、「え?そうなの?」となることもあ -
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初めて森博嗣の本を読んだのは10代のとき。
彼は、今まで考えたこともない世界の見方をしているひとで、夢中になった。崇拝に近い感情だったと思う。彼に会えたらどうしよう、何て答えれば、彼に「近い」と思ってもらえるんだろうと考えていた。同調したかった。というよりも、森博嗣という存在に完全に捕食されてしまいたかった。
20代になると、森博嗣に認められたいと思うようになった。「近い」ではなく、「このこ、やるな」と思われたくて、色々考えた。と同時に、「どこにでもいる平凡なつまらないこ」と思われたらどうしようと戦々恐々の思いだった。
30代になった今、もっとニュートラルに森博嗣と(あくまで私の中での、だが) -
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森博嗣の『100の講義』シリーズ3作目『素直に生きる100の講義』
書きたくて書いているのか、書かされているのか分からないけども、森博嗣の思考に触れることができるのはファンとして嬉しい。
森博嗣って、真っ直ぐにひねくれている感じがする。
タイトルは「素直に生きる」なんだけども、甘ったるい素直さではない(ことはファンは重々覚悟していると思う)。
もはや、いたぶられたくて読んでいるような・・・、Mっ気というか・・・、そんなのを期待して読んでしまう。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
人気作家が語る「ひねくれた世界」の正しい生き方。思い通りでなくて -
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『嘘で固めることは、真実で固めるよりも、ずっと才能が要求される。一番簡単なのは、嘘と真実をよく掻き混ぜて硬化させる手法である。』
「よくわかんないけど、まあ、でも、将来性はないみたい」
「将来性なんて、たいていのものにはないよ」
「研究の?」
「いや、研究以外でも」
「踊るロボット目当てで並んでいるみたいだけれど、どうして? ー だって、どう見たって人間が踊った方が凄いでしょう? 人間よりも劣っているロボットじゃあ、話になんないわよね」
「超観覧車、乗りたぁい」
「超は副詞だから、観覧車超乗りたい、と言わないと駄目だよ。超観覧車っていう、もの凄い観覧車があるのかって誤解されるよ」
「その -
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単行本が出版された時に、手に取って迷った末に買わなかったこの本『実験的経験 Experimental experience』が、文庫版で出たので購入。
本のジャンルを設定することに意味を感じなくなる本で、読めば読むほどタイトルの意味が身にしみる。
人に勧めるかと言ったら・・・勧めないけども、読んで楽しめたのは間違いない。
逆説的に提示される文章の構造や小説の形態の定義みたいなものを確認できた。
こんだけ縛られた条件で小説を読んでいたんだと痛感。
あとね、回収されない駄洒落があるんだけども、もしかしたら回収可能かもと思うと面白い。
ちりばめられた駄洒落の解釈が今後もネットで話題になるかもし -
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森博嗣さんのエッセイ。
見開きで100講、テーマに沿って章立てされているかたちのものでシリーズ2作目。
この手の執筆は大変とのことだが、ぜひ続きをとお願いしたい。
森さん本人も言っているとおり1作目の時ほどの
感動はないかなという感じはしましたが、
相変わらずどれもうんうんとうならされたり、
納得させられたりしてよかった。
とくにお気に入りは81、82講はまさに大切だと思っていたことだったので、それを文章で読めたこと、
それがわかりやすく発信されていることがうれしかった。
81講のタイトルがすごいインパクトなのだが、
つまるところ教育、子育てとはそういうことなのだと内容を読んで改めて認識でき -
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『事実とはこうしてあとから形成されるものだ。しかし、人の心の中の、そのときどきの葛藤は、二度と正確に再現されることはない。たとえ、本人の口が語ったとしても、その言葉は明らかに虚構である。理由も動機もすべて、光が当てられたときに現れる影に過ぎない。光の当て方によっては、影はどちらにも現れ、形の歪み方も変わり、幾つもが同じ時に現れることさえある。そんなものなのだ。ただ、それがあった、存在していた、ということを仄めかしているにすぎない。人が事実と認識している概念は、その程度のものだ。あるいは、ないに等しい、といっても良いだろう。』
Gシリーズは海月くんがキーマンか。伏線が多くて続きが気になる!
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Mシリーズ(水柿助教授シリーズ)の第2弾です。
この第2弾は、水柿君が小説を書いて小説家になる過程のお話です。
作中では、これは水柿君の物語の小説だと言ってますが、もはや森さんのエッセイてしてしか見れないですね。
いや、でも水柿君が小説だと言ってるので、やっぱり小説ということで(笑)
私的には前作よりも好きです。おもしろかった。
前作『~日常』は、常日頃考えてることをただただ文章にしたっていう印象だったんですが、今作は小説を書き始めて、デビューして、人気作家になってという過程が分かるので読みやすかったです。
水柿君(森氏)はやっぱり天才というか、変わり者というか、すごいなーと改めて思いました -
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ネタバレ森博嗣さん独特の言い回しが、かなり好きだ。例えば、
『神経が鈍感にデザインされている』
柔らかく、しかし淡々としているように感じる。
本書にも、随所に散りばめられている。
さて内容は、
クラスメイトの死と、一枚の鉄のプレートから話が始まる。
礼拝堂の清い白いイメージから、土の暗い黒いイメージへの変移が面白い。
登場人物たちの話し言葉も違和感がなく、読みやすい。
かなり好きな部類だ。
佳境の短文が、主人公の思考や行動と連動していて緊張感があり、次へ、次へと掻き立てられるものがあった。
森博嗣さんの文章が読みづらいと感じた方は、こちらを読んでみると良いと思う。
高校生が主人公なので、共感する部