森博嗣のレビュー一覧
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Mシリーズ(水柿助教授シリーズ)の第2弾です。
この第2弾は、水柿君が小説を書いて小説家になる過程のお話です。
作中では、これは水柿君の物語の小説だと言ってますが、もはや森さんのエッセイてしてしか見れないですね。
いや、でも水柿君が小説だと言ってるので、やっぱり小説ということで(笑)
私的には前作よりも好きです。おもしろかった。
前作『~日常』は、常日頃考えてることをただただ文章にしたっていう印象だったんですが、今作は小説を書き始めて、デビューして、人気作家になってという過程が分かるので読みやすかったです。
水柿君(森氏)はやっぱり天才というか、変わり者というか、すごいなーと改めて思いました。
そして相変わらず、水柿君かわいいです。
ちょっと嫉妬しちゃう須磨子さんもかわいいです。
私のお気に入りのシーンは、半ドアの件で喧嘩するところです。
のむヨーグルトですごい笑っちゃいました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ森博嗣さん独特の言い回しが、かなり好きだ。例えば、
『神経が鈍感にデザインされている』
柔らかく、しかし淡々としているように感じる。
本書にも、随所に散りばめられている。
さて内容は、
クラスメイトの死と、一枚の鉄のプレートから話が始まる。
礼拝堂の清い白いイメージから、土の暗い黒いイメージへの変移が面白い。
登場人物たちの話し言葉も違和感がなく、読みやすい。
かなり好きな部類だ。
佳境の短文が、主人公の思考や行動と連動していて緊張感があり、次へ、次へと掻き立てられるものがあった。
森博嗣さんの文章が読みづらいと感じた方は、こちらを読んでみると良いと思う。
高校生が主人公なので、共感する部分も多いだろう。 -
Posted by ブクログ
初の文庫初出し本
この感じで行けばあと1,2年で初出しが電子書籍というものになりそう。
つぶやきのクリームの第二弾にあたる作品
構成は思いつくがままの100編というもの。
内容については、変な話とくに語れることもなく、
というのも相も変わらず森博嗣さんらしい物言いがつまっていて、
自分はそれが好きなのだと再確認するばかりだったからである。
読んでいて思いついたのは、
この中には実践したいと思う理(ことわり)がたくさんつまっている。
けれども、実践し難い、実践不可能と思ってしまう自分がいるのは確かだ。
それは自分一人で実践するとまわりから顰蹙をかうし、などと考えてしまうからである。
それは社会の中で自分一人では、という点が付きまとうので、
この本や森博嗣さんのほかの本もみんなに読んでもらいたいと思うし、
共感し実践できたらよいのになと思う。
そんな弱い自分はさておいてそれを一人で実践し発信し続ける森博嗣さんはすばらしい方だと思うばかりであるが…。
もちろん自分一人で実践できるものもあるのでそれは行動に起こしていきたい思う。
思うだけでなく起こそう。 -
Posted by ブクログ
哲学者 土屋 賢二と小説家兼某国立大学工学部助教授 森 博嗣の対談本
タイトルは、哲学の名言「人間は考える葦である」(パスカル)と、森博嗣の代表作(兼デビュー作)の「すべてがFになる」からきたものだろう。
土屋 賢二の自虐と森博嗣の冴えた常識はずれの対談で、瞑想した対談。土屋 賢二の一貫したダメっぷりはいつものエッセイ通りなのだけども、森博嗣の饒舌ぶりはエッセイとは違って興味深かった。
森博嗣が土屋 賢二に小説の書き方をレクチャして、ふたりでそれぞれ短編小説(ミステリィとミステリ)を描くという体になっている。
土屋 賢二も小説は見事にダメで、おそらくこれはダメなものの集大成/具現化という感じで、お見事というしかない。
狙ってても計算づくでもこんな表現はできないのではないか?
森博嗣の発言や短編も、見事に期待の斜め上をいくもので楽しかった。
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【内容(「BOOK」データベースより)】
文系教授(哲学)・土屋賢二と理系助教授(建築学)・森博嗣。発想も思考も思想も性質もまったく異なる2人が、6回にわたって行ったトークセッション。小説の書き方から大学の不思議、趣味の定義、友人は必要なのかという根源的な問いまでを軽妙かつ神妙に語りつくす。読むと学びたくなる絶妙「文理」対談!
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【目次】
絶妙「文理」対談
・教授・助教授「書く」語りき
・大学はやっぱりミステリィ
・趣味は工作、コンピュータ
・友達は必要か!?
・(売れる)ミステリの書き方)
短編小説
・消えたボールペンの謎(土屋賢二)
・そこに論点があるか、あるいは何もないか―Here is a talking point or nothing.(森博嗣)
文庫版あとがき
・対談の成果(土屋賢二)
・対談の思い出(森博嗣)
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Posted by ブクログ
森博嗣の265冊目にして初の文庫書き下ろしとなった『つぼやきのテリーヌ』。
前作『つぶやきのクリーム』の第二弾みたいなエッセイ。・・・それにしても、このタイトル。
思いついたことを見開きの2ページに納め100個ほど詰め込んだ”森博嗣のおもちゃ箱”みたいな本。
内容的には共感できる部分が少ないのが、おもしろい所かな・・・。
ところで、
Gシリーズの文庫新刊を楽しみにしているのだが・・・
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【内容(「BOOK」データベースより)】
しなければならないことは、すべて自分がしたいことだ―。思いついたことを思いついた順に綴った一〇〇個の端的エッセィからあふれ出す森イズム。斬新な発想と知的ユーモアで、人生はこんなにも豊かにできる。文庫好きを公言する小説家・森博嗣の、著作二六五冊目にして記念すべき、初の文庫書下ろし!
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【目次】
「なんとかなる」って、そりゃ、なんとかはなるさ。
謝り慣れた人間ほど、ミスが多く、同じ失敗を繰り返す。
「三度の飯より」って言うけど、飯を三度も食べないし、的な。
作れば作るほど優位になり、受ければ受けるほど劣化する。
仕事ができる人は、出世などさせず、給料だけ増やせば良い。
弁当を作ってもらって、もの凄く嬉しかった。
評価1の家電品を購入したが、大変満足できる製品だった。
死んでも直らない、と、死ななきゃ直らない、は大違いである。
個人情報は他の目的に使用しない、と書かれているが、漏洩はする。
町内会ではなく、町内清掃会にすれば良いのでは?〔ほか〕
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Posted by ブクログ
最早、森博嗣というひとのことが好きすぎて正常な判断ができなくなっているのは重々承知の上で、書きます。
目から鱗が落ちまくりました。特に、「人生とはおおむね、自分の思うようにいっている」というくだり。「こんなはずではない」と思いながら生きていても、それでも、それを改善するよりかは現状の方がまだ良い、だから今のままだ。であれば、それはやはり、自分が思うようにいっているのでは?
そうだね、と大きく頷くと共に、森氏は優しくなられたなあと思う次第です。優しく、というと若干語弊がありますね、彼は昔から優しいひとであったと思うので。ただ、なんと言いましょうか、丸くなられたなあと。
引退をすでに見据えた本なのかなと感じました。そういう意味でも、一度だけでなく何度も読んで、何度も目から鱗を落とさせていただきたいです。