森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森博嗣の265冊目にして初の文庫書き下ろしとなった『つぼやきのテリーヌ』。
前作『つぶやきのクリーム』の第二弾みたいなエッセイ。・・・それにしても、このタイトル。
思いついたことを見開きの2ページに納め100個ほど詰め込んだ”森博嗣のおもちゃ箱”みたいな本。
内容的には共感できる部分が少ないのが、おもしろい所かな・・・。
ところで、
Gシリーズの文庫新刊を楽しみにしているのだが・・・
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【内容(「BOOK」データベースより)】
しなければならないことは、すべて自分がしたいことだ―。思いついたことを思いついた順に綴った一〇〇個の端的エッセィからあふれ出す森イ -
Posted by ブクログ
最早、森博嗣というひとのことが好きすぎて正常な判断ができなくなっているのは重々承知の上で、書きます。
目から鱗が落ちまくりました。特に、「人生とはおおむね、自分の思うようにいっている」というくだり。「こんなはずではない」と思いながら生きていても、それでも、それを改善するよりかは現状の方がまだ良い、だから今のままだ。であれば、それはやはり、自分が思うようにいっているのでは?
そうだね、と大きく頷くと共に、森氏は優しくなられたなあと思う次第です。優しく、というと若干語弊がありますね、彼は昔から優しいひとであったと思うので。ただ、なんと言いましょうか、丸くなられたなあと。
引退をすでに見据えた本なの -
Posted by ブクログ
ずっと読みたいなと思ってた本です。
ようやく買えました。
森博嗣さんが好きなんですけど、これは絡繰り探しの青春ミステリィということでちょっと珍しくて面白そうだなと思ってました。
期待以上に面白かったです。
絡繰り探しの謎解きも、その絡繰りに隠されてたこともそこまでたいしたことないなという印象ではあったんですが、何よりも爽やかなのが良いです。
謎解きしているみんながすごく楽しそうで、読んでる私もわくわくしちゃいました。
こういうちょっとかわった青春もいいですね。
過去とつながる瞬間というのも素敵です。
このカクレカラクリはドラマ化してるということで、そっちも見てみたいです。
キャストも結構イ -
Posted by ブクログ
この本は小説家を目指す人に向けたエールの本だと期待すると大半の人はその期待を裏切られると思う。私は、小説家に憧れる者ではあるが、実際に小説で金を稼ごう、食っていこうとは今のところ真剣には思っていない。ただ、小説が書いてみたい、と思っていて尻込みしてるだけの単なる一般人だ。よくいる読書家が冷水を飲もうとして躊躇しているだけの小市民だ。
そんな私がこの本を読んだ理由。それは森博嗣その人に興味があるからだ。この人は理科系の研究者というモノ書きからは最も遠い場所にいてどうしてあんなに面白い小説が書けるのか?非常に興味深い。
森博嗣の小説家としての在り方は、破天荒だ。
長嶋茂雄風。
来た球を -
Posted by ブクログ
ネタバレこれ、わたしにはとても怖い話だと思いました。
途中までの謎、現れる不思議な人物「探偵伯爵」、謎を解くプロセス、その果のアクション! という展開が怖いのではありません。むしろ、それは女の子が体験した実話をもとにして書いた小説で、登場人物をすべて少女から少年に変えているという現実の否定の感覚がとても怖かったです・・・。単純に「現実との区別をつけるため」なら問題ない気もしますが、そうでもしないとその事件を振り返れないレベルで彼女の心に傷を残していたら、その事件のことを昇華して忘れてしまうために小説にして伯爵に送ったのでは、と思うといたたまれません。深読みしすぎかもしれませんけど(笑)こわいなぁ。読後