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しなければならないことは、すべて自分がしたいことだ――。思いついたことを思いついた順に綴った100個の端的エッセィからあふれ出す森イズム。斬新な発想と知的ユーモアで、人生はこんなにも豊かにできる。文庫好きを公言する小説家・森博嗣の、著作265冊目にして記念すべき、初の文庫書下ろし!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
初めて森博嗣の本を読んだのは10代のとき。 彼は、今まで考えたこともない世界の見方をしているひとで、夢中になった。崇拝に近い感情だったと思う。彼に会えたらどうしよう、何て答えれば、彼に「近い」と思ってもらえるんだろうと考えていた。同調したかった。というよりも、森博嗣という存在に完全に捕食されてしまい...続きを読むたかった。 20代になると、森博嗣に認められたいと思うようになった。「近い」ではなく、「このこ、やるな」と思われたくて、色々考えた。と同時に、「どこにでもいる平凡なつまらないこ」と思われたらどうしようと戦々恐々の思いだった。 30代になった今、もっとニュートラルに森博嗣と(あくまで私の中での、だが)接しられるようになった。 彼も穏やかになったと思うし、私も穏やかになったように思う。彼が再三再四言っている、「他人の評価は、自己評価に何ら影響を及ぼさない」という意味が、やっと少しだけ分かった気がする。それは決して、他人を排除するわけでも、他人の意見を聞き入れないことでもない。それはきっと、本当の意味で、他人と自分とは違うものだと受け入れることなのだと思う。自分を心底大事にできるのは自分だけで、だからこそ、自分が自分を大事にするように、他人を大事にする。 本を読みながら、何度も吹き出した。少年みたいな仙人みたいな、神様みたいな人間らしい彼。冷たいなんてよく言われているけれど、彼ほど愛に溢れたひともそうそういないのでは? 40代になったら、どう感じるんだろう。 余談ですが、今回の栞が一番好き。
そうだなーそうだなーと思うことがいっぱい。そうだなーだけじゃなくていやそれは…と思うところを探しながら読むことで、思考のきっかけになりそう。
エッセイ。つぶやきのクリーム第二弾。 幅が広がっていてエッセイシリーズの中でいちばん好き。 どこが他と違っているというわけではないので、たぶんタイトルセンスかもしれない。
初の文庫初出し本 この感じで行けばあと1,2年で初出しが電子書籍というものになりそう。 つぶやきのクリームの第二弾にあたる作品 構成は思いつくがままの100編というもの。 内容については、変な話とくに語れることもなく、 というのも相も変わらず森博嗣さんらしい物言いがつまっていて、 自分はそれが好...続きを読むきなのだと再確認するばかりだったからである。 読んでいて思いついたのは、 この中には実践したいと思う理(ことわり)がたくさんつまっている。 けれども、実践し難い、実践不可能と思ってしまう自分がいるのは確かだ。 それは自分一人で実践するとまわりから顰蹙をかうし、などと考えてしまうからである。 それは社会の中で自分一人では、という点が付きまとうので、 この本や森博嗣さんのほかの本もみんなに読んでもらいたいと思うし、 共感し実践できたらよいのになと思う。 そんな弱い自分はさておいてそれを一人で実践し発信し続ける森博嗣さんはすばらしい方だと思うばかりであるが…。 もちろん自分一人で実践できるものもあるのでそれは行動に起こしていきたい思う。 思うだけでなく起こそう。
研究者らしい視点で語られている。 そもそも自分を悩ませているものの実体は何か?それは本当に自分を悩ませているのか?悩ませているとして、それは解決を必要としているか?等々、きちんと思考を重ねていくと、自分がいかに雰囲気でものを考えていることに気づく。
森博嗣の265冊目にして初の文庫書き下ろしとなった『つぼやきのテリーヌ』。 前作『つぶやきのクリーム』の第二弾みたいなエッセイ。・・・それにしても、このタイトル。 思いついたことを見開きの2ページに納め100個ほど詰め込んだ”森博嗣のおもちゃ箱”みたいな本。 内容的には共感できる部分が少ないのが、...続きを読むおもしろい所かな・・・。 ところで、 Gシリーズの文庫新刊を楽しみにしているのだが・・・ ---------------- 【内容(「BOOK」データベースより)】 しなければならないことは、すべて自分がしたいことだ―。思いついたことを思いついた順に綴った一〇〇個の端的エッセィからあふれ出す森イズム。斬新な発想と知的ユーモアで、人生はこんなにも豊かにできる。文庫好きを公言する小説家・森博嗣の、著作二六五冊目にして記念すべき、初の文庫書下ろし! ——————— 【目次】 「なんとかなる」って、そりゃ、なんとかはなるさ。 謝り慣れた人間ほど、ミスが多く、同じ失敗を繰り返す。 「三度の飯より」って言うけど、飯を三度も食べないし、的な。 作れば作るほど優位になり、受ければ受けるほど劣化する。 仕事ができる人は、出世などさせず、給料だけ増やせば良い。 弁当を作ってもらって、もの凄く嬉しかった。 評価1の家電品を購入したが、大変満足できる製品だった。 死んでも直らない、と、死ななきゃ直らない、は大違いである。 個人情報は他の目的に使用しない、と書かれているが、漏洩はする。 町内会ではなく、町内清掃会にすれば良いのでは?〔ほか〕 ----------------
森博嗣先生はやはり目のつけどころが鋭い。小説家の一面もあるので、微妙な言葉のニュアンス(微妙も本文を読んだ方ならなるほどと思うでしょう)に敏感なんだな。あと趣味や生き方から学べるところもあった。
古本屋で見かけて買った都合で、シリーズの2作目から読むことになったけれど何ら大きな問題無し。 10年弱前に初期の森博嗣小説や短編を読んだ時は「文章を書き慣れているようで書き慣れていない人」のような、ほんの少しチグハグなところが垣間見える…くらいの印象だったのが、今回久方ぶりに森博嗣文章に触れてみて...続きを読む、「理系思考の人が理系の独自視点から様々な概念について考えてみた」な世界観が、文章としてエッセイとして、随分マイルドに、読みやすく伝わってくるなあと感じた。 通算265冊目とのことで初期の本とは、空気が変わってきた部分もあるのかもしれないし、単純に読む側の私が歳をとって見方が変わったのかもしれない。
森先生のつぶやきシリーズ第2弾。順番は前後してしまいますが、「つぼねのカトリーヌ」の後に「つぼやきのテリーヌ」を読みました。 つぼねのカトリーヌを読んだすぐ後だったので、読み始めてすぐ、「あれ?」と思いました。 「つぼねのカトリーヌ」を読んだ時は、「静かに主張をする人だ」と思っていたのですが、この...続きを読む「つぼやきのテリーヌ」は、若干、語りに熱が込もっているように感じました。 たとえて言うなら・・「つぼねのカトリーヌ」は、自己主張を客観的に書いているのに対して、「つぼやきのテリーヌ」は、自己主張を客観的に書いてるけど、ポロリと熱が入ってしまった・・といった印象です。とはいえ、「僕はこう思うけど、君は?」というスタンスは、共通しているので、読みながらやっぱり、ああだこうだと考えたり、森先生に異議を唱えたり、なるほどと感心したり・・相変わらず、得るものは多かったです。 あと、真面目に話を聞いてると(読んでると)、最後に面白い表現で締めたりするところもあったので、クスリと笑って、「こういうツッコミは、森先生ならではなんだろうな」と思い、楽しく読めました。 ところで、ももちの解説は・・。本人曰く、第一弾の「つぶやきのクリーム(こちらは未読)」の解説も務めたようで、一部のファンには好評だったらしいのですが。あたしはももちが好きじゃないので、とはいえ、好き嫌いで偏見持つのもと思い、最後まで読みました。 ハートマークやにゃんにゃん言葉にげんなりしながら(プロの書き手じゃないので、ここは頑張って目をつぶりました)、一通り読みましたが・・「解説、というより、森先生のエッセイを利用した自分のCMじゃないのか」という印象でした。(第一弾の解説はどうか分かりませんが) やっぱり、この印象も、ももちが好きじゃないという偏見から生まれたのでしょうか? 分かりませんが、とりあえず、解説を読んでも、ももちに好感は持てないと再認識しただけでした。
これは面白かった。もう二度と貴方の作品は読まないと言われたどうする? 彼の答えは秀逸で正しいと思う!
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