森博嗣のレビュー一覧

  • 黒猫の三角

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    森博嗣のミステリ、Vシリーズ1作目のコミカライズ。
    森博嗣のミステリをコミカライズした作品はいくつかあるが、私は一番コレが好きだ。非常に個性的なキャラクターばかりだが、イメージ通りにデザインされていて画面の見せ方も上手い。緻密な絵柄に定評のある皇なつきは非常に『当たり』だと思う。

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    2012年02月02日
  • 創るセンス 工作の思考

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    著者は気鋭のミステリー作家、建築工学専攻の元某国立N大助教授。

    本書は工作が大好き過ぎて家の庭に鉄道や自動車、ラジコン飛行機を作ってしまう森氏が、「もの作り」の精神について説いたもの。著者の本はこれが初めてでした。端的で明瞭な文章によって、今まで眠っていた好奇心が目覚めた気がしました。

    過去、現在、未来において「もの作り」に関心がある人間が読むとそのセンスや考え方に共感すること請け合いです。しかし本書は工作好きの人間だけが読むに値する本ではありません。何故なら多くの場合、読者各々が興味のある分野は「もの作り」と共通のセンスが存在するからです。例えば、「執筆」と「工作」です。

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    2012年01月29日
  • ZOKUDAM

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    Zシリーズの第二弾。

    ロボット対戦ものを、ある意味リアルに描いた物語。
    このシリーズは一貫して、意味/無意味を考えさせられる。
    あり得ない世界を現実に持ち込んだあり得ない世界。

    非常にクダラナイ物語の中に、妙にシリアスなメッセージが込められていたり、滑稽であったり、皮肉であったりするところが魅力。

    「世の中に存在するどんなものでも、明日で終わりなんてものはないよ。」

    「目的が個人的なものから社会的なものに近づくほど、最適の道筋へ自動的に導かれるように設定される。それがテクノロジィというものだ。」

    「人間(の形)は戦いに向かないってことですよ」

    こういう言葉が、クダラナイ文脈の中でサ

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    2012年01月20日
  • ZOKU

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    森 博嗣(もりひろし)の「ZOKU」シリーズの第1作。

    「ZOKU」シリーズはいまのところ、
    ■ZOKU(ゾク)
    ■ZOKUDAM(ゾクダム)
    ■ZOKURANGER(ゾクレンジャ)
    の3作となっている。

    僕は、現在のところ最終作となっている「ZOKURANGER」を先に読んでいて、非常に深い感銘を受けた。

    そして、この度シリーズ第1作目の「ZOKU」を読んで、やはり共通して感じたことは・・・

    くだらなぃ〜!!!
    非常〜に、くだらない!!

    とるにたるかたらないかのギリギリのラインでの物語だ。
    ミステリー作家と言う肩書きを持ち、「スカイ・クロラ」の森博嗣だからこそ、こんな真逆のことを書

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    2012年01月16日
  • 森博嗣のミステリィ工作室

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    森先生が出来るまでの片鱗が味わえます。
    なんでも出来ちゃう人ってのは、センスという幹から枝葉が伸びてるんでしょうねえ〜とため息をつきながら。
    私もセンスを磨こうと思いました。
    森先生お薦めの本が100冊も紹介されていてラッキーです(ミステリ?ばっかりですけど)。
    そこから新たな読書が始まる。これぞ本を読む醍醐味です。
    そして、いつかは一人にだけでもいいから、読んでもらう側になることを夢想しつつ、また本を読むのでした。

    ナインストーリーズは「エズミに捧ぐ」が、最高にぐっときました。

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    2012年01月26日
  • 議論の余地しかない A Space under Discussion

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    改めて森氏のセンスが好きだと思った。
    シンプルにテーマを伝えてくれる感じがすごく好き。
    タイトルも大好き。
    解説の"森先生は"消費の達人"にかなり納得。定期的に読んで視点を柔軟にしたくなります。

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    2012年01月05日
  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集

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    おもしろかったー。ミステリーなんてどうでもいい。短いので比較的分かりやすい内容になっている。それよりも、普段は隠れてる喜多先生や大御坊、睦子さんが頻繁に現れるオモシロさ。そして、Vシリーズと関わる楽しさ。そうか、睦子さんはVシリーズのメンバーと同世代なんだな。

    練ちゃんと紫子が仲良くやってるのが分かりよかった。

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    2011年12月07日
  • 科学的とはどういう意味か

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    少し極端な表現も感じますが、誰かの感想を鵜呑みにする怖さが伝?わってきます。

    「的確に定量的に状況を把握・理解すること」、「疑いを?持つこと」、「そのための手間を惜しまないこと」を大事にしないといけません。

    ?しかしながら、本書でいうところの「文系」の人、周囲に結構多い?ような気がしますね。

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    2018年11月05日
  • 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki

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    水柿くんと須磨子さんの生活に憧れる。自由とお金への言及が少数意見かもしれないけど、とてもリアルだった。うまくいえないけど、サラサラ読める小説だった。

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    2011年11月04日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

    購入済み

    おもしろい!

    初めてアプリで小説を購入!題名に惹かれて買いました。

    パソコンで管理された孤島の研究所でおきる不可解な事件。

    トリックや研究所のを理解するのに必要な、パソコンやネットワークの話も(少し前の作品だからか)細かく説明がされていて、分かりやすいと思います。

    また今の感覚だと、小説に出てくるようなシステムの会社は実存するあたりも、

    時を経て、この作品がより面白く感じる気がします。

    キャラクターも魅力的だし、奇妙な事件を通して個々のキャラクターの内面、変化が感じられるのもとても良かったです。


    とにかく、気づいたら読み終わってました。
    アプリ初の小説がこの作品で良かったです。

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    2011年10月27日
  • 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki

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    「工学部・水柿助教授の解脱」森博嗣
    エッセイ風私小説。藁半紙色。

    他のレビューで書いたかもしれませんが、自分、森博嗣の小説が体質的にあわないようで…
    これだけ売れてる作家さんの作品で、「あ、無理」ってくらい読めないのは珍しい。
    一応10年間のうちくらいで、「すべてがFになる」「四季 春」「スカイ・クロラ」を読んだんですが、全部苦手でした。。

    そんな自分が唯一、そして他と対照的に大ファンな森博嗣作品が「水柿助教授」のシリーズで。
    とうとう終わってしまいました。
    この理系風味というか、論理的雑談というか、大好き、はぁと。(作中表現より)

    他作品でこれと似たような雰囲気のものがあれば是非、読ん

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    2011年10月25日
  • 工学部・水柿助教授の日常 The Ordinary of Dr.Mizukaki

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    ネタバレ

    工学部を選んだ時点で文学ではないのかもしれない。
    実話なのか、創作なのか、体験なのか,空想なのか。
    日常を描写しているという点では学園ものなのだろう。

    工学部を選んだことに価値がある。

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    2011年10月06日
  • 議論の余地しかない A Space under Discussion

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    久しぶりに森博嗣を読むと、頭の中にミントの葉っぱを散らしたような気分になる。
    そうそう、こういう気分が味わいたかったんだ。新鮮なんだけど、どこか懐かしい。
    そういうわけで、定期的に森博嗣を読まないと、私が私じゃないような。
    きっと、すべて、幻想だろうけれど。
    森博嗣という人に興味のないひとには、何の意味もないであろう本著。歴代の小説の中から、格言のようにして一節が抜き出される。そこに付随する、彼自身が撮った写真。つけられるタイトル。短く付け加えられたコメント。それに価値を見いだせないのであれば、この本の意味はなくなってしまうと思う。それでも、いい。
    不思議な立ち位置にある本だと思う。

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    2011年10月05日
  • 君の夢 僕の思考 You will dream while I think

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    今までの小説の中の言葉に、写真と一言を加えたもの。
    最低でもVくらいまで読まないといみわからないかな。

    机の近くにおいておきたい。

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    2011年09月10日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    ネタバレ

    再読です。
    これは、偶数章しかない物語。
    前作の「幻惑の死と使途」と同系列に起こっている事件。
    萌絵の高校からの同級生、簑沢杜萌の話である。

    彼女の家族、そして彼女が誘拐され、500万円というはした金が盗まれる。
    はした金、と表現したのは、彼女の父親が政治家であるためだ。
    しかも、3人いた犯人のうち2人が何者かによって射殺されてしまうという謎の事件。
    そして、事件に関係あるのかないのか、目の見えない兄の素生がその事件の直後に姿を消していることに気がつく杜萌。
    兄のことが大好きだった杜萌は、自身に降りかかった誘拐事件のことよりも、兄の行方が気になって仕方ない。
    そして、今回も萌絵はこの事件に関

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    2023年05月31日
  • 悪戯王子と猫の物語

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    全ページカラーの贅沢な文庫。
    森博嗣の奥様のささきすばる氏がイラストを担当。もう、それだけでひとつの世界が創りあげられていて、涙が出そうです。
    一度読んだら消えてしまうお話、というのが、とてもロマンチック。でも、ただ甘いだけじゃない、ただロマンチックなだけじゃない。
    非現実的でいてとても自分に近いような、自分の側にいるひとが一番遠く感じるような。相対するはずのものを含有した世界観は、森博嗣独特のものなのかなと思う。
    ひとつのレーベルに甘んじることのない、複雑そうにみえて、「ただそのままで在る」というとてもシンプルな佇まいは、文章から香ってきそう。
    楽しい時間を過ごせます。

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    2011年08月31日
  • もえない Incombustibles

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    久々の森ミステリィ。

    自分が高校生のころ、こんな感じだったのだろうか? やっぱり森ミステリィはタイトルがいい。これも最後の1ページでニヤリとしてしまう。

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    2011年08月29日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    ネタバレ

    再読です
    珍しく登場人物が書かれておらず、この物語は全て奇数章しか存在していない。
    なぜなら、同時に別の事件も起きており、それは次の「夏のレプリカ」で明かされるため。
    そちらでは、全てが偶数章となっている。

    この物語は、長い間マジシャンとして生きてきた人物たち(あえて"たち"とする)の世紀のイリュージョンのお話。
    マジシャンという職業の人物がたくさん出演していることによって、どこかにたくさんのトリックが隠されているだろう、という人間の心理を巧く利用している。

    有里匠幻という昔は偉大であったマジシャンが、最期にかけたマジシャンとしての生き様を見せられる。
    しかしそれは、と

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    2023年05月31日
  • ZOKURANGER

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    Zシリーズ最終巻にして最高のお話でした。
    黒古葉博士、木曽川博士の登場が少なかったのが残念ではありましたが、
    各キャラクタ目線で話が進んでいくのが面白かったです。
    なによりやっぱりロミさんの性格と、野乃の言い回しがたまらなく好きです。

    また、引用にも書きましたが横書きの説明が森さんらしくてヤバかったです。

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    2011年08月15日
  • 臨機応答・変問自在 ―森助教授vs理系大学生―

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    頭のいい人だなぁ。生徒の質問に対する切り返し方がいかにもで好きです。大学に入る前に読んでおきたかった。勉学と餌の関係の比喩がとてもわかりやすかった。

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    2011年08月24日