森博嗣のレビュー一覧

  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    Gシリーズ第9弾
    箱根で開催される建築学会へ参加するイツメンたち。そこの学長が射殺される。そしてそこにはγの文字が描かれたキウイが。

    登場人物たちがみんな大人になったなーと感じる˙ᴥ˙

    ・萌絵と犀川先生は結婚してるのか(なぜ隠す)
    ・加部谷と海月の今後の関係は
    ・犀川先生はなぜ禁煙した
    ・島田文子の香港転職
    ・国枝先生はなぜ機嫌が良かったのか

    事件じゃないことばかりが気になる˙ᴥ˙

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    2025年07月22日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    ミステリとしてフェアかアンフェアか。
    著者が読者に対してミスディレクションを仕掛ける以上、どこまで情報を開示されているか、というのは本格ミステリを読む上での楽しみの一つだが、場合によっては、唐突な伏線回収に戸惑うこともある。
    多分、本作も唐突な伏線回収に戸惑うかもしれない。しかし、論理的に思考を進めていけば、しっかりと伏線が見抜けるようになっている。自分は見抜けなかったが、それでも納得したし、楽しく読めた。
    きっと、本格ミステリーが好きな人ほど本作は楽しく読めるだろうが、ミステリを苦手とする人には、そこまで面白さが見出せないかもしれない。

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    2025年07月21日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    やっぱり面白いこのシリーズ…最初から最後までずっとトリックを暴くために奮闘するから、気になって一気に読み進めてしまう。理系っぽい言葉や数字が出てくると正直難しくてわからないところもあるけど…。それでも少しずつトリックを暴いて犯人に近づいたり、遠のいたりしていくこのストーリーにハマる。犯人がわかった時、人間の弱さを突いてくるところもまた好き。

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    2025年07月20日
  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS

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    SMシリーズの後半も後半にきて、今作はなんだか最初を思い出すような2人のやり取りがありつつ犀川先生の活躍にキュンしつつ物語が進んでいってとても読みやすかったです。めっちゃ長いけど。大御坊なんて苗字の方本当にいるのかしら?大御坊さん好きですね。

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    2025年07月18日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    ・理系の人の思考回路が変わってるなと思いつつも、何故かカッコ良さも感じる
    ・面白ければ無駄じゃない。面白くなかったら誰が研究なんてやるんだ?
    ・何故、役に立つ必要がある?役に立たないものの方が楽しいじゃないか。

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    2025年07月17日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    2作品目ですがこちらも面白かった。
    本作もですが、読み進めていくとタバコ吸いたくなる作品でした。
    自宅は禁煙なので葛藤しながら面白く読み終われました。

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    2025年07月15日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    2作目も楽しかったー!
    限られた登場人物から殺人が何件か起り、残った人から犯人を推理するもハズレ。
    そんなに甘く無いー!

    トリックはやり過ぎて無いのでリアリティもあり納得させられます。

    何と言っても表紙が格好良いんですよねー!(推理外れて投げやり)

    3作目を早めに買おうと思いますー!

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    2025年07月14日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    シリーズ最高傑作とも言われてるそうです。
    僕自身も読後「面白かった〜」っと呟いた気がします。
    こちら単体ではオススメ出来ない作品ですね。
    S&Мシリーズを愛してり読者へ森博嗣先生からのプレゼント作品では?と勝手に思っています。

    常時、笹木が気持ち悪いのですが…それも最期はスッキリ!
    非常に面白いと感じました☺️

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    2025年07月14日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    ネタバレ

    天地の瓢と無我の匣の謎解きかなり好きだった
    死の理由とその描写も後の行動も相変わらず理解できないサイコパスっぷりで◎
    エイプリルフールでなんなら賭けに勝ったってなってるのもちょっとすごい、シリーズものの設定や展開が動く瞬間って好きかも

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    2025年07月12日
  • 相田家のグッドバイ Running in the Blood

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    本書を読んでいる時に、映画「どうすればよかったか?」を観たり、自分の家族親族に色々あったりと、家族と言うものを強く意識させられた。
    親子、夫婦、兄弟の関係、そして病気が重くのしかかる。基本は助け合っているけれど、それぞれのプライドが優先されたりすることもあり、なんだかちぐはぐしてくるものだ。

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    2025年07月12日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    ネタバレ

    最初なかなか入り込めないな〜と思ってたけど中盤以降は一気読み!萌絵の悪戯にまんまと騙されて「え!?そんな展開なの?じゃあ今後のシリーズどうなっちゃうの?」と心配してしまった..犀川先生が怒るのも当然。でもこの一件で2人の関係もまた確実に変化したと思うし、今までにないほど動揺する犀川先生が可愛すぎた。
    今作の中で一番好きな萌絵のセリフが「私...可哀想な自分って一番嫌いなの。アイスクリームが食べたいときには、どうしたって食べるんです。人の分を取り上げても」というものなんだけどこれが萌絵という人間を本当に的確に表してて最高。
    肝心のミステリー部分も動機的なところはすごく哲学的で、抽象的な世界だなぁ

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    2025年07月11日
  • トーマの心臓  Lost heart for Thoma

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    あの名作がどうなる!?と思いながら、違和感なく、でも新しく、パラレルな読後感。
    あとがきにあった通り、まんまと原作を読みたくなった。

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    2025年07月08日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    S&Mシリーズを私が好きな理由は2人の掛け合いが読みたいからという一点に尽きるのですが、今作はまさかの犀川先生めっちゃ出てこーへんやん えーてなるどころか今までで1番好きですこれ。めっちゃ面白かった…
    儚い… なんでそうなった?ていう謎が多いに残りめっちゃ考えさすやんて感じです。読後感が切ないー

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    2025年07月08日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    Gシリーズ第5弾
    トリックが面白かったー
    (もちろん気づけず)
    海月くんの気づきも凄かったし、その時にはもうとっくに気づいてた犀川先生がいて吹き出しました˙ᴥ˙

    シリーズずっとモヤモヤ結末だったのが、やっと?明確な殺意を持った殺人事件でした。

    見え隠れする真賀田四季の影にゾワゾワしながら、やはり裏で関わっていそうな保呂草潤平や各務亜樹良にニヤニヤしながら読み進めます˙ᴥ˙

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    2025年07月06日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

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    ネタバレ

    珍しくトリックが途中で分かった、なんとなく知ってただけかも。
    最後の「お前は博士か?」「不定だ」、「息子か?」「不定だ」、「甥か?」「不定だ」のくだりがグッときてよかった。まさにmathematical goodbye

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    2025年07月04日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    難しい!けどやっぱり読み始めるとぐんぐんハマってしまうこのシリーズ。今作は萌絵の無敵お嬢様感をものすごく感じた気がする。犀川先生が出張で不在の時間も多かったからかなぁ。トリックは意外にシンプルなものだったけど、頭でぐるぐる考えてしまった。実験室の見取り図があったらもっと想像しやすかったかも。萌絵が犀川先生に自分の気持ちをガンガン伝えているのがかわいいし、上手くかわしながらお洒落な返答をする先生も素敵。続けてシリーズ読み進めていきたい!

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    2025年07月03日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

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    Gシリーズ第4弾
    乗り合わせた高速バスがジャックされてしまう。
    イツメンたちに襲いかかる危機にハラハラドキドキでした。

    してやられた感!
    悔しさと読後の爽快感˙ᴥ˙
    面白かったー

    相変わらずφ、θ、τ、εの背後の謎は残るまま。
    シリーズ一気読み中です( * ॑꒳ ॑*)

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    2025年07月03日
  • θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ

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    Gシリーズ第2弾
    ほとんどS&Mシリーズの続きでした˙ᴥ˙

    西之園萌絵と犀川創平のやりとりにホッコリし、
    ラヴちゃんの再登場に懐かしくなり、
    赤柳=保呂草だと睨んでいたのを裏切られ、
    事件の背後に真賀田四季が絡んでるのが分かりゾワゾワしました(MNIは崩壊?)

    Gシリーズは個別の事件はモヤモヤした解決になるのかな?(事件解決というよりは海月くんの推理で終わる)。

    学生新キャラたちもだんだん関係性が分かってきました。海月くんにもっと喋らせてほしい˙ᴥ˙

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    2025年07月01日
  • 自分探しと楽しさについて

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    今回の本も面白かったです。
    僕は森博嗣さんのエッセイが好きで結構読んでいます。
    文章が抽象的で何を言おうとしているのか?という思いが頭をよぎることが多いけれど、考えさせてくれるし、考える楽しさを教えてくれるからです。

    森さんの意見は、的を射ているというか本質を鋭く突いているというか、そんな印象があります。
    例えば、僕らが本を読んだり他人の生き方を学んだりする理由は誰かにポンと背中を押されたいからじゃないかとか、ブレるという言葉があるけれど、それは他人の意見をただ自分のものとして発言しているからではなはいかとか。
    確かに!とハッとさせられる文章が多い気がします。

    それぞれの人にとって楽しさが

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    2025年07月01日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

    匿名

    購入済み

    後半からスピード感がグッと上がっていき驚きながら読む手が止まらなかった。凄く難易度の高いミステリでした。だんだんと人間性も見えてきて、当時人物も前半とはまた違った見方ができ先生に興味が湧きました。

    #ドキドキハラハラ

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    2025年06月29日