森博嗣のレビュー一覧

  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    昔の作品で読みづらいものかと思っていたが、思ったより読みやすかった。先生と萌絵の不思議な距離感や完全密室殺人など夢中になれる要素が詰まってた。真賀田四季のことは最後まで掴めなかったが、真の天才ってこんな人なんだろうなと感じさせられた。

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    2025年12月28日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    メフィスト賞受賞の、森博嗣さんのデビュー作。
    瀬名秀明さんの解説読んで知ったけど、この作品は本来、シリーズの4作目だったそうな。それを編集部が1作目にすることを提案し、森さんが改稿した。

    つまり、賞への投稿時点で複数作品が完成していた。しかも出版できる水準で。
    とんでもない人だ。

    犀川助教授と西之園萌絵のコンビが密室殺人に巻き込まれる。天才科学者、真賀田四季女史が14歳で両親殺害容疑により15年間も隔離生活していた部屋で、殺された。システムに異常はなく、入り口はひとつ。誰が入った? 監視カメラにも入室記録にもないのはなぜ?

    トリックは全く気づけず、終盤は驚かされっぱなしだった。
    犀川助教

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    2025年12月26日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    真賀田博士のキャラクターが際立っていた。
    話すだけでこの人が自分と同じ種類の生物とは思えない、宇宙人みたいだと思った。
    倫理や一般的な常識に一切とらわれず、自分の中の論理に基づいて行動するのが全く理解できなかったけど、その分魅力的だとも感じた。

    トリックとしては筋が通っていて納得感があり読後感も良かった。

    途中の犀川先生の閃く瞬間の描写も印象的だった。
    真賀田博士のようにもう一つの人格のようなものが出てきて、アニメの覚醒シーンを思い出してここから一気に面白くなったような

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    2025年12月25日
  • お金の減らし方

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    本当に潔しな生き方。

    ここまで潔いとお金云々もそうだけど、
    かっこよさすら感じてしまう。

    ただ、奥様はさぞかしや大変な気もするけども。でも、裏も表も何もなく。
    森博嗣がこれ。と言ったら、もうただそれだけという感じはすごくする。

    あんに言い含めるような言い方はしないだろうし。そのままの意味で、理由もなにもかもしっかりと伝えてくれそう。

    欲しいものを買う。
    必要なものは我慢せよ。
    これ。
    すごい。
    どうしても必要なものを買って、欲しいものは我慢しがちだよね。
    そりゃそうなんだけど。ここまで徹底すると、こうなるのか。と、思えた。
    森博嗣といえば、もう有名すぎるほど有名な小説家で、わたしも大フ

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    2025年12月25日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

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    自分は研究者になりたかったのだな、とこの本を読んで思いました。彼等の静かで満たされた生活が心底羨ましい。でも、作者が最後に落とした爆弾でその気持ちが傷つきました。お前が研究最高って言うてたのにそう来るんかい!と憤りもあり、でも人生ってそうだよね、という諦観もあり。どこぞの名探偵の言葉の逆で、真実はいつも複数あるから、何が真実かなんてのは自分で選ぶしかないんだな。しかしなんでこの題材でこんなにわかりやすくて面白いんだろう。本当に森博嗣は天才。

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    2025年12月24日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

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    【2025年159冊目】
    女子大生を集めたクイズ番組に出ることになり、東京へとやってきた瀬在丸、小鳥遊、香具山と付き添いの保呂草は、テレビ局内での殺人事件に遭遇する。被害者に呼ばれていた探偵の稲沢と共に事件の真相に迫っていくが、犯人の行動はどこか短絡的で――Vシリーズ第4弾。

    これまでの3作と比べると随分とシンプルでわかりやすい構成で、優しかったです、私に。女子大生のクイズ番組に出るというのがまず面白かったですし、そんな中でも全くぶれないいつものメンバーに安堵できるのも良かった。そして、すっっかり騙されておりました、思い込みというのはいけないですね、綺麗なミスリードにやられました。

    犯人の

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    2025年12月23日
  • 科学的とはどういう意味か

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    科学的な考え方というのは、誰がどうやっても同じ結果が出せるということ。
    数字で考えることができれば、論理的に考えることも出来るので、イメージを持つときには言葉だけで判断しないように。

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    2025年12月23日
  • 四季 夏 Red Summer

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    四季シリーズ2冊目。四季さん13歳。妃真加島では真賀田研究所が建設中であり、『すべてがFになる』の前日譚的な位置づけにあたる作品。
    元アシスタントの事故死に動揺したり、紅子さんを意識しまくったり、四季さんも人間らしいところあるんじゃないのとほっこりしたのも束の間、こうした感情は四季さんにとっては乗り越えるべきものだった。
    だからって、そうなりますか?という思考過程は、やはり凡人の理解を超えている。
    ともあれ、これであの事件の舞台は整った。

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    2025年12月21日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    パソコンの使い方や数学的な知識がある人はもっと楽しめるのかも。でもこの小説の世界観に没頭する事ができて面白かった。読み終えて衝撃だったのは、その後のシリーズが40冊くらいすでにあるという事実…

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    2025年12月20日
  • ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

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    騙されたー、すっかり!やっぱり面白いな〜!!

    3分の1過ぎたあたりから、読むスピードがアップした気がする。言いたいことは沢山あるけど、つまりみんな何歳なの??すべてがFになるから30年弱?真賀田四季は何歳なんだ?サイカワ先生は?

    また真賀田研究所に出くわすとは!最後の方になってようやく舞台が日本だって気づいたよ。
    そのうえ最後に紅子さんまで出てきて。S&Mからここまで読んできて、また会えるなんて思ってなかったから、嬉しい再会。相変わらずお元気そうで何より。林さんとも仲良さそうで嬉しい。

    解説を読んだ時に1番寂しさを覚えた。そうか、これ、カーテンコールなのね。私はあと何回、全シリー

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    2025年12月20日
  • 勉強の価値

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    ネタバレ

    数年前から勉強の楽しさを実感できるようになった。単純に自分がやりたいことだから楽しいと感じていたが、子供の時と何が違うのかを上手く言葉にしきれなかった。勉強の向き合い方は自分が感じている点が多くあった。教育現場は臨機応変に対応出来た方がいいと思うが、足並みを揃えて行動したい人間が多いため、一筋縄ではいかないように感じてしまい、もどかしい。また、もっと早く楽しさに気付ければ…とも思うが、子供の勉強と今の勉強は性質の異なるものだし、土台を活かすことに価値があると考えたい。新しい趣味の個人研究を続けてみる。

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    2025年12月19日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    ネタバレ

    クロネッカーのデルタね。
    上司に「想像を絶するクソさ」と大々的に触れ込まれて読んだものの、オチの保呂草さんが実は犯人でしたは結構好きな展開かもと思った次第。
    ただ夫人の死亡現場に突入して家政婦が「犯人を見たけど幽霊だと思って見てないことにした(証言に嘘をついた)」みたいな訳わからないところは終始訳が分からなかった。いまだに訳が分からない。

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    2025年12月18日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    偉大なる、しかし断絶された人工知性が小生意気に振る舞い、それに翻弄される本作。
    生命とは?生きるとは?無償の愛とは?なぜ子孫を望むのか?

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    2025年12月14日
  • 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?

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    SFの姿を借りた哲学思考実験とも言える本シリーズ。今作も面白い。どこまでが人間か?どこまでが知性なのか?

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    2025年12月14日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    的外れの意味なしギャグは健在ながら、会話やモノローグの言い回しがいつもより冴え渡っていて面白い。明快な一本道が他者の介入によって絡まり捩れ、複雑怪奇な様相を呈していく様を「事件」という形で見せつけられた鮮烈さが見事だった。壺と鍵と箱のパズルの解法にもただただ舌を巻く。

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    2025年12月11日
  • 四季 春 Green Spring

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    S&Mシリーズ、Vシリーズと読み進め、四季シリーズに突入。一冊目の春は、真賀田四季の幼少期が描かれる。予想に違わず末恐ろしい子…!
    『すべてがFになる』では、天才が故の歪な人格に少し嫌悪感を抱いていたが、子どもの頃からここまで突き抜けてたら、まぁああなるよね。
    途中、同名の中の人と外の人に混乱させられながらも、それすら心地よく感じさせるのは森作品の魅力。

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    2025年12月11日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    今作は犀川が出張で出番が少なく、萌絵と並んで彼の登場を心待ちにする自分がいた。前作のような閉鎖的な舞台装置はなく山場らしい山場もないけれど事件は淡々と確実に連鎖していき、その静かな行進が最後に全てを繋ぐ鍵となる構成に森博嗣という作家の引き出しの多さを感じた。タイトルの響きも好き!

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    2025年12月09日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

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    消える像の謎と殺人事件。「定義」の一語で世界の輪郭がひび割れ、認識そのものが逆転する。感情に頼らず研ぎ澄まされた論理の中で事象を解体し再構築していく点で著者の独自性を今作も楽しめた。建物のコンセプトも自分好みで、とりわけ青の光に沈むラウンジに一度身を置いてみたい。犀川と萌絵の今後も気になる!

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    2025年12月09日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    大学の低温実験室で起こる殺人事件。夏に読めば心地良い冷気が漂うはずのページも初冬に読んだため氷点下の空気が骨に染みるようだった。前作のような華やかな頭脳戦という雰囲気ではないけれど、理詰めで真相を解き明かしていく感じがやっぱり好み。憎しみと愛情と憎しみ。動機が切ない。

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    2025年12月09日
  • つむじ風のスープ The cream of the notes 13

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    なるほど、ふむふむ、そういう考え方もあるか、それはどうかな、なるほどなー、など毎回気づきがあるシリーズである。

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    2025年12月04日