森博嗣のレビュー一覧

  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    本当に全てがFになった!という感動。タイトル回収が秀逸で、キャラクターの1人1人も魅力的。犀川と西之園の掛け合いがテンポ良く、また二人の間にある関係性に着目するのも面白かった。S&Mシリーズとして何作か続いているようなので読みたい。

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    2026年06月14日
  • お金の減らし方

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    「ああなりたい」や、「こうしたい」という願望はあれど、生きたいように生きているんだなと。それはお金の使い方も然り。言っているだけ、結局現状に甘んじてしまう。願望が叶わないということは、その程度の気持ちだったという証明になる。

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    2026年06月13日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    ネタバレ

    最初から疑いの目を向けなかった人物が犯人だった。アリバイがあると思い込んでいたのに、「そうくるか」という驚き。前提ごとひっくり返される逆転の発想が凄かった。

    謎を解き明かす過程で「境界条件」など数学的な言葉。数学の問題を解くように推理が進んでいく論理性が面白い。

    寒地を再現する大学の実験施設。西之園が現場で「冒険」するシーンは手に汗を握った。

    犯人は天才だと思った。シャッターの誤算がなければほぼ完璧だった(詰めの甘さはあったにせよ)。最後まで読むことで動機が少しずつ明かされ、行動の意味がパズルのようにつながっていく。読後の「納得感」はそこから来ている。残ったのは怖さよりも、常人には到達で

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    2026年06月12日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    ネタバレ

    森博嗣のノンシリーズ作品
    児童向けに書かれただけあって読みやすくてすぐに読める
    主人公の思考の中にときに刺さる言葉が出てきて森博嗣だなーと感じながら楽しめた
    犯人は読めたけど最後の手紙は予想外、少し切なさが残るラストで最後まで楽しめた

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    2026年06月09日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    高度経済成長期では、皆がわかりやすい目標を掲げ、それを達成せんと、猛進していた。しかし、社会が成熟し切った今、仕事には、「やりがい」を見出す文化が蔓延るようになった。やりがいとは幻想なのかも知れない。やりがいを求めるほど、苦しくなり、やりがいから遠のくという矛盾を孕んでいる気がする。もっとラフに考えるべきなのだろうか。

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    2026年06月08日
  • お金の減らし方

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    著書で書かれていることは真っ当であり、よくよく考えてみたら当たり前のことなのだけども、自分を含めて多くの人が出来てないなと考えさせられる1冊です。
    お金を貯めよう的な本は多々ありますが、きちんとお金を使う本は少ないなと思い、著書から実践できることはやっていきたいと思いました。
    自分にとって価値があるところはお金は減っていくわけですが、それをきちんと自分のためとしてポジティブに減らしていくことは、価値の対価としては素晴らしい減らし方だなと思いました。

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    2026年06月08日
  • お金の減らし方

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    森博嗣さんの名前を見て、昔Fにハマったなと思いつつ読んでみました。お金に対しての付き合い方。
    「収入の1割を自分の趣味のために使う」という森家のルールなど、そういう生き方もありかもと気付かせてもらえました。

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    2026年06月07日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    犀川と西之園萌絵の関係、巻を追うごとに焦れったくて素敵で。本筋のミステリ謎解きよりも惹き込まれちゃった
    シリーズ読み進めててよかった、次も楽しみ

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    2026年06月07日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ミステリー小説おもれ〜〜
    タネ自体は結構シンプルというか突飛なものではないけども読み応えめっちゃあって良かった

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    2026年06月07日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    ミステリの部分は分かってしまえば割と単純なトリックと言える感じである。

    勿論結論を読むまで自分では分からないのではあるが。

    保呂草さんはそのうち本当に捕まってしまうのではないか知らん

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    2026年06月04日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    傍観者にとって筋の通った「動機」と、殺人者にとって筋の通った「動機」とは

    Vシリーズの1作品目。S &Mシリーズから舞台と登場人物を変え、始まった新シリーズは前回よりもはるかにキャラクター性に個性あり、そして前回の名作「すべてがFになる」を彷彿とさせるような殺人後の動機の独白であった。

    読み進めるとS &Mシリーズは意外とキャラクターが大衆性のアイコンがある。犀川先生も理系の教授らしいあまり人に興味がない人でスタートしたし、西之園さんもよくあるヒロイン像としてスタートしていた。一方でVシリーズは女性の格好をすることが好きな男性キャラや、旦那と離婚しシングルで子育てしている女

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    2026年06月03日
  • 孤独の価値

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    ネタバレ

    寂しいという感情が分からなくて読んだが、これは私のような人間に向けて書かれたものではないと感じた。
    寂しいという感情がなぜマイナス感情として捉えられてしまうのか、孤独と寂しいという感情の関係、寂しいを昇華させる方法についてなどが書かれていて、「今どうしようもなく寂しくて、寂しいという感情を理解した上で寂しさを軽減したい」という人にはおすすめかもしれない。
    本書を通じて最後に感じたのは、私は「寂しいという感情をあまり感じないことが寂しい」ということだった。この本は一貫して「寂しいという感情をマイナスとして捉えるのは間違っている」「その感情は人として必要な感情だ」ということを説いているが、初めに言

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    2026年06月03日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    犀川先生と西之園さんの会話のテンポが、巻を経るごとに良くなっていっている気がする。最早ミステリよりもそちらを楽しんでいるかもしれない。

    ミステリ要素の方も、人間の計り知れない業を感じさせる、ちょっとゾクっとする感じが読後の余韻に残って好みでした。

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    2026年06月01日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    Vシリーズ第1弾
    約1年ぶりに再読です。
    (シリーズ全部既読済み)

    再読って面白い˙ᴥ˙
    犯人が分かってるからこそ、その人物の足取りや言動を追いかけられる。細かい伏線も気づけるし。

    シリーズ通しての伏線があったりすると
    「この時点から仕込んでたのか!」
    ってニヤニヤするときも( * ॑꒳ ॑*)

    特に
    練無が小田原長治を最初から知ってたことや
    林の名前に対して、紅子が言及するセリフ
    とかはニヤニヤな伏線˙ᴥ˙

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    2026年06月01日
  • つくねもハンバーグ The cream of the notes 14

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    毎年年末に刊行される森先生のエッセイ、欠かさず買っています。引退宣言していて、もう小説は書いていないとのことだけど、どうかこのシリーズだけでも続けて欲しい。森先生の言葉を浴びたいので…願わくば小説も…!

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    2026年05月31日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

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    シリーズ3作目。天才たちの会話が独特でAudibleで聞いているとたまに???になることがあったが、その独特の掛け合いがまた面白い。ほかの小説では感じられない感覚。
    犀川と西之園は数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」へ。そこでオリオン像が消え、次の日には元に戻っていたが、死体も発見される!
    前2作に比べて理解しやすく、テンポも良くてあっという間に読み終わっていました。

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    2026年05月29日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    今までにないタイプの密室殺人だった…!
    確かに、完全に隔離されているからこそ可能になるというか、なんというか…まさに目から鱗!

    島田さんがあることに気づき顔面蒼白…!
    みたいな場面で、もう少し自分の頭が良かったら(当方文系)、同じように驚き、慄くことができたのに!!と悔しかったです。
    それぐらい面白かった。

    動悸とか人間ドラマがもう少し深掘りされると嬉しかったけど、あまり多くを語るのも無粋なのかな。

    一人称視点ではないので、登場人物の思考が詳しく描かれるわけではないけど節々の会話から皆さんの思考が垣間見えて興味深かった。

    マイナスポイントとしては萌絵のキャラクター設定かなぁ。
    犀川先生

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    2026年05月28日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

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    ネタバレ

    他に比べると、とても読みやすい。
    そして、練無と紫子の会話が楽しい。紅子は二人ほどは
    話さないけど、存在感は大きい。
    大人になっても、こういう友人がいたら楽しいだろうな…
    ちょっと羨ましい。
    実在(した)する人間の顔をかぶり、恨み、復讐を考え
    るほどの人がそうそういるとは思えないけど、人は皆、
    何かしらをかぶっているんじゃないかな。
    人間は本当に複雑。
    事件とは関係ないところでサプライズがあって、えっ!?
    となった。笑った。

    紅子の発言には今回も印象に残るものがいくつかあった
    けど、今回はこれを残しておこう。
    「報道というのは、私たちの目や耳を補強してくれてい
    る、と思うでしょう?そうではな

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    2026年05月25日
  • つくねもハンバーグ The cream of the notes 14

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    哲学と思いきや、言葉について詳しく知ることができる部分もあり、面白く最後まで読み終えました。クセがあるひねくれた考えだなぁと思ったり、この部分は共感できるなぁと思ったり、色々と考えを巡らせながら読みました。「つ」で始まるエッセイのシリーズということで、過去作も読みたいです。

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    2026年05月24日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    ネタバレ

    最初の方だけちょっと文体に慣れるのに時間かかるけれど、前の話より読みやすい気がする。
    書き手(保呂草)の事件の中の立ち位置が怪しすぎてミステリとして珍しい。人が死んだのに主人公サイドの心の動かされなさがすごい。解決編もすごくあっさりしてる。読んでる側が自分で解決する感じ。
    紫子さんの部屋密室にするくだり、何の伏線でもなくて面白い。
    曲芸機面白そう。解説聞きながら見たい。

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    2026年05月24日