森博嗣のレビュー一覧
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ネタバレミステリのトリック自体はすぐ分かるとの評判らしいけど、最後まで分からなかった…まだまだ読書経験が足りないのかもしれない。
博士の入れ替わりと、「数学者は笑わない」のタイトルが効いてくる点は素直に感動した。
まだ森博嗣作品は「すべてがFになる」「冷たい密室と博士たち」しか読んだことがないけど、今のところこれが一番良かった。
結論を急ぐ刑事の存在はノイズに感じた。
犀川先生が余裕ぶっこいて犯人の前で気持ちよく語ってる…のは百歩譲って良いとして「で、結論は?」と刑事が何回も突っ込んでくると私も刑事と同じ気持ちになって少しイライラしてしまった。 -
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ネタバレ定義するものが存在するもの。
数学とは学生時代以降無縁の世界にいる自分からしたら、定義という言葉を久方ぶりに聞いた気がする。
定義するとは一体なんのことやら。
よくよく考えてみればなんとあやふやなものかと思う。自分が定義したものが真実、真理ではないし、誰かが定義したものが真実、真理ではないけれど、確かにそこにあるものとなるなんて、とても曖昧なのに自分にとってはそれが真実となってしまうかもしれない。
今回は完全文系の自分には堂々巡りなところでした。
ストーリーのトリックは割と序盤から見抜いてはいたのですが、このお話の真髄は、星座のことでもなく、犯人を見抜くことでもなく、定義とは というところにある。
正直今まで生きていて考えたことのない命題だったので、自分の中の使ったことのない細胞が使われた気がする。そういう意味でこのお話を読むことで非常に稀有な体験をさせてもらいました。 -
Posted by ブクログ
ランダムに再構築されていくことで進んでいく物語。長い年月をかけて成長し、前進してきた物語。そこに天才の思考の一端を垣間見たような気がする。美しくはかない思考の帰結に読んでいて深い感動を覚えた。まさに芸術としてふさわしい一冊である。
19歳 酒井くん
↑生まれ出てきて19年でこの感想文。
生まれて飛び出て44歳のワタクシ。
四季、めっちゃあったまいぃよなぁ。
ゼーんぜんついてけないけど、
それがやっぱ天才って感じ。
え!あれ四季だったの!?やっば!
↑こんなんでしたけど。
19歳酒井くんの中身はキシオかな。って思ったわ。そこでも繋がっちゃうかー
森博嗣のエッセイ読むと、
売れる本を書いてるだけ。っていうけど。
すごいよなぁ。
売れる本、描きたくても書けないってことに、今更気づいたよ。
#四季
#森博嗣
#すごいよなぁ
#⭐️3 -
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ネタバレ実存主義的な文学感を感じる作品だった。「いかに生きるか」という人生の大きな方針に対して、自分の価値観や現状に応じて自分で選択し、その責任を担っていく。
いいとこ取りだけはできなくて、院進なのか就職なのか、研究なのか家庭なのか、常に選択をし続けるのが人生だと教えてくれる。その中で、自分の魂の内面に従い続けることを選んだ喜嶋先生の選択した世界線を「静かな世界」と呼ぶのは美しいなと。
マルクス・アウレリウス『自省録』にも
「自分自身の魂の中よりも静謐で煩わしいものが少ない場所はない」
とあるように。
カミュ『異邦人』
サルトル『嘔吐』
カフカ『城』
とかとテーマは似てる気がするのに本書の方がめちゃくちゃ読みやすくて面白く感じるのは、文体ゆえなのか、俺の価値観なのか、勉強不足なのか。
喜嶋先生のような人は恋愛ってしていいんだっけ?というのは俺の人生の大疑問。愛ってある意味で全霊をかけなきゃいけない概念だと思うんだけどどうなんだろうか?相手は自殺したのか濁されてたけど、そういう状況を作り出してまで自分の魂の内面に従いたいのであれば、恋愛をするってどっかで整合性取れなくて破綻しそうだなと思っている。キルケゴールや『月と六ペンス』にも同じような問題があるのでもっと深く考えたい。
後半のスピカの献身性にも感動した。
時の流れの速さの変化でなんか表現してるのかなとか思ったけど分からず。
自分のパラレルワールド人生味も僅かに感じた笑
それより最初の二点が興味深く、今後の人生に影響を与えてくれそう。
「学問には王道しかない。それは、考えれば考えるほど、人間の美しい生き方を言い表していると思う。美しいというのは、そういう姿勢を示す言葉だ。」P234 -
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ネタバレ数学は何の役に立つのか。
という問いに、
何故、役に立たなくちゃあいけないのか。
と聞き返す犀川先生のセリフが印象的でした。
以下抜粋。
役に立たないものの方が楽しい。
音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。
最も役に立たないという事が、数学が1番人間的で純粋な学問である証拠。人間だけが役に立たないことを考える。
そもそも僕たちは、何かの役に立っていますか?
言われてみればその通り。
将来的な可能性も含めて、何の役にも立たないと思われるものこそ、心を豊かにするものの1つになりうるかもしれない。逆に、何かの役に立つと思ってしまった時点で、純粋に楽しめないのかも。
数学嫌いな自分はそんなふうに考えた事がなかったので新鮮でした。
ストーリー自体は前作Fよりも派手さはないですが、逆に現実的な感じがして面白かったです。
理系とはかけ離れた場所にいる偏った自分の乱暴で素直な感想を述べる事が許されるならば、数字を日々追いかけてばかりいる頭の良い人たちも、凡人と変わらない事で悩んだりするのだと良いのか悪いのかよくわからない親近感さえ湧きました。
森博嗣さんのシリーズは、ただのミステリに終わらず、時々哲学的な事をポロッと交えてくるのが非常に面白かったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作「幻惑の死と使途」と並行して起きていた事件を扱っており、前作が奇数章しかなかったのに対して今作は偶数章しかないという細かい仕掛けに感心した。
これまでのシリーズとは少し変わって萌絵の親友・杜萌が巻き込まれた事件を主に杜萌に中心に描くが、まさかの結末に驚いた。たしかに見返してみると、家での誘拐シーンなど、事実と矛盾しないように表現されており、一種の叙述トリックのようで、してやられたという感じだった。男女の痴情のもつれではあるが、杜萌と赤松の背景がもう少し描かれても読者としては面白かったと思う。
シリーズも後半に入ってきたが、まだまだ先が楽しみ。 -
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春を読んで、今、夏を読み終わった。
13歳の天才少女、真賀田四季。
こちらの本は、本友達のまっちゃんから頂いたのだが、わたしは春を読んだあとに、水泳サークルで知り合いになった13歳の本が大好きな姉妹に真賀田四季を託してみた。
同い年の天才少女を描いたこの本。
彼女たちはどのように読むんだろうか。
ちょっと聞いてみたい。
非の打ち所がないほどの美人で、天才、色白で、ただ、わたしには1番大切な心だけがないような気がしていたけども。
なんと、夏で恋をしていたことが発覚。
あ、あったんだね。心っていう部品。
って思うような。メカニカルな天才少女です。
もう何が起こっても、真賀田四季ならあり得る。
としか思えない。
そんなわけで。
夏も13歳の水泳サークルの姉妹に渡す予定だが、
彼女たちからみて、真賀田四季とはどんなふうに映るのかな。
ちょっと、感想が楽しみです。
わたしは、もう、
真賀田四季あるあるとしか目に映らず。
まぁね、四季ならそうだよね。
ってしか思えなくなるくらいよね。
真賀田四季。マッキー!とか読んでみたりしてね。
頭のよろしくないおばさんとは話してくれないと思うけど、あえて話しかけちゃうもんね。
しかも、しょーもねぇ話振っちゃうかも。
むしろ、すっごい意味不明な話振ったら興味持ってくれるかな。
ね、マッキー知ってる?
踵ってkakatoっていう意味あるんだよー!
とか。
スンゲェ意味不明だけど、真賀田四季だったら、
なんらかの意図を読んで考えに考えた上で
なんでやねん。
って、絶対言わないってことだけは、確実。
#真賀田四季
#13歳の天才
#天才過ぎてわかるーってなる
#わからなすぎてわかるーってなる
#それな!ってなる