森博嗣のレビュー一覧

  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?

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    ネタバレ

    「共通思考」が何か、という疑問に少しずつ答えを見つけていくグアト。
    その概念に引き込まれていくグアトに対し、終始不安そうなロジ。そりゃそうだよなぁと思う。
    ロジの体調不良の原因がまさかのことで驚愕した。たしかに、体調不良の症状が、、、
    ロジのご機嫌がよく前向きなのは、これによりグアトがリアルの世界に残る理由にもなるからかなと思った。この状態で、共通施行を求めるのか気になる

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    2025年10月12日
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

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    “偶然という名のミステリー”

    こんなのは本当は物語にならないはずなのに、この作者はゆるされる。

    Vシリーズの3作目
    不思議な名前の登場人物たちは、不思議な館の密室殺人に出くわす。
    “オオカミ男の住む家”と噂のある家で……。

    「人はすべての現象に意図を見出そうとする」
    なんだかミステリー小説を逆手に取られた気がするが、この人はゆるされる。

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    2025年10月10日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    古い作品ではあるが、VRなどの現代で実用的になっている技術などが作中に多々出てくるために、発売当初よりもよりも今の方が読みやすい作品だとおもう。30年くらい前の作品とは思えなかった。

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    2025年10月07日
  • 神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?

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    WWシリーズ第2弾
    「神はいつ問われるのか?」

    仮想空間アリスワールドが突然のシステムダウン。
    何が起きたのか。仮想空間内の人工知能と対話をしに二人は仮想空間へ。

    テルグの村の再来かと思ったら、アリスやクマさんがだいぶ協力的だった˙ᴥ˙。

    リアルなのかヴァーチャルなのか、のゾワゾワ感は最後でスッキリしました。

    モリスとチェスをしてたのはあの人ですね。
    別の名前とかあるのかな?

    最後の一行は意味深なの?
    ただの愛情表現?

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    2025年10月05日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    めちゃくちゃ疲れた。最後なーがーいんだもん!
    でも、何だか終わり頃ぐだぐだと…と思ったら、おおお!な展開があったり、長きに渡り読み継がれる物語には、そうなる理由があるんだなと思いました(^^)

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    2025年10月04日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    保呂草さんカッコよすぎ!ダークヒーローとしての側面がずっと強調されて、憎めないけど胡散臭い人物という印象が拭えなかったんですが、一気に人間味が増したというか、彼のした行動があまりにカッコよすぎて惚れ惚れしました。泥棒の手腕も、彼女とのやりとりも、そんなことされたら惚れるわ……!(でも紫子のことを思うと切ない。罪な男すぎる!)

    羽村怜人の正体は、ピザとビールとかの下りで早々に気づいてしまったのでミステリとしてはそんなに驚きはなかったですが(というか作者も別に大きなトリックとして書いてはいないと思いますが)、そんなことどうでもいいくらい抒情的な物語に引き込まれて大満足でした。というか大笛梨枝のラ

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    2025年09月29日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    ネタバレ

    面白くて一気に読み終えてしまった。
    飛行機に乗っていた人が実は入れ替わっていたというトリックは、想定通りに進んだ場合に遺体の入れ替えができるのか気になった。
    脅迫文に隠された各務さんへのメッセージは全く分からず、もし分かった人がいたら教えて下さい。

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    2025年09月25日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    このシリーズ8作目の本ですが、一番面白かったです。
    もちろん、人が死ぬ推理物ですが、恋愛の要素もあり、最後には大どんでんがあります。
    読み終わった後、なんとなく優しい気持ちになりました。

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    2025年09月25日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

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    私が理系だからか、大学院で研究していたからか、そんなの関係ないのか分からないけど、文章と内容がスッと心に染み渡った。自分と重ねてしまったりなんかして。疲れてちょっと立ち止まりたいときに読みたい本。

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    2025年09月25日
  • 道なき未知

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    理路整然と合理的な生きるを体験している方だなぁと思いながら読んだけど、あまりにも感情論無視するからたまにコレはとイラっと来たりした。笑道なき道を作って来た人だから言える言葉がたくさんあります。

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    2025年09月24日
  • 新版 お金の減らし方

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    その写真を撮るために、物を買い、その場所へわざわざ出かけて行くのは、人に見せる写真のために自分のお金を使っているわけだから、人を喜ばせるためのサービスを提供しているのと同じでは?

    どうしてもやりたいと考える人は、時間もお金も何とか工面してしまう。時間とお金が潤沢にあるから好きなことができるのではない。

    富を築く人というのは、最初は餌を撒いておき、得をできるだけ後回しにする。

    必要なものの多くは、絶対に必要なわけではないが、欲しいものはそれ自体で説得力を持つ。

    人は自分の欲望を常に満たす行動を選択する。誰もが自分の思った通りに生きている。一見、不満を抱え不自由を強いられているように見えて

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    2025年09月23日
  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS

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    ネタバレ

    キヨトの作品だったのか、一連の事件は。
    寺林の狂言(何のため?)なのか。
    最後の最後に考えさせられる。

    萌絵さん、わかっちゃいるけど、行動力がありすぎる。

    ラヴちゃん、出生として女だよね?(萌絵さん女子校だったよな。。。)

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    2025年09月23日
  • お金の減らし方

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    ネタバレ

     なんのために生きているのか、なんのために働いているのか、そんなことを突き付ける一冊。
     長年働くことがあたりまえになって、お金に余裕があれば「何に使えるかな」と楽しみを探す、私を含めてそんな現代人が多いのではないか。でも本来お金を貯めることが目的でも働くことが目的でもなかったはず。したいこと、欲しいものがあって、そのためには働かなくてはならない、どれくらい働いたらそれは実現できるのだろう・・・という順番だったはず。
     「ほしいものと必要なものを整理しよう」「自分が欲しいものがわからないという人は一か月くらいスマホの電源を切っておくだけで少しはわかるようになるだろう」
     人生は自己満足であり、

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    2025年09月23日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    萌絵犀川シリーズにしては難解さはあまりなくスラスラと読めたかな。
    萌絵が最後にトリックを解き明かすシーンでは何故このトリックが思いつくのか読んでも分からなかった。犯罪者赤松と杜萌の経緯も明かされないし基生のことも描かれないし、後の作品で出てくるのかなぁという感じ

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    2025年09月18日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    大昔に読んでたのは違うシリーズやったかな〜。いずれにせよ昔すぎて覚えてないな。もっかいさらって読みたいけど時代背景の違いに耐えられるのか...
    同じく綾辻行人の館シリーズも読みたいのよね〜

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    2025年09月17日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    「仕事」をテーマにした森博嗣のエッセイ
    
    以下、公式の説明
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    私たちはいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか? 本書は、現在1日1時間労働の森博嗣がおくる画期的仕事論。自分の仕事に対して勢いを持てずにいる社会人はもちろん、大学生にもおすすめ。
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    森博嗣のエッセイを読み慣れてる人にとっては「いつも通りの森博嗣」
    むしろ、ちゃんと説明してくれてて優しい方だと思う
    当たり前のことを真摯に書いている
    ただ、その言い方が人によっては冷たく感じるようだ
    まぁ、そんな風に思われても本人は気にしないのだろうけ

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    2025年09月17日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    ネタバレ

    この作品がすごいおもしろかった!って思えたわけじゃないのだけど、S&Mのペアが好きだったので、終わってしまったかあというのは残念
    また他の作品も含め再読したい

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    2025年09月15日
  • 常識にとらわれない100の講義

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    常識に囚われない100の講義ではなく非常識な思考になり利を得る100の講義と言っていい。非常識な行動は単なる変わり者とされ相手を納得させなければ損だが、非常識な思考は新しいアイデアや商売になると言う。確かにそうだ。作家て凄いの一言だわ。

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    2025年09月12日
  • 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow

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    表紙が綺麗で買った
    (本当はすべてがFになるが欲しかったけどなかった)

    社会不適合者って、柚原みたいな人のことを言うんだな

    私ってば、なあんにも考えず社会の家畜として生きてるから、つまりここで言う馬鹿かな

    社会の家畜である馬鹿が社会適合者ってことかぁ
    皮肉だなぁ、

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    2025年09月12日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    完全なる密室で次から次へと不可解な事件が起きる展開が面白かった。
    1つの大きな謎から大どんどん返しの展開よりかは細かい謎が沢山あって1つずつといていく展開の方が好きだと感じた。
    終盤までは謎が謎を呼ぶ状況が続き、ページをめくる手が止まらなかった。
    両手足が切断されたウェディングドレス姿の死体や突然死体姿で発見される山根など衝撃的な様子が浮かび上がる描写が多く読んでいて楽しかった。
    四季女史がミチルを身篭っていたという結末は予想だにしなかった衝撃的な展開だった。
    理数系に強いひとが読んだらもっと面白いのだろうな。
    犀川の余裕のある感じで謎を解き明かす様がかっこよかった。

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    2025年09月11日