森博嗣のレビュー一覧

  • 新版 お金の減らし方

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    お金がないからできない、という人は、本当にそれが欲しいと思ってないからだ。

    欲しいものがないという人は、ある意味可哀想な人だ。探そうとしない。

    人間は、好奇心があるから面白い。現状に満足せず、どんどん探していこう。

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    2026年08月23日
  • 自由をつくる 自在に生きる

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    まず、自分がなにに支配されているかに気づくこと。
    自分の思い込み、周囲の意見、
    一般に正しいとされていること。
    生きていて、不自由だと感じることは沢山あるが
    それは本当に仕方ないことなのか。
    その不自由さはどこからくるのかを、
    もっと日常的に考えるのが大事なんだと知った。
    ————
    ただ、欲しいな〜と思うのは
    願っているとは言わない。
    本当に願っていることなら、具体的な行動や
    それに伴う課題が見えるはず。だから、
    諦めなければ夢は叶う、は綺麗事ではない。

    周囲に流されて生きている人々を見て
    サバンナの水牛の群れを思い浮かべる、という森さん。
    「それ、本当にあなたの願いですか?」
    と、深く考えていないそれっぽい人生の目標を
    見透かされるようでぎくりとする。

    ————
    あとがきで印象的だったエピソード。
    この本の第二章の量が少なめだから
    何か付け足しましょうか、と出版社の方に提案されて
    最初は何を挿入しようか考えていたけれど
    それはフォーマットに支配されているのでは?と
    思い直してそのままにした、とあった。

    常に支配や自由について
    考えているからこその対応で、さすがだなと思った。

    日常にひそむ支配はたくさんあって、
    その流れに乗っている間は心地がいいけれど
    少し遠くを見ると危険な方向へ向かっていることに
    気付く、とある。
    今調子が良いものはいずれ悪くなる、
    一番安定しているのは死んだ人間である、
    など、ぬるま湯から引っ張り上げてくれる言葉が
    多々あって、もっと冒険しよう、
    もっと自分にとっての正解をちゃんと考えよう、
    と気を引き締められた。

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    2026年08月23日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

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    読みやすい文章。
    研究への熱い思いが伝わってくる。楽しそう。羨ましい。

    自分は理屈っぽくて、研究が好きだと思っていたけれど、実際の大学、大学院で過ごした時間は全然、研究に熱中するカケラも出てこなくて、就活の心配ばかりしていた。
    研究室とも馴染めていなかった。研究の世界は、あまりにも先が見えなくて、そこで生きていくなんて、精神的な負担が重すぎるはずなのに、何故大学の研究室はあんなにゆるい空気なんだろう、その空気感が好きだけど、と思っていたけれど、この本を読んで、本気で研究に向き合っている人は、しっかりと精神的にキツイ世界の中で生きているんだなと、思い至った。 自分の大学生時代は、そんなことにも気づけないくらい、研究に打ち込んでいなかったし、研究室に馴染んでいなかったんだな、と思い知らされた。切ない。

    自分はきっと、浅く広く知ることしか楽しめない人間だな、と感じてきた。限界とか、突き詰めるとか、やり切れない。
    知ることの喜びは感じられるけど、切り拓くまでの気概がないんだなあ。 それが一概に悪いこととも思わない考え方もできるようになってきた最近だけど、でもやっぱり打ち込み切れる人に憧れるなあ。

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    2026年08月19日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    「密室」は誰のために存在しているのか

    森博嗣先生の作品、さまざまなシリーズを読み進めてきて遂に新シリーズ「Gシリーズ」に辿り着きました。本作品の最初は森ワールドらしさ溢れる「密室」、猟奇的な遺体との邂逅に登場人物達は、読者は向き合います。

    まず最初に西之園さんたち前シリーズまでの人たちが少しずつ出てきて、特に萌絵さんはあどけなさ溢れる少女らしさから随分と余裕のある大人の女性となり、新しい登場人物達を支えてくれているところに成長をとても感じる。犀川先生との関係性、あまり出てこない中で少しの描写で二人の関係性を描くのは読書にとってもとてもありがたい。四季シリーズでまた一歩踏み出した二人のこれからを追っていきたい。

    密室殺人のトリック面に関してはネタバレになってしまうので言えないが読者としても想像はしやすいもの、さらにいうと今回はあくまでも推理は解決ではなく一つの解釈、そこから先を読者に委ねるところも良かったと思う。

    密室に対しての解釈は読んでいる中で衝撃的であった。よく犯行の可能性を絞る、自殺に偽装するなどといった加害者目線や都合で語られることが多い密室にこのような結末をもたらすところもまた森ワールドらしさ溢れる密室であり、それに対する私、読者としても、その密室は登場人物にとっては、「φ」であったんだなという読後感に辿り着いた。

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    2026年08月18日
  • 黒猫の三角

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    先日『オメガ城の惨劇』を読み終わった際にこの漫画の存在を知った。森博嗣氏がいたく気に入っていたという話を聞き、読んでみたくなり電子書籍で購入。
    『黒猫の三角』はずいぶん前に小説で読んでいるはずだが、正直あまり記憶がない。こんな奇天烈な名前の持ち主ばかり集まる訳がなかろうと呆れたのは覚えているが。
    瀬在丸紅子のイメージは自分なりに持っていたけれど、この漫画に描かれた彼女は実に紅子らしいと感じられた。元夫の林氏は格好良すぎでは? で、『プリンキピア』を読んでいた聡明な坊っちゃんがS氏であると。いやぁ、すべてはつながりFになりますな。

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    2026年08月17日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    Gシリーズ第9弾となる。
    今回は、学会に参加するため犀川研、国枝研、西之園研の面々が勢揃いしている。

    とある殺人事件が起きる。
    殺人事件は解決する。トリックも解き明かされる。
    しかし、何故起きたのか?動機は?謎のギリシャ文字は?結局犯人は誰だったのか?説明が無いまま物語は終わりを告げる。
    Gシリーズ特有の共通点みたいです。
    真賀田四季をチラつかせるも関係があるのか、無いのかもまだ明かされない。
    大人になったメンバたちの今後の動向や展開も気になるし、これは続きが気にならない方がオカシイだろう。と、いうことで引き続きシリーズを追わねばならないのは明白だ。

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    2026年08月16日
  • 自由をつくる 自在に生きる

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    好奇心を、海岸線を歩きながら流れ着いたものを眺めるって例えてたのが、子供心をくすぐられてよかった、記憶した。
    悩める時は、認知に限りますな。
    自分の思い通りにするには、自分が何に支配されてるか、を改めて1から考えてみる道筋を伴走してくれる本は、今後この一冊で事足りそう、多分。たまに著者の自己満的エピソードもあるけど。(それが嫌というわけではない)

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    2026年08月15日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    まさかこのページ数をかけて壮大な痴話喧嘩を読まされた……⁉︎ と途中で笑い出しそうになったよw
    犀川センセの0からいきなりフルアクセルな極端さがらしくて笑える。

    ミスリードを誘う記述がいくつも仕込まれていて、真相に辿り着くのは難しい。
    けれど最後に犀川が選んだ態度は、恋愛に対してある種そこまでの真剣さというか崇高さを求めてしまう現れなのかもしれない。
    目が覚めて昨日の自分との連続性を疑うような彼にとって、萌絵との関係性を継続的なものにしようと行動した事は、本当に生まれ変わるくらい凄いことなんだろう。

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    2026年08月14日
  • 勉強の価値

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    孤独の価値の森先生の本。

    大人になって人生を充実させて歩むには、いかに自分を知り理解できているかだと思うようになった。

    若い頃に、もっと自分を知る機会を作ることが必要。

    勉強は自分の頭で思考すること。

    そこまで息つくまでの勉強がしんどい。

    自分を知る事は、生きていく上で、最大の武器となる知性の1つであり、教養の基本でもある。

    いかに自分の好きなことを見つけられるか。

    学校は、他者との付き合い方を学ぶところ。

    子供にも勉強の価値が伝えられるよう、自身ももっと勉強したい。

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    2026年08月14日
  • 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow

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    森博嗣らしい文章が、読んでいてどんどん引き込まれる。大きな事は起きないまま物語は進み、一気に暗転するところにゾクっとすると共に、当人の考えが理解できないわけではないところがさらに恐ろしい。「働きたくない人の人権」について、もう少し考えてみたい。

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    2026年08月14日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    Y字に吊るされ刺殺された大学生。第一発見者は彼を慕う2人の女子大生…そして巻き込まれる山吹早月。他Gシリーズメンバーの加部屋恵美、海月及介が、西之園萌絵とともに事件を推理していく。海月の推理した真相は犀川創平のものと同じだったのか?事実は闇の中。面白いは面白いのですが、期待度高すぎたからか少し物足りない感ありました。次作にまた期待です。

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    2026年08月11日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    ネタバレ

    S&Mシリーズ2作目。
    今回もおもしろかった!!
    密室で起こる事件、地下で見つかる死体…トリックだけでなく動機まで突き詰めてくれるのがスッキリして良かったです。
    犀川先生の着眼点が鋭くて毎度ハッとさせられます。
    前作「すべてがFになる」よりも分かりやすい感じがしました。
    萌絵と犀川先生のなんともいけない関係も気になるし、3作目もたのしみだな~。

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    2026年08月11日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    「研究ってね。何かに興味があるからできるというものじゃないんだよ。研究そのものが面白いんだ。」
    久しぶりの森先生作品。犀川先生と萌絵のキャラがクセになっているのを感じた。

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    2026年08月08日
  • 四季 春 Green Spring

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    春はそう、「四季」の始まり

    森博嗣さんの作品にどっぷりハマり読み続けて来た中で楽しみにしていた「四季」シリーズに辿り着いた。犀川先生や西之園さんのS &Mシリーズや、紅子さんや保呂草さんのVシリーズの根底にずっと流れていた「彼女」の存在が、「彼女」の始まりが、周りの人との交流を軸に深掘りされ始めていた。

    天才はそう、自分のもつ天性のギフトに対しての肉体的な、時間的な、人間関係的なキャパをオーバーしてしまう。私たちが精一杯生きているこの世界の見え方もまた違うように、天才である「四季」にとってはそれは自由ない存在になるための足枷になっている部分もある。それを思うと「すべてがFになる」や「有限と微小のパン」などで描かれていた行動や思考にも我々には観測できない筋道があるのだなと思った。

    この天才「四季」と登場人物との距離やズレといったものは同時に天才「四季」と私たち「読み手」との距離やズレ、それは二次元的な存在である小説と我々が生きている高次元の実世界という一見すると我々の方が明らかに上位存在であるのに、そうとはならず二次元存在の小説世界の方が実世界を遥かに超越している。

    「四季」と我々との間の次元的なズレの間にある魅力に我々は引き摺り込まれ、小説世界に引き込まれていると同時にそこで明らかに理解を超えた存在である「四季」と出会う。

    読み手が主体で行っている行為としての読書に意志を持たないはずである小説側からまるで読まされている、読み進めるように手を動かされている、そんな魅力や魅惑が小説世界の「四季」には存在していた。

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    2026年08月04日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    このシリーズの中でも好きな作品でした。
    トリックどうこうでなく、物語として。

    前作、幻惑の死と使徒の対になる作品。
    よくもまあ、この二作をこれだけ上手に絡めながら同時進行させる話を書きましたね。本当にすごいですね。

    事件・謎の部分はほんの些細なところ。トリック自体はなんとなく想像はできたけど、この作品の本質はそこでない気がするなぁ。

    個人的にささったのは、エレベーターに乗って降りるシーンの表現、「重力加速度が減少し、やがて増加する」の部分。客観的に物理現象として表現してるあたりが、その時の彼女たちや読者の心境をよく反映してると思う。

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    2026年08月03日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

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    迷い込んだのは、罪も罰もなき箱庭の楽園

    森博嗣さんの作品を読み進めていく中で手にした本作品は題名に「密室」とあるところからいつものようなミステリー作品だと思って読み進めていたけど、どちらかというとSF系箱庭の中での思考実験のような要素も感じた。

    罪も罰もない言わば理想郷のような街に迷い込んだ主人公が立ち向かう殺人事件のような事件も、トリックというよりは何を信じているのかといった、何を事実として受け止めているのかといった「思考」や「感情」といった面の話が繰り広げられており、ミステリーだとずっと思って話を読み進めていると拍子抜けや狡さを感じるかもしれない。私は途中からとりあえず今の私たちが存在している世界の常識とか考え方とかそういうのを取っ払って読もうと思うとそれは良い読書体験だった。

    話の中での中心と周縁の理論としても、箱庭といった中心の平穏を保つために必要な暴力性があり、そしてまた暴力性はその中心の中の一つ次元が違う崇められている存在や、または周縁の存在として来た外部からの異物によってなされるところも構造としてスッキリしてたし、話が一定の目処が立ったとき、その「異物」の結末をどう描くかといったところに
    「SFらしさ×理系ミステリ」の良さを感じた。

    実際の社会としても取り上げられているようなコールドスリーブをこのように読み物としての形に落とし込んでいるところ、世界は自由意志ではなくある意味で機械のような信号の受け渡しの一つであるがそこに「主観性」を見出すことが、この世界への自分の見出し方とするのであれば、私たちの世界の見え方もまた変わり、そして深まるのだろうか。

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    2026年08月03日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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    前作よりも読みやすかったように感じた

    犀川と喜多
    この二人の関係性もつかず離れずだけど
    お互い助け合っている様子などがたまに見て取れるのが
    良いなと思った

    犀川が喜多に頼んで見せてもらった実験
    その時に起こる事件
    読んでいるとこねくりまわされて難しく考えながら読んでいたけど
    解決を読みながら犀川の言ったことを考えていくと
    ものすごく納得して
    それを踏まえたうえでもう一度読みたいと感じる

    そして
    続きが気になる…気になってしまう……

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    2026年08月03日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life

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    自己啓発的ではなく、自分はこう考えている、という視点。それが説教くさくなくて読みやすい。こういう生き方に憧れる。

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    2026年07月30日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    ネタバレ

    今回もトリックには気づかなかった。結城稔や付き人が怪しいと踏んでいたが、想定が何度も書き変わった。犯人候補が殺されるなど展開がドラスティックで、後半は「一体誰が?」と読んだ。

    犀川の思考回路はそもそも常人の域を超えているのかもしれない。
    萌絵が毎回危険な目に遭うのも本シリーズのお約束になっている?と感じた。犀川との距離感が少しずつ縮まっているのも読んでいて楽しい。

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    2026年07月26日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life

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    早々に仕事を辞め、人間関係を断ち、自分のペースで人生を楽しむ豊かな生活。庭園鉄道の作業を軸として綴られる森氏の生活に、「豊かさとは何か」や「人間が本来すべきこと」を教えられる。
    「お金を十分稼いだからできるのだろう」と批判する人もいるだろうが、森氏の生活レベルまでは望まないまでも、そのように生きられないのはどうしてかを考える必要があるのではないか。日本の風潮か?政治の問題か?それとも…。
    世の中に諦観しているようにも感じるが、森氏の視点は、私たちが普段気づかない事柄に目を向けさせると同時に、絶対的な正しさということはないことを教えてくれる。

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    2026年07月26日