森博嗣のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
真賀田四季の天才性はここまでだったとは……。自分も四季と同じ幼少期を過ごしたはずなのに、あまりにも共感できないその人間性。ほんとうに6歳の人間の頭脳なのか、これが?たしかにこのまま成長したら、有限と微小のパンで描写されていた、肉体さえ超越した存在へ辿り着くのも納得いきますね。ただただ驚愕した一冊でした。
森博嗣先生の描く天才キャラは本当に引き込まれます。これまで読んできた創作物で登場してきた天才キャラは、イコール計算ができるみたいに描かれがちでした。また、TVでもハーバード卒のアスリートなどが出ると「計算され尽くした〜」など、至極どうでもいい実況が入ったりすることからも、「天才=計算が早い、 -
Posted by ブクログ
百年シリーズ第二弾。前作からの続きということで、ミチルとロイディの関係性や世界観について知識がある状態で読み進められたこともあり、純粋にストーリーを楽しむことができました。
今作は一貫して「人間とは何か」というテーマにフォーカスした印象。ミチルとロイディの関係性があるからこそ、響くテーマでしたね。この辺りの肉体を捨てても人間として存在できるという流れは、S&Mシリーズでの真賀田四季の考えにも共通している気がしますが、このあたりは単純に森先生の思考が反映された形というだけなのか、シリーズをこえた繋がりがあったりするのか、どうなんでしょう?なんにせよこの後はついに四季シリーズへの突入なの -
Posted by ブクログ
メフィスト賞受賞の、森博嗣さんのデビュー作。
瀬名秀明さんの解説読んで知ったけど、この作品は本来、シリーズの4作目だったそうな。それを編集部が1作目にすることを提案し、森さんが改稿した。
つまり、賞への投稿時点で複数作品が完成していた。しかも出版できる水準で。
とんでもない人だ。
犀川助教授と西之園萌絵のコンビが密室殺人に巻き込まれる。天才科学者、真賀田四季女史が14歳で両親殺害容疑により15年間も隔離生活していた部屋で、殺された。システムに異常はなく、入り口はひとつ。誰が入った? 監視カメラにも入室記録にもないのはなぜ?
トリックは全く気づけず、終盤は驚かされっぱなしだった。
犀川助教 -
Posted by ブクログ
本当に潔しな生き方。
ここまで潔いとお金云々もそうだけど、
かっこよさすら感じてしまう。
ただ、奥様はさぞかしや大変な気もするけども。でも、裏も表も何もなく。
森博嗣がこれ。と言ったら、もうただそれだけという感じはすごくする。
あんに言い含めるような言い方はしないだろうし。そのままの意味で、理由もなにもかもしっかりと伝えてくれそう。
欲しいものを買う。
必要なものは我慢せよ。
これ。
すごい。
どうしても必要なものを買って、欲しいものは我慢しがちだよね。
そりゃそうなんだけど。ここまで徹底すると、こうなるのか。と、思えた。
森博嗣といえば、もう有名すぎるほど有名な小説家で、わたしも大フ -
Posted by ブクログ
【2025年159冊目】
女子大生を集めたクイズ番組に出ることになり、東京へとやってきた瀬在丸、小鳥遊、香具山と付き添いの保呂草は、テレビ局内での殺人事件に遭遇する。被害者に呼ばれていた探偵の稲沢と共に事件の真相に迫っていくが、犯人の行動はどこか短絡的で――Vシリーズ第4弾。
これまでの3作と比べると随分とシンプルでわかりやすい構成で、優しかったです、私に。女子大生のクイズ番組に出るというのがまず面白かったですし、そんな中でも全くぶれないいつものメンバーに安堵できるのも良かった。そして、すっっかり騙されておりました、思い込みというのはいけないですね、綺麗なミスリードにやられました。
犯人の -
Posted by ブクログ
騙されたー、すっかり!やっぱり面白いな〜!!
3分の1過ぎたあたりから、読むスピードがアップした気がする。言いたいことは沢山あるけど、つまりみんな何歳なの??すべてがFになるから30年弱?真賀田四季は何歳なんだ?サイカワ先生は?
また真賀田研究所に出くわすとは!最後の方になってようやく舞台が日本だって気づいたよ。
そのうえ最後に紅子さんまで出てきて。S&Mからここまで読んできて、また会えるなんて思ってなかったから、嬉しい再会。相変わらずお元気そうで何より。林さんとも仲良さそうで嬉しい。
解説を読んだ時に1番寂しさを覚えた。そうか、これ、カーテンコールなのね。私はあと何回、全シリー