あらすじ
勝負だと思った瞬間に、勝ち負けが生じる。。冷静で自由な考察から生み出されたベストセラ作家100の思索。書下ろし。
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Posted by ブクログ
混雑や行列に加わる人々を哀れで可哀想だと評する。自分の価値観・美意識にそぐわないと。このシリーズにおいて、著者はあくまでも個人的な意見と断りを入れて少々刺激的な発言をしているので、読者としてはカチンとくることもあるのだが、この意見に関してはちょっと擁護派を自認する。
このシリーズを読むときには、著者の居住地がどこか推理するのも一つの楽しみにしている。今回はいろいろなヒントが得られた。鉄道模型を走らせるほどに広大な敷地を持つことはことあるごとに書かれていたので、どうも日本ではないのではないかとあたりは付けていた。この著書では、「TVは見ない(地上波は電波が届かない)」と書かれており、さらに、「日本は初夏だけど、当地はまだ寒い」と書かれていたので、日本じゃないことは確定的。ヨーロッパのどこかだろうか?私の頭にはとある国が候補として浮かんでいるが、引き続き推理したい。
それにしてもDiscommunicationが和製英語だとは知らなかった。
Posted by ブクログ
今年も森さんの言葉が刺激になる。「奥様」の登場がけっこう多めだった印象。全部の章がピックアップ対象だけど、最初の方でピックアップした章を挙げると、「6 可能であるはずなのに、なかなか実用化しない技術があるのはどうしてなのか?」「7 すべてが日本化される独自の防衛によって、日本文化は武力を放棄する?」「17 「幸福度一位」の国では、よほど自信家が多数か、自己肯定の洗脳教育の結果か?」「21 給食が嫌いだった小学生が弁当を持って登校したら、担任の先生は困惑した。」
Posted by ブクログ
前書きで、「つ」ではじまるエッセイシリーズと書いてあって、なんだそのシリーズ⁉︎となった笑
表紙の謎の物体がとても可愛い。
突然始まる日本語の文法解説、勉強になった!
虎穴に入らずんば、からの虎穴に入るルンバ、ウマい笑
「好きなことをしていれば、お金はかからない。好きなことがわからない人たちが、宣伝に釣られてお金を貢いでいるらしい」
「人生の負け組といった言葉が出てくること自体、人生が勝負だと思い込んでいるからだ。勝負だと思った瞬間に勝ち負けが生じる。ここから、負けてしまうのは勝ちたい人だ、との道理が導かれる」
「人は群れたがる、安心安全のために。しかしその結束力はいずれ排他的な方向性を持ち、敵を作ることでしか存続できなくなり、他の集団と戦争になる」
「僕はそこまで熱くなれない。オークションで競り負けても、全く悔しいとは感じない。使わずに済んだ金額を儲かった、と感じる。無限に価値があるものなんて存在しない。僕はどんなものにも、自分で値段をつけることができる。」
「そもそも、ニュースというのは珍しい出来事を知らせるものだ。身近ではなく無関係なことを報じる。関係がある出来事は、今では瞬時に伝わるようなネットワークができている」
「怪獣くらい分かりやすい悪なんて、実際地球上には存在しない。悪は非常に分かりにくい存在になっている。このままいくと、どんどん正義の味方は消えていくだろう。人間は例外なく罪深い存在だから、もしヒーロが現れるとしたら、それは人間でない確率が高い」
森さんの思考はとてもシンプルで分かりやすい。確かにそうだよなあ、と納得してしまう。
ときどき出てくる家族の話でパートナーのことを奥さま、と呼ぶのが可愛らしいなと思った。
まだまだたくさんシリーズがあるみたいなので、読みたいなあ。
Posted by ブクログ
毎回のことながらズバズバとあれやこれやについて呟いているがとても好き。なんだかんだと考えが似ているのでわかる!の方が多い。本人少数派と言っているが実は同じこと思っている人多いのでは。行列に並ぶ人は馬鹿が今回一番笑った。ほんとそう。
Posted by ブクログ
細かで鋭い視点と、少しばかり偏屈に感じられる感性で書かれた本書。確かに、という頷きもありつつ、そうかな?と首を傾げたくなるような内容までが書かれていて、変わらぬ森博嗣ワールドに安心した。単純にエッセイとして触れるのも、自分のように元々森博嗣を知っていて、尚且つ作者の近況を伺うために読むのでも楽しめると思う。少なくとも自分は楽しめた。