【感想・ネタバレ】つぼみ茸ムース The cream of the notes 5のレビュー

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2020年02月19日

森博嗣さんの生活のつぶやきです。森博嗣さんは名古屋大学の元先生で小説もエッセーも、名古屋育ちの私には身近に感じられます。初期からネットを使いこなしていた森博嗣さん。この本は自分の為になります。

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Posted by ブクログ 2019年01月08日

わかっているけどできない、ということはつまり、本当には理解していないということだ。
という箇所が、ここ数年、早く寝ようと努力しているはずなのに、ついつい夜更かしをしてしまう自分に向けて書かれているようで、ぐさりときました。なるほど、私はまだ早寝の効果や早寝するべき理由を本当には理解していなかったのか...続きを読む…と粛々とした気持ちになりました。

100個のエッセイで、どれも前作に比べると辛辣さが減ったというか、まろやかな優しさに変化したような。それよりも、多様性についての表記が増えたように思いました。

引退する、と知ったときは世界が崩壊するんじゃないかというくらいの衝撃を覚えたのに、いつのまにか引退するとおっしゃっていた時期を過ぎても本が刊行されていて、いつのまにか新しいシリーズもスタートし、もしかして引退を取りやめたのだろうか、だとしたらこんなに嬉しいことはない、引退をとりやめてくれてありがとう!と思い続けた数年であったというのに、なんと森先生はすでに引退されていたのでした。引退しても仕事をそのまま続ける人もいるでしょ?の一文に、久々にまんまとしてやられた感を味わい、取り越し苦労だったとがっくりくるやら、これこれ、こういう気分にさせてくれるから好きなんだ、と思うやら。

100個のエッセイ、いつもこちらの感情をぶんぶんと振り回してくれて、とても楽しいです。

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Posted by ブクログ 2017年02月01日

今回はやけに共感することが多かった。耳が痛いことも…。森さんに呟いてもらうと素直に納得する。今回も住んでるところのぼやかしかたが面白い。別に知りたい訳じゃないのにあんな書き方をされると気になる。

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Posted by ブクログ 2017年01月27日

このシリーズ、本当にシンプルながら、感嘆してしまう。理路整然なのが心地よく、頭の中がスッキリしてくる。

学びについてのエッセイ(8番目)は、「あゝ、そうだ」と膝を打つ。学びによって力をつける為には何が必要なのか、本質はこれだなと思わずにはいられなかった。

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Posted by ブクログ 2024年01月29日

森博嗣さんは、小説はお金を稼ぐために書く。あるばいとのようなものと捉えている。それでいくつもの面白い作品を書けるのだから才能があるのだろう。その才能というのも本人はあまり意識していないようだが。成功して、自由に時間やお金を使えるようになり、好きなことをできる今の環境で、色々と考えが出てきて、それを読...続きを読むむことができ、視野が広がった。意見と感想の区別がまだイマイチ掴めないのはご勘弁。

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Posted by ブクログ 2020年10月27日

炎上を回避するような文がそこかしこに挟まれていて、めんどくさい時代ですね、と思った。
犀川先生が出てくると、おっ、と思う。古い知人の名前をふと世間話で耳にしたみたいな。

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Posted by ブクログ 2018年03月01日

うっかりクリームシリーズ6を先に読んでしまったものの、特に支障なく。
楽しい読書時間はあっという間でした。
計画倒れが多い自身を、森さんの本を読むたびに反省するもなかなか改善しないなぁ、とまた反省。
あと、また土屋さんの本を読みたくなりました。

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Posted by ブクログ 2017年03月20日

森博嗣さんの考え方って好きだなぁ。
最近はエッセイをちょこちょこ読んでるだけだけど、久々に犀川&萌シリーズとか読んだことのないシリーズとか読んでみようかな。

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Posted by ブクログ 2017年03月06日

このシリーズを読むのは初。

おもしろい。

庭園鉄道に乗ってみたい。

1日に1~2テーマと決めて読んでみたため、
前半の記憶は既にないけれど、ふとしたときに棚から出して
ぱらぱらと読み返すことと思う。

やると決めたことをやり続ける
(執筆の仕事でも、まず1日の分量を決めてそれを続ける)
といっ...続きを読むたことを、自分に少しでも取り入れたい。
と、いつも思う。


そういえば最近、著者の本から離れていることに気づいた。

また読んでみよう。

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Posted by ブクログ 2017年01月03日

自分の夢に他者を巻き込まない!!自分でスケジュールを決めて自由を得る!!本を読むことで人間というものを理解する!!頑張らないから生きてこられた!!「自分は標準で正しいのだ」を疑う!!人はいろいろ、皆それぞれ。なにをしても正しいし、すべてが間違っているのが人の生き方。夢はないが計画や予定はあり面白いし...続きを読む楽しい。体重増加は重荷…。葬式は不要で墓もいらない。優しさは余裕から生まれる。自分で考えて自分で決める!!

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Posted by ブクログ 2020年04月04日

小説の感想と言いながら実際書かれているのは、あらすじと「ぐっときた」「はっとした」という反応。何も考えていないことが丸わかりの文章がほとんど。つまり、馬鹿ということ。これは感想ではなく馬鹿の反応。あらすじに触れずに感想が書けないというのは小説を読む能力がそもそも不足しているということ。
物言いは相も...続きを読む変わらず手厳しい。読む人をこれだけ罵倒しながら、それでもこの人の著作を読む人が自分も含めて山のようにいる。そう言えば「ハッとしてグッときて・・」は田原俊彦の歌のフレーズ。自分もトシちゃん並みということ。あらためて愕然とさせられる。

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Posted by ブクログ 2017年10月27日

森博嗣=偏屈な人。というイメージがなぜかあって、エッセイを読む限り偏屈な人ではなく確固たる自分を持っている人なんだ。と。淡々と生きるのは憧れではあるが、そうするのが森博嗣はちょうどいいわけで。淡々と生きられないのはやっぱりどこかに無理があるわけで、人の生き方を羨んでも仕方ないと。ネット萌芽期というの...続きを読むは確かにあって、あの時代はワクワクしたし、面白かった。今が面白くないわけではなく、飽和状態というだけで。

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Posted by ブクログ 2017年04月10日

クリームシリーズ、今回もとても面白かったです。森さんの小説はあまり読んだことはありませんが、このエッセイは好きです。53番の、感想が言えない人たち、に、わたしもそうなってるかも!とドキッとしました。読むだけじゃなく、考えないとなぁ。。93番のラストの、「し始めなければ、できない」はすごく同感です。い...続きを読むつか、と思えば、いつまでも、できない。このことは真理だよなぁ。羽海野チカさんのあとがきも可愛かったです。このシリーズはこれからも読み続けます。

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Posted by ブクログ 2016年12月24日

本の感想を投稿している人たちをボコボコにしていく筆さばき。どんどん過激になってる気がする。このぐらいの刺激を求めるんでしょ?ってことみたいだけど、ハラハラします。・・・ハラハラできてるからいいのか。クリームマッシュルーム。

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Posted by ブクログ 2017年01月07日

面食らう麺食らう あのときやっておけば良かったな、と思ったときにやりなさい。 けんもほろろに断られた=取り付く島がない=突っ慳貪 もし上手くいかなくても、決定力なんてわけのわからない原因ではなく、もっと初期段階に問題があった、と分析されるだろう。藤田まこと 自分で考えるからこそ学べるし、そうしたプロ...続きを読むセスだけが、一流を育てるのである。 強い意思=論理武装 僕は、素晴らしい論理、新しい発想、正義を貫く思想に心を揺さぶられる。涙が出ることも多い。これらは、感情的な衝動ではなく、冷静な理屈の理解からもたらされるもので、感情が入る隙さえない、人間だけが感じ、また到達できる美しさだと思う。 問題解決より感情が優先していると、それこそ本当に戦争になる。 友人であるなら、むしろ普通よりも高い値段に設定しなければならないだろう。それが、僕の考える「友情」というものだからだ。安いから友達に頼むのではない、腕を見込んでいる、だから高くなる。 歓迎 吉本ばなな 羽海野チカ 清涼院流水 土屋賢二 少な! 辣腕 樋口一葉 事実と意見と願望を区別していますか? 人間は、本能的に、自分に歳が近いものに傾倒する。 顔を顰める つまり、ビジネスでは、儲けさせてもらう方、利益を受け取る側が、頭を下げて礼を言うのが仕来りである。 勿論、金の話ではない。愛でも、癒しでも、優しさでも良い。もらっているなら、有難い事だから、礼を言おう。 情報は本来商品ではない。ネットの普及で情報は無料になった。しかし、付加的に商品の宣伝が紛れ込ませてある。無料にできた理由がそこにある。自分の思想を持っていないと、簡単に洗脳を受けてしまう。「好ましい情報」には、その危険が隠れている、と用心した方が無難である。 オリジナリティがない、ということに尽きる。つまり、多くの人はメーカではなく商社かディーラである。自分のところで作り出していない。クリエータではない、という意味だ。 現在も、ネットには宝がある。でも、それを探すのに大変な苦労が必要になった。金鉱で金を掘るくらい効率が悪い。 落胆しているわけではない。良い夢を見ることができて幸運だった、と感じている。あの萌芽期のネットに触れられたことがである。人生が変わったし、今も感謝をしている。これに代わるものは、当分現れないだろう。 網膜の神経には、形や色を捉えるものと、動きを捉えるものがあって、男は後者の比率が高いというのだ。おそらく危険な動物や敵を早く発見する種が残った結果なのだろう。つまり、男は生れながらにして、動くものに目を向けやすい。 自分でスケジュールを決めることによって、僕は自由を得た。他者から押し付けられたものではない。人が生きていくうえで、これより価値のあるものがあるだろうか? 何時も何時も一緒では一人の良さもわからない。 小説に必要なのは、読めることと、新しいことである。不透明と不明の差違い 長閑 残留している「歪み」 応力 閾値 顰蹙を買う損害を被る危険 理系の神髄は、結局は「抽象性」と「普遍性」にある。数や式にあるのではない。 書いたものが劣化しないのは、本当に実感するところだ。これが作家というメーカの強みでもある。 子豚の三男が建てたようなレンガの小屋 建前の綺麗事 逆に重宝されて仕事が繁盛 マジョリティが分解されて多数のマイノリティになった 反故 緊急措置 黒歴史もともとはガンダムに出てくる言葉 汚点 古傷 厳かな黒 横溝正史の見過ぎ カロリーがあるものを美味しいと感じるように、人間の舌や神経や脳ができているということだ。これは、生命を維持するためにそうプログラムされている。そういうセンサを持っていたから生き残ることができた、ということ。こんな僅かな差をちゃんと見極められるなんて素晴らしい。高性能なセンサだといえる。 非常に巧妙なシグナル 自然淘汰 弊害 意見交換 揶揄 羨ましい想像力 眉を顰める 例えば、「神」というキャラクタは、人間が作り出した架空の存在である。 崇拝 不謹慎な言い方をすれば、聖書オタクみたいなのが、キリスト教の信者ではないだろうか。 生殖から遠い関係であっても、本能を離れても、好きになれるのだ。ある人は、「こんなことだから少子化になる」と頭に血を登らせるかもしれないけれど、僕は素晴らしい自由だと感じる。少子化が問題だとは考えていない。地球上に人間は多すぎる。減らした方が良い、という気持ちが、人間の欲望に影響を与えて、正しい方向へ導いているとさえ思える。だったら、まさに、神ではないか。 言葉の目的は意味を他者に伝えること 人間は、連続した遅い変化には鈍感である。恋愛など、気付いた時には破綻ぎりぎりだったりする。 唯一性 一人で輝く恒星のようだ 天才の所以 自分から遠い才能に触れることが、芸術の醍醐味である。自分に近いものだけにしか心を動かさないのは鈍感のやり方だ。電話の子機こきのバッテリーが寿命 持ち堪える 億劫 謝罪って要求できるものなのか? 謝罪はあくまでも自発的に詫びることではないか。 言葉で謝っても、次は「誠意がない」と言われる。 態度とは行動だから、結局は「賠償」に近いもので示すしか納得されないことになる。 謝罪会見 不思議な文化 物語の妖精の仕業といわざるをえない 「物語を風のように感じる」能力がなければ、読書はできないともいえる。 ユーモアというのは、一言でいうと「発想の妙」なのである。この種のものに向いているのは、知識量ではない。知識も必要だが、なにかギャップのあるところへジャンプする発想力が不可欠な思考である。したがって、数学が得意な人が適している。 急遽そちらへ捻じ曲げる 印刷屋が減ると、益々印刷書籍は高騰するから、本というものが贅沢品になるはずだ。 TVのコマーシャルなんか、どんな商品であっても、ほとんど若い女性が出てくる。視聴者の目を惹きつける効果が認められているのだろう。ただ、あまりにも多くワンパターンではないか、という気はしないでもない。だから、僕としては、そういった流行に乗らないことで、かえって目立っているのでは、と考えている。 「感想」ではなく「馬鹿の反応」 小銭に釣られて、大金を取られている構造だ。 社交辞令は最小限に 怒っているときは、庭で土でも掘った方が良い。エネルギー効率的にその方が適しているからだ。 飲むヨーグルトを飲んでいる(変な日本語になる)。 安倍川餅 臍曲がりのパトロン一人を買う気にされば、芸術家としての仕事も成立する。けれども、音楽や文芸の場合は、もう少し大勢に買ってもらわないといけない「商品」であるから、それでは仕事として成立しない。 シェルティ バジェット 「こんなことやりたいなあ」と思ったときに、そこに他者の目を意識しているかどうかで、本物の憧れかどうかがわかるので、是非自問していただきたい。 年寄りの道楽 車な雨曝し 過去の作品とのリンク オチが伏線で、伏線がオチになるだけの話だ。日常茶飯事 もともとフィクションなのにある程度のリアリティは必要だ どこか感情の回路が間違って、明らかに倒錯しているのだ。自己陶酔も甚だしい 新郎は歯を食いしばって、泣くのを堪えなさい。それくらいコントロールできなくて、世間の荒波は渡っていけない。男女平等だけど、男ならせめてそれくらいは期待したい。 エコノミックアニマル 哺乳類と鳥類の間には、カモノハシがいるし、動物と植物の間では、ミドリムシとかハテナが話題になる。 ユーモアというのは、基本的にナンセンスである。しかし、ナンセンスが理解できるのは、センスのある人間だけだ。この反転が笑えるのは、常識を知っているからだし、理屈やモラルを理解しているからだ。駄洒落であっても、元の言葉を知ってないと笑えない。同様に、量子力学を理解していて初めて笑えるジョークや、微積分ができないとおかしさへ到達できないユーモアもある。理屈がないことが可笑しいと感じるのは、理屈の支配力を身に感じている人である。 法螺吹き ファンというのは、そういう不変を求めている。水戸黄門やサザエさんがそれを証明している。相変わらずのベースがあるからこそ、ほんのちょっとした新しさが輝いて見える。ぬいぐるみ アメリ 泣いて馬謖を斬る リアル感を醸し出している リアルタイムで文字数を表示 人間は三万日しかいけられない。その三万日でできることを計算しておかないと、やりたいことができない。自分の立てた予定を破る人は、その掛け算ができない。 そんな感情は微塵も持たない 和気藹々 異なる傾向の他者に対する理解 「自分は標準で正しいのだ」を疑う方向へ 先駆者パイオニア 先駆とは、自分と同じことをやっている他者がいない状態であるから、この楽しみを分かち合うことは無理だ。そういった孤独の楽しみこそ、僕は本当の幸せだと感じている。 裾野が広がる 多数派と少数派、傲慢と謙虚。 僕の個人的な印象だが、奇数は鋭く、偶数は円やかだ。 網にかかるものが増える 探せない人の問題は、自分が探しているものが精確にわからない状態だ、という点にある。 のどか長閑さ 明日は明日になれば今日だ そして、一つだけ絶対的な法則がある。それは、「し始めなければ、できない」ということだ。「いつか」と思えば、「いつまでも」できない。 人生の半分以上を過ぎた人間には、夢というものはない、というのが、僕の正直な感想だ。夢よりも計画や予定の方がずっと面白いし、毎日楽しくてしかたがない。 僕が死んだら、僕にとっては、世界中の人がいなくなるのと同じなのである。 優しさは、余裕から生まれるもののようだ。 結局は、自分で考えて自分で決めるしかない。そのルールだけは万国共通だ。 あとがき羽海野チカ 庭園鉄道 道楽

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