森博嗣のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
森博嗣「Gシリーズ」を最初から読んで4作目。
今回は「バスジャックもの」。そうきたか…という感
じです。
こういうこと稀にあるかもしれない…なんて考えな
がら通勤の隙間時間に読んでいると、帰宅したとき
に
「あれからどうなったかなあ?」
…と物語の続きをテレビをつけてチェックしたくな
ったりして(^^;; リアルとの境目がちょっとぼんや
りする。
読後。 意外な!事件の顛末に驚いて…それを知った
うえでもう一度読んでみるのもまた楽しそうです。
一方で、背景に蠢めくいろんな謎は全く解明されて
おらず、早く続編へ読み進めたい気持ちも。
なんだか「名探偵コナン」みたいになってきたかも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレs&mシリーズの10作目。
ナノクラフトの社長である塙理生哉に招待され長崎のユーロパークに行く萌絵達一行。そこで不可解殺人事件に巻き込まれてしまうという話。
s&mシリーズの完結作というのもあり分厚めで読み応えがあった。
今作は待望の真賀田四季の再登場でテンション上がった。タイトルもthe perfect insiderとthe perfect outsiderで対比になっている。四季が1作目では中から観ていて、今作では外から観ていたからかな。あとは今作は作中でも俯瞰で観るのが大事だと言われていたからoutsiderなのかなって思った。
実際に今回の事件は萌絵視点で観てると本当 -
Posted by ブクログ
森博嗣が「自分」と「楽しさ」というものについて語った本。大学生くらいのころに読んで以来、再読。
本のタイトルにもなっている、「自分探し」とかいうワードに、モヤモヤ感が常にあった。そこをハッキリと言語化してくれた気持ちいい本。森博嗣っぽい、ロジカルかつシャープな主張が読んでいて非常に気持ちいい。
「自分探しの旅とは、他者から注目してもらうための道具にしかすぎないのでは」とバッサリ切っているのは笑った。
自分とは、他者と比較して初めて存在を認知できる。自分という存在は不確かなもので、他者と触れ合ってはじめて自分らしさというのが認知できるようになってくる。
そして、その他者と違いを感じる代表例と -
Posted by ブクログ
Vシリーズ2作目。いやー今作も面白かったです!
トリックの複雑さとか、犯人の動機とかではなく、こちらに対して行うある種の哲学的な問いかけがとても興味深い。「人間は操り人形である」「自分の意思ではなくもっと高位の存在に操られただけ」と言葉で定義することで一種の洗脳状態になり、殺人にも平気で手を染めうというのはじつに面白かったです。そしてラストの一言。いや、ゾッとしますね!なんで彼女を操ってまで殺人をさせたのか、動機は明かされないので多少モヤっとするんですが、まあこの本のテーマとは関係ないので良しとしましょう。
あと地味にびっくりしたのがメインキャラクターの人間関係(というか恋愛模様?)が思っ -
Posted by ブクログ
森博嗣先生の作品もついにVシリーズ突入!
S&Mシリーズに比べるとキャラクターの個性が際立っており非常に魅力的ですね。少しドロドロした恋愛模様も予感させる展開だったので、今後、4人の関係性がどうなるか非常に楽しみです。ミステリィとしての面白さはまだ1作目なのでなんともなんですが 、今作は登場人物たちの自己紹介的な作品だと思いますので、そのあたりの盛り上がりにも期待して、次回作を楽しみにしたいと思います。
※森博嗣先生の作品は、他作品でも「あれ何だったの?」って展開が度々あったので、気にしてもしょうがないと思うんですが、結局小田原兄弟のいざこざって何だったんですかね?犯人の動機に関係あるかな -
Posted by ブクログ
ネタバレs&mシリーズの8作目。
西之園家の別荘の近くにある橋爪家の別荘で不可解な密室殺人が起こってしまうという話。
別荘に居合わせた笹木という人物の視点から物語が進んでいく展開。
事件としてはよくある別荘での殺人。外は嵐で外部犯の可能性が低く、滞在している誰かが犯人だと思われるパターン。ありきたりなシチュエーションだけどこういうシチュエーション好き。
笹木がこの事件で萌絵と関わっていくうちにどんどん惚れていく様子が描かれている。キスをするシーンや結婚を賭けるシーンなどがありNTR感があって読んでてモヤモヤしていた。というか辛かった。
ただこの小説は叙述トリックが使われていて萌絵だと思ってた人 -
Posted by ブクログ
S&Mシリーズ第6弾
しっかり騙されました!
ミスディレクションってすごい。
結末の納得感、良い感じの読後感
今回はほとんど西ノ園萌絵が主人公。
成長や変化が感じられますね。でもTMコネクションの会って。警察それで良いのか?(笑)
彼(犀川創平)の思考は連続しているが、人の会話は思ってる内容を全部しゃべるのが不可能であるがゆえに、必ず不連続になる。この不連続性を排除するためには、会話のレベルや速度を落とすか、思考を減速するか…。そのいずれかしかない。
口から出てくる言葉の何倍もの情報が頭の中を駆け巡ってるのを想像すると、無口な犀川先生の頭の中を覗いてみたくなる。
次は同時進行?