森博嗣のレビュー一覧

  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

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    森博嗣「Gシリーズ」を最初から読んで4作目。
    今回は「バスジャックもの」。そうきたか…という感
    じです。
    こういうこと稀にあるかもしれない…なんて考えな
    がら通勤の隙間時間に読んでいると、帰宅したとき

    「あれからどうなったかなあ?」
    …と物語の続きをテレビをつけてチェックしたくな
    ったりして(^^;; リアルとの境目がちょっとぼんや
    りする。
    読後。 意外な!事件の顛末に驚いて…それを知った
    うえでもう一度読んでみるのもまた楽しそうです。
    一方で、背景に蠢めくいろんな謎は全く解明されて
    おらず、早く続編へ読み進めたい気持ちも。
    なんだか「名探偵コナン」みたいになってきたかも。

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    2025年05月18日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    題名で大体の内容の察しがつくシリーズだが、封印再度ということなので、一度開いて(取り出せて)再度閉まる(取り出せなくなる)のだろうが、果たしてどうやったらそういう結果になるのかのトリックがやはり分からなかった。
    解をみて「やっぱり理系だなぁ」と納得。そもそも知っているか知らないか。まず知っていないと発想すら出来ない。知識というのは何よりも大事な判断材料になるのだと思い知らされた。

    また、人の死ぬ動機はその人にしか分からないというのも痛感。

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    2025年05月15日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    殺害動機について、物凄いエゴな理由だなと感じたが、殺人事件なんてエゴでしか成り立っていないようなものだからと納得できた。
    行動力も判断力も素晴らしい犯人、一度やると決めたらやり遂げるまで遂行する、でないと意味がない。標的にされたらひとたまりも無いという部分に恐怖を感じた。面白かった。

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    2025年05月15日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

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     複雑そうに見える謎を丁寧に紐解いていくと明かされる真相は、意外なほどシンプルなものだった。だけど心理面には歪なものが残って、さらに強い魅力となる。……ということで、犀川助教授と教え子の西之園萌絵のコンビの活躍を描くシリーズ二作目は、犀川の学生時代からの同級生が在籍する出来たばかりの研究施設で起こった殺人事件の顛末を描いた作品になっています。まさか導入のちょっとしたエピソードが、密室事件の真相とこんな形で絡み合うなんて。

    「なぜ学問をするのか」に対する明解すぎる明解な答えになんだかとても元気付けられる作品でもあります。

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    2025年05月14日
  • カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

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    森博嗣の初のノンシリーズもの。
    ミステリなんだけど、周遊謎解きイベントをしてる感じの軽快なストーリー展開。殺人事件のような緊張感はありません。ほのぼの。

    森ミステリは登場人物同士のやり取りが見てて気持ちいい˙ᴥ˙。

    ヒントの紋章は序盤で解っちゃったので、合ってるかドキドキしながら読めました。

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    2025年05月12日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    ネタバレ

    羽村が最初出てきた時保呂草じゃね?と思ったが違ったので少し引っかかっていたが、やっぱりそうなんかい!!と二重に騙された。

    詰まる所殺人は起きていなかったわけだが、絵がどこに消えたのか、羽村怜人は本当に海に落ちたのかという謎の解決はそれなりに楽しめた。

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    2025年05月11日
  • 風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?

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    よくわからなくて理解するのに難しいのだけど、なぜか面白い。ウォーカロンが人間に近づく。生殖器のがあるか無いか。なんかとても不思議。
    このシリーズ読み切れるかなあ。

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    2025年05月10日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    ネタバレ

    s&mシリーズの10作目。
    ナノクラフトの社長である塙理生哉に招待され長崎のユーロパークに行く萌絵達一行。そこで不可解殺人事件に巻き込まれてしまうという話。
    s&mシリーズの完結作というのもあり分厚めで読み応えがあった。
    今作は待望の真賀田四季の再登場でテンション上がった。タイトルもthe perfect insiderとthe perfect outsiderで対比になっている。四季が1作目では中から観ていて、今作では外から観ていたからかな。あとは今作は作中でも俯瞰で観るのが大事だと言われていたからoutsiderなのかなって思った。
    実際に今回の事件は萌絵視点で観てると本当

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    2025年05月09日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    S&Mシリーズ読破˙ᴥ˙
    面白かったー
    事件の謎解きに関しては若干モヤモヤするけど、それよりも最後の数ページでの驚きが大きすぎた。えーまじかー。すぐに第1章を読み返しました。

    20年以上前にこれらのAIやVRの描写をしてたのがすごい。それだけ科学の進化が早いんだけど、現在の科学知識で書き直されたら、と妄想してしまう。

    犀川創平と西之園萌絵に会えないのは残念だけど、次からはVシリーズ読みます。

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    2025年05月08日
  • 自分探しと楽しさについて

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    森博嗣が「自分」と「楽しさ」というものについて語った本。大学生くらいのころに読んで以来、再読。

    本のタイトルにもなっている、「自分探し」とかいうワードに、モヤモヤ感が常にあった。そこをハッキリと言語化してくれた気持ちいい本。森博嗣っぽい、ロジカルかつシャープな主張が読んでいて非常に気持ちいい。
    「自分探しの旅とは、他者から注目してもらうための道具にしかすぎないのでは」とバッサリ切っているのは笑った。

    自分とは、他者と比較して初めて存在を認知できる。自分という存在は不確かなもので、他者と触れ合ってはじめて自分らしさというのが認知できるようになってくる。
    そして、その他者と違いを感じる代表例と

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    2025年05月08日
  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS

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    S&Mシリーズ第9弾
    700ページ超えだけど一気読みでした˙ᴥ˙

    「正常と異常の違い」
    今回もいろいろ考えさせられるテーマ。

    出番が多い味方キャラって実は犯人なんじゃないかって不安になる|ω・*)。金子くん大御坊さんが退場しないでよかった。

    今作の西ノ園萌絵の行動はさすがに危機感が無さすぎる。一歩間違えば殺されてた場面が何度も…。ハラハラした。

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    2025年05月07日
  • 勉強の価値

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    私が学校教育に対して感じていたことがそのまま書かれているような本だった。「勉強すること」の本来の意味理解をするための手助けをしてくれるような本。

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    2025年05月04日
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER

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    ラストのシーンは迫り来る。
    それでも、何もかもが大切な時間で、大切な縁なのだなと感じる熱い最終幕でした。

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    2025年05月04日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    労働をディスるとか
    働かなければ生きていけないとか
    そういう本ではない

    仕事を
    「働いて金を儲ける行為」と定義し
    なぜ人は働くようになったのか
    お金を稼げば偉いのか

    仕事にやりがいは必要なのか
    そもそもやりがいとは何かを
    森博嗣先生独特の突き放し感で
    納得させてくれる本

    仕事とは
    する事。しなくてはならない事。
    (広辞苑より)
    収入を得るための勤め。
    (明鏡国語辞典より)

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    2025年04月30日
  • 人形式モナリザ Shape of Things Human

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    Vシリーズ2作目。いやー今作も面白かったです!

    トリックの複雑さとか、犯人の動機とかではなく、こちらに対して行うある種の哲学的な問いかけがとても興味深い。「人間は操り人形である」「自分の意思ではなくもっと高位の存在に操られただけ」と言葉で定義することで一種の洗脳状態になり、殺人にも平気で手を染めうというのはじつに面白かったです。そしてラストの一言。いや、ゾッとしますね!なんで彼女を操ってまで殺人をさせたのか、動機は明かされないので多少モヤっとするんですが、まあこの本のテーマとは関係ないので良しとしましょう。

    あと地味にびっくりしたのがメインキャラクターの人間関係(というか恋愛模様?)が思っ

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    2025年04月30日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    森博嗣先生の作品もついにVシリーズ突入!

    S&Mシリーズに比べるとキャラクターの個性が際立っており非常に魅力的ですね。少しドロドロした恋愛模様も予感させる展開だったので、今後、4人の関係性がどうなるか非常に楽しみです。ミステリィとしての面白さはまだ1作目なのでなんともなんですが 、今作は登場人物たちの自己紹介的な作品だと思いますので、そのあたりの盛り上がりにも期待して、次回作を楽しみにしたいと思います。

    ※森博嗣先生の作品は、他作品でも「あれ何だったの?」って展開が度々あったので、気にしてもしょうがないと思うんですが、結局小田原兄弟のいざこざって何だったんですかね?犯人の動機に関係あるかな

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    2025年04月30日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    ネタバレ

    s&mシリーズの8作目。
    西之園家の別荘の近くにある橋爪家の別荘で不可解な密室殺人が起こってしまうという話。
    別荘に居合わせた笹木という人物の視点から物語が進んでいく展開。
    事件としてはよくある別荘での殺人。外は嵐で外部犯の可能性が低く、滞在している誰かが犯人だと思われるパターン。ありきたりなシチュエーションだけどこういうシチュエーション好き。
    笹木がこの事件で萌絵と関わっていくうちにどんどん惚れていく様子が描かれている。キスをするシーンや結婚を賭けるシーンなどがありNTR感があって読んでてモヤモヤしていた。というか辛かった。
    ただこの小説は叙述トリックが使われていて萌絵だと思ってた人

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    2025年04月27日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    S&Mシリーズ第6弾
    しっかり騙されました!
    ミスディレクションってすごい。
    結末の納得感、良い感じの読後感

    今回はほとんど西ノ園萌絵が主人公。
    成長や変化が感じられますね。でもTMコネクションの会って。警察それで良いのか?(笑)

    彼(犀川創平)の思考は連続しているが、人の会話は思ってる内容を全部しゃべるのが不可能であるがゆえに、必ず不連続になる。この不連続性を排除するためには、会話のレベルや速度を落とすか、思考を減速するか…。そのいずれかしかない。

    口から出てくる言葉の何倍もの情報が頭の中を駆け巡ってるのを想像すると、無口な犀川先生の頭の中を覗いてみたくなる。

    次は同時進行?

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    2025年04月21日
  • まどろみ消去 MISSING UNDER THE MISTLETOE

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    どの物語も短いのに不思議な雰囲気で、何となくじんわり心に残るような感じがした。
    S&Mシリーズの2話は、萌絵や犀川先生の頭脳戦が楽しくて、ミステリー好きにはワクワクする感じがあった。
    数学や科学の要素がチラッと出てくるのも森博嗣の作品らしくて面白いが、もちろん、自分のような数学的な知識がない人でも楽しく読めるような短編集だった。

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    2025年04月20日
  • 人形式モナリザ Shape of Things Human

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    Vシリーズ第二弾
    乙女文楽の上演中に衆人環視の中で殺人事件が。

    犯人はなんとなく予想できた。
    でも解説によると犯人が当てられることは織り込み済みらしい…|ω・*)。それもそのはず、他の事件もいろいろ絡みあって全体の謎全容は分からないまま。

    S&Mシリーズと比べると、登場人物たちの大人の心理的な駆け引きが多くて楽しめます。今後どんな人間関係になっていくのか気になる。

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    2025年04月14日