森博嗣のレビュー一覧

  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

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    “偶然という名のミステリー”

    こんなのは本当は物語にならないはずなのに、この作者はゆるされる。

    Vシリーズの3作目
    不思議な名前の登場人物たちは、不思議な館の密室殺人に出くわす。
    “オオカミ男の住む家”と噂のある家で……。

    「人はすべての現象に意図を見出そうとする」
    なんだかミステリー小説を逆手に取られた気がするが、この人はゆるされる。

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    2025年10月10日
  • 神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?

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    WWシリーズ第2弾
    「神はいつ問われるのか?」

    仮想空間アリスワールドが突然のシステムダウン。
    何が起きたのか。仮想空間内の人工知能と対話をしに二人は仮想空間へ。

    テルグの村の再来かと思ったら、アリスやクマさんがだいぶ協力的だった˙ᴥ˙。

    リアルなのかヴァーチャルなのか、のゾワゾワ感は最後でスッキリしました。

    モリスとチェスをしてたのはあの人ですね。
    別の名前とかあるのかな?

    最後の一行は意味深なの?
    ただの愛情表現?

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    2025年10月05日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    保呂草さんカッコよすぎ!ダークヒーローとしての側面がずっと強調されて、憎めないけど胡散臭い人物という印象が拭えなかったんですが、一気に人間味が増したというか、彼のした行動があまりにカッコよすぎて惚れ惚れしました。泥棒の手腕も、彼女とのやりとりも、そんなことされたら惚れるわ……!(でも紫子のことを思うと切ない。罪な男すぎる!)

    羽村怜人の正体は、ピザとビールとかの下りで早々に気づいてしまったのでミステリとしてはそんなに驚きはなかったですが(というか作者も別に大きなトリックとして書いてはいないと思いますが)、そんなことどうでもいいくらい抒情的な物語に引き込まれて大満足でした。というか大笛梨枝のラ

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    2025年09月29日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    ネタバレ

    面白くて一気に読み終えてしまった。
    飛行機に乗っていた人が実は入れ替わっていたというトリックは、想定通りに進んだ場合に遺体の入れ替えができるのか気になった。
    脅迫文に隠された各務さんへのメッセージは全く分からず、もし分かった人がいたら教えて下さい。

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    2025年09月25日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    このシリーズ8作目の本ですが、一番面白かったです。
    もちろん、人が死ぬ推理物ですが、恋愛の要素もあり、最後には大どんでんがあります。
    読み終わった後、なんとなく優しい気持ちになりました。

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    2025年09月25日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

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    私が理系だからか、大学院で研究していたからか、そんなの関係ないのか分からないけど、文章と内容がスッと心に染み渡った。自分と重ねてしまったりなんかして。疲れてちょっと立ち止まりたいときに読みたい本。

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    2025年09月25日
  • 道なき未知

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    理路整然と合理的な生きるを体験している方だなぁと思いながら読んだけど、あまりにも感情論無視するからたまにコレはとイラっと来たりした。笑道なき道を作って来た人だから言える言葉がたくさんあります。

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    2025年09月24日
  • 新版 お金の減らし方

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    その写真を撮るために、物を買い、その場所へわざわざ出かけて行くのは、人に見せる写真のために自分のお金を使っているわけだから、人を喜ばせるためのサービスを提供しているのと同じでは?

    どうしてもやりたいと考える人は、時間もお金も何とか工面してしまう。時間とお金が潤沢にあるから好きなことができるのではない。

    富を築く人というのは、最初は餌を撒いておき、得をできるだけ後回しにする。

    必要なものの多くは、絶対に必要なわけではないが、欲しいものはそれ自体で説得力を持つ。

    人は自分の欲望を常に満たす行動を選択する。誰もが自分の思った通りに生きている。一見、不満を抱え不自由を強いられているように見えて

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    2025年09月23日
  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS

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    ネタバレ

    キヨトの作品だったのか、一連の事件は。
    寺林の狂言(何のため?)なのか。
    最後の最後に考えさせられる。

    萌絵さん、わかっちゃいるけど、行動力がありすぎる。

    ラヴちゃん、出生として女だよね?(萌絵さん女子校だったよな。。。)

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    2025年09月23日
  • お金の減らし方

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    ネタバレ

     なんのために生きているのか、なんのために働いているのか、そんなことを突き付ける一冊。
     長年働くことがあたりまえになって、お金に余裕があれば「何に使えるかな」と楽しみを探す、私を含めてそんな現代人が多いのではないか。でも本来お金を貯めることが目的でも働くことが目的でもなかったはず。したいこと、欲しいものがあって、そのためには働かなくてはならない、どれくらい働いたらそれは実現できるのだろう・・・という順番だったはず。
     「ほしいものと必要なものを整理しよう」「自分が欲しいものがわからないという人は一か月くらいスマホの電源を切っておくだけで少しはわかるようになるだろう」
     人生は自己満足であり、

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    2025年09月23日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    萌絵犀川シリーズにしては難解さはあまりなくスラスラと読めたかな。
    萌絵が最後にトリックを解き明かすシーンでは何故このトリックが思いつくのか読んでも分からなかった。犯罪者赤松と杜萌の経緯も明かされないし基生のことも描かれないし、後の作品で出てくるのかなぁという感じ

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    2025年09月18日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    大昔に読んでたのは違うシリーズやったかな〜。いずれにせよ昔すぎて覚えてないな。もっかいさらって読みたいけど時代背景の違いに耐えられるのか...
    同じく綾辻行人の館シリーズも読みたいのよね〜

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    2025年09月17日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    「仕事」をテーマにした森博嗣のエッセイ
    
    以下、公式の説明
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    私たちはいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか? 本書は、現在1日1時間労働の森博嗣がおくる画期的仕事論。自分の仕事に対して勢いを持てずにいる社会人はもちろん、大学生にもおすすめ。
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    森博嗣のエッセイを読み慣れてる人にとっては「いつも通りの森博嗣」
    むしろ、ちゃんと説明してくれてて優しい方だと思う
    当たり前のことを真摯に書いている
    ただ、その言い方が人によっては冷たく感じるようだ
    まぁ、そんな風に思われても本人は気にしないのだろうけ

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    2025年09月17日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    ネタバレ

    この作品がすごいおもしろかった!って思えたわけじゃないのだけど、S&Mのペアが好きだったので、終わってしまったかあというのは残念
    また他の作品も含め再読したい

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    2025年09月15日
  • 常識にとらわれない100の講義

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    常識に囚われない100の講義ではなく非常識な思考になり利を得る100の講義と言っていい。非常識な行動は単なる変わり者とされ相手を納得させなければ損だが、非常識な思考は新しいアイデアや商売になると言う。確かにそうだ。作家て凄いの一言だわ。

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    2025年09月12日
  • 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow

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    私ってば、社会には適合できているけど、なあんにも考えず社会の家畜として生きてるから、ここで言う馬鹿かな

    社会の家畜である馬鹿が社会適合者ってことかぁ
    皮肉だなぁ、

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    2025年09月12日
  • 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback?

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    ネタバレ

    なんかものすごい世界になってきた。
    ウォーカロンの脳だけがカプセルに入っていて体を持たずにバーチャルの世界で生きている。
    最後のデボラとの会話が面白かった。

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    2025年09月09日
  • ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity?

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    Wシリーズ第7弾
    ウォーカロンの暴走事件が起こりその犯人探しをする。あれ、今回はミステリ回?

    いろんな登場人物の交錯する思惑や、気持ちのすれ違いを経ての結末は…。

    ハギリが初めて?体験する身近な人との死別。
    失ったのはその人の未来。
    未来にその人が自分に与えたであろう影響。
    つまり自分の未来の一部を失ったに等しい。

    人間だからこそ一時の感情に負けて過ちを犯す、と思わせておいて人工知能も間違ったり見栄を張るような行動をとるという対比。

    考えさせられる事が盛りだくさんの回でした。

    何が言いたいかというと
    ウグイの「舌認証」が可愛かった( * ॑꒳ ॑*)

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    2025年09月03日
  • 青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light?

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    Wシリーズ第6弾
    北極海の海底5,000mに設置された人工知能。このまま放置されると暴走するかもしれない。

    潜水艦を浮上させた理由は
    「月を見せたかったから」
    究極の人工知能が見せたのは驚愕の「不完全さ」
    SFなのにAIなのにロマンチックすぎる( * ॑꒳ ॑*)

    あと序盤すぎて忘れるけど、実物の真賀田四季がハギリとウグイに会いにきたことに驚愕。
    冷凍睡眠を繰り返して生き続けてたということは
    「迷宮百年の睡魔」のメグツシュカ = 真賀田四季?
    ということでいいのかな?

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    2025年09月01日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    大事なのは、howではなくwhy。

    なぜこのように殺したか。
    なぜ殺したのか、という動機は問題にしない。

    そんな崇高なホワイダニット。
    感傷に収束させない、意思のお話。

    思えば、事件とは離れたところでも、根源的ななぜ〜?("why")という問いが多かった。
    自分の意思、思考を問われる作品だった。
    一つくらい、気の利いた答えを用意してみたい。

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    2025年09月01日