森博嗣のレビュー一覧

  • 封印再度 WHO INSIDE

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    タイトルがもうオシャレで、何度『WHO INSIDE』と言いながら読んだことか。タイトルがオシャレで楽しい。あとクリスマスに萌絵が怒ったのは当たり前だと思うけど、その後の仕打ちが面白すぎる。
    萌絵ちゃん、ぶっ倒れるほど貧血ならコーヒーも紅茶もNGでは…
    事件に関してはとりあえず謎が解けたのでいいけどすぱっとした終わり方ではなかった。ああ、だから『封印再度』なのね…。タイトルが英語と日本語両方の意味があってこれもまた面白い。
    前回より分厚いけど楽しく読めました。パズルのからくりも楽しかった。

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    2024年09月27日
  • 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest

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    ネタバレ

    Vシリーズは4人の主役の掛け合いが魅力で、トリックはそこそこだと思ってたけど、これは本格っぽいトリックで面白く、一気読みしてしまった。犀川先生と萌絵とこの4人の関係性もほのめかされ、そういう意味でも、次が気になる感じで面白い。

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    2024年09月22日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    Vシリーズ 第1弾
    黒猫の三角
    仕事やらイベントやらで2週間以上読み終わるまで時間が掛かってしまった
    全てがFになるに匹敵する名作です
    (夏のレプリカ。。。)

    シリーズ続くの楽しみ

    S&Mシリーズの犀川先生と萌絵が抜けきれない状態で読み始めましたが、瀬在丸紅子、保呂草潤平、小鳥遊練無、香具山紫子、根来機千英と
    S&Mシリーズのキャラとは違った色の人も登場して、ワイワイと事件解決していくとこはS&Mシリーズより、事件事件してない感じでしょうか
    (読みやすいが、登場人物の勝手がわかるまでは少し時間かかりました)

    瀬在丸紅子と保呂草の天才同士の掛け合いは
    言葉選びも概念

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    2024年09月22日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    ネタバレ

    安定のおもしろさ。
    最後の最後までずっと騙されてた笑
    騙されているあいだはずっとイライラしてて、イライラするほど犀川先生と萌絵のペアが好きなんだなって自分でもびっくり
    もうすぐでこのシリーズが終わっちゃう、、寂しい、、

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    2024年09月22日
  • 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest

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    ネタバレ

    萌絵ちゃん、、、!!!
    ファン贔屓の星4です。
    メビウスの輪を再現した捩れ屋敷の中で保管されているエンジェルマヌーヴァ。
    保呂草、萌絵ちゃん、國枝先生が登場。保呂草と萌絵ちゃんの初絡みもいいし、國枝先生と萌絵ちゃんがなんだかんだ仲良くなってるところも微笑ましい。

    これも独特な書き方だけど面白かった。
    保呂草ァ! またやりやがったな!!
    ちなみに死体が2個ありエンジェルマヌーヴァも盗まれたんだがまぁそこはそんなにという感じだった。

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    2024年09月21日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    最後にエッ!と言わされ、良い意味で裏切られた。作者にまんまと騙されてました。。とても面白いのだけど、いつものコンビがほとんど出てこないのがちょっと残念だったので、星4つ。でも文体もちょっと新鮮だし、シリーズの中でピリっとスパイスのような巻でよかったです。

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    2024年09月16日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    ネタバレ

    豪華客船が舞台というだけでワクワクする。
    前置きでも書いてあるがかなりスローなスタート。でもこれもいいなぁって思ってくるのがもうVシリーズにハマってる証拠なんだなぁ。

    なんかちょっといい感じに終わって少し感動したけどみんな忘れないでほしい、保呂草は紫子ちゃんにキスまでしたクソ野郎です。
    保呂草ァ! 毎作毎作何なんだお前は!

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    2024年09月14日
  • お金の減らし方

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    お金に執着がない→お金を使わない→お金が貯まるという感じでした。
    お金を使わせるような環境にいるとお金はたまらないので、そういう場面をいかにかわすのかが大事。
    防衛資産として、収入の10%は自由に使えるというのは心の安寧として大事だと思う。逆に言うと、こういう取り決めをしていないと湯水の如く使ってしまうのだと思う。

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    2024年09月14日
  • θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ

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    ネタバレ

    まさか本作でも四季の名前が出てくるなんて…!
    しかも、保呂草ァ!!嬉しい再会です。
    シータ、初登場シーンで「もしや四季…?」なんて思ったら、うっすら関係がありそうじゃないですか…ここらへんはまた語られるのかな…?
    前作もそうだったけど、今シリーズは犯人はこの人!動機はこう!みたいなはっきりした答えが明示されるわけではないのでモヤモヤした終わり方で、森ミステリィでは前々から散見されていた手法とはいえまだ慣れません…(犯人動機等はスッキリした終わり方が個人的に好きなので)

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    2024年09月12日
  • 作家の収支

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    成功した小説家の収支がわかる。

    仕事にやりがいを求めるタイプなのだけれど、やりがいを感じるからって"成果"がでるわけじゃないので、ビジネス作家もかっこいいと思った

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    2024年09月11日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    Gシリーズ一作目、主要人物たちが学生だからか今までのシリーズよりもフレッシュな印象。萌絵ちゃんもそうだったはずだけど、時代が進んだこともあってか新しい雰囲気。
    相変わらず癖のある人たちで、これからどうシリーズが展開して萌絵ちゃんや犀川先生と関わっていくのか楽しみです。

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    2024年09月10日
  • 勉強の価値

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    かなり良かった。
    「勉強は楽しくない」から始まり、「作りたいものがあって、それを実現するための勉強は楽しい」に落ち着く。

    勉強というと受験のような競争が想起されるが、競争に意味はない。楽しいことが一番だし、勉強は最高に楽しい。

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    2024年09月10日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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     大学施設で連続殺人が発生し現場は密室だった。そして事件の内容がロック歌手の結城稔の曲『詩的私的ジャック』と酷似している…というS&Mシリーズ第4弾で、密室は勿論「何故現場を密室にしたのか」というホワイダニットも面白かった。犀川先生と萌絵の関係性もますます気になる…

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    2024年09月08日
  • 自由をつくる 自在に生きる

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    人間は気付かない内に支配を求めている。自由になる事を根底では拒否しているのではないか、そのほうが考えなくて楽である。著者の言葉には目から鱗である。
    自由になる事はとても労力や忍耐力が必要なのかもしれない。まずは先入観や慣習から自由にしていきたい。もちろんこれを読んで自由を求めないという判断も懸命だと感じる。自由は思ったより楽ではない自分との戦いなのである。

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    2024年09月08日
  • 四季 冬 Black Winter

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    ネタバレ

    百年シリーズに繋がるの、すごすぎる…
    「すべてが〜」を読んだ時に感じた四季の印象と、今はだいぶ違った印象を感じました。
    その時には感じられなかった四季の母性みたいなものを今回読むことができて、なんだかほっとした。

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    2024年09月03日
  • 孤独の価値

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    僕はそもそも社会の目、人の目というものをほとんど気にしない。両親の影響が半分と、残りは自分の経験した孤独の中から育って来た価値観のように思われる。
    自分の人生を有意義にしたいなら、唯一必要なものは、自分の思想。

    寂しいことが悪いことだという先入観があるから、いろいろマイナスが表面化する。多くの人が単に思い込みだけで寂しさを必要以上に悪く捉えている。

    寂しさは悪いことなのか?多くのエンタテインメントでは人と人との繋がりとかを宣伝して、孤独は排除しなければという先入観を植え付ける。そうすると思考停止になる。その観念がどこから来たのかと考えもしなくなる。そこに危険がある。

    寂しいことの良さもあ

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    2024年09月01日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

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    喜嶋先生の言葉には救われました。

    最後が衝撃でした。
    結局、人生何が幸せか、何を求めれば良いのか、何をしたいのか、人それぞれであり正解なんてわからないなと思いました。

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    2024年09月01日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

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    果たして死体は誰なのか、事故ったのは誰なのか、死んだ数学者は誰なのか。
    読んだ人と意見を話し合いたくなる終わり方でした。
    森博嗣ファンの方とデートでプラネタリウムに行く際は「オリオン像が見え無くなる理由は?」と聞きたいです♪

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    2024年09月01日
  • 四季 夏 Red Summer

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    真賀田四季の思春期の頃の話。
    叔父との関係や、両親との関係。
    もはや思考は誰にもトレース出来ない様子が、転がり落ちて行く展開で面白い。

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    2024年08月31日
  • 目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES

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    久しぶりの森博嗣。再読。
    やっぱりすごい。
    仄かに香る恐怖感。チラチラと見え始めた真賀田四季の姿。西之園萌絵の言葉が、犀川先生よう。成長したなぁ。
    最後の一文で、はっ!となった。上手いなぁ。
    自然の風を浴びながら、この本を読むという幸せ。

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    2024年08月30日