森博嗣のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
森博嗣さんの長編は何度も読んでいるが短編集は初めて読む。いつもの森先生らしさも残しつつ、短編ではあまりはっきりしない結末で終わる短編が多かった印象。ミステリアスな雰囲気を纏った話が多かった。どんでん返しとまではいかないが、こうだと思っていたものが一文でひっくり返されることが何度があり、不思議な感覚に陥った。
S&Mシリーズの西之園さんが出ている短編も2作あり、それらの作品を読むことが本来の目的であったが、その他の短編も面白く読むことができた。西之園さんはS&Mシリーズのときよりは落ち着いていた様子であった。
「キシマ先生の静かな生活」と「真夜中の悲鳴」が特に印象に残った短編であった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・Wシリーズからずっとクールで仕事人間だったロジ。しかし、ここに来て彼女に大きな変化が。銃を撃ちたくないと言った彼女に、変化は成長だと言ったグアト。そんなグアトが好き。
・何故エリーズは語らなかったのか。今回はタイトル回収が分かりやすい。いや、何故語らなかったのか、根本的な理由は分かってないとも言えるが。
・最初の、エリーズがグアトに会いたがっているという噂は結局何だったのか?
・彼は何故情報をくれたのか?個人解釈メモ
1.殺したのに思ったような事件にならず、どういうことなのか知りたかったから。
2.究極の恵みについては知っていたが、もしかしたらヴァーチャルでは生きている可能性もあると思 -
Posted by ブクログ
Vシリーズ 第2弾
人形式モナリザ
不思議な展開(ポエムと描写)から始まり
現実?夢?妄想?憶い?
どいうこと?と思いながらスタートしましたが
後半の盛り上がりは素晴らしいの一言
紅子、保呂草の本領発揮
林、祖父江七夏の頭の切れ方も凄くよい
そして、小鳥遊くん、紫子がどんどん優秀になっていく姿も読んでいて楽しい
(S&Mシリーズよりも、ワントーン下がって和気藹々と勝手に事件に参入していくスタイル。。別に解決しなくても、手を差し伸べなくてもいいっかという)
本作の岩崎家を中心とした親族関係
※家系図がほしかったw
また、途中で犯人わかったという人が多いみたいですが、全く私は当たり -
Posted by ブクログ
Vシリーズ 第1弾
黒猫の三角
仕事やらイベントやらで2週間以上読み終わるまで時間が掛かってしまった
全てがFになるに匹敵する名作です
(夏のレプリカ。。。)
シリーズ続くの楽しみ
S&Mシリーズの犀川先生と萌絵が抜けきれない状態で読み始めましたが、瀬在丸紅子、保呂草潤平、小鳥遊練無、香具山紫子、根来機千英と
S&Mシリーズのキャラとは違った色の人も登場して、ワイワイと事件解決していくとこはS&Mシリーズより、事件事件してない感じでしょうか
(読みやすいが、登場人物の勝手がわかるまでは少し時間かかりました)
瀬在丸紅子と保呂草の天才同士の掛け合いは
言葉選びも概念 -
Posted by ブクログ
僕はそもそも社会の目、人の目というものをほとんど気にしない。両親の影響が半分と、残りは自分の経験した孤独の中から育って来た価値観のように思われる。
自分の人生を有意義にしたいなら、唯一必要なものは、自分の思想。
寂しいことが悪いことだという先入観があるから、いろいろマイナスが表面化する。多くの人が単に思い込みだけで寂しさを必要以上に悪く捉えている。
寂しさは悪いことなのか?多くのエンタテインメントでは人と人との繋がりとかを宣伝して、孤独は排除しなければという先入観を植え付ける。そうすると思考停止になる。その観念がどこから来たのかと考えもしなくなる。そこに危険がある。
寂しいことの良さもあ