森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森先生、家族と一緒に暮らしているし、いわゆる孤独じゃないじゃんと思ってしまったけど、そういうことじゃないんだな。
静かに自分の世界に没頭できる、自由になってやりたいことがある、これからは創作的な活動が求められる時代。
良質な孤独、幸せな孤独が素晴らしいのであって、それを求めることができ、実現できる人は、まわりの支えもあり、究極の幸せな人なのかもしれない。
ブランコの理屈で、1人になりたいと思えるのは幸せなことなのか。
現代社会は、つながりすぎの肥満、身動きのできない思考や行動の原因。
孤独指向の生き方をしないと、自分を保てない人が増えてくるだろう。
良質な孤独を楽しむ、老いて洗練される、そんな人になりたい。 -
Posted by ブクログ
純粋な満足感と、本当に欲しいものについて考える
挑発的なタイトルに惹かれ思わず手に取った。あまのじゃくな筆者の策にまんまとはまったのでは?とうすうす感じつつ、こんなことを考えた。
単にモノの選択・購入過程にとどまらず、自分の価値観そのものに子供のころにはなかった不純物が混ざっているようだ。
たとえば、価値≠値段ってことくらいわかっているつもりだけど、実際の行動はどうだろう。お店やレストランで商品に値段が表示されてなかったらって想像してみた。僕は迷わず自分の欲しいもの、食べたいものを選ぶことができるだろうか。それは値段表示がある場合の選択と同じだろうか。
また、僕は「割引」や「特価」に弱い。これは、他人が勝手に決めた価値に左右されている証拠だ。悔しいけど。
あるいは、各種メディアにあるれる情報、他人の目、SNSがない場合、自分の行動は今と同じだろうか。小さい頃は学校と家庭が世界のすべてだった。大人になるにつれ世界は広がった。ついでにITの進歩によってさらに世界は広がり、好むと好まずにかかわらず情報量ー誘惑と言い換えてもいいーも増えた。
ターゲティング広告やステマを含む情報の多くはノイズと言って切り捨てるべきかもしれない。なぜならノイズのせいで、これまで自分の中に存在すらしなかった欲が掻き立てられるから。
また、SNSを含む広く浅い大人の交流は、つまらない見栄を生み、他人からの羨望、評価なんかが少なからず行動の動機になっている気もする。現代社会は承認欲求を肥大化させるようだ。
要するに、他人とお金(数値)は純粋な自己満足に関係ない。かと言って「足るを知る」のはレベルが高すぎる。自分の内面から湧き上がる不純物が少ない満足感を得られる消費をしたいと思う。 -
Posted by ブクログ
久々の森博嗣!
前作の魔剣天翔より、謎の芸術家【関根朔太】を引きずる本巻!
大笛梨枝という大学院生と羽村玲斗という建築家の出会いから始まる物語と、小鳥遊君達 阿漕荘の人々のストーリーが並行しながら物語は進む!!!
保呂草からの仕事の依頼で豪華客船に乗る事になる香具山さんはラブロマンスを期待してドキドキ!
香具山さんに着いてきた瀬在丸さんと小鳥遊君はキセルがバレないかドキドキ!
そして、保呂草さんは難易度E Xクラスのミッションを達成できるのかドキドキ!
そんな訳で今回も意味深なプロローグで物語は始まる・・・
阿漕荘の面々が乗り合わせた豪華客船で男が撃たれて行方不明?
犯人は死体はと探しているうちに関根朔太の幻の自画像が消失???
そして大笛と羽村のラブロマンスはどうなるのか?
読んでスッキリのVシリーズ!!!