森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Xシリーズ第5弾
サイタ×サイタ
Explosive
後半にかけて面白すぎて、盛り上がりすぎて
一気に読んでしまいました
思い込み、仮説の大事さを改めて感じた作品。
もうどこの前提まで疑うのか。。。最初の最初まで戻ってしまうと。そうなるよなと。。
新情報が定期的に注入され
登場人物も順番に増えてきて
意表を突いたタイミングで人が消えていき
解決にしそうな雰囲気で
何かしっくりこないな
の時にもうひと波乱がおき
最後最後まで、展開が予想できなかった
そして、斜め上から実は。。。。
と
素晴らしいテンポで
動機ももちろん解明されず
楽しく読めました!
真鍋がどんどん優秀になり、冴えるとこ -
Posted by ブクログ
今回も面白かったー!これまでの誰よりも異常性が強調された犯人でしたが、作品を通しておこなわれる「そもそも異常とは何のか」という問いかけにより、単なる理解不能な存在で終わらせない構成になっているのが実に良かったですね。いろいろ考えさせられました。そしてラスト…!あれって彼も犯行に関わっていたということ?う〜ん、考察しがいがありますね!
あとミステリとは関係ないですが個人的にガンプラ好きでよく作っているので、フィギュアや模型の定義をくどくど語るようなオタク談義がかなり好みでした。
今回はシリーズ終盤ということもあってか、登場人物の掘り下げが結構あったのもよかったですね。特にこれまでミステリアス -
Posted by ブクログ
森博嗣氏がタイトル通りに『面白いとは何か?面白く生きるには?』を考察した一冊。
『面白い』というものを「可笑しい」「興味深い」「思いどおりになる」「手応えがある」「動きがある」「意外性」「欲求を満たす」と整理し、面白さは様々なシーンで生じ得ると理路整然と考察している。
森博嗣氏の著書『孤独の価値』からも感じたが本書でも「孤独を愛している」「孤独でも面白い人生を送れる」という雰囲気が伝わってくる。(森博嗣氏は「孤独」をネガティブに捉えていない)
『 面白く生きるには?』の問いには「自由であること」「自分で面白くする!」との考えのようだ。同感です。 -
Posted by ブクログ
Gシリーズ第8弾
ジグβ(ベータ)は神ですか
大学時代から3年後ぐらいの世界
社会になってる加部谷、雨宮
助教授になってる山吹
w大学にいった海月
そしてそして
准教授になってる萌絵
瀬在丸紅子、佐々木おばさん、椙田、水野
犀川先生以外はほぼ登場する豪華さであり
美之里で起こった不思議な事件と真賀田四季の
80年後の未来が、多く語られると転換点になるような作品でした。
大人の会話と面子で繰り広げられる思想は
心地の良く、期待値が膨らむ膨らむ
そして、これが書かれたのは2013年
今までS&M、V、四季、G含めて、現代に凄く近づいた感じがしました。
⭐️4.0
次は第9弾
キウイγ