森博嗣のレビュー一覧

  • サイタ×サイタ EXPLOSIVE

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    Xシリーズ第5弾
    サイタ×サイタ
    Explosive

    後半にかけて面白すぎて、盛り上がりすぎて
    一気に読んでしまいました
    思い込み、仮説の大事さを改めて感じた作品。
    もうどこの前提まで疑うのか。。。最初の最初まで戻ってしまうと。そうなるよなと。。

    新情報が定期的に注入され
    登場人物も順番に増えてきて
    意表を突いたタイミングで人が消えていき
    解決にしそうな雰囲気で
    何かしっくりこないな
    の時にもうひと波乱がおき
    最後最後まで、展開が予想できなかった
    そして、斜め上から実は。。。。

    と

    素晴らしいテンポで
    動機ももちろん解明されず
    楽しく読めました!

    真鍋がどんどん優秀になり、冴えるところ、切れるところが、椙田+海月の混ざったような存在感になりつつあり、なんかうれしくなってきました。
    楽しかった〜

    特に佐曾利(さそり)と相対と電話番号のくだり
    この成立条件を真鍋がこれしかないと導きだしたところ(最初は?だったが)素晴らしかった!
    犀川先生か保呂草ばりの推理でした

    布団巻きのコミカルさも
    めちゃくちゃ画が思い浮かぶほど
    よかった
    本気の推理と、馬鹿会話のバランスが
    秀逸すぎて感動してますw

    これはぜひほかのシリーズ読んでなくてもオススメです
    ※森博嗣っぽくはないですが

    ★4.0

    Xシリーズ最後の
    ダマシ×ダマシ
    SWINDLER

    いこうとおもいます

    0
    2025年01月03日
  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS

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    今回も面白かったー!これまでの誰よりも異常性が強調された犯人でしたが、作品を通しておこなわれる「そもそも異常とは何のか」という問いかけにより、単なる理解不能な存在で終わらせない構成になっているのが実に良かったですね。いろいろ考えさせられました。そしてラスト…!あれって彼も犯行に関わっていたということ?う〜ん、考察しがいがありますね!

    あとミステリとは関係ないですが個人的にガンプラ好きでよく作っているので、フィギュアや模型の定義をくどくど語るようなオタク談義がかなり好みでした。

    今回はシリーズ終盤ということもあってか、登場人物の掘り下げが結構あったのもよかったですね。特にこれまでミステリアスだった国枝さんの人間性が垣間見れたのが嬉しかったです。思ったより情熱的でとても魅力的でした。

    0
    2024年12月28日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    今回の萌絵嬢は嫌いじゃ無かった!
    ほぼ好き。
    ミステリとしてはもうお腹いっぱいだけど、個性溢れる愛すべき登場人物を追いかけるのも魅力の一つだと。

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    2024年12月23日
  • 魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?

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    淡々と綴られる簡素な地の文。感情的にならない理知的な登場人物たちの会話。その静けさに時々ぞわりとする。
    知性主義の行きつく果てはこのような静かな滅びなのかもしれないと思う。
    繁殖とは自己の遺伝子に他者の侵入を許す事。その意味がとても思い。
    まだシリーズ序盤、この先が楽しみ。

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    2024年12月23日
  • 面白いとは何か? 面白く生きるには?

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    森博嗣氏がタイトル通りに『面白いとは何か?面白く生きるには?』を考察した一冊。

    『面白い』というものを「可笑しい」「興味深い」「思いどおりになる」「手応えがある」「動きがある」「意外性」「欲求を満たす」と整理し、面白さは様々なシーンで生じ得ると理路整然と考察している。

    森博嗣氏の著書『孤独の価値』からも感じたが本書でも「孤独を愛している」「孤独でも面白い人生を送れる」という雰囲気が伝わってくる。(森博嗣氏は「孤独」をネガティブに捉えていない)

    『 面白く生きるには?』の問いには「自由であること」「自分で面白くする!」との考えのようだ。同感です。

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    2024年12月19日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    タイトルを上手いこと言う、みたいな流れが続いた中でのこの作品、嫌いじゃなかった。
    犀川先生の言う名前が云々のくだりとか頭良くないとこの発想できないよなっていうところとか、なるほどね〜って思った(KONAMI)
    森博嗣先生の未来予想が2024の現代にどハマりしてるのすんごい。犀川先生を作り出す森博嗣先生の凄さが伝わる。

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    2024年12月11日
  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS

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    ネタバレ

    最初から怪しい人物が提示されていて、まさかその通りの犯人ではないだろうと予想(実際に作中でも少しずつ容疑者から外れていく)していると足下を掬われる。
    前作と同じく、トリックとしては単純。犯人がそうするに至った過程が納得できる前作と、なかなか理解できない本作という違いか。
    エピローグの内容や、タイトルが「好きにしてもOK」の捩りであることを鑑みると、紀世都は寺林に殺されることを受け入れていたのだろうか。

    0
    2024年12月09日
  • ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN

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    Gシリーズ第8弾
    ジグβ(ベータ)は神ですか

    大学時代から3年後ぐらいの世界
    社会になってる加部谷、雨宮
    助教授になってる山吹
    w大学にいった海月
    そしてそして
    准教授になってる萌絵
    瀬在丸紅子、佐々木おばさん、椙田、水野
    犀川先生以外はほぼ登場する豪華さであり
    美之里で起こった不思議な事件と真賀田四季の
    80年後の未来が、多く語られると転換点になるような作品でした。
    大人の会話と面子で繰り広げられる思想は
    心地の良く、期待値が膨らむ膨らむ
    そして、これが書かれたのは2013年
    今までS&M、V、四季、G含めて、現代に凄く近づいた感じがしました。

    ⭐️4.0

    次は第9弾
    キウイγ(ガンマ)は時計仕掛けへ

    もう少しで未来の時系列がでてくるのかな
    楽しみだ

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    2024年12月07日
  • 歌の終わりは海 Song End Sea

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    ネタバレ

    全体的に寂寥感が漂う物語。
    理系ミステリィと称される森作品の中でこのXXシリーズは方向性が全く違う。
    どちらかと言うと現代社会が抱えている難しいテーマを問題提起するような作風。
    読後に色々と考えてしまう。

    加部谷さんがぬいぐるみを買おうと考えたところがこの小説の中で一番悲しかった。

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    2024年12月06日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    S&Mシリーズ5作目。
    ちゃんと内容やトリックの伏線回収になっているタイトルがおしゃれ。
    正直萌絵というキャラクターがあまり好きではなかったのだが、今作で余計に苦手になり、逆に目が離せなくなった。最後まで追いたい。

    0
    2024年12月02日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    ネタバレ

    人工知能がリアルとヴァーチャルを行き来するのはわかるけど、人間だとまだ想像力が追いつかない。子どもがどうなってるのか気になる。前半はおだやかすぎる分、後半が盛りだくさんでびっくり。面白かった!

    0
    2024年11月30日
  • 青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light?

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    ネタバレ


    p180-181
    人工知能は、ロボットと一緒に生きてきた。否、ロボットも潜水艦も、オーロラにとっては自分の肉体として認識されていただろう。

    p183
     なんとなく虚しい。
     人工知能が、無限の虚しさに襲われても無理はない。

    p248-249
    「そうそう、君たちが学ぶのは、言葉になったデータなんだ。そこが、ラーニングの最も大きな落とし穴といえる。人はね、大事なことは言葉にしない。呑み込んでしまうんだ。賢明で正しい思考ほど、言葉になっていない。一番学ばなければならない賢者には、マニュアルがないんだ」
    「賢者がマニュアルを残さないのは、どうしてですか?」
    「人に教えること、教えられると思い上がることが、賢者にはできないからだよ。そういう自分が許せないんだ」

    p249
    残念ながら、そんな恋をしたことはない


    最初は地味だなと思いつつ、やっぱり地味だな、とも思うけど面白かったです。
    特に現代のChatGPTや各会社が山のように出しているAIと私たちの関わり方を見ていると、どこか接続点があるような気もしたので。
    AI同士で自動学習する限界をさらりと書いていて、それが何らかの示唆になるのか予言になるのか、というところ。きっと当たるのだろうけれど(往々にして早すぎるのだ)。
    今、AIと人間がどこらへんの位置にいるのか、というのは人それぞれの想像の中だが、このシリーズの中でもっとも人工知能というワードが乱立していたような気もして、かなりタイムリーに感じられた。
    最後の別れと花屋のくだりも良かった。そして、言うか言うまいかで迷い、言わない選択肢を選んだデボラをどう判断するか、という見せ方も鮮やか。

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    2024年11月30日
  • 四季 冬 Black Winter

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    ネタバレ

    森シリーズを読んでいるとなんどもすべFに立ち返る瞬間があるが、四季シリーズは特にあの本の解釈を変化させる。
    四季は子供を助けたかったのだなと、新藤にのことも愛していたのだなと。四季の人らしさを最も感じた一冊だし、だとしても普通じゃないと改めて認識する一冊でもある

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    2024年11月26日
  • 孤独の価値

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    SNSなどで他者との「つながり」が重要視される現代。「孤独であってもいいのではないか」と考えさせられる一冊。個人的には孤独(1人の時間)が好きで大切にしているので共感できる部分が多かった。孤独サイコー!
    それでも人は1人では生きていけない。 普段関わっている人を理解・共感していくことはとても大事なことだと思う。
    「バランス」や「多様性」について考え続けることをやめないようにしたい。

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    2024年11月24日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    Gシリーズ第一 5弾
    λ(ラムダ)に歯がない

    面白い!
    Gシリーズのなかで、のほほんときてた中で
    明確に殺す(事件)の背景が、はっきりした作品で
    トーンが重くなった作品でした
    λ(ラムダ)ね
    ここでアナグラムがでてくるのね
    (※アナグラムが好きということではなく、ギャグっぽくはいってくる感じが好きという意味)

    そして、引き出しのくだり
    加速器いれてて、動いたんだのところ
    何だろうとめっちゃ考えたのですが
    なるほどなと
    ここで場所の理由(設定)がしっかりはいってくるところが感動ものでした

    この5話は自殺の定義、考え、死後の世界を
    述べる要素が非常に多かったですが
    犀川先生、萌絵、加部谷、海月、山吹、国枝先生
    いろんな意見があって本当に読んでて楽しいですね
    そこに、保呂草と、各務がでてくるかんじ
    ちょい役が、全然ちょい役じゃない
    まぁ、凄いです。練りに練られてる。
    楽しいすぎで半日で読んでしまった

    Gシリーズちょっと物足りないと思ってけど
    そんな事ない
    凄くいい(シリーズがからんでくるところがめちゃくちゃ良い)

    ⭐️4.0

    次は
    η(イータ)なのに夢のよう
    へ

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    2024年11月24日
  • 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists

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    vシリーズ第七段
    今回は研究所での殺人事件。お馴染みのメンバーに安心します。
    実はトリックは解決より前に浮かんでて、動機も予想ついてました!でもやっぱり面白かったです!

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    2024年11月17日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    【2024年204冊目】
    西之園萌絵は、ゼミ旅行に先駆けて友人の牧野洋子、反町愛と長崎県のテーマパークにやってきていた。テーマパークを運営するナノクラフトの社長である塙は萌絵のかつての婚約者であったが、彼女が彼に会うのは初めてのことだった。犀川を頭に浮かべつつ、塙との食事を楽しんだ彼女だったが、意識が混濁し、気づけば目の前には、唯一無二の天才が立っていた。

    The Perfect Insiderから始まったS&Mシリーズの10作目である今作のタイトルはThe Perfect Outsider。それだけでも読む前からなんだかテンションが上がるのに、キャラクター一覧の中に真賀田四季博士の名前を見つけて余計にぶち上がりました。再読でしたが、全く覚えていなかったので楽しめました。全てが明らかになったと思わせられた後に明かされた事実の衝撃。1作目を彷彿とする終わり方は、見事に騙された!といった感じでした。

    謎そのものはそんな真相なの?!と驚いたり、そんなのありかよと思ったりでしたが、森博嗣さんの紡ぐ表現の豊かさは十作目でも色褪せることなく、感嘆しながら読むこともしばしば。

    何度でも記憶を消して読みたい大好きなシリーズです。

    0
    2024年11月11日
  • マインド・クァンチャ The Mind Quencher

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    シリーズ第五弾にして完結編

    突然の襲撃に遭うゼン
    絶対的強敵に完敗を経験する
    しかし、完敗=死ではなかった
    全ての記憶を失った彼は
    人の善意に助けられ、全てを失うことで
    更に強くなっていく

    加速度的に色々経験してきた彼に
    転機が訪れ、途中、え?何?
    こんな道を選んでしまうの?と心配になったわ
    でも、やっぱり彼は道を見つけるのだ
    は〜
    めでたしめでたし(笑)

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    2024年11月10日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    あー一気読みしちゃったぁ。
    騙されたぁーもえちゃんの話だと思ってたし、一体この男はなんなんだ!?
    っていうミステリーもラストまでひきづったよぅーー!
    そして、まさかのまさかのまさかそこでくっつくとは!?
    そして、叔母さま!!!!

    そっちもそっちで厄介な叔母様がいたとは!?!?

    あー面白かったぁー
    前回ので友達消えたから、今回でその友達どーしたかなーって思ってたら、どうにもならんかった。笑
    そっちの伏線は回収しなかったのね。笑

    犀川先生が読んでた、都市の再生っていう本。
    あれ?建築士試験にでたような?
    って調べてみたけど分からなかった、、、、
    似たようなタイトルの本多いからなぁ。

    そんなわけで、大いに楽しませてもらった一冊でした!

    まっちゃんありがとうー!!

    #まっちゃん本
    #犀川先生
    #最近やたら理屈っぽくなったような?
    #前はもう少し好青年っぽさがあったような?
    #かなり捻くれた!?
    #笑
    #年取ったのかなあ
    #仕方ないか
    #歳をとると理屈っぽくなりがち
    #気をつけよう
    #フレッシュさ
    #大事だよね
    #このシリーズラス1!

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    2024年11月05日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    封印再度、who inside 上手いこと言ったな。
    毎度のことだけど、このシリーズに出てくる建物は想像がしづらい。今回はあまり建物の詳細が関係ない話だったけど割といつもここで引っかかるし次作もどうせそうなんだろう。

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    2024年11月04日