森博嗣のレビュー一覧

  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    ネタバレ

    森博嗣の新刊は漫画を買う感覚で発売日に本屋に走る。
    この人の頭の中は何十年、何百年先を生きている?
    リアルでも死に、ヴァーチャルでも死ねばどうなるのか...。

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    2024年05月14日
  • 「やりがいのある仕事」という幻想

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    結局のところ、「どうだっていいじゃん」と自分に言ってあげられるは人が、一人前の立派な社会人になれるのではないか。
    元気で解決できる問題というのは、そもそも大きな問題ではないからだ。そうではなく、「元気なんか無理に出さなくても良いから、ちょっと元気のある振りをして、ちょっと笑っている振りをして、嫌々でも良いから仕事をしてみたら? そらで金を稼いで、あとでその金を好きなことに使えば良い。それが君の人生かも」と言ったら、身も蓋もないだろうか。(212ページ)

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    2024年05月14日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    ネタバレ

    S&Mシリーズを読み終わり、遂にVシリーズへ!
    ワクワクを胸に本を読み進めるも、犀川先生だったらどう考えるの?とか未練を垂れながら読んでいた。ミステリー好きなのにいつも全く解決できない私は猫落ちだったらどうしようなど不毛なことを頭に浮かべていたが、結末は全く違った。本当にまさかだった。読み終わった今もすぐに次の本を手に取りたくなっている。こんなにもおもしろい小説を何冊もシリーズを通して書いてくれる森先生には感謝しかない。

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    2024年05月10日
  • アンチ整理術

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    まさに森博嗣さんは犀川教授のまんまでした。

    イメージがそのまま。

    モノを散らかしても人生は散らからない。
    っていう意味が。よぅーくわかった。

    たまたま、最近、ものすごい勢いで自己の散らかった人にあった。
    そして、その人は私にとても似ている。と、言われて、私はこんなに自己が散らかっていたのか、、、、と、愕然としたので、こちらのアンチ整理術を読んで、あぁ、彼女はとてつもなく散らかったまま困っているのかも?しれない。

    と、思い至った。

    言ってることと、やってることの整合性が取れないことほど、本人が苦しむことないよなぁ、、、と。読みながら、自分とその自己の散らかった方とを比べながら読み進め。

    あぁ、わたしの彼女が似てるのは、

    とんでもない度が両極端に同じレベルなこと。
    空気をよまないこと。
    品がないこと。

    だ。

    と、自分なりに解釈をした上で、わたしは彼女にどういう風に思っているのか?
    なんか似てるって言われて、嫌だなぁと思ったらのはなんなのか?

    と考えたところ。
    余裕がない。
    なんだか痛々しい。
    言ってることとやってることが一貫してなくて、気持ち悪く感じる。

    これでした。

    本を読むことで、整うこともたくさんあるよ。
    と、彼女にも教えたくなる一冊でした。

    #森博嗣
    #頭の中見てみたい
    #すごい整理整頓
    #散らかり方も整理整頓
    #秩序がある
    #そんな散らかり方
    #散らかし方
    #オシャレな散らかし方
    #真似できない
    #これはホントにセンス

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    2024年05月08日
  • 勉強の価値

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    勉強と聞くと何を感じるか。
    嫌い、わからない、やりたくない。
    あまり良い思い出はない。
    しかし大人になって、もっと勉強しておけばよかったと後悔している。
    勉強というのは、人の能力を高めるすべての行為のこと。生きる人間の価値を高めるもの。
    学ぶ目的、勉強というものの本質は何か考える。
    ものすごく心に響いた名言がありすぎて、忘れないように繰り返し読む必要がある。
    子供を持つ人にもおすすめします。
    子供にきちんと勉強の説明ができるように。
    勉強しない子供にイライラする前に、まずは自分が勉強すること。
    一生懸命勉強している姿を見せることが、一番の教育になる。
    大人になってからの勉強は、興味があることを、楽しく学びたい。

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    2024年05月06日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    自分が存在した痕跡を消した研究者は何を願っていたのかという話。

    グアトは何かを感じるが、具体的には判らないとき、確かに読んでる当方も何か感じるものがある。何だか判らないから、もどかしく感じる。
    最終的に答えに行き着くけれど、何がどうつながったのかよく判らなかった。まあ、当方の頭が悪いんだろうけれど。

    バーチャルに移行すれば身体の軛から逃れ、寿命や病気や様々の面倒な諸々からオサラバできるだろうと思うのだが、作者からの提示には納得しつつ、長い物語の此処で此れが出てくるのかとも思う。

    前作から登場人物が増える展開かと思ったが、そうでもなかった。ロジはすっかり人が変わって、本人も戸惑っている。グアトは相変わらず鈍いなと感じる。
    3人で暮らしたら、グアトも変わるかな。

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    2024年05月06日
  • 面白いとは何か? 面白く生きるには?

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    面白いは自由に向かう方向性を感じてる状態
    自由は自分で計画したり自分が予定した通りに生きること

    面白いは新しさ、意外性

    自分で思いつく面白さがないと飽きる
    自分の面白いを知る、思いつくのが大変
    わかってしまえば実行あるのみ

    自分で計画と設計図をつくる、それを1人で向き合う
    それが面白さにつながる

    森さんはやりたいことの費用を、捻出するために30代後半から本を書き始めたらしい。
    40代から、老後に備えて何か面白がれるものをもつのは大事。

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    2024年05月19日
  • 四季 冬 Black Winter

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    真賀田四季の精神世界と百年シリーズに繋がっていきそうなウォーカロンの登場。人は幼少期が最も優秀…最初は誰もが天才で、だんだん凡人になっていく…これと全く同じことが人工の構築知性にも言える。成長できる可能性の高さと大きさは幼児のほうが遥かに上で、そこでどれだけどんなものを吸収できるかどうか…ですね、残念ながら笑。精神世界でのやり取りが多くて若干不完全燃焼ですが、他シリーズ含めた一連の話の中では重要な位置づけの一冊でした。

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    2024年05月04日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    ネタバレ

    ーー

     独特のリズムと波長でリアルとヴァーチャルの死生観を描き出す、WWシリーズ8作目。


     3、4年前から、結構いつ死んでもいいかな、と思っている。
     と云って深く考え始めると、家のこととか家族のこととかやりたいゲームとか読みたい本とかいろいろ浮かんできてまぁ頑張るか、となるのだけれど。
     枯れたとか、熱量が無くなったというわけでは無くって……後悔は無いなぁ、という感覚。自分の死後に何か残るとして、それはもう自分のものではないな、きちんと誰かのものになっているな、って妙な安心感のようなものがあるのです。

     死生観、というふうに、生と死はいつも続き物のように捉えられていて。確かに生きていないものは死なない、という点では生と死は一体なのかもしれないけれど、でも逆はどうだろう? 死なないものが生きていると云えないのならば、永遠の生はもう生きてはいないのかしら。そもそも永遠に生きるなにかが存在したとして、それが永遠に生きているって証明するものはなんだ?

     えーっと。こういう話ではないです、決して。


     ある種いつもどおりの、けれど前作で迎えた大きなターニング・ポイントから起こる細かな変化が、テーマと良く合致していて読ませる。
     不思議なもので森博嗣の小説は音楽を聴きながら読めないことに気付かされた。ふむ。

     ☆4.2

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    2024年05月02日
  • 馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow

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    森博嗣作品初挑戦。

    本屋で数ある森博嗣作品を見かける度に、
    タイトルが秀逸だなと
    感心しているだけであったが、
    我慢できずに手に取ってみた。

    まず驚いたのが、タイトルがそれとなく
    回収されているところ。
    森博嗣愛読者の方にとっては
    普通のことなのかもしれないけれど、
    字面だけみたら「なんのこっちゃ?」な
    タイトルを終盤によく回収したなと思った。

    加えて、登場人物が魅力的だった。
    会話のテンポの良さが印象的で
    それぞれの掛け合いは読む手が止まらなかった。
    加部谷さんが、特にツボだった。

    終盤の柚原の行動については、
    自分の読解力もしくは想像力が足りていない為か
    なぜそういう方向にいったのか
    理解できなかったが、
    それこそがむしろこの作品が取り扱っている
    テーマの複雑さを表しているのではないか
    と思った。
    単なるミステリーでは片付けられない。

    自分は続編も追いたいと思ったが、
    ミステリー小説の読書体験に
    何を求めているかによって
    好みが分かれやすい作品だと感じた。

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    2024年05月01日
  • 情景の殺人者 Scene Killer

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    前々作と前作よりミステリ要素が濃かった。
    前々作は社会格差、前作は尊厳死と自分事として考えられるテーマだったのとそのテーマを体現するキャラクターの思考が作中で語られたので入り込めたけれど、本作はテーマが共感しにくいことに加えてそれを体現するキャラクターの思考があまり語られないので距離を感じる。
    ただエピローグを読むに距離感を感じることこそ作者の狙いなのかなとも思う。

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    2024年04月29日
  • 新装版 ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven

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    ラストの街中での草薙とティーチャーのドッグファイトのシーンは、読んでいても迫力があり、戦闘機が飛び交うシーンが想像できて面白かったです。
    生死を賭けたドッグファイトを平和を維持する為のショーに変えた大人達と世界には恐ろしさを感じました。

    命が見せかけで作られ、それに人々はスポーツ観戦をするみたいに見ている姿は、実際の戦争とは違うと思いました。

    実際の戦争は、軍隊や兵隊とは無関係な人々が犠牲になり、都市が破壊されて、今まで見て来た日常が壊されていくのが戦争だと思います。
    それなのに小説の世界では、それが作り物の中に平和があるような感じがしました。

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    2024年04月25日
  • 四季 春 Green Spring

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    最近忙しかったので、それが終わって、本が読みたいなって再読したのがこれ。わたしの毛細血管に流れているような気がする。

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    2024年04月23日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

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    森博嗣先生の本は本当にどれも読みやすくて、言葉選びのセンスもよく、クスッとしてしまう。
    今回もとても面白く、本当に少しのことが伏線になっていてすごいなと思いました。
    続きも楽しみですが、急がず読んで行きたい!

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    2024年04月22日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    まっちゃん本!

    建築科の大学生が出てくるので、試験の内容が建築士一級の勉強とかぶってて、ちょっと嬉しくなる。

    モエも、勉強頑張ってるから私も頑張らないと!!
    なんて、思ってしまいます。
    プレキャストコンクリートとかの話が出てくるのも、あーーそういうとこに使われてるのねぇ。と、思ったり、建築科の先生同士の会話も、とっても興味深いぃー!!!
    勉強してることが出てくると嬉しいのよねぇ。

    今回はマジシャンがたくさん出てくることで、解説がまさかの世界の引田天功で、興奮しまくった!!!!!!!

    この方、しかもマジシャンになりたくてなったわけじゃなかったんだ、、、それでこんなにイリュージョンって、すごすぎる。と。
    最後の最後まで面白く読ませてもらった一冊!!!!

    建築士会に講演とかきてくれないかなぁ。
    森博嗣さん。。。

    #建築士一級
    #勉強中
    #猛勉強中
    #休憩読書
    #面白かった
    #森博嗣
    #建築士会に顔出してくれないかな?
    #マジシャン
    #引田天功
    #解説
    #大興奮

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    2024年04月20日
  • 情景の殺人者 Scene Killer

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    最初に犯人の独白。
    もう犯人はわかった。
    何のどんでん返し?
    ‥犯人が違った‥

    でもうわっやられた‼️という仰々しさは
    この話にはなかった。
    あくまでさらっと淡々と。

    シリーズで読むと世界観が完結するいつものパターン。次も読まねば。

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    2024年04月17日
  • 科学的とはどういう意味か

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    理系小説家の森氏による、あらゆる世代へ向けた「科学を毛嫌いしていると損するぞ」というメッセージに貫かれた一冊です。
    ともすればあいまいになる日々の言葉の把握ですが、己の尻を叩くためにも、折りに触れ再読したいと思いました。

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    2024年04月16日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    今作も深く考えさせられましたよ。
    幸せとは?不幸とは?生きるとは?死ぬとは?
    森先生の作品を読むと毎回死生観を考えます。

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    2024年04月14日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    もうホントに、語ってくれよエリーズって感じでしたね。割と最後まで「究極の恵み」の正体が分からなかったなあ。
    そして、思ったよりミステリィしていて驚いた(僕は一体、何を読んでいるんだ)。
    キャラ萌えは今回も素晴らしく、セリンは癒やし枠として確立したなあ、とかオーロラも人間味が出てきたとか、今後も楽しみです。

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    2024年04月13日
  • 四季 春 Green Spring

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    真賀田四季の幼少期。度を超えた天才の歪みのようなものを感じます。大人以上に物事を見透かすことができ、生への執着が薄い…というかない?そして四季を利用する(されている?)大人たち。四季目線からのSM・Vシリーズがファン的にはたまらないですね✨夏へ続く…

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    2024年04月11日