森博嗣のレビュー一覧

  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    何がどうやって進んでいるのかさっぱり分からないままに読んでいくわけだけど、意外や引き込まれるわけで。と言ってもね、雰囲気だけで謎解きの方は全く分からんというかついていけてないんだけど、しかしこの助教授はこの情報から謎をとくっていうんだからすごいというか、いやどうやって分かるんだこれ。
    なんか勢いというか最後の展開がドラマチック過ぎてそれは良かったんだけど、ね。

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    2023年06月24日
  • 新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers

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    戦闘機のパイロットや基地の人達の話。
    映画より小説の方が面白かった。淡々とした文章の余韻に風景が広がる。
    シリーズらしいが、あえて続きを読まないことにした。

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    2023年06月23日
  • まどろみ消去 MISSING UNDER THE MISTLETOE

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    森さんの本は何冊か読んでいたけど、
    久しぶりに森さんの小説を読みたくなりまして。

    読む順番をネットで検索したときに、
    S&Mシリーズの間?終わってから?(記憶曖昧。笑)に読むと良いという本書。

    リハビリがてらの短編として選びました!

    感想…おおおお、久しぶりの森さん!!笑
    が第一でした。笑

    そして萌絵ちゃんとも再会できてうれしかった。

    印象的だったのは、
    「虚空の黙祷者」「真夜中の悲鳴」「悩める刑事」
    の三篇です。
    あれ、萌絵ちゃんいない。笑

    ちょっと怖くて奇妙でぞわぞわする感じでした。
    ここから私の森さん読書が再スタートです!笑

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    2023年06月18日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    シリーズの繋がりがうれしい。
    沢山の伏線と、伏線らしきトラップと。言い回しの妙。
    使っていない脳みそを叩き起こしてどっぷりと世界観を楽しみました。

    20年近く前に読み、今回は再読。
    思い出しつつ新しい気付きも。
    森作品はいつでも味わい深いです。

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    2023年06月17日
  • それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?

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    ネタバレ

    2023.06 audible

    wシリーズが終わってしまい、
    本当に虚脱感を味わっていた中、
    とりあえず次!とおもって聞き始めました。
    何も知らなかったので、聞きながら
    どう考えても、グアトってハギリじゃない?
    と。
    楽しくなってきました。

    トランスファーが何故誕生したかが、
    わかる回かな。



    つねにベストは更新される。
    最新WWシリーズ始動!

    カタナを帯びた金髪碧眼の戦士、デミアン。
    記録上は存在しない特殊兵器。

    楽器職人としてドイツに暮らすグアトの元に金髪で碧眼、長身の男が訪れた。日本の古いカタナを背負い、デミアンと名乗る彼は、グアトに「ロイディ」というロボットを探していると語

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    2023年06月17日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

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    ネタバレ

    とても面白かった。
    しかし分厚い。文庫本で読んだけれど、これじゃ辞書だ。

    すべてが〜を読んだ時にも思ったが、真賀田四季博士は天才とはいえまともな人格では無いみたいなのに、普通の人として潜伏できるものかなぁ?

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    2023年06月17日
  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?

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    ネタバレ

    グアドとオーロラの、ロジの母についてのやり取り
    「ピアノって…あのピアノ?」
    「他にどのようなピアノをご存知なのですか?」
    の森節にシビれるw

    とうとう2人の子供が産まれました。おめでとうございます。胎児がある程度育ったら体外へ出して外で育てるの画期的だわ〜望む人望まない人もいるだろうけど、現代でもそれ選べたら良いのに。

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    2023年06月12日
  • お金の減らし方

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    さすが作家さんだけあって言葉のチョイスが面白かった。特に刺さった言葉は出来るだけ早く自分の生き方をデザインすること。自分が欲しいものを買う。これはシンプルながら真実を突いている。土地は住みたいところを選ぶ。今なら毎日富士山が見えるところを選ぶと思う。できる限り他者に依存しないものを自分の人生の目標にする。特に子どもに依存しないように注意しないと…。みんなについていけば損をしないという考え方は生き方として省エネ。これはそうだなぁ、と。思うなど。

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    2023年06月12日
  • 天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?

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    2023.06 audible

    amzonの本の紹介
    カイロ発ホノルル行き。エア・アフリカンの旅客機が、乗員乗客200名を乗せたまま消息を絶った。乗客には、日本唯一のウォーカロン・メーカ、イシカワの社長ほか関係者が多数含まれていた。時を同じくして、九州のアソにあるイシカワの開発施設が、武力集団に占拠された。膠着した事態を打開するため、情報局はウグイ、ハギリらを派遣する。知性が追懐する忘却と回帰の物語。

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    2023年06月12日
  • 血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?

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    2023.06. audible

    amzonの本の紹介
    イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。電子空間でデボラらの対立勢力と通信の形跡があったイマンの解析に協力するため、ハギリはエジプトに赴く。だが遺跡の地下深くに設置されたイマンには、外部との通信手段はなかった。一方、蘇生に成功したナクチュの冷凍遺体が行方不明に。意識が戻らない「彼」を誘拐する理由とは。知性が抽出する輪環の物語。

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    2023年06月12日
  • サイタ×サイタ EXPLOSIVE

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    まさかそんな事実が隠れていたなんて。
    他人の考えていることなんて本当にわからない。
    みんな変人なのだから。

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    2023年06月11日
  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?

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    心地良い読書体験。
    なんかもう、事件とかなんとか、瑣末なことに思えてきて、登場人物のやり取りや、主人公の感情なんかを楽しむような感じ。
    まだ、続くのかな?

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    2023年06月05日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

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    S&Mシリーズ第6作品。いかなる状況からも脱出を果たす天才マジシャン・有里匠幻が脱出ショーの最中に殺害された。さらに遺体が葬儀の際、霊柩車から消失する。匠幻最後の脱出ショーの謎に犀川・西之園のコンビが挑む。

    ミステリーにマジックを掛け合わせた作品で、萌絵が精神面と推理力で成長をみせ、活躍する姿が印象的でした。読む時は登場人物のメモをおすすめします。

    「ものに名前があることを知っている、あるいは、ものに名前をつけて認識するのは、地球上では人類だけだ」と犀川が言うように「名前」がテーマのお話でもあります。

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    2023年06月03日
  • 集中力はいらない

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    「集中しなさい」と言われ、「集中しなきゃ」と思い、

    でも集中力が持続しない(この本によれば、十分持続したことになるのだろうけれど)私にとって、かなり興味深い内容だった

    実感としてなるほどと思うことも多く、

    しかも、「こうしなければいけない」という締め付けもなく、筆者の優しさもほんのりと感じられる内容でした

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    2023年05月30日
  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?

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    ウイルスの効果については、最初から分かった。なぜ分かったのか分からないけど、そうだろうなと。なんでだろう?

    それよりもロジの真賀田四季博士に対する嫉妬が微笑ましかった。グアトにとってはそれどころじゃないだろうけど。

    今回の一番の謎を最初から気が付いてしまったので、グアトの検討外れっぽいところを楽しめた。

    それにしてもグアト、それは言ったらダメでしょう。

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    2023年05月29日
  • リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side?

    tk

    購入済み

    個とは何か

    人間、ウォーカロン、ヴァーチャル、その区別は必要なのか。何の意味があるのか。自身が個である事を認知しているのであれば十分と思った。

    #エモい #深い

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    2023年05月27日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    今回はどれも謎残しだった感じです。個人的に1番のお気に入りは「ぶるぶる人形にうってつけの夜」ですね(意外な人物が…)と、その次の「ゲームの国」や「卒業文集」も不思議な感じで印象的でした。
    最後の羽海野チカさんの解説?にもありましたが、森先生の話は、よくわからないところも含めて面白い。私もそんか感じがしております。

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    2023年05月22日
  • 新装版 フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life

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    ネタバレ

    スカイクロラシリーズ4作目、時系列的には3作目。
    草薙の主観視点だった前2作から変わって、今作は栗田が主人公。
    ドッグファイトの描写は少ない代わりに、心理描画が多い印象。一方で、ティーチャーの鬼のような強さがみられる(前作までは草薙との対戦だから、あまり目立たんのよね)。
    スカイクロラでは第3者の回想でしか登場しなかった栗田の正体や、さらに草薙とキルドレの秘密といったシリーズのキーになりそうなことが明かされる。
    最後、栗田が大規模な作戦に参加させられたのは、苦戦することを見越して、秘密を知った栗田の口封じを狙ったのか、と邪推したりもする。

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    2023年05月21日
  • 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See?

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    wwシリーズも7冊目。wシリーズが10冊だったから。そろそろ終盤かも。
    グアトとロジの結婚がサラッと触れられる。カウンセリングの女医が再登場。ロジの不調ってそういうことじゃないのと思うが、そういうことは起こらない未来が舞台だった。

    (引用)
    マガタ・シキは、もちろんそのメリットもデメリットも十分考察しているはずだが、天才ではない僕は、どうしても不安を感じてしまう。ロジの抵抗も、結局はその不安が原因だ。動物が持っている本能的な感覚だろう。

    イヤ~。グアトの鈍さに読者皆が呆れたと思う。森先生、こういうギャグをシレッと入れてくるんだもんなあ。ロジはかなりキャラが変わったなと思う。前は、ハードボイ

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    2023年05月18日
  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS

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    とても面白かった。
    シリーズの基本フォーマットに戻った感じ。犯人もわからなかった。

    でもこれ、結果的に萌絵ちゃん殺人手伝ってるよなぁ。死体遺棄か、、、。

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    2023年05月15日