森博嗣のレビュー一覧
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スカイ・クロラ では、司令官だった
クサナギ・スイトの物語
解説の吉本ばななさんの解説を、一部分
写させていただきます。
このシリーズに出てくる人たちは、隔絶された世界にいます。
そして、それぞれが違う理由で生に苛立っています。
「別に世界に心を開く必要なんて無い、ただ空を飛ばせてくれ」
と主人公たちは執拗なまでに思い続けますが、それは彼らの境遇からの逃避でも在り、どうせ絶望的な設定の中にある生なのだから、唯一の好きなことができなかったら死んでも同じだ、という心境でもあります。
飛行場面に異様なリアリティがあるために、読者は彼らの心の中にすっと入っていけるような気がします。
でも、本当のと -
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スカイクロラシリーズ(10年前ぐらい?)を読んで以来の久しぶりの森博嗣さん。舞台は近未来の日本。身体のほとんどは培養で替えが効き、寿命が問題にならなくなった。他方、人はウォーカロンというアンドロイドを作り出す。度重なるアップデートで兼ね備えた精巧さと頭脳の明晰さから、もはや人かウォーカロンかも区別が難しい、そんな世界で科学者の主人公がウォーカロンに絡む争いに巻き込まれていく。
人とアンドロイドの定義が相対化された中で、何をもって人というべきか。大き過ぎるテーマだけど、物語の展開に合わせて主人公が思考してくれるので、同じ状況と視点で一緒に考えられて、楽しい。
主人公と周囲との掛け合いはどこか -
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他の方も書かれているように、抽象的かつ哲学的な印象を受け、途中少し退屈してしまった部分もあるが、これまでの自分自身と比較し、全体的に納得できる内容だった。また度々入る例えが分かりやすかった。
結局のところ勉強とは、能動的でないと楽しいと思えるようなものではないし、身に付くこともないという前提がある。だから受動的では意味がなく、子供に勉強しろと言っても必要性・重要性が分からないのも当然だし、勉強がつまらなく感じるのもごく自然なことである。自分自身もそうだった。
振り返ってみると、中学生まで相当頭が悪かったが、「もっと知りたい」と思える対象を見つけてから、驚くほど勉強することが苦にならず、むし -
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文庫本の平積みコーナーで、
「ナ、バ、テア」
と言う本を見つけた。
作者は、森博嗣さん。
解説が、吉本ばななさん
巻末著者インタビューまである!
そして、このシリーズでは先に
「スカイ、クロラ」があるらしい。
で、スカイ、クロラを購入!
裏表紙には、永遠の生命を持つ子供たち「キルドレ」が戦争を請け負う社会。
生死とは、そして、自我とは何かを問う。
森博嗣 渾身の傑作シリーズ!
とある。
夢の中のシーンからはじまる。
「僕は大切な人を守る為に戦った。
彼女は地球上で最後の物理学者だ…」
と続く。
「さよなら」と僕は言った
「ありがとう」と彼女は微笑む
僕は銃を彼女の頭に向けて引き金を引い -
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ネタバレ押井守監督の映画のほうは何年か前ににみたが、すべてがFになるの著者が原作者とは最近になって知った。
大人になれない子供たち「キルドレ」が戦闘機乗りになって戦争を続けるという独創的な世界観。(見た目は)子供たちが主人公だが、イノセンスとは無縁のなんとも厭世的な雰囲気が漂う。ほかの作品も読んでみて、この世界の背景をもっと知りたくなる。
(6/24追記)
小説内の時間的に前になる4作読んでから、再読してみたが、うーん、すべてを合理的に繋げる解釈は思いつかないなぁ。クサナギ・カンナミの同一人物説も、本作を読む限りは無理がある。キルドレの記憶は曖昧で、ときに夢との境界があやふやというのは名言されているの