森博嗣のレビュー一覧
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ネタバレ押井守監督の映画のほうは何年か前ににみたが、すべてがFになるの著者が原作者とは最近になって知った。
大人になれない子供たち「キルドレ」が戦闘機乗りになって戦争を続けるという独創的な世界観。(見た目は)子供たちが主人公だが、イノセンスとは無縁のなんとも厭世的な雰囲気が漂う。ほかの作品も読んでみて、この世界の背景をもっと知りたくなる。
(6/24追記)
小説内の時間的に前になる4作読んでから、再読してみたが、うーん、すべてを合理的に繋げる解釈は思いつかないなぁ。クサナギ・カンナミの同一人物説も、本作を読む限りは無理がある。キルドレの記憶は曖昧で、ときに夢との境界があやふやというのは名言されているの -
Posted by ブクログ
ネタバレ第4弾
結末が怖い。動機が怖い。憑依ってことなのか・・・きっとわからないけど、わからない人ばかりだったけど。
テレビ局で起こった射殺事件。逃亡するアイドルと、手助けする練無。 結局、20年前の事故は、事故なのか、故意なのか・・・ アルバイトが怪しいと思ったらただのアルバイトだったり、この人怪しいと思ったら犯人じゃなくてただの女性だったり。 練無が女性と思わせている時に、逆があると思ってなくてまたびっくりした。 でも、今回は行動範囲が狭かったのであまりイライラせずにすんだし、東京だったからあの刑事が出てこなくて、人間関係がこんがらがらずに事件にまっすぐ。読みやすかった。 -
Posted by ブクログ
森博嗣さんの小説を読み、作者への興味が湧き、小説以外の書籍を読み漁っている。
工学という視点で優秀な技術者が育ちにくくなった現状を憂いたり、ものづくりに必要なセンスについて考察している本でした。
物作りという点で、工作も小説を書き上げることも同じようなものと捉えているところに驚いた。設計図を作って、工作をして有形物を生み出すという工程と同じように小説を書き上げることもあるという。
本書で印象に残っているのが、思考は言葉でのみ行われるものではなく、映像でも行われるものだという著者の見解。
工作のセンスは、映像による思考力。
この著者の言葉にも表れているが、全てのことを上手に言語化する能力のある人 -
購入済み
最近はおひとりさまという言葉も浸透して、一人でいることで奇異の目にさらされることは少なくなったように感じる。
でも孤独は避けるべきで、大勢の人と繋がっている方が優れているという価値観はまだあるのだと思う。
そんな考えに対して著者独自の視点も交えながら、孤独の価値を再認識させてくれる一冊。 -
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○多くの人が科学を敬遠するのは、自分で考えること、感じることが面倒でしたくないから
○しかし、科学を避けるとむしろ損で危険な方向に進む可能性がある
○科学とは「誰にでも再現ができるもの」
○科学的とは「誰にでも再現できるステップを踏むシステム」
○ただ、数や実験があるから科学というわけではない
○実験によって確かめることが「科学的」なのではない。実験では条件の設定でいくらでも変わり、不正もある
○子供に対しての注意
子供は超自然的なものを信じやすいので、きちんと説明してあげること。
好奇心をつぶさないように。外で遊ぶイメージを持たせてしまうが、科学館などもよい。
特に父親は押し付けてしま -
Posted by ブクログ
ネタバレ文字通り、睡魔と迷宮に突き落とされ沈められた気分。
ひとつの躰に、ふたつの独立した精神がある。
理解と同時にじわじわとゾッとした。多重の人格の意味、そしてそれは、実験。
結局、頭脳だけを抜き取られた状態では半永久的に死ぬことがない?wシリーズがこの先の未来であるのなら人類はすべて、ゆるやかな自殺を強いられていて、例え実行したところで結局死ぬことがない。みんながみんな、夢の中にいる。
頭脳を生かすために躰は存在している。
人間が機械になるのでなく、機械が人間になり得るということ。
「人間としての誇りを持ちなさい」と繰り返すメグツシュカ。
機械が人間になるのが怖いのではなく、人間という名前の椅 -
購入済み
お金は必要なものよりも欲しいものを優先しなさい
この一文を見て疑問に思い、本書を購入した
住んでいる場所の家賃や子供の教育費、 友達付き合いといった支出は必要なものと自分に言い訳して無理にお金を出してしまうことも多い
しかし大事なのは、どれくらい必要かではなくどれくらい欲しいかということ
必要なものと思っているものは他人の目を気にした見栄から生じるものも多い
だから自分の欲求をよく考えることを大切にしなければならない
著者のお金の減らし方は巷のお金の使い方の本とは少々風変わりな考え方だったが、参考になる点がとても多い
著者の場合欲しいものは、鉄道模型を走らせるための広い土地や作