森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Vシリーズ第7弾。
山中深くにある土井超音波研究所。唯一のアクセスルートである橋が爆破されるというクローズドサークル的な状況に気分が高まる。電話回線も分断され、外界との連絡手段がない中で発見される遺体。
研究所に招かれていた紅子と練無、作為か不作為かその場に残った保呂草と紫子。偶然そちら側に居合せることになった祖父江刑事。
紅子の論理的な推理がなんとも美しく、読後に余韻を残す。
林をめぐる紅子と七夏の火花が散りそうなやりとりに苦笑し、怜悧で論理的な紅子が林のことになると感情に支配されただの恋する女になる可愛さも魅力的。
相変わらず紫子はガサツでうるさくて好きになれないけど。
だけど一番び -
Posted by ブクログ
いつもどおりの森節炸裂で読んでいて楽しかった。彼のこういうエッセイ?をいくつも読んで、考え方が一貫しているし、よって同じことを言っているんだろうけど、毎回目から鱗が落ちるような体験をする…。やはり自分のもの観方が全然変わっていないからなんだろうな。ふだんから脳内でぐるぐる「考えている」ことの答え…というか導きが、本書のいろんなところにある。ただ「著者ならこう考えますが」というスタンスで、それが正解というわけではないし、その言葉を受けてさらに「考える」ことが必要で、楽しい。でも森氏のこの根本的な考え方や価値観が理解できない人にはそれこそ面白くもなんともないだろうなとも思う(笑)