森博嗣のレビュー一覧
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色々と全然覚えてなかったから、こんなにVシリーズのキャストが出てくるなんてワクワクしちゃう!紅子さん嬉しい!!!
それにXシリーズまで。本当に全く覚えてなかった…真鍋くんはXで初めて出てきた思ってた…。
赤柳さん、ほんとに誰??ようやくあの人?って思えてきたけど、これいつ分かるの??
真賀田四季もガンガン絡んでくるから、読むのが楽しいし楽しみ。
萌絵ちゃんのW大しか覚えたなかったな…あと都馬…わかってても、泣いちゃう…本当に美しいエピローグ。犬というか動物はダメなんよ…。
一番笑ったのは、国枝先生の真似をする加部谷ちゃん。
解説も難しかったけど面白い!続きが気になる〜! -
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ネタバレ
「弾性って、英語だと?」
「エラスティック」
「そうか、なんとも偉そうな響きじゃないか」
第3章 より
無となることなど絶対にない。むしろ無を恐れるが故に、無用なデータまで貪欲に取り込み、概念をむやみに構築し続け、それらの破壊をまた極度に恐れるといった悪循環に陥る。この作用によって新たな理解を拒絶するメカニズムが完成する。
第4章 より
人間の心を持っていたら、人を襲ったりしないかもしれないし、いえ、持っているからこそ、人間に戻りたいという一心で人を襲うのかもしれないし
そうなの。どこまでの話かっていうのが、いつも一番難しくて大切なの。どこまでが認めなくてはいけない現実で、どこからは想像、それとも仮定の話なのか。
第6章 より
だから、すべてを仮想空間にしてしまったとたんに、もう自然なのか人工なのか、偶然なのか意図なのか、その境界どころか、違和感さえ消えてしまうんだ
第9章 より
シリーズ最終作は遥かナナメ上。最初は人称の形式を破壊しようとしているのかと思えるくらい歪なシークエンスと不確かな「私」。登場人物表はもちろんなし。何かで見ましたが(もしかしたら変わっているかもしれませんが)著者が一番気に入っている作品だそうです。
刊行は2013年。ZOKUでも思いましたが、以前はあえて使っていなかった固有名詞の引用も多かったように思えます。
想起したのは、HBOの『Westworld』の自我を持ち始めたAI。それから『攻殻機動隊』シリーズの電脳化、義体化が当たり前になったあの世界観。そういえば映画の1作目は人形使いが出てきましたし、脳や記憶をジャックする描写もありました。
いつかは機械が(人形が?)人間になる。はるか未来を予見するかのような設定は非常に新鮮でした。葛藤の向こう側を当然のように描かれている点に痺れます。
解説でも述べられていましたが、以前と同じキャラクターが登場するようなシリーズの続編ではなく、舞台設定や世界観を踏襲した過去編という位置付けだと思いました。
またぶつ切りに移り変わっていく思考は時間に縛られていないような印象を持ちました。人の持つ肉体、身体から解き放たれることは時間を超越することも示唆しているのかもしれません。
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Posted by ブクログ
ネタバレウォーカロンは子孫を残さないから歴史がない、そんな環境下にあって人間のような意識が生じるのか。
「歴史がなければ、神もない。となれば、人というものの概念が生じないのではないか。人という概念こそが、意識の源であるはずだ。アダムには意識がなかった。意識が生まれたのは、イブからということになる。ただ、彼らには、神はあった。」
人以外は「神」という存在を持たない。神を信じる者が「人間」と定義するならば、ナクチュの人々は確かに「人間」だ。「口にすれば果てる、目にすれば失う」と信じるのだから。そしてナクチュの人々は子孫を残す事ができる。ただハギリ博士は、科学が進んだ世界(ここでは日本の我々といってたかな?)を生きる私達も神を信じていた「時代もあった」と話している。
そして現代を生きるハギリ博士達は、生殖機能を失った。進化して手放した、と言うべきなのかもしれないけれど。文頭に戻ると、子孫を残さないから歴史がない=人間のような意識がないと言うならば、進化したハギリ博士達は「人間」ではない。
だからハギリ博士の言う「ウォーカロンが生きていないなら、人間も生きていない」につながるんだなぁ。
ウォーカロンの頭脳に起こる突然変異の気まぐれ、それが人間になるあと一歩。その気まぐれが今回の暴力を生み出した、その事実を「人間」は認められるだろうか。
「正しいとは何か。我々の頭脳が下す評価として、特徴的なものです。しかし、けっして、自然界に存在する一般的な概念ではない。」
正しさを追い求める先に、崩壊や絶滅、しか見えてこないのだが。
途中、デボラ?ん?Fの?ってなったけど全然思い出せなかった。そっちも読み返した方がいいのかなーでも長いからな…