森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ気付いたら終わってたという感想。良くも悪くも。だって、おそらく全巻を何度も読み返さないと関係性がわからなくなるんだもの(笑)
順序に意味があるのか、色に意味があるのか、もしくはそれはカモフラージュかという点を気にしながら読んだけど、わからなかったなぁ。犯人は後半でなんとなくわかってきてた気はするんだけ、動機はさすがに。
今回、トリックというよりは人間関係と動機がメインなんだろうな。シリーズ最終作ということもあり、伏線回収や他のシリーズへのリンク張りなどがあれこれ。
それぞれのシリーズに主たる登場人物として出てくるキャラクターたちはどこかでそれぞれつながっているという構成は間違いなく素晴ら -
Posted by ブクログ
ネタバレこういう感じの入れ替わりも確かにありそうというところ。王道と言われたらそうなんだけども、確かにそうだなぁと。ここまでこのシリーズを読んで、トリックとしては比較的真っ当で、S&Mシリーズと比べるとトリッキーさはかなり少なめで、ある意味でリアリティはある。
ただ、それも今更だけど、主たるキャラクターたちのご都合主義が極まっている感じがして、結局彼らを生かすために事件があるのではないか(まぁフィクションなんだから当然行き着く結論だけど)ということがことさら主張されてしまうので、作品のクオリティに影響を与えやしないかと思ってしまう。
あと、ご都合主義のためなのかもしれないが、各人たちの行動原理がわ -
Posted by ブクログ
再読前最後に読んだGシリーズまで来た〜!一番最近だからか、キウイのことは割と覚えてたな。でもトリック云々は全く覚えてなかったから、相変わらず読むのは楽しい。
前も思ったけど、学生だったキャラクタたちが社会人になって、それぞれ別の場所で生きている、と感じるのがとんでもなくノスタルジック。自分の学生時代を思い出してしょうがない。自然に離れていく、っていう萌絵ちゃんの言葉が印象的。
あー!解説を読んだらいよいよ次を読むのが楽しみだな!
p.277
「国枝先生には、私が近い。犀川先生には、山吹君の方が近いね。でも、だんだん、みんな離れていくことになる」
「どうしてですか?」
「先端へ進むと、自然 -
Posted by ブクログ
主人公ゼンは、死んだ師匠のカシュウから譲り受けた刀だけを手にして、育った山を下り旅に出ます。行くあてはないが、師匠の遺言に従って。
旅の目的があるとすれば、自己の研鑽になるのか。
旅で出会った人々との出会いと別れが、ゼンの心に何を与え、何を糧にするのか。
きっと、終わりのない旅を続けることになるのではないだろうか。ここまでの旅もこれからの旅も、様々な人と出会い、その度にゼン自身では気づかないことに気づき心にしまってゆく。
その時に理解できても理解できなくとも、ゼンに経験として残り、また違う出会いで、新たな気づきが生まれてゆく。自身の内面との対話が続くのか。
常に考え続ける旅路。師匠であるカ