森博嗣のレビュー一覧

  • ムカシ×ムカシ REMINISCENCE

    Posted by ブクログ

    再読。Xシリーズ4作品目。お金持ちのお屋敷で起こった殺人事件……ではなく、そこの遺産整理をする小川さん達。近作の「歌の終わりは海」に少し似ているように感じた。以前読んだ時よりしんみり。再読っていいもんだな。

    0
    2022年02月18日
  • タカイ×タカイ CRUCIFIXION

    Posted by ブクログ

    有名マジシャン・牧村亜佐美の自宅敷地内にある地上約15メートルのポールの上に、他殺死体が掲げられていた。調査依頼を受けた鷹知祐一郎と、鷹知に協力する小川令子、真鍋瞬市はW大助手・西之園萌絵の助けを得て、事件の真相に迫ります。Xシリーズ第3作。

    S&Mシリーズ(『幻惑の死と使途』)とGシリーズを読んでから、本書を読むとさらに楽しめます。

    0
    2022年02月13日
  • 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away

    Posted by ブクログ

    Vシリーズ第9弾。
    シリーズ第7弾「六人の超音波科学者」から連なり、短編集「地球儀のスライス」の中の「気さくなお人形、19歳」が大いに関わっている作品。

    山の中の研究所地下に隠された大きな秘密。
    入れ子構造になった密室で発見された遺体。どう考えても自殺としか思えない状況で、どう見ても他殺としか考えられない遺体の状況。その謎を解くのはやはり自称科学者の瀬在丸紅子。科学的論理で謎を解く場面はまるで探偵ガリレオを彷彿とさせワクワクする。

    そして最後に紅子と保呂草が、林警部と祖父江刑事ひと芝居打つシーンがいい。
    シリーズも終盤を迎え、紅子に加え、練無の魅力が際立ってくる。あと1作。どんな結末を迎え

    0
    2022年02月13日
  • 追懐のコヨーテ The cream of the notes 10

    Posted by ブクログ

    森博嗣氏の著作を読み始めてから3年ほど経ち、その間、膨大な著作を読むことができたのが幸運だった。これからはリアルタイムで出版されるのを待つか、過去の作品を再読するかになってしまうのが少し悲しい。本作も味わって読むことができた。感謝。

    0
    2022年02月11日
  • 六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists

    Posted by ブクログ

    Vシリーズ第7弾。

    山中深くにある土井超音波研究所。唯一のアクセスルートである橋が爆破されるというクローズドサークル的な状況に気分が高まる。電話回線も分断され、外界との連絡手段がない中で発見される遺体。
    研究所に招かれていた紅子と練無、作為か不作為かその場に残った保呂草と紫子。偶然そちら側に居合せることになった祖父江刑事。

    紅子の論理的な推理がなんとも美しく、読後に余韻を残す。
    林をめぐる紅子と七夏の火花が散りそうなやりとりに苦笑し、怜悧で論理的な紅子が林のことになると感情に支配されただの恋する女になる可愛さも魅力的。
    相変わらず紫子はガサツでうるさくて好きになれないけど。

    だけど一番び

    0
    2022年02月11日
  • 四季 春 Green Spring

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すべてがFになるで圧巻の登場をした真賀田四季の幼少期を描いた作品。幼少の頃から天才で、自分の中に別人格を持っている人間がどのような思考で過ごしていたのかを教えてくれた。既に人間の幼少をはるかに超える思考でこのような頭で殺人などの行為を行っていたのだと知ることができて楽しかった。

    0
    2022年02月04日
  • 諦めの価値

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    諦めて良い。
    諦めることは決して悪いことではない。
    諦めることにより、物事が好転することもある。
    (ないかもしれない。
    人に期待しない。それも諦め。

    人や何かにイライラしたり、怒ることも、期待をしているからであり、
    何も期待していないのであれば、特に何も感じることはない。

    0
    2022年02月02日
  • 自由をつくる 自在に生きる

    Posted by ブクログ

    支配されていることを自覚する。
    この本を読んで、今までモヤモヤしていたことは「支配」されていることに対するモヤモヤだったのだと思う。そして私は自由に生きていきたいと思いながら、支配に甘んじて、安心している。そのことに不満も抱きながら、面倒で動かずにいた。
    自覚して、方向を決めて、進んでいく。
    森博嗣はいつも一歩踏み出すためのきっかけをくれる。常識を疑う勇気をくれる。
    考えて考えて少しずつ進んで行けたらと思う。

    0
    2022年01月31日
  • 君たちは絶滅危惧種なのか? Are You Endangered Species?

    Posted by ブクログ

    守ってくれる騎士が3人もいるお姫様状態だな…。この関係が楽しめればそれで十分。人工知能との会話も好き。

    0
    2022年01月31日
  • 集中力はいらない

    Posted by ブクログ

    いつもどおりの森節炸裂で読んでいて楽しかった。彼のこういうエッセイ?をいくつも読んで、考え方が一貫しているし、よって同じことを言っているんだろうけど、毎回目から鱗が落ちるような体験をする…。やはり自分のもの観方が全然変わっていないからなんだろうな。ふだんから脳内でぐるぐる「考えている」ことの答え…というか導きが、本書のいろんなところにある。ただ「著者ならこう考えますが」というスタンスで、それが正解というわけではないし、その言葉を受けてさらに「考える」ことが必要で、楽しい。でも森氏のこの根本的な考え方や価値観が理解できない人にはそれこそ面白くもなんともないだろうなとも思う(笑)

    0
    2022年01月29日
  • 四季 春 Green Spring

    Posted by ブクログ

    初めての森作品。ここが始まりなのならもっと続きが知りたいと思わせられた。天才 透明人間 多重人格 なかなか会えることのない存在だからこそのワクワク‼︎これからが楽しみ。

    0
    2022年01月23日
  • ヴォイド・シェイパ The Void Shaper

    Posted by ブクログ

    久々の森博嗣さん。だいすき。
    森博嗣さんが剣豪ものを書いていることに気づいて慌てて買いました。

    一作目はの今作は、物語は始まったばかり。
    壮大なプロローグだったのかな、という。
    主人公のゼンは、自分の出自がわからないまま、
    山の中で修行をして暮らしてきた青年。
    今後、正体や出自がわかっていくのかな。

    立ち会いのシーンはスカイクロラのよう。
    散文詩のように書くのがカッコいいのよ。



    ところで、森博嗣さん作品あるあるかなと思うんだけど、登場人物の女の子が気が強くて我が強くて、こういう女の子が好きなのかな…。笑

    0
    2022年01月22日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

    Posted by ブクログ

    30代女性が切りつけられる事件が続発。犯人に間違えられた男性から依頼を受けた探偵・鷹知祐一朗と小川令子は連続切り裂き事件を追っていきます。Xシリーズ第2作。

    0
    2022年01月17日
  • 集中力はいらない

    Posted by ブクログ

     集中して取り組むことが良いことだと思っていたけど、色んなことを並行して考えたりすることが新しい発想に繋がっていくということが確かにそうやなと思った。
     なぜ、集中力が必要だと思っていたのかと言うと、世間では労働することが良いことであり、ほとんどの人は言われたことをこなせればよいからではないかとも思った。
     集中力が必要な場面もある。労働するときは、時間を気にして、機械的に効率的に取り組めば良い。しかし、そうではない場面では別のやり方が必要だという心構えができることが良い本ではないだろうか。

    0
    2022年01月10日
  • イナイ×イナイ PEEKABOO

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美しき双子の姉から行方知れずの兄を捜してほしいとの依頼を受けた椙田探偵事務所の小川令子と真鍋瞬市。二人と探偵・鷹知祐一朗が旧家で起こった事件の謎を追っていく。Xシリーズ第1作。

    S&M、V、百年、Gに続く新たなシリーズ。過去のシリーズと短編集を読んでいると、森作品の世界観を深く楽しめます。

    0
    2022年01月09日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

    Posted by ブクログ

    何度目かの再読。百年シリーズの第三弾にして最終作。この小説は何度読んでもわからないとしか言いようがない。それでも読み返したくなる不思議さが存在する。これは過去か?未来か?それとも今か?夢か?現実なのか?もしくは幻?観測するたびに形を変えていく、それが森ミステリィの特異点。Wシリーズとも通じる話も展開されるがそれも小事。きっとまた読み返したくなる時がいつかくるだろう。その時にもこの酩酊感を味わえたらいいと願う。

    0
    2022年01月07日
  • 孤独の価値

    Posted by ブクログ

    人と会わない生活が快適だったはずなのに、なにか物足りない…と思って読み始めた。そうそう、読書や物書きはこんなに楽しかったんだよ!と思い出すことが出来た。著者のエッセイは、おそらく初めて読んだけど、小説の雰囲気を思い出すことがチラホラあって読みやすかった。死体に驚かないキャラクタ、大好き!笑

    0
    2022年01月03日
  • ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η

    Posted by ブクログ

    特異な場所での首吊り自殺が相次ぎ、死体の近くに「η(イータ)なのに夢のよう」の言葉が残っていた。一方、西之園萌絵は両親の命を奪った10年前の飛行機事故の真相に近づいていく。Gシリーズ第6作。

    本作を読むと、Gシリーズ全体の流れが大きく動いていくのを予感します。

    0
    2022年01月01日
  • 自分探しと楽しさについて

    Posted by ブクログ

    # 楽しさとは
    自分の望ましい状態が楽しい
    時間をかけることでしか本当の楽しみはない
    道を歩かされていて、この道しかないと思い込まされている

    # 楽しさの見つけ方
    もうそれしかないと具体的な目標を決めてしまうと実現は難しい
    物や現象を考察すると魅力の仕組みがわかる
    コンテンツを素直に評価することが必要

    # 楽しみ方
    他者の存在を必要とするが、人工のもので代用できれば良い
    自分の楽しみの中に他者をあまり入れないことが重要
    生きることは無駄の骨頂。しかし、死から生に戻ることはできない

    0
    2021年12月31日
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White

    Posted by ブクログ

    今回の事件はこれまで以上に派手で、でも途中から犯人は見えていたけれども。
    そんなことよりもっと衝撃的事実が2個も3個も出てきてえーっ?!ってなった!
    す、すごい伏線…
    これは1作目からずっと張っている伏線だったんだと思うと、また読み返さねばど思っちゃう。
    あの人の正体は、名前の謎、そもそもの舞台…
    さらに続きのシリーズも気になってくる。
    また登場人物がリンクしてたりするのかな?
    彼ら4人の今後も知りたい。
    わいわい楽しい4人だったから、終わってしまってちょっと寂しい。

    0
    2021年12月26日