あらすじ
嵐の中、孤絶した館で超能力者が殺された。雷鳴、開かないドア、通じない電話、完全なる密室――。森に建つ洋館は“超能力者”神居静哉の別荘で《伽羅離館》と呼ばれていた。この屋敷に探偵・赤柳初朗、山吹、加部谷ら七人が訪れる。突然轟く雷鳴、そして雨。豪華な晩餐のあと、密室で館の主が殺された。死ぬ直前に聴いていたラジオドラマは、「τ(タウ)になるまで待って」。人気Gシリーズ第3作。
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あー!!
とりあえず叫びたい。犀川せんせー!!(笑)
なにこのヒーロー感。最後にふらっとやってきてサクッと解決しちゃったよ、この人。
かっこよすぎ。
てか、萌絵ちゃんとの関係もムフフやし、そこでキュンキュンしてたら四季の名前が出て来るし、挙句に怒涛のエピローグ。
うわぁぁぁ!なんだこれー!!
事件は全然スッキリ解決してないんだけど(犯人誰だよ)もう、このシリーズは一冊完結タイプじゃないということで(笑)
相変わらず森さんにはヤラレるわー。ほんま、早く次を読もう(笑)
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【あらすじ】
森に建つ洋館は、“超能力者”神居静哉の別荘で『伽羅離館』と呼ばれていた。この屋敷に探偵・赤柳初朗、山吹、加部谷ら七人が訪れる。突然轟く雷鳴、そして雨。豪華な晩餐のあと、密室で館の主が殺された。死ぬ直前に聴いていたラジオドラマは、「τになるまで待って」。大きな謎を孕む、人気Gシリーズ第三作。
【感想】
だんだんとGシリーズの登場人物の個性が露わになって面白くなってきた。今回の事件は、謎と怪しさに満ちたところから始まった。
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Gシリーズ3作目。
恵美ちゃんズ(加部谷・山吹・海月)の会話の雰囲気に慣れてきてたのしい、かわいい。
犀川先生の瞬殺ウケちゃったけど、最後の睦子おばさんの発言にすべて持っていかれた…なに…!!?
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森に建つ、孤絶した洋館。玄関が固められ完全密室の状態の館の中で、館の主である超能力者が殺害される。密室殺人の謎に迫った、Gシリーズ第3作。
今回も小さな謎は解明するものの、大きな謎は残されたまま。しかし、大きな謎の形がぼんやりと見えてきます。
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この辺りになるともうカケラも記憶になくて、本当に真っ新な状態で読んだ。ちょっとしか出てこないのに萌絵ちゃんと犀川先生コンビやっぱ好き〜!
あと、加部谷、山吹、海月のテンポのいい会話(海月くんはほとんど喋ってない)が面白くて好き。
本当に何にも覚えてないけど、ここらへんからようやく赤柳さんを怪しむようになったんだっけ??睦子おばさま強かで好き。
ところで犯人がわからないまま終わるミステリ、なかなか無いのでは?それだけで面白い…こんなん絶対続き読んじゃうじゃん…。ここまでひとつもタイトルの謎も明かされてないし…。再読というか、もう純粋に続きが楽しみ。
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犀川先生は過去最速と言ってもいいほどのスピードで事件を解決し帰って行きました…。
Gシリーズは今のところどれも全てモヤモヤとした終わり方なので、これがどのように解決するのか楽しみです。
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密館で密室殺人事件。
MNIだの佐織だの、そして真賀田四季も名前までダイレクトに登場。
イリュージョンというのはいつの時代も人気がありますね。
喋る海月君も好きですよ。
気になりますねぇ……真賀田四季。
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Gシリーズ、第三作。だいぶ新キャラたちの雰囲気に慣れてきました!森先生が仰ってた「人気にならないように」と言うのがよく分かり、ホント一見さんお断りな作風だと。結局犯人分からず仕舞いだもんなぁ・・^^; これからはドンドン真賀田四季博士が絡んで来そうでホント楽しみだ!
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密室系ミステリーで、トリックまではクリアになるのに、読後も全くスッキリしない不完全燃焼。
シリーズの続きを読み進めなければ本当の意味での解決にはならないのかな。
さすが森作品といったところですね。
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『そういった、何故そうしたのか、という理由に立ち入ると、最初から数々の可能性が否定されてしまうことになるんじゃないかな。そうじゃなくて、物理的にどんな方法が現実にありうるのか、をまず問うべきだよ。理由というのは人間の気持ちの問題であって、そんな理由まで考慮していたら、結局は理論に曖昧性を持ち込むだけで、目標が霞んじゃうと思う。』
ハウダニットの部分だけなので少し物足りないかも。やっぱ、ワイダニットもないとダメだなぁ〜。
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探偵・赤柳初朗に雇われたアルバイトとして、山吹、加部谷、海月は超能力者・神居静哉の別荘”伽羅離館(がらりかん)”を訪れる。
同じく、彼を取材をしに来ていた記者とカメラマンと晩餐を共に終えた後、密室での殺人が起こる。
Gシリーズ第3作目。
*****
森作品…テンション出だしから上がりつつ、さらっと読み終えた。
Gシリーズは、やっぱり、というか、あまり謎に重きを置いていないんだなぁと感じる。
ミステリのメインテーマは「犯人は誰か」というところにある、というのが大半であるように考えているのだけれど、森作品、森ミステリを読むと、乱暴な言い方だけれど「そんなものくそくらえ」。
まぁ、正直、あまり理解力のある読者ではない私は若干?かなり?もやもやする。
しかし、良い意味で諦めているのか、毎回「えっ、これはどうなるの??犯人の動機は??」とうろたえなってきつつある。
森作品にはまっているわけでもない、白黒はっきりつけて欲しい、真実を白日の下に!という姿勢でミステリに挑まれる方にはオススメはできない。
今回の作品では、S&Mシリーズ、ひいては、森作品に欠かせぬ“あの人物”の影がちらちらするのでファンは一瞬どきんとしてしまうはず。
“これから”がますます、気になってきた!
お話の中で超能力に対して、理系の方々は他者に比べると冷静な姿勢なのだけれど、理系と文系は思考というか受け方がだいぶん違ったりするのかなぁ。
森作品を読むと、そのあたりもすごく気になる。
自分を完全文系人間だと思っているので、憧れに近いものがある。
★蛇足メモ★
Gシリーズを読む時、何故か海月が出てくる度、“L”(『DEATH NOTE』)みたいな雰囲気を思い起こしてしまう。
表情や言葉で感情を表さず、発言や行動に無駄がないところがだぶるのかな。
同シリーズで一番お気に入りのキャラクタ。
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Gシリーズ第3弾
館もの、館内見取図、密室殺人。
ワクワクしないはずがないです。
犀川先生の瞬殺ぶりに吹きました˙ᴥ˙
Gシリーズはやはり個別事件よりは、シリーズ全体を通しての事件に意味があるのかな。φもθもτもモヤモヤな結末。
密室トリックは解かれるけど事件はまだ解決せず。今後の警察任せに。「τになるまで待って」の意味も分からないまま。
シリーズ一気読みしよう( * ॑꒳ ॑*)
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超能力者の神居静哉が住む伽羅離館に訪れた赤柳探偵、加部屋、山吹、海月。
異世界に行く経験をする加部屋。
その後館は完全に閉ざされ、さらに密室の中で神居が殺された。
異世界トリックは海月くん、殺人トリックは犀川先生が爆速で解いた。GシリーズってなんかSMやVみたいに圧倒的な探偵役がいるわけではなくて、ちょっと物足りない感じはある。海月くんたちは萌絵と犀川先生の引き立て役なのだろうか。
異世界トリックはなんかそんなもんだろうなぁと。密室トリックはなるほどって感じだった。でもなぜ殺されたのか。そしてここに真賀田四季が住んでいたのか。犀川先生にあの部屋をみてほしかったなぁ
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まあ、面白かった。
それにしても事件が起こるまでが長いな。
半分くらいかかってる。
また、ひとつの作品として完結してない気がする、、、。次に期待。
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G3
なんでも、見たからと言ってそれが真相への近道とは限らない。
異界へ「連れて行かれた」ことより、「じっと残っていたこと」が大事だったのかも。
海月くんは、犀川先生は一体何者?
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超能力者、いかにもな名前の館、そして起こる密室殺人。ミステリー好きにはたまらない設定。そして魅力的な人物。特に海月君のいつもは無口なのに、謎を解く時だけよく話す。そのギャップがいい。森作品はどのシリーズも面白い。
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何というか、流石というか、犀川先生は改めて凄い。
少しの出番でもそれだけでもファンからしたら嬉しい。
嵐の中、孤絶した館で超能力者が殺された。雷鳴、開かないドア、通じない電話、完全なる密室――。森に建つ洋館は“超能力者”神居静哉の別荘で《伽羅離館》と呼ばれていた。この屋敷に探偵・赤柳初朗、山吹、加部谷ら七人が訪れる。突然轟く雷鳴、そして雨。豪華な晩餐のあと、密室で館の主が殺された。死ぬ直前に聴いていたラジオドラマは、「τ(タウ)になるまで待って」。人気Gシリーズ第3作。
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森博嗣らしいミステリィ。
段々と真賀田四季の存在が現実味を帯びてきて,登場していないのにこんなにも不気味な陰を落とすことのできる存在なのだとぞくぞくたまらん。Gシリーズは他シリーズ以上に,1ストーリー毎に楽しむよりもシリーズ全体を俯瞰することの面白さ,ひいては森ミステリィ全体を味わうシリーズなのでは?と思わせる一冊だった。
犀川先生は相変わらず謎をあっさり解きすぎです。
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あぁ、もう、犀萌絵・・・。
それはともかく睦子おばさまと赤柳さん・・・えぇっ?!
何、誰っ?!
Gシリーズは読めば読むほどわからない。。。
いつかすべてが解かれるのか??
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3
Gシリーズ3作。MNIが関わる超能力者神居静哉が別荘の伽羅離館で殺される。死ぬ直前まで聞いていたラジオドラマτになるまで待って。ギリシア文字が絡んだ、自殺ないし自殺的殺人。MNI、佐織、四季もウラにみえ隠れ。神居は元MNI事務長の木俣に見出されたよう。伽羅離館には衛生通信基地らしき設備があったよう。赤柳は佐々木睦子に付け髭であることを見抜かれる。謎の組織の活動やキャラの謎はまだ見えない。次が気になる感じ。なかなか面白い。
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Gシリーズの中だとどうにも惹かれなかった一つ。
何かしらの答えがでてるにもかかわらずどれもしっくりくるものじゃなかったからなのかな。どれもぼやけたまま終了してしまった感じ。
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トリック自体は、あまり驚きのあるものではなくて、見取り図を見たときに、これおかしいな?と思ってしまったレベルでした。
ただ、四季の情報集めが目的で来館している点、四季が登場する館を中継地点にしていた可能性がある、など四季の存在を色濃く感じる1冊です。シリーズの中の小休止というか、この先どこまで迫れるのか、予感を感じる1冊かと思います。
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この作品の役割は明確。
ストーリーには欠片ほどの意味もない。
真賀田四季の影。それを追う男。四季に繋がる人々。また何かが動き始めているようだ。
赤柳…誰だったか。これまでに読んだ作品を遡ればわかることなのだが…それでは面白くないので、このまま正体が明かされるのを待とう。
萌絵の伯母、佐々木睦子も何かを知っているらしい。
四季に向かう大きな流れの予告編。オールスター顔合わせ。そんな感じ。
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Gシリーズ3作目、陸の孤島に建てられた要塞で起こった密室殺人事件、被害者は謎の宗教の教祖で超能力者。
>思考というものは、既に知っていることによって限定され、不自由になる。
犀川先生の言葉です。
四季と保呂草、各務の現在ばかりを気にして、Gシリーズ自体を楽しめていませんでした、反省。
ただ、S&Mシリーズで森さんの構築する密室と犀川・萌絵ペアの活躍を存分に楽しみ、四季シリーズで四季の過去と将来に触れた身としては、正直現時点でのGシリーズは偉大なるマンネリであり、既にそれ単体では過去シリーズ同等の興奮を味わえなくなっています。
過去シリーズとリンクしているのはこの上ない喜びですが、今度はリンクしていない作品を読んでリセットしようかな。
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事件起こるの遅っ!
久々の見取り図付きでさぞかしキッカイなトリックが繰り広げられるかと思いきや、犀川先生に瞬殺w
トリックだけを見抜き、犯人探しは警察の仕事
森作品に慣れてくると、こういうのよくあるね
読み手も犀川のペースに合わせないといけないから大変w
終わり方の意味深さも、すぐにどうこうなるようなものでは無さそうなのでう〜ん。つぎ!