赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE
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赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

770円 (税込)
539円 (税込) 12月11日まで

2pt

霧の早朝、私と鮭川は声を持たない聡明な赤目姫と三人でボートに乗っていた。目指す屋敷で、チベットで、ナイアガラで。私たちの意識は混線し、視点は時空を行き来し、やがて自分が誰なのかもわからなくなっていく--。これは幻想小説かSFか? 百年シリーズ最終作にして、森ファン熱狂の最高傑作!

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赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ここで語られる自由な思考という概念と、荘子が胡蝶の夢で表現する精神(存在)のあり方とは繋がってくるのだろう。
    個としての存在を保ちながら、いかに全と繋がれるか?いや、本来であれば躰という縛りから解き放たれれば、それは可能なはずだとするメッセージが感じられる。
    人の幸福を個というレベルで考えるのか種と

    0
    2020年12月18日

    Posted by ブクログ

    ミチルとロイディにまた会えるぞ!と意気揚々と読みだしたら、鮭川とか知らない名前がたくさん出てきて、なんだか時代もそこまで未来ではないようだし…あれ?間違えたのかな?としばし途方に暮れながら読み進めました。

    そして、まあ、これはこれで面白いかも…とストーリーに入り込んだあたりで、だんだんと「自分」が

    0
    2018年10月24日

    Posted by ブクログ

    ミステリーともサスペンスとも違う、
    ジャンルを何か選べというならSFですね。
    まるで夢から夢に移るような、夢から覚めたと思ったらまだ夢の中だったみたいな話でした。
    だからとても心地よくて、それでいてハッとすることが多かったです。

    0
    2018年10月10日

    Posted by ブクログ

    再読。
    この作品がほんとうに好き。混線する視点と思考、私はだれなのか、私がだれかであることは重要なのかわからなくなり、最後には帰結する。帯などにもあったけど、小説でここまで自由に書けるのすごい。
    森作品のシリーズでとても重要な位置にあると思います。あ、でもうん、よくわからないよね。そこが好きなのです

    0
    2017年03月15日

    Posted by ブクログ

    百年シリーズ第3弾

    難解すぎるー( •᷄⌓•᷅ )

    空間も時間も人格すらも入れ替わる、マトリックス的な世界観。鮭川や篠柴などの人物たちがその世界の仕組みに一部気づくが、それは物語の本筋ではなく…。

    二人の人格が一人の躰を共有してた技術(前作)を考えると、それのさらに発展版(さらに未来?)なのか

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    概要
    霧の早朝、私と鮭川は声を持たない聡明な赤目姫と三人でボートに乗っていた。目指す屋敷で、チベットで、ナイアガラで。私たちの意識は混線し、視点は時空を行き来し、やがて自分が誰なのかもわからなくなっていく--。これは幻想小説かSFか? 百年シリーズ最終作にして、森ファン熱狂の最高傑作!

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    再読だけど、全く覚えてなかった。
    こういう世界観大好き...
    シュミレーション仮説って言われているものかなぁと想像した。ウェイキングライフっていう映画も思い出した。まぁ完全に理解するのは無理でしょう。でもなんか好き、すごく好き。ぐるぐるふわふわして美しい最高の読書体験でした。

    0
    2023年02月04日

    Posted by ブクログ

    医者の篠柴と小説家の鮭川が謎めいた美女・赤目姫ととも屋敷を目指す物語から、次第に視点が時空を行き来していき、幻想的な物語へと変化していきます。

    百年シリーズ第3作にして最終作。前作とがらりと変わって幻想的な物語。この物語の真意は、次のシリーズを読むことで理解できるのかもしれません。

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    何度目かの再読。百年シリーズの第三弾にして最終作。この小説は何度読んでもわからないとしか言いようがない。それでも読み返したくなる不思議さが存在する。これは過去か?未来か?それとも今か?夢か?現実なのか?もしくは幻?観測するたびに形を変えていく、それが森ミステリィの特異点。Wシリーズとも通じる話も展開

    0
    2022年01月07日

    Posted by ブクログ

    難しい!
    再読して少しでも理解したいですが、脳の容量・体力的に見て無理そうなので次のキウイに進みます。

    0
    2021年05月17日

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