森博嗣のレビュー一覧

  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    タイトル通り、私的で私的な物語だった。
    難しい表現多めだったけど面白かった。
    夢と希望の違いはなんなのでしょうか。
    しばらく考えようと思います。

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    2024年04月20日
  • 情景の殺人者 Scene Killer

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    最初に犯人の独白。
    もう犯人はわかった。
    何のどんでん返し?
    ‥犯人が違った‥

    でもうわっやられた‼️という仰々しさは
    この話にはなかった。
    あくまでさらっと淡々と。

    シリーズで読むと世界観が完結するいつものパターン。次も読まねば。

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    2024年04月17日
  • 科学的とはどういう意味か

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    理系小説家の森氏による、あらゆる世代へ向けた「科学を毛嫌いしていると損するぞ」というメッセージに貫かれた一冊です。
    ともすればあいまいになる日々の言葉の把握ですが、己の尻を叩くためにも、折りに触れ再読したいと思いました。

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    2024年04月16日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    今作も深く考えさせられましたよ。
    幸せとは?不幸とは?生きるとは?死ぬとは?
    森先生の作品を読むと毎回死生観を考えます。

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    2024年04月14日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    もうホントに、語ってくれよエリーズって感じでしたね。割と最後まで「究極の恵み」の正体が分からなかったなあ。
    そして、思ったよりミステリィしていて驚いた(僕は一体、何を読んでいるんだ)。
    キャラ萌えは今回も素晴らしく、セリンは癒やし枠として確立したなあ、とかオーロラも人間味が出てきたとか、今後も楽しみです。

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    2024年04月13日
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE

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    ネタバレ

    シリーズ4作品目!

    今回の事件はミステリ要素は少し控えめだが、人間描写が綺麗だった。
    天才博士が出てこないのは初めての作品だった事もあり、事件の動悸や謎としては今まででは一番奇抜ではないように感じた。その為読みやすかった!

    森博嗣先生の作品は全体的に家族構成や恋愛対象が特殊に絡んでくるものが多いなという印象。

    段々進展していく、犀川と萌のやり取りも面白いので続きが気になる!

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    2024年04月13日
  • 四季 春 Green Spring

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    真賀田四季の幼少期。度を超えた天才の歪みのようなものを感じます。大人以上に物事を見透かすことができ、生への執着が薄い…というかない?そして四季を利用する(されている?)大人たち。四季目線からのSM・Vシリーズがファン的にはたまらないですね✨夏へ続く…

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    2024年04月11日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life

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    エッセイを読んだのは初めてでなんとなく表紙に惹かれて読みました。
    読み終えて自分は自分の考えを全然持っていないという事を改めて感じた。
    森さん程地に根をはる生き方は今はまだできていないけど、そういう生き方を自身の方法でこれから変えていきたいそう思わせる本でした。

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    2024年04月09日
  • 封印再度 WHO INSIDE

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    まずタイトルがオシャレ。「封印再度」と「who inside」のどちらも話の重要な部分を表している。
    謎のトリック自体も満足だし、犯人の動機から、生きる意味や美しさとは何かみたいなことを少し考えた。犀川の今まで見たことないような描写も見られたし、犀川と萌絵の関係性も面白くなってきていて、好きでした。

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    2024年04月05日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    相変わらずの心地よい森博嗣節だった。
    「人を殺すことってなんでいけない事なの?」
    「どんな理由があったらいいの?」
    純粋な世界への疑問が突き刺さってきた一作だった。

    このミステリはトリックであるhowを楽しむのではなく、whyとwhoを楽しむミステリだと思う。
    (もちろんトリックもしっかりしている)

    プロローグからすでに伏線は始まっている。
    これからのシリーズが楽しみになった。

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    2024年04月04日
  • そして二人だけになった Until Death Do Us Part

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    誰がどうやって殺人を犯したのだろうと考えながら読み進めた。トリックに驚いたが、ラストの手記には更に驚愕。

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    2024年04月04日
  • 積み木シンドローム  The cream of the notes 11

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    クリームシリーズ11作目。100個のつぶやきが規定のレイアウトに収まるエッセィです。
    「このクリームシリーズの百のエッセィには、抽象的かつ教訓的なテーマ、森博嗣の近況、言葉の意味や語源について、最近の社会動静、などがごった煮になっている。」と書かれている通り。笑
    言葉についての考察が面白いですし、「妻は学びの宝庫」という土屋賢二先生の帯のコピィに然り「僕は奥様に育てられた」とあり、通称スバルさん(奥様のこと)の登場するエッセィも好きです。笑
    「MTK=モリ・タイヤ・コーカン」にもほっこり。笑

    社会に対する独自の見かたも、まとまった字数に収められた言葉に学びがあります。
    隙間時間に、どの巻から

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    2024年03月27日
  • 追懐のコヨーテ The cream of the notes 10

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    大衆は常に間違っている。このエッセイを読んでこの言葉が頭によぎった。森博嗣という稀有な才能の持ち主からしたら、我々凡人とは考え方が根本的に違う。しかしだからこそ的を得ている。

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    2024年03月26日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

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    森博嗣さんの小説を読むのは初めてである。研究者の日常に焦点を当てている事もあり難しいかなと覚悟をして読み始めたが、端的で理路整然とした文章に惹き込まれていった。喜嶋先生の研究を極め続けるがゆえに孤高な存在になっていく様が美しい。それと同時に、誰とも共有出来ない喜嶋先生の世界が主人公である僕の世界と少しずつ交差していくところが良かった。理想と現実の狭間でどのように学問を追い求めていくか。ずっと色褪せる事のない課題だと感じた。

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    2024年03月22日
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge

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    「好きな人が教えてくれることって、もの凄くしっかり頭に入ってしまうものなの。」
    紅子さんの台詞が物凄く共感できた。

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    2024年03月20日
  • 新装版 ナ・バ・テア None But Air

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    スカイクロラシリーズ第2巻。
    草薙水素が主人公で、前作は司令官だったが、今回はパイロットとして活躍して物語が進行していきます。
    司令官の時よりも若い感じがして、感情等がすぐ出ていている感じがしました。

    草薙で印象的なセリフは、
    可哀想じゃない!
    誰も、可哀想なものか!
    みんな、立派だ。
    みんな、立派に生きている。
    誰も、死にたくないし、
    誰も、可哀想になんか、なりたくない、
    そうならないように、一生懸命生きているのに。
    が1番印象的でした。

    確かに誰もが自分の世界を大切にして、立派に一生懸命に生きるから、死にたくないし、可哀想と見られたくないんだと思いました。

    前作と同じように戦闘機のバ

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    2024年03月20日
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White

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    Vシリーズも遂に読み終わってしまった……。
    何か勢いで言うとS&Mシリーズよりも全速力で駆け抜けていってしまった感があるのですが、いやー何と言うか、謎だらけの登場人物達に負けず劣らず謎を沢山残したまま逃げていっちゃったってイメージですね……最後まで私は彼らを捕まえることが出来なかったなぁ。

    今までの話とは違う始まり方で幕を開けた今回の話、プロローグにもあったように色んな人が色んな所で色んなことをしていてその最中に異常なスピードで起こる連続殺人。でも何だか事件を放り出して(あくまでも私のイメージ)それぞれの人間の内面の変化だったり関係性の変化だったりに焦点が当てられている、みたいな。

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    2024年03月13日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life

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    ネタバレ

    『木嶋先生の静かな世界』を読んで以来気になっている作家さん。でも、他の作品はまだ読んでいない。なぜか手が伸びない。今回はエッセーということで、気軽に読んでみた。

    40回に分けて書かれている。内容は、大体、作者の趣味の話か、日頃思っていること、周りに人がいない森の中での暮らしについてだ。

    何となく、研究体質で人の目を気にしない方なのだろうなと想像はしていたけれど、想像の斜め上を行っていた。かなり論理的で、考えが固まっており、人によっては手厳しいと感じることもあるだろう。でも、その考えの殆どが私には納得できたり、共感するものだった。

    誰しもが作者のように、真に贅沢な生活はできない。財産や能力

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    2024年03月12日
  • 孤独の価値

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    字面から受ける印象は良くないが、この状態が一番理想だというのは良くわかる(ような気がする)。かつて小学生の頃、クラスの仲間に仲間はずれにされた経験がある。あれはつまりイジメだったんだろうなあと思うけど、かなりな原体験になっていて、あんな寂しさ、恥ずかしさはもう味わいたくないと思うから、むしろ人付き合いは好きじゃない。でも、たまに飲める友達や知り合いが少なくてもいてくれて、カミさんもいるし、好きな野球だってやれるから、仕事場がつまらなくてもこれはこれでいいかなと無理に思おうとしていたら、かなり自然になってきた。もう別に二度と事務所の連中と飲みたいなんて思ってないのに、退職するやつや入社するやつが

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    2024年03月11日
  • 妻のオンパレード The cream of the notes 12

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    年に一回のエッセイ集。毎度共感できたりできなかったりの内容だが、森博嗣の考え方は時に妙に納得感があるから毎年楽しみしている。五十嵐律人による巻末の解説は、よく整理されていて読みやすかった。

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    2024年03月10日