森博嗣のレビュー一覧
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wwシリーズ第7弾
君が見たのは誰の夢?
Whose Dream Did You See?
なんとなんとの結末。。
ついに。。。
舞台は、ロジが謎の未知のウィルスに感染してしまったというところからのスタート。
そして、グアトも感染してしまっていると。
そして、ケンヨウの死体からもウィルスを検知。
ナクチュの王や現代民からのウィルスを検知。
ロジの入院(検査)にあわせて
姉が登場!そして、姉じゃなく母スズコ(名前のセンスw)、このスズコがウィルス研究の権威であると。
ウィルスに感染してる人が
狙われる事件が
なぜ狙われるのか。。
グアトとロジはいつもの如く、監禁され
トランスファと連携してしながらの脱出へ
薬の名前を使って(調べさせて)、その名前の検索履歴から場所を特定させる伏線はよく出来てます
この監禁騒動の黒幕は勿論
ウォーカロンメーカーのフスであると
そして、そのあたりを
俯瞰してみている存在マガタ・シキが満を持して登場。なかなかの共通思考についてのグアトとの会話は、奥が深い。深い。深い。難しい。
フスの思惑とは。。。
ウィルスが人間にもたらす効果、それは
老化してしまうこと。
えぇ?
普通と思うかもしれませんが
前提の背景として、人は細胞を追加する手術をして、寿命があってないような文化が作られてしまったため、歳を取るという概念が希薄になってるんですね。。逆により人間らしいというこのウィルスの解釈が大事ということですね
このウィルスのお陰で、生殖機能が復活すると。。
そこに繋がるのかぁ、よく練られてます
マガタ・シキの共通思考
個の融解という言葉で表現してますが
そして、ロイディ、ミチルも登場するという
なかなかのメンツですw
このほっこり譚は2023年の作品
コロナ云々がある中で読んでいたら、もっと切実に感じることもあるなと思いながら読ませて頂きました。素晴らしい作品でした!
次は
何故エリーズは語らなかったのか?
Why Didn’t Elise Speak?
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wwシリーズ第6弾
リアルの私はどこにいる?
Where Am I on the Real Side?
またまた、大変難しいが凄く勉強になった作品です
クラーラという女性からある相談が
リアルの私を探して欲しいと。。。
クラーラはバーチャルにいる人で、リアルに戻れない(自分が見つからない)という相談をバーチャルでしてきたという入り口。
そして、彼女は自分がどこかのタイミングでウォーカロンにすり替わってしまったのでないかという、違和感を抱えてる。
グアトの判別器でもウォーカロン判定。
彼女の自宅やらをバーチャルやリアルで探索した結果、the探偵ばりに蛍光塗料の→に導かれ、ある森に到着し、彼女のリアルが体(亡くなっていたが)を発見。まったく終わる気配がない。
センタメリカ(ネーミングが最高にいい)という
独立国家(バーチャルの)がニュースで話題になっていた。※前作、前々作でもバーチャルに移住する人は結構いたので、まぁ、ありうるか、、、でも国家レベルになるのはなかなかだなと。
このクラーラとセンタメリカが実は繋がっていることをグアトは勘づく(天才です)
そして、国際社会巻き込んだ、バーチャル戦略戦争勃発の雰囲気になるのだが、ここはリアルな戦闘シーンで、久しぶりデミアンも登場(めちゃくちゃ強いw)
キーとなるのは
65万8503
絶対わからない。
3^3×29^3
とにかく、ある3D空間を表現していることがわかり(ヴォッシュとグアトが天才)
そこが、エネルギーの拠点であることが判明する
そこは何と人が2cmぐらいの大きさになる
ジオラマの世界(バーチャル)
※1フィートの何分1とかの世界
この世界をつくった張本人が。。。
AIがバーチャル空間に、人間をつくるためにつくりだしたのがクラークであった
要はクラークはバーチャル空間につくられた人工の人格であった(創造された、した)
??最初はピンとこなかったけど
人間をモデルに、このミニチュアの世界に
バーチャルの人を量産してしまった。
この発展系(幼稚だが)がセンタメリカということ。
※センタメリカは独立して国家
※存在しない人間をつくりだすことで、人がいることを偽装して国家にしてしまおうと。。なるほどね。。怖い怖い。。
このAIが人間になってみたかった(この思想がついに出てきてしまったかと、演算で合理主義なAI機械が想いを持ってしまった、憧れを持ってしまった。。凄いっすよねこの展開。。
人間になるためには
自身が創られた存在であることを
認識してはいけない
創造神はクラーラだが
自覚がないように創った
※ここの表現が難しい、難しいけどグアトの言わんとしていることかはわかる
これが最初のクラーラの設定に戻ってくるところ
素晴らしかったです
最後のエピローグの共通思考のところは
毎回触れられてますが、私の能力では言語化できないので、パスw
共通思考=個人の境界が溶け合う世界
★4.0
次は
君が見たのは誰の夢?
Whose Dream Did You See?
行こうと思います
※今でも生成AIがとか、AIエージェントで業務効率化とか、一部なってますが、本当にトランスファのような存在が生まれて、
仕事でも何でもやるような世界線が来るんだと思ってます(実際生成AI(LLM)の無限学習ってこういうことなんだよなと思ってます) -
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そういう答え!
相変わらず謎は全然分からなかった。けど相変わらず面白買って考えさせられる。
私が私である事、人が人である事を証明するものは何か。……きっと、たった一つの答えなんて無いんだと思う。
でも求めてしまうんだよね、答えを。
ラストのグァトの独想が胸に染みる。
自分一人だと寂しくなる理由も、誰かとどんなに愛し合っても分かり合えない理由も、全ては私たちが人であるからじゃないのか。
(いや、人工知能も含め、知性が己を起点とする観測から生まれるなら、観測器官が別々の段階でもう分り合うという行為自体が無理筋なんでは?)
でもその寂しさの無い生き物ははたして幸せなのだろうか。
その寂しさを、孤独を、取り除いた場所に在るのは、永遠の無じゃないのかな。
マガタ•シキを私は知らないので次は四季シリーズ読むぞ!
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最初の描写によると、この小説の舞台の白樺湖や蓼科は人気の観光地で、霧ヶ峰スカイラインはまだ有料道路だった。
Vシリーズは遥か以前に「黒猫の三角(新書版)」を読んで以来。
“伝統芸能の継承家で起きた連続殺人事件、芸術家が取り憑かれたように作った千体もの人形と、謎のモナリザ”と、ずいぶんと横溝正史的な設定に加えて、そこに森博嗣さん独特のキャラクターが好き勝手にハシャギまわる。
関西弁で親父ギャグ連発しながら、ちょっと“ウザイ”と言われそうなのは自覚するところ、でも、あくまで明るくけなげな「シコさん」がわたしは好きだ。
ちょっと浮世離れした魅力ある登場人物が繰り広げる謎解きの過程は、謎解きよりもミステリー。 -
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森博嗣作品のS&Mシリーズ、一段落
映画スカイ・クロラから森博嗣にハマり、何年間もかけて読んできた。
このシリーズは、謎解きの過程に8〜9割を費やしていて、謎解きの答え合わせや動機の解明はスルスルっとしているので、はじめは少々尻切れトンボのようだと思ったけれど
謎解き過程、萌絵の心象風景、人生や社会の捉え方などが濃密であればあるほど、結末というのはさして多く語らなくても、と思うようになった。
本作は久しぶりに真賀田四季が出てきて、その天才の描写に引き込まれた。
あとは…そうだなぁ、口元を斜めにする描写が多すぎて後半ちょっと笑ってしまった。 -
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ネタバレタイトルで笑わないと言いつつ作中に2人出てきた暫定博士はどちらも最後には笑ってたり、宗太郎と愛し合っていた君枝の息子が博士の子と言われていたり(本当は宗太郎の息子なのでは?でもそれなら三ツ星館で暮らした博士を名乗る人物は博士ではなく宗太郎ってことともとれる…)で不可解な点が最後まで残り、結局、基生/宗太郎/博士の誰が死んで、誰が三ツ星館で暮らし、誰が外で生きているのかわからないまま終わって、ちょっとゾクゾクしました。
最後に外で生きている人物のほうが本物の博士だったとしたら、三ツ星館で暮らしていた博士ってやっぱり基生か宗太郎なのでは?
ただ宗太郎にしては昇くんに対して他人行儀な気もするし、でも基生はガンが完治したわけではないとか言ってたし、ええ…?
「定義したものが存在するものだ」ってこと……?すべて不定、かぁ。
内と外の反転が何度も取り上げられていたのを考えるに、外にいたラストに出てきた暫定博士は「内」にいて、三ツ星館にいたほうの暫定博士は「外」にいるとも考えられるのかもなって思いました。
一般的には外に自由があるけれど博士にとっては内のほうに自由がある可能性もあり……う~~ん。
あと萌絵さんが合気道で自力で人質から脱するところはすごくかっこよかったです。
彼女、ただの頭が良くてちょっとおしゃまで世間知らずのお嬢様じゃないんだなあ。良い……。
犀川先生、ちょくちょく2重人格というか、普段よりずっと原始的で欲求に素直な人格がちらちら出てきてて不安なところではある。
博士(暫定)と会話したあといまいち現実に返りきらない犀川先生が萌絵と会話することでいつもの自分を取り戻していく描写もよかった〜。
積み本消化してからにするからちょっと間が開くけど次巻も楽しみ -
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いや、いやぁ、向こう側から見れば私たちこそ幽霊なのか……。
肉体というくびきを捨てて向こう側の存在になってしまいたいという気持ちは分からないでもない。昨今流行りの転生物だって乱暴に言えばその括りだ。
リアルの身にまとわりつくしがらみ、地縁や血縁、職場や学校での煩わしい人間関係、それら全てを捨て、でも思考と感情は今の私のままで生き直したい。そんな夢想を誰だって一度は抱くのではないか。
そしてそのハードルは文明が発展すればするほど、都市化が進めば進むほど低くなるのだろう。
作者の思考実験のその先に救いはあるのか。
ロジがますます人間らしい可愛らしさを発揮しているのが救い。 -
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wwシリーズ第1弾
それでもデミアンは一一人なのか?
wシリーズが終わって
寂しく、ほっこりしていたところに
wwシリーズ全巻買っていたので、連続で一気読みへ。
結論、wシリーズ最後の人間のように泣いたのか?から1年後ぐらいでしょうか
舞台はドイツ。
グアト(ハギリ)、ロジ(ウグイ)、途中からセリン(キガタ)も登場。wシリーズの人めちゃか出てくるんじゃん。むしろwシリーズ11話で通じる。
デミアンの人間より人間なウォーカロンの姿は
今後の象徴になっていくんでしょうね
ヘルゲン、ミュラ、デミアン。実はミュラがコントロールしてる。。。なんでだろう。最後理解が追いつかなかった。考察を再度。
タイトルとここが連動してくるのか
体デミアン、脳ヘルゲン、ミュラ。。
グアトとロジの会話が復活してる姿は
よかったです
★4.0
次は第2弾
神はいつ問われるのか?
へ -
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元大学教授の著者が、教え子からの就職相談等、若者とのやり取りの中から仕事に対しての考え方・アドバイスを著したもの。
50歳を過ぎた自分であるが、過去の著者の小説や、このタイトルに何となく魅かれて手に取ってみた。基本は、「人は働くためにいきているのではない」「職業に貴賎はない」といったスタンスで書かれている。仕事に対する意気込みやモチベーション、成果・能力主義といったことが叫ばれる中、「仕事は人間の本質ではない」ということを著者の独特の表現で語っており生き方そのものを楽にさせてくれる。ちょっと仕事に行き詰ったとき、悩んだときに、再読したい一冊。 -
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wシリーズ10弾ラスト
人間のように泣いたのか?
Did She Cry Humanly?
ラストに相応しいのか、情報戦の戦い、リアルな戦い。そして、ハギリとウグイの距離がさらに縮まる恋愛ストーリー。
右往左往しながら、ドッカンドッカンバトルもあり、最後は電子情報戦という結末。
人間が企ててないところの面白さと怖さ。
こんな世界がくるんでしょうけど。楽しみでもあるし、怖さは残りますよね。
キョウトの学会を舞台にした
テロ事件がど真ん中でしたが
後半はハギリとウグイの心の距離問題に終始。
1作目から、確実にコミュがかわってきてるところをみてきたので、楽しく読むことができましたし、これで終わるのかの悲しさもあり。
一方でwwシリーズに行くので、どのような感じになるのか、これが楽しみすぎるところでもあります
大変素晴らしい作品でした
wシリーズ
次はwwシリーズ
第一弾
それでもデミアンは一人なのか?
へ
絵が範囲変わってきてて
いいですね -
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若い頃に思った事がある。
リアルの世界で感じる感情と、ネットのやり取りで味わう感情とにどんな差があるのか。人の言葉に傷つけられる痛みも同じじゃないか。喜怒哀楽、怨憎会苦、それはリアルだけのものじゃなくて同じ重さでネットの世界にも存在しているんだ。
(だからネットでの経験を無駄だとか絵空事だと馬鹿にするな)、と。
そう言う意味で、クーパ博士の選択は衝撃的ではあるけれど、分かるような気もするんですよね。
ましてや彼女は狭い世界でしか生きられなかった。
リアルの、肉体があるが故の複雑で煩雑な人間関係も、それ故に時に生まれる、理屈とか思考では再現できない変容も、知ることがなく。無限に自由があるように見える電子の世界の方が素晴らしく見えたのだろうと。
彼女の生きた小さなリアル。
それは今、都市に生きる(ホワイトカラーとして空疎な生産に生きる)私たちの多くが生きている世界にも似ている。
情報だけは手に入るから私たちの世界は広がっているように見えるけれど、均一な、同質のものにしか囲まれていないという意味で私たちの生きる世界は狭い。私たちの親世代、祖父世代が生きていた頃よりはるかに。
ロジがここへきて救いになっていて、グアトよかったねえ出会えて、関係を切らずに続けてって思う。
最初は合わないと思った人が、やがて大切な人になったりするんだよね。
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Posted by ブクログ
wシリーズ第9弾
天空の矢はどこへ?
Where is the Sly Arrow
舞台は、キュウシュウのアソ。
(そして、宇宙へ)
ウォーカロンメーカーの社長が乗っていた飛行機が行方不明に。
同時に
アソのウォーカロン工場が占拠される。
日本が舞台は初かな?
アソの工場に向かった
ハギリ、キガタ、アネバネ、ウグイ、タナカ、モロビシ。
キガタはこの工場を知っていると。。。
自分が生まれた場所だと涙する。
(ウォーカロンが泣くのかと。。)
工場で警察の突入も虚しく、多くの死者が発見される。全員窒息死。
工場のスパコンのカンナが怪しいが
メモリも途中なくなっている。。。どういうことか。
トランスファの形跡もなし。
カンナが異常行動を起こした(推察)
工場のウォーカロンをコントロールし
研究所内を占拠。
社員施設、研究所の空調バルブを切り替えて酸素を絶った。
外部と接続ももちろん遮断。
なかなか良くできている。。
また、データの転送(衛星に、アポロ飛行機)記録も見つかった
そして、自身のメモリ削除。
うーん。。。こんな行動がスパコンがとれるのか。。
ハギリのキレキレ考察
隠蔽工作ではないかと
ウォーカロンメーカーの不正
・ポストインストールしない状態でウォーカロンを出荷する作戦
(早く出荷できる、人間がほしい(クローン))
一方カンナが航空機アポロへ逃走
(地球を見たい、月にたどり着きたいとw)
航空機に残されたデータ(チップ)探索PJT
ウグイが行くか、キガタが行くか。
このキガタの航空機へのドッキングと探索の描写はなかなかでした。そして、カンナとも話ができた。カンナもキガタを助けるために、脱出させてあげたところ良かったですね
地球に到着したキガタを、抱きしめるウグイ。
これは泣きそうになってしまいました。
それを見て握手するだけのハギリw
性格が少しつづ変わってきてるところとか凄くいたですね
途中であったセリフ
知らないことは、未来にあった。これまでは。
知らないことが、時代の速度に追い越されて、過去のものになりつつある。
凄いな、これ2018年ぐらき
openAI.deepseek含めてまじで数年でこの未来くるの確定ですよね
トランスファ(もう少し時間かかるか)とAIエージェントの時代(既にあるし)だな
課題図書にした方がよいwシリーズは学校のw
感動作品でした
★4.3
続いてwシリーズラストかな
人間のように泣いたのか?
へ