森博嗣のレビュー一覧
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ラストの街中での草薙とティーチャーのドッグファイトのシーンは、読んでいても迫力があり、戦闘機が飛び交うシーンが想像できて面白かったです。
生死を賭けたドッグファイトを平和を維持する為のショーに変えた大人達と世界には恐ろしさを感じました。
命が見せかけで作られ、それに人々はスポーツ観戦をするみたいに見ている姿は、実際の戦争とは違うと思いました。
実際の戦争は、軍隊や兵隊とは無関係な人々が犠牲になり、都市が破壊されて、今まで見て来た日常が壊されていくのが戦争だと思います。
それなのに小説の世界では、それが作り物の中に平和があるような感じがしました。 -
Posted by ブクログ
まっちゃん本!
建築科の大学生が出てくるので、試験の内容が建築士一級の勉強とかぶってて、ちょっと嬉しくなる。
モエも、勉強頑張ってるから私も頑張らないと!!
なんて、思ってしまいます。
プレキャストコンクリートとかの話が出てくるのも、あーーそういうとこに使われてるのねぇ。と、思ったり、建築科の先生同士の会話も、とっても興味深いぃー!!!
勉強してることが出てくると嬉しいのよねぇ。
今回はマジシャンがたくさん出てくることで、解説がまさかの世界の引田天功で、興奮しまくった!!!!!!!
この方、しかもマジシャンになりたくてなったわけじゃなかったんだ、、、それでこんなにイリュージョンって、す -
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クリームシリーズ11作目。100個のつぶやきが規定のレイアウトに収まるエッセィです。
「このクリームシリーズの百のエッセィには、抽象的かつ教訓的なテーマ、森博嗣の近況、言葉の意味や語源について、最近の社会動静、などがごった煮になっている。」と書かれている通り。笑
言葉についての考察が面白いですし、「妻は学びの宝庫」という土屋賢二先生の帯のコピィに然り「僕は奥様に育てられた」とあり、通称スバルさん(奥様のこと)の登場するエッセィも好きです。笑
「MTK=モリ・タイヤ・コーカン」にもほっこり。笑
社会に対する独自の見かたも、まとまった字数に収められた言葉に学びがあります。
隙間時間に、どの巻から -
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スカイクロラシリーズ第2巻。
草薙水素が主人公で、前作は司令官だったが、今回はパイロットとして活躍して物語が進行していきます。
司令官の時よりも若い感じがして、感情等がすぐ出ていている感じがしました。
草薙で印象的なセリフは、
可哀想じゃない!
誰も、可哀想なものか!
みんな、立派だ。
みんな、立派に生きている。
誰も、死にたくないし、
誰も、可哀想になんか、なりたくない、
そうならないように、一生懸命生きているのに。
が1番印象的でした。
確かに誰もが自分の世界を大切にして、立派に一生懸命に生きるから、死にたくないし、可哀想と見られたくないんだと思いました。
前作と同じように戦闘機のバ -
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Vシリーズも遂に読み終わってしまった……。
何か勢いで言うとS&Mシリーズよりも全速力で駆け抜けていってしまった感があるのですが、いやー何と言うか、謎だらけの登場人物達に負けず劣らず謎を沢山残したまま逃げていっちゃったってイメージですね……最後まで私は彼らを捕まえることが出来なかったなぁ。
今までの話とは違う始まり方で幕を開けた今回の話、プロローグにもあったように色んな人が色んな所で色んなことをしていてその最中に異常なスピードで起こる連続殺人。でも何だか事件を放り出して(あくまでも私のイメージ)それぞれの人間の内面の変化だったり関係性の変化だったりに焦点が当てられている、みたいな。
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Posted by ブクログ
字面から受ける印象は良くないが、この状態が一番理想だというのは良くわかる(ような気がする)。かつて小学生の頃、クラスの仲間に仲間はずれにされた経験がある。あれはつまりイジメだったんだろうなあと思うけど、かなりな原体験になっていて、あんな寂しさ、恥ずかしさはもう味わいたくないと思うから、むしろ人付き合いは好きじゃない。でも、たまに飲める友達や知り合いが少なくてもいてくれて、カミさんもいるし、好きな野球だってやれるから、仕事場がつまらなくてもこれはこれでいいかなと無理に思おうとしていたら、かなり自然になってきた。もう別に二度と事務所の連中と飲みたいなんて思ってないのに、退職するやつや入社するやつが
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Posted by ブクログ
Xシリーズは、講談社ノベルスで刊行が続いていたときに、途中まで・・たぶん、この『タカイxタカイ』くらいまで追いかけていた。しかし、S&Mから森博嗣に入った読者としては、V ⇒ G と世界が広がるにつれて、個々の作品の凝縮度が下がっているような気がして、もういいかな、と思ってフォローをストップしていた。
今般、未読になっているXをコンプリートしようと思い立ち、順次読んでいる。
本作も、ミステリとしてのロジック空間が構築されているわけではない。連続ドラマのように、小川と真鍋を巡る、ちょっとだけ非日常が降りかかる日々を、写実的な会話と、彼らのふわふわした思考で描くというライトなスタイル。