【感想・ネタバレ】新装版 ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heavenのレビュー

あらすじ

君はもう普通のパイロットではない。我が社にとって失いたくない兵器――基地でトップの成績を収めるクサナギは、女性でキルドレのエースという話題性から、講演や報道陣向けのプロモーション飛行など企業広報に使われるように。鬱屈した日々を送る中、待ちに待った実戦の指令が下る!
〈解説〉室屋義秀
巻末著者インタビュー〈聞き手〉清涼院流水

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Posted by ブクログ

ナバテアから続きで読んだ。
巻末の解説のスホーイの乗り手の方の臨場感がすごかった。
新装版は、フォントが綺麗なので、リーダビリティが上がってる。一度読んだものだけど、久々すぎて全てが発見だ。このシリーズは本当に好きなので読めて嬉しい。
クサナギスイトは礼儀を知っている。敬礼をすべき時にはし、座るのを待つときは待つ。心配もする。
当たり前のことだけど、そういうのができない人なのかと思っていたが、そうではなかった。人の名前も覚えるし、電車にだって乗れなくはない。地下鉄だけは嫌なのだそうだけど。

そのクールさとは裏腹に、整備士のササクラには抱きつくし、カンナミにも触れる。
そう言う人間ぽいとこが、めっちゃ嬉しくなった。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

ラストの街中での草薙とティーチャーのドッグファイトのシーンは、読んでいても迫力があり、戦闘機が飛び交うシーンが想像できて面白かったです。
生死を賭けたドッグファイトを平和を維持する為のショーに変えた大人達と世界には恐ろしさを感じました。

命が見せかけで作られ、それに人々はスポーツ観戦をするみたいに見ている姿は、実際の戦争とは違うと思いました。

実際の戦争は、軍隊や兵隊とは無関係な人々が犠牲になり、都市が破壊されて、今まで見て来た日常が壊されていくのが戦争だと思います。
それなのに小説の世界では、それが作り物の中に平和があるような感じがしました。

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2024年04月25日

Posted by ブクログ

私はスカイクロラから読み始めてしまいましたが、最近読んだ記事で、時系列的にはスカイクロラが一番最後、と言うことと、良い考察を読んだので再読したくなっている作品です。(2024.3)
この辺りは続きを欲してひたすら読み進めていた記憶があります。笑

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

最後のドッグファイトが熱い。躍動感ある文章も素晴らしいが、アニメでも見てみたいね。
ビジネスライクでありながらも、どこか母性が見え隠れする甲斐の視線が優しい。

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2023年05月05日

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