森博嗣のレビュー一覧
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百年シリーズ第二弾。前作からの続きということで、ミチルとロイディの関係性や世界観について知識がある状態で読み進められたこともあり、純粋にストーリーを楽しむことができました。
今作は一貫して「人間とは何か」というテーマにフォーカスした印象。ミチルとロイディの関係性があるからこそ、響くテーマでしたね。この辺りの肉体を捨てても人間として存在できるという流れは、S&Mシリーズでの真賀田四季の考えにも共通している気がしますが、このあたりは単純に森先生の思考が反映された形というだけなのか、シリーズをこえた繋がりがあったりするのか、どうなんでしょう?なんにせよこの後はついに四季シリーズへの突入なので、いろいろ楽しみに読み進めていきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
本当に潔しな生き方。
ここまで潔いとお金云々もそうだけど、
かっこよさすら感じてしまう。
ただ、奥様はさぞかしや大変な気もするけども。でも、裏も表も何もなく。
森博嗣がこれ。と言ったら、もうただそれだけという感じはすごくする。
あんに言い含めるような言い方はしないだろうし。そのままの意味で、理由もなにもかもしっかりと伝えてくれそう。
欲しいものを買う。
必要なものは我慢せよ。
これ。
すごい。
どうしても必要なものを買って、欲しいものは我慢しがちだよね。
そりゃそうなんだけど。ここまで徹底すると、こうなるのか。と、思えた。
森博嗣といえば、もう有名すぎるほど有名な小説家で、わたしも大ファンだけども、本人曰く、小説なんて読まないし、とりあえず、アルバイトとして書いてみた。
売れた。
って感じらしい。
調べたりとか、そういうのもしたくないからしない。やりたくないことはしない。
だから。今は小説は1日1時間くらいで、あとは遊んでるって書いてたけど。
一週間とかで一冊分の本仕上げちゃうような方なので、1時間とはいえすごいんだろうな。
あとがきで、天才と同じ土俵にはとてもじゃないけど立てないが、そのような心持ちで過ごすことくらいならできるので、やってみる。
と、あった。
わかります。
とてもとてもわかります。
天才ってのは、これだからなのだろうな。
淡々と、ただ天才が思うお金への視点が描かれており。スッキリ明快、痛快な考え方がわかるができない。でも、わかりすぎるほど正解だな。と思える内容をここまでわたしの脳髄に直接語れるところも。また。
やはり天才のなせる技。
そんな一冊でした。
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Posted by ブクログ
【2025年159冊目】
女子大生を集めたクイズ番組に出ることになり、東京へとやってきた瀬在丸、小鳥遊、香具山と付き添いの保呂草は、テレビ局内での殺人事件に遭遇する。被害者に呼ばれていた探偵の稲沢と共に事件の真相に迫っていくが、犯人の行動はどこか短絡的で――Vシリーズ第4弾。
これまでの3作と比べると随分とシンプルでわかりやすい構成で、優しかったです、私に。女子大生のクイズ番組に出るというのがまず面白かったですし、そんな中でも全くぶれないいつものメンバーに安堵できるのも良かった。そして、すっっかり騙されておりました、思い込みというのはいけないですね、綺麗なミスリードにやられました。
犯人の動機や被害者の生前の行動などは謎が多かったですが、そこはまあ、良しとしましょう。そんなもんだと。人間が一番不可解な生き物でしょうから。
今のところシリーズで一番好きな作品となりました。 -
Posted by ブクログ
騙されたー、すっかり!やっぱり面白いな〜!!
3分の1過ぎたあたりから、読むスピードがアップした気がする。言いたいことは沢山あるけど、つまりみんな何歳なの??すべてがFになるから30年弱?真賀田四季は何歳なんだ?サイカワ先生は?
また真賀田研究所に出くわすとは!最後の方になってようやく舞台が日本だって気づいたよ。
そのうえ最後に紅子さんまで出てきて。S&Mからここまで読んできて、また会えるなんて思ってなかったから、嬉しい再会。相変わらずお元気そうで何より。林さんとも仲良さそうで嬉しい。
解説を読んだ時に1番寂しさを覚えた。そうか、これ、カーテンコールなのね。私はあと何回、全シリーズ再読をするのかな。その度に犀川先生にも萌絵ちゃんにもみんなにも会えるとはいえ、ここから更新されないのはやっぱり寂しく感じるな。