【感想・ネタバレ】冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOMのレビュー

あらすじ

同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女2名の大学院生が死体となって発見された。被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!? 人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが……。究極の森ミステリィ第2弾。

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感情タグBEST3

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S&Mシリーズの2作目。
主人公2人の関係性が絶妙で今後を楽しみにさせられる。
ミステリー要素も前作ほど難しくなく、今作の方が分かりやすかった。

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2026年08月10日

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すべてがFになる、よりも腹落ちする結末
殺人犯の緻密な計画に不純物が混ざることで生まれた密室殺人事件 とても面白かった

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2026年04月05日

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ある登場人物が怪しいと思ってずっと読んでいた。

どう考えてもこの人怪しい。

真犯人はこの人じゃなかろうかと。

私の推理は合っていたのか?

皆さんご存知ですね。

私がちょろい読者選手権不動の一位を誇っていることを。

今回ばかりは映えある一位の座を明け渡すことになるなと思っていた。

遂に長年の努力が報われる日が来たのだ。と。

え?そんなのいいから早く結論を言えって?

仕方ないなぁ。

私が怪しいと思っていた人は…

完全なる白でした!

それはもう何の疑いもなく怪しさのカケラもないお方でした。

疑ってすみませんでした!

心よりお詫び申し上げます!

というわけで、ちょろい読者選手権一位の座はやっぱり私翠でございます。

これを譲る日は来るのか来ないのか。

それは神のみぞ知る。(それはどうでもいいことか)

まぁそんなわけでですね、まんまと騙された私ですが、騙されている過程も含めて楽しいんです。

最後にえぇーーー!と思うところまでが私のミステリーの楽しみ方なのです。

今回もまんまとしてやられました。

まきさんとヒボさんによってシリーズだと知ったこのS&Mシリーズ、時折ちょっとずつ読んでいこうと思ってます♪

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2026年10月09日

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密室トリックは論理的かつシンプル 典型的なミステリという感じで好き

萌絵は自身の好奇心にも好意にも素直で、屈折していないところに育ちの良さを感じる
今作の行動力には危うさを感じるけど、そもそも叔父さんが萌絵に甘いのが悪い

犀川は解説パートで毎回やる気がなさそうなのに、結局きちんと説明してくれる 何だかんだ面倒見がいいというか、ツンデレというか……

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2026年10月09日

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なぜか殺された女の子のお母さんのことを思ってしまいやるせない気持ちになった 目に見えるような空間の描写がすごい  萌絵でーす。に妙に時代を感じてたのしい

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2026年10月08日

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10数年前に読んでいて、犯人を間違えて覚えてたから良いミスリーディングになった。
実験設備やら、システムやらがイメージつかなかったり、古めかしかったりしてよくわからないところもあるけど、全般楽しく、解決シーンはトリック&動機ともにキレイな畳み方だった。
ただ、犀川に心がないから犯人が最後ああいう結果になってしまった節があるし、解決の時に「みんなわからないの?」というトーンが鼻についた。こんなに嫌な人だったっけ。。

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2026年10月09日

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犀川と萌絵のコンビは読んでいて気持ちがいい。
犀川と物事を深く沈むように考え、ゆっくり点と点を繋げていく慎重性。萌絵の突飛な発言や頭の回転の速さ。目の付け所が細かく、お互いが持ってないものを持っている感覚。
犀川の披露する推理に至るまで、萌絵の破綻した推理や変わった発想をちゃんと段階を踏んでトライアンドエラーを繰り返し、1個ずつピースがハマっていくような気がして、その過程すらもワクワクする。
犀川は自分の中でこれだと思う答が出るまで、はっきりした発言はしないから、そこまでは萌絵や他の人の推理に集中しながらも、自分の中で答え合わせができるのがいい。

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2026年10月06日

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ネタバレ

S&Mシリーズの二作目。
1作目の「すべてがFになる」よりも、本作の方がトリックや動機が人間らしく想像しやすかった為読みやすかった。(前半の実験してるあたりは文系の私にはチンプンカンプンだったが)

市ノ瀬と増田が恋人関係であり、酒の席で丹羽が市ノ瀬を襲ったことを知った増田が失踪・自殺。
市ノ瀬の実の父である木熊教授に、丹羽が服部との婚約を報告。憤怒した市ノ瀬と木熊が犯行に及んだ。

実験等の専門的なシーンはチンプンカンプンだがそれでも文章としては読みやすい。S&Mシリーズを制覇してみたくなった。

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2026年08月27日

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ネタバレ

S&Mシリーズ2作目。
今回もおもしろかった!!
密室で起こる事件、地下で見つかる死体…トリックだけでなく動機まで突き詰めてくれるのがスッキリして良かったです。
犀川先生の着眼点が鋭くて毎度ハッとさせられます。
前作「すべてがFになる」よりも分かりやすい感じがしました。
萌絵と犀川先生のなんともいけない関係も気になるし、3作目もたのしみだな~。

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2026年08月11日

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前作よりも読みやすかったように感じた

犀川と喜多
この二人の関係性もつかず離れずだけど
お互い助け合っている様子などがたまに見て取れるのが
良いなと思った

犀川が喜多に頼んで見せてもらった実験
その時に起こる事件
読んでいるとこねくりまわされて難しく考えながら読んでいたけど
解決を読みながら犀川の言ったことを考えていくと
ものすごく納得して
それを踏まえたうえでもう一度読みたいと感じる

そして
続きが気になる…気になってしまう……

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2026年08月03日

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ネタバレ

最初から疑いの目を向けなかった人物が犯人だった。アリバイがあると思い込んでいたのに、「そうくるか」という驚き。前提ごとひっくり返される逆転の発想が凄かった。

謎を解き明かす過程で「境界条件」など数学的な言葉。数学の問題を解くように推理が進んでいく論理性が面白い。

寒地を再現する大学の実験施設。西之園が現場で「冒険」するシーンは手に汗を握った。

犯人は天才だと思った。シャッターの誤算がなければほぼ完璧だった(詰めの甘さはあったにせよ)。最後まで読むことで動機が少しずつ明かされ、行動の意味がパズルのようにつながっていく。読後の「納得感」はそこから来ている。残ったのは怖さよりも、常人には到達できない頭の良さへの敬意に近いもの。

「学問とは虚しいもの」「数学は役に立たない。役に立つ必要ないだろう?」とか。散りばめられてる金言が好き。

3巻購入予定。コミカライズ版も気になってる。

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2026年06月12日

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今回は犀川の大学の同期の喜田が所属する極地研で事件に遭遇する。
そこは密室になっていて、その真相をおうことになるが……
犀川先生と西之園さんの頭脳派コンビは会話もたまに難しいが、テンポが良くて楽しい。西之園を本気で心配している様子が見れてこの二人の関係はどうなるんだろう?というところも気になる。audibleで聴いたが、ちょっと混乱してしまい、メモを取りながら再度聞いてなるほどーと納得。

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2026年05月24日

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面白かった!ハラハラドキドキシーンがあったり。萌絵と犀川先生の距離が近くなったような、、?次回作を読むのが楽しみです。

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2026年04月25日

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すべてがfになるの続編。
前作の衝撃的なトリックとは対照的に 今作のトリックはシンプル。ただ、それでも謎解き部分がつまらないわけではない。
今回はどちらかと言えばなぜその殺人を犯したのかに焦点が当てられていて、その部分をしっかりと書いた作品だった。
またキャラの会話回しもよく出来ているので、ダレることなく読めた。
トリックの部分に面白さを求める人には物足りないかもしれないけど、物語として読めば非常に面白いと思う。

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2026年04月16日

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前回の事件とは違い、主人公本人が危ない目にあったところがハラハラした。
どうやって密室を作り出したのか読みながら考えても思いつかなかった。
解決に導くヒントとなる文が前半の方に出てきてるのが、最後まで読んでみて気づいた。森さんすごいな。

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2026年04月13日

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S&Mシリーズ二作目。過去に読んだ事あったので、再読でした。
詳細は全然覚えてなくて印象としては、前作「全てがFになる」が凄すぎて、それと比較すると。。。しかなかったけど、改めて読むと密室トリックはしっかりしてて納得感ある名作でしたね。

今更だけど、このシリーズが好きな理由に気づいた。自分が国立大の工学部卒だったからだわ。登場人物や各シーンのイメージの想像がしやすいのだろうね。

よくある「数学が何の役に立つの?」の回答で作内の回答はなるほどとは思った。しかし、私の個人的な考えは、高校や大学の理系学問はふるいであり、役に立てる事の出来る天才を炙り出す為のもの。ふるいにかけられて落とされた側は、役に立てる役割につけない。だから役に立たないと言うのだろう。それは私自身も含めてね。

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2026年03月21日

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ネタバレ

殺人にいたった心理描写はほとんどなく、先に淡々とトリックが述べられていた。殺人に至る感情が大事だと思ってたけど、単なる補足でしかないのが面白いと感じた。
意図しない密室が面白かった。

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2026年03月20日

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SMシリーズを読破しようかなと思い手に取った一冊目!『すべてがFになる』は読んだことがあったので、非常に期待して読み始めました。

やはり、理系出身としては読んでいて楽しいです。特に犀川先生の、理系特有発言や思考か大好きですね。

今回好きだったのは、一度教授に質問をすると長い話になることを刑事たちが知らなかったことに気づく瞬間と、助手の婚約相手に数学の話をするところです。「なぜ役に立たなくちゃあいけないのか」、このセリフ大好きです。

科学なんて、もともとはただの暇(スコレー)潰しだったんですから。

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2026年03月17日

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はじまりから推理シーンなのが面白かったです。
最後の真実に迫っていくところ、もえちゃんのピンチ、今作もハラハラドキドキが味わえて読んでいてワクワクしました!

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2026年03月14日

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ネタバレ

犀川の勤める大学内の低温実験室で起きた殺人。前作は物理的な密室といえる状況で、今作は状況的な密室であったが、似た作品という感じはなかった。大学の研究室という舞台だけあり、院生、学部生、教授などを描くシーンも多く、懐かしい気持ちになった。たまに出てくる西之園の豪華な暮らしぶりも、いいアクセントとなっており面白い。
シリーズ2作目にして早くも犀川と西之園の間柄にも進展がありそうな感じだったので、そのあたりもシリーズの醍醐味として楽しんでいきたい。

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2026年03月14日

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ネタバレ

数学は何の役に立つのか。
という問いに、
何故、役に立たなくちゃあいけないのか。
と聞き返す犀川先生のセリフが印象的でした。
以下抜粋。

役に立たないものの方が楽しい。
音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。
最も役に立たないという事が、数学が1番人間的で純粋な学問である証拠。人間だけが役に立たないことを考える。
そもそも僕たちは、何かの役に立っていますか?


言われてみればその通り。
将来的な可能性も含めて、何の役にも立たないと思われるものこそ、心を豊かにするものの1つになりうるかもしれない。逆に、何かの役に立つと思ってしまった時点で、純粋に楽しめないのかも。
数学嫌いな自分はそんなふうに考えた事がなかったので新鮮でした。


ストーリー自体は前作Fよりも派手さはないですが、逆に現実的な感じがして面白かったです。
理系とはかけ離れた場所にいる偏った自分の乱暴で素直な感想を述べる事が許されるならば、数字を日々追いかけてばかりいる頭の良い人たちも、凡人と変わらない事で悩んだりするのだと良いのか悪いのかよくわからない親近感さえ湧きました。
森博嗣さんのシリーズは、ただのミステリに終わらず、時々哲学的な事をポロッと交えてくるのが非常に面白かったです。

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2026年03月05日

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これまで読んだ作品よりはオチとか展開が自然な流れに感じた。とくに犯人がわかってからの流れは引き込まれるものがあった。
rootの話が面白かった
しかしそんな冒頭から伏線があったのか。まったく違和感なく読んでいたので、思わず読み返したが、なるほどたしかにそう想像できたのかもしれない。

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2026年02月28日

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冒頭で既に事件から2週間が経過しており、西之園萌絵から届いたメールを見て犀川創平が事件を思い起こすところから物語が始まるのが新鮮で面白かった
まるで数学の問題を解いているかのように真相を明かしていく犀川の思考と講義のように進められる説明が面白い
「何故役に立たなくちゃいけないのか」「役に立たないものの方が楽しいじゃないか」
この言葉が印象に残った
学生の時に読んでたら勉強ももっと楽しめたのかな

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2026年01月25日

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面白い!けれど自分がパソコン関係に疎すぎるのか時代なのかフロッピー?UNIX?と節々で想像することの出来ないものが登場して飲み込むのに時間がかかりもした。手元にある初版のものが1999年なので仕方なしとしたい。
犀川創平と西之園萌絵の関係性が気になって2作目に手を出したところもあるので、節々で描かれるふたりの掛け合いには満足。犀川創平が格好良すぎるし西之園萌絵は最高にかわいい。赤いスポーツカーに乗っているのが良すぎる。殆どキャラ読みかもしれない。
中でも最後のシーンがすごくすきだ。犀川創平の役に立たないものの方が楽しいという考えが美しい。人間だけが役立たないことを考え、内緒に出来る。

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2026年10月03日

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S&Mシリーズ2作目!

犀川と萌絵のコンビのミステリー。キャラクターや掛け合いが独特で何気なく読んだ全てがFになるが面白くて読んでしまった。
森博嗣の専門性に翻弄されつつ難しい専門用語も多々あったが、心理描写も上手で詳しく専門的なところが詳しくわかった訳でないが内容としては非常に読み応えがあった。

次の作品も読みたい。

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2026年09月23日

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すべてがFになる を読んで森博嗣先生のシリーズを追ってみることにした。

前作に比べると比較的に派手さは無くなったが、トリックの巧妙さは変わらなかった。

この本の登場人物のように、私自身も工学の大学院生であるので、癖のある人や状況描写にかなり共感した。

登場する学生が優秀すぎて、自分と比べてしまうのが少し辛い。

引き続きこのシリーズを読んでいきたいと思う。

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2026年08月12日

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『すべてがFになる』のパンチが強すぎてしまい、どうしても地味な印象を受けますが、密室殺人が行われた手順は緻密で矛盾が無く、犀川先生の説明は「なるほどね~!」と唸らされました。
犀川先生はスロースターターだけれど、確信的なヒントを得た途端、一気に解決まで至ってしまうところが本当に凄いです。

今回も理系の人物が勢揃いするストーリーでしたが、理系の人達って頭が柔らかいんだなぁと一番に感じた部分が、実験における氷の柔らかさ、『強さの縮尺』の概念でした。
地図や図面等に記されている大きさの縮尺(S=1:50とか)には馴染みがあっても、強さも原寸(?)から計算して縮尺を考慮する、ってこと自体が私にはとても新鮮で、大変勉強になりました。
犀川先生が試験をしない教官なのも驚きましたが、理由が如何にもそれっぽくて面白いです。
『問題を解くことがその人間の能力ではない。人間の本当の能力とは、問題を作ること。何が問題なのかを発見することだ。』
この犀川先生の考え方はすごく研究者っぽいし、どんな分野にも通ずるものだとも思います。なぞなぞの問題を解くよりも、問題自体を考えるのは比較にならないくらい頭を使いますもんね。

理系にもタイプが色々あるんだなぁと感じる回でもありました。
西之園君と喜多先生が『主観の中に絶対的な客観性を持つタイプ』なのに対して、犀川先生は『切り替え可能な複数の主観で多角的に物事を捉え、客観視する』…というのが興味深いです。
犀川先生の頭の中は一体どうなっているんだろう……。
こういうところも真賀田四季博士と似ていますね。
喜多先生の、哲学的なものを感じる散らかりっぷりの部屋も気になります(笑)
ヘタに片付けると置いた場所が分からなくなるやつですよね、きっと。混沌の中に独自の秩序があるんだろうなぁ(わかる…!)。

このシリーズを読む前はどうしても、テレビドラマ版の演者さんが頭をチラついてしまい先入観(外見や話し方)が拭えませんでした。
原作を読むうちに大分脳内で補正されていって、今では随分と親しみが湧いてきました。子供の好む食べ物が好きだとか、メールの文面だと一人称が「犀川」になるところとか。仙人っぽい理系の変人…というのが、今のところ私個人の犀川先生像です。※褒めてます
バディの西之園君の印象は、本質が鉄砲玉だと勝手に思っています(後先考えずに、どこへでも単独で乗り込んでいくので…)。
トラブルに巻き込まれても頭の回転の速さで切り抜ける理系の鉄砲玉(実はお嬢)…という認識です。※褒めてます

お話の本筋には関係ありませんが、随所で見られる比喩の表現がすごく可愛らしくて、その都度癒されます。今回は特に、台風が接近していて強風が吹き荒れている場面を描写した一文でニッコリしました。
『窓の外では怪獣が暴れているような大騒ぎである。スチールのサッシが遠慮もなく、がたがたと音を立てていた。風の音は、百人の小学生たちが一斉に笛の練習をしているようにうるさい』
強風が窓ガラスを遠慮なくブッ叩いて、甲高い風切り音がめちゃくちゃ喧しくピューピュー鳴ってる場面がすごく目に浮かびます。
頭を下げて挨拶するときの「ぺこん」っていう擬音も妙に可愛いですよね。
難しい言葉がちょいちょい出てくるから、余計にそう感じるのかもしれませんけど。

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2026年04月21日

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S&Mシリーズ第二作。
面白かった。
以前たぶん10年くらい前に第一作めを読んでて、そのときも面白いとは思ったんだけど、そのときにはトリックがふんわりとしか理解できなかった。
けど、今は仕事の関係でその当時にない知識を身につけたから、トリックがしっかり理解できて、面白さのレベルが飛躍的に向上した。

だからかな、難しくて読むのに時間かかるってこともなくて、二作目もすぐ読みたくなった。

二作目読むのは初めてで、予備知識もなしに読んだけどやっぱり面白かった。
最初ストーリーの流れが現在進行形じゃなく、事件の全容がわからずやきもきして、少しテンションあがらなかったけど、事件が起こってからはやっぱ面白くて一気に読み進めた。

1作めでは描かれてなかった、萌絵のお嬢様っぷり感ある生活なんかも描かれてて、物語の本筋以外の部分も面白かった。

動悸は解決後にサラッと描かれるだけで、前作も今作もトリックの解明に重きを置いた作品だけど、人間をしっかり描いてるから、人間味がしっかりあって、トリックの特異性で読ませるわけでは決してないのが、このシリーズの気に入ってるところ。

動悸に重点が置かれると犯人に共感し過ぎて、主人公たちが少し霞んじゃうけど、そういうのがなく斎川先生&萌絵がしっかり魅力的で良い。
(今作は特に。前作は衝撃の犯人に持ってかれたとこある。けどシリーズ最初の掴みとしては最適解だと思う。)
第三作もこの読後感を忘れないうちに手に入れ読み始めたい。

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2026年03月31日

Posted by ブクログ

前作もそうでしたが犀川と萌絵のやり取りが好き。
あと、萌絵のおかげでS&Mシリーズ読んでいる時は丁寧な言葉遣いになりますわ♪

今回は人間味溢れるミステリー。

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2026年01月30日

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宇宙人

前作より、王道を感じた。
でももちろん解けなかった(笑)

犀川助教授と、西野園くんの関係性も気になるところだけど、
犀川先生が「考えたくない」と思いつつも、
周囲の人々が犀川先生に期待しているという光景が面白い。

あとは前作の解説にあった通り、
犀川先生の学問への愛が発言から伝わってきて、
そこがなんとも素敵だった。
数学はなんの役に立たなくてもいい、自分たちはなにかの役に立っているのか?

国枝さんの結婚には驚いたけど、
結婚というワードに動揺してる犀川先生が面白かった。
今後、犀川先生の心理にどんな変化があるのか楽しみ。

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2026年10月04日

購入済み

前作を読んでから、DLを

シリーズ1作目『すべてがFになる』が大変面白かったので、シリーズ2作目にあたるこちらを購入。

題名から分かるとおり、密室トリックをメインにしています。

ただ、前作(1作目)も密室モノであり、シリーズ購入者としては、ややガッカリ。
いくら良いトリックがあっても、違う題材を…というのが本音。
ストーリー展開も、トリックの解読に終始しており、主人公たちが事件のかやの外、という感がややあり、スローテンポに感じました。
前作が、事件に積極的に関わるホームズだとしたら
今作は、お部屋で事件を解くミスマープル。
テイストの違いを楽しむことができるならシリーズ購入者も満足できるかもしれません。

キャラクターは1作目からのおなじみメンバーに加え、準レギュラーになってほしいほど、魅力的な人物も登場。
個人的には1作目の作風が魅力的だったので、キャラクターへの愛着も含め、次作に期待の☆3つ。



ーーーーーーーこのあと
3作目、4作目と読み、大ハマりして大好きなシリーズになりました。

このシリーズを何度も読み返してます。

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2013年04月22日

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