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Posted by ブクログ
哲学×ミステリー
「自らの死を自らで選ぶ行為」をテーマにした作品。
日常のどこかで自分に交わりそうな地に足のついた情景と、淡々とした対話が読んでいて心地よかった。
ページをめくりながら、頷きつつ、それは自分の価値観とは違うなとそっと物言いを入れつつ。未熟すぎる自分の価値観が少しづつ成熟されていくように、思考が研ぎ澄まされていくのを感じた。
物語のテーマとして据えられていた「自殺はなぜ社会的に認められないのか」という問いに今の私はなんと答えるだろう。考えても考えても上手くまとめられない。きっと人それぞれ答えは違うから、私は私なりの答えを探しながらこれから生きていこうと思えた。
前作のように、謎は謎のまま。そしてあまりにも静かで穏やかな幕引き。でも不思議とモヤモヤとした気持ちは少しもなかった。
〜*〜〜〜*〜
生きることは、死ぬことより本当に「まし」なのだろうか。
毎日を精一杯生きるというのはとても簡単な逃避だ。言葉にすれば綺麗だけれど、当たり前すぎるし、誰だって毎日を精一杯生きているではないか。お前たちはそれで十分だと、それに価値があるように思いこまされている。
なんでもできた。好きなことはなにもかもできた。でも、死ぬことはできなかった。自由に死ぬことができたら、どんなに幸せだっただろう。
Posted by ブクログ
XXシリーズ2冊目!小川さんと加部谷ちゃんのコンビ、やっぱり落ち着くと言うかほっこりして良い。
久々の萌絵ちゃんにめちゃくちゃ嬉しくなってしまった!!WシリーズとかWWシリーズ読んでると、本当に久しぶりに感じてしまって懐かしい気持ち。おそらく30代の萌絵ちゃん、相変わらずスマートで素敵だった〜!
加部谷ちゃん、Xシリーズでは依頼者の側だったから、この本でこんなにも死が身近だったんだなあと思い知らされた。明るくておとぼけだけど鋭くて読めない。知らないことだらけだなと思う。小川さんは相変わらずいい人で本当に好きだな。めっちゃ良い上司では???
3冊目はやく読みたい!文庫になるのが楽しみ。
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小説・文芸