【感想・ネタバレ】カクレカラクリ An Automaton in Long Sleepのレビュー

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Posted by ブクログ

見事な描写だった、田舎や良家の窮屈な感じとか、ロミジュリさながらの一見対立しているように見える家。最後はドキドキしながら読んだ。

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2018年06月18日

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Gシリーズより軽い印象。
ただし内容が薄いという訳ではない。

森博は全部ヘビーな話かと思ったので新鮮でよかった。

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2013年06月21日

Posted by ブクログ

ずっと読みたいなと思ってた本です。
ようやく買えました。
森博嗣さんが好きなんですけど、これは絡繰り探しの青春ミステリィということでちょっと珍しくて面白そうだなと思ってました。
期待以上に面白かったです。

絡繰り探しの謎解きも、その絡繰りに隠されてたこともそこまでたいしたことないなという印象ではあったんですが、何よりも爽やかなのが良いです。
謎解きしているみんながすごく楽しそうで、読んでる私もわくわくしちゃいました。
こういうちょっとかわった青春もいいですね。
過去とつながる瞬間というのも素敵です。

このカクレカラクリはドラマ化してるということで、そっちも見てみたいです。
キャストも結構イメージ通りですし。
きっとドラマも爽やかなんじゃないかなと思いました。

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2013年06月13日

Posted by ブクログ

カラクリでのストーリー展開,本当に感服する次第です.理系の人間にとって,この文体というのは抵抗感がありません.おそらく思考方法が似ているからなのかなぁと思うのです(だからといって,森博嗣さんほど頭は良くないですので・・・).一気に読めました.

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2011年05月04日

Posted by ブクログ

面白い!!

ここ最近読んだ森博嗣の中で一番文章分かりやすいし、

ちょっとSFじみた話の内容も凄い好きな感じだった!

からくりってなんか憧れる。

ちなみに自分のSFの定義はある本読んで以来、
Sukoshi Fushigiです。

どうやってこんなこと思いつくんだろう?と思える本でした。

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2010年05月16日

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120年後に動き出すと云われている鈴鳴村の絡繰りを探すミステリ。
主要人物の一人、お嬢様花梨は、森博嗣作品にありがちなキャラなんだけど、他は特異能力者とかでもないので、ちょっと気軽に読める。

ちょっと軽い感じで、爽やかささえ感じるけど、こういう森博嗣もいいんじゃないかなーと。

村の何処かに、時を経て動く絡繰りが。こういう感じ、凄く好き。わくわく読めました。

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2009年12月05日

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誰も死なないミステリー
大学生がとある村に隠されたカクレカラクリを解き明かしていくミステリー
前半がちょっともっさり。後半はどんどん引き込まれていく感じ。
面白かった。

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2016年02月13日

Posted by ブクログ

森博嗣にしてはキレのない謎
暗号なんかも初見でわかる
あと、郡司と栗城のキャラクタがいまいち区別がつかないかな

カラクリの仕掛けが散々議論してたはずなのに、それ?って感じ
実際にそんなカラクリを作れるのかなぁ?
ま、それはそうとしてミステリ要素もあるし、面白く読めた

エピローグの最後、太一のセリフは秀逸
犀川先生チックだな

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2013年07月19日

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特に何か事件があるわけでもなく。

記号の暗号みたいなのも簡単にわかってしまう。。

でも景色としてはいい感じだし
何より<カクレカラクリ>の響きが素敵。

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2013年03月16日

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初の森博嗣。

タイトルの雰囲気から勝手に重たいミステリを想像していたのだが、予想を裏切って軽快。

いやいや、裏表紙の文章「彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった」とか「天才絡繰り師」「言い伝えが本当ならば120年めに当たる今年、それが動き出すという」を読んでも、やはりどろどろした伝説とか重たそうな想像をするよ。

もう一つの「謎解きに加えて、個性的な登場人物たちのユニークなやりとりも楽しい爽やかな青春ミステリィ。」て文章がなかったら読まなかったかも。

言われた通り、爽やかな、夏の謎解き。


各章の頭に書かれた短い文が、おもしろかった。

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2011年08月03日

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随分前にドラマ化されたのを見たけど、全然違うなあという印象。
勿論とても面白かったけど、状況が想像しにくい場面が多々。私の想像力がないのか?
両家の秘密が明かされた場面はちょっと泣きそうになった。

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2010年07月13日

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後書きが栗山千明、ドラマ化されていたらしい。ちょっと見てみたいと思った。もう少し優しげな顔をイメージしてたけど。

ミステリィ的に云々より、森博嗣の描く恋心が好き。

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2010年05月17日

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まだ読み終えてないけど、初見で石碑の意味がわかっちゃった…。
どう絡んでくるのかな…。

二つ目の石碑は少し難しいな。読み進めるうちに何かわかるかな。
あー、すぐわかったわ。解き方はほぼ一緒か。

とまぁ、読んでる途中で暗号についてわかってしまったけれど、作品の深みは、というか本当の絡繰りは登場人物の心にあったという話。
ドキドキしてしまう仕組みが随所にあって、とても面白かった。

舞台となった山中の田舎町、一夏の冒険、とてつもなく巨大な絡繰り。
大人がワクワクしてしまう要素盛り沢山の小説。読後感も爽快でした。

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2010年05月01日

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森作品に多い大学生の主人公ですが、ジュブナイル小説のような冒険心を持ちつつ読めた作品です。
トリックより人間が築き上げたものに持つ執着ともよべる思い入れに感動しました。随所に登場するコカコーラを飲むシーン。普段のコーヒーと煙草の描写にはないアクセントでした。

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2010年01月08日

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主人公は工学部の男子大学生、郡司と栗城。
憧れの花梨へアプローチのつもりで、彼女の故郷へ廃墟探索に向かう。
村には120年後の今年に動くと噂される、隠れ絡繰り伝説があった。
郡司と栗城は隠れ絡繰りの謎を解き明かし、隠れ絡繰り探しを始める。
森ミステリィには珍しく、人が死なないので第二、第三の被害が・・と
ハラハラしないので緊張感が物足りなかった。
物悲しさが残るラストだったものの、実際の主人公は天才絡繰り師
磯貝機九朗であったのだと思う。
謎解きを始めた辺りから、登場人物は全て彼の手で踊らされていた。
物語自体が、いつのまにか絡繰り人形劇になっていたと考えれば
郡司が急に切れ者になったのも磯貝先生の告白も納得できる。
謎解き自体は面白いので、キャラクターの誰かに感情移入するよりも
群像劇を見ている感覚で読むほうが楽しめる一作。

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2009年12月28日

匿名

購入済み

冒険物語

森さんの作品ははじめまして。ミステリーだけどもどこか爽やかで、もっさり理系男子とおてんば女子だけどどこか人間味があって。楽しめました。

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2024年03月03日

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人が死なないミステリーという意味で、あっさり塩味でした。
メカ好きにとっては、機構を想像するのも一興な筆致でした。

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2017年11月05日

Posted by ブクログ

廃墟やレトロなものが好きな男子大学生2人組が、廃工場目的で訪れた村で隠された絡繰りを探す。暗号、廃工場、廃炭鉱、地下室、絡繰りとロマンがすごい。人も死なないし、特に危険な目に遭うこともない、爽やか青春系ミステリ。
カクレカラクリもまさにロマンの固まり。あんな絡繰り作れるのだろうか。しかし、もしかしたら、隠してあった財宝は花梨達の世代になれば、実は要らなくなるものだったのかもしれない。漫然といきずに、自分を持って生きる世代というか。しかし、一番いいところを持っていったのは磯貝先生であった。

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2017年11月03日

Posted by ブクログ

うーん爽やか。
端的に表すと大学生達(高校生も若干)のある夏の冒険です。
あーでもない、こーでもないと意見を出し合う謎解きの過程も、
殺人等で始まるサスペンスと違ってほのぼのしています。

夏休みという設定と長閑な風景描写、
そして主役の男子大学生コンビのユーモラスな会話。
どこか気だるくてでもなんとなく期待感のようなものも漂う、
あの「夏休み」という時間がなんだか懐かしくなりました。

文章はシンプルで読みやすくスイスイ読めました。

ジャンルでいうと暗号ものとかパズルものになるのでしょうか。
天才絡繰り師が120年前に残した幾何学模様を解読して、
まさにこの年動き出すというカクレカラクリと、
そこに隠されたお宝を見つけ出そうとする話です。
幾何学模様は複数あって読者にも提示されているので、
そういうのが好きな人は謎解きも楽しめます。

私は残念ながらサラッと読み進んでしまって、
最終章に入ってからあわてて前のページに舞い戻って確認しましたよ。

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2017年10月14日

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ネタバレ

「喜嶋先生の…」を読んで、森博嗣を探した。シリーズものでなく一冊で完結するものということで、これに行き当たった。でも読み終えて思った。もしや…シリーズ化されてる?(笑)

理系にはこのワクワク感はすごく伝わる。しかし、4文字の暗号はあっという間に解けてしまったし、120年のカウント方法もおおよその見当はついてしまってから読み進めることになった。

でも、それでよかったのだ。解いてもらえるように作られた暗号だったわけだし、何よりも秘密は関わった人たちの胸の中でずっと守られてきたのだし。

謎よりも、ひとりの大昔の技術者の熱意のありかとベクトルにこそ目を向けてほしい 小説。それこそ工学博士・森博嗣の真意だと、理系は感じる。

面白かった。

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2013年12月01日

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昔に作られたからくりの話。今の技術はせいぜい50年ほどしか持ちません。ハイテクであるけれども昔の方が長持ちする現実。

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2013年07月23日

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S&Mシリーズほど、脳みそ稼働率100%フルスロットルでどっぷりハマる考えるという内容ではありませんでしたが、さわやかなミステリーでした。
いつも森博嗣ミステリーを期待した方はちょっと物足りないかも?

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2012年10月13日

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最初は横溝みたいな感じなのかと思ったんですけど
からくりに最後までこだわった感じでしたね。

いい感じの空気感だったかも

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2012年01月28日

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森博嗣作品にしてはまったり系。
勿論、「らしい」所もたっぷりある。

ドラマ化してたと言うのが最大のオドロキ。
それを知ったのはあとがき。

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2012年01月07日

Posted by ブクログ

特に盛り上がらずに淡々とストーリーがすすむ感じだった。
森さんらしくキャラクターがちょっと変わってるところがやっぱり好き。
頭がいい人たちの会話は楽しい。

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2011年09月16日

Posted by ブクログ

さらさら読めました。
キャラの個性がちょっとわかりにくかったような・・?
謎解き部分は概ね満足!

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2011年08月06日

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キャラクターの存在感が希薄だった気がする。キャラ立ちしていないわけではないけど、パンチ力のあるエピソードが各キャラに用意されたわけでもないのでやむなしか。
分かりやすいメッセージ性がいいんじゃないでしょうか。

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2011年07月24日

Posted by ブクログ

工学部で、古いものマニアの男子2人が、古いもの満載の村に住む旧家のお嬢様を巻き込んで村に遊びに行き、村に伝わる伝説、「隠れカラクリ」のなぞをとく物語。

推理小説といっても、そんなに推理して読むというよりは、物語を楽しむカンジかな。それなりに面白かったんだけど、なんかそこまで強く印象に残らなかったかな。

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2010年11月03日

Posted by ブクログ

読みやすく面白かったです。
とてもきれいにまとまっている感じ。
ひとりひとりのキャラクターもインパクトは強くはないけれど個性が有って好みでした。
カラクリのしくみなどはなかなか想像し難いものもありましたが、工場や屋敷などの情景は目に浮かぶ様でした。

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2010年10月31日

Posted by ブクログ

『祖先から受け継がれたものは大切だけれど、それは精神であって、規則や物質ではない。』

ついに来たか廃墟マニア、という感じのお話。全体を通して、森氏の作品にしては少し異質な感じがしていたが、何がそう感じさせるのかを測りかねていた。キャラクターも、話の運びも、展開も、トリックも、非常に森氏らしいのに。結局、エピローグでようやく気づいた。人は、人の意志を素晴らしいと思う。自分は、それを許容したダイバーシチを素晴らしいと思う。

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2010年04月23日

Posted by ブクログ

なんかねー
主人公?二人のキャラが若干かぶってて自分の中で上手く世界を作れなかった。なんか話の展開がいまいちだったなー
後半は結構勢いよく読んだけど。

なんか雰囲気的に凄く面白そうって期待してたのでちょっと残念だったかなー他の森さんの作品を読んでないのでなんともですが。

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2009年12月03日

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