【感想・ネタバレ】ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Caseのレビュー

あらすじ

「F」の衝撃、再び
孤島に聳えるオメガ城への招待に応じた六人の天才と一人の雑誌記者。
そこには、サイカワ・ソウヘイも含まれていた。彼らが城へやってきた
理由は、ただ一つ。招待状に記された「マガタ・シキ」の名前だった。
島へ渡るには、一日一便の連絡船を使用。帰りは、あらかじめ船を呼ぶ
必要がある閉じた空間。執事すら主催者の顔を知らず、招待の意図は
誰にもわからない。謎が多い中の晩餐をしかし七人は大いに楽しんだ。
そして、深夜。高い叫び声のような音が響き、城は惨劇の場と化した。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

びっくりしすぎて、冗談抜きで30秒以上フリーズしました。思い込みって恐ろしい.....、人間の脳って恐ろしい......って心の底から思いました。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

森博嗣ファンとしては痺れる1冊。裏の裏の裏をかかれた。犯人を想像しながら読んでいたが、やはりそう簡単には問屋が卸さなかった。懐かしい人物が登場して嬉しかったが、反面これで最後かと思うと残念でもある。惜しまれるのはあの彼女の名前が出なかったことだけ。S&Mシリーズから読み直したくなった。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

Gシリーズ第12弾
「ω城の惨劇」
面白すぎた( * ॑꒳ ॑*)

オメガ城に招待された7人。
招待主はマガタ・シキ。
ワクワクしないはずがない˙ᴥ˙

後半のサプライズが嬉しかった。
読む手が止まらない
GシリーズというよりはS&MとVと四季シリーズを全部足した感じ˙ᴥ˙

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

「χの悲劇」「ψの悲劇」ときてシリーズ最終の「ωの悲劇」がなかなか出なかったが、こういう形で出ていた。
今、とてもすがすがしい気持ちでいる。S&Mシリーズから読んできた読者に対する最高のプレゼントだという気がする。タイトルにこだわる森先生らしい。なんせLast Caseなのであれこれ想像しながら読んだのだが、…ああそうきたか! Gシリーズとしては、いつものように余韻の残る終わり方である。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

待って、『ω城の惨劇』気がついたらGシリーズの最終巻ってことになってたんだけれど⁉︎ 面白かったし、嬉しいサプライズもあったけれど、χとψの続きってこと……? GはGで待ってたのにー!!! ノベルスの時はシリーズ外だったよね???

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2025年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Ω城の惨劇
「全てがFになる」は僕のミステリ感を大きく変えてしまった作品で、あの大トリックを受け入れる事ができた結果、ミステリの幅が広がり、古今東西あらゆるミステリを読む様になったと回想する。一方で「群像劇」が大きく描かれるシリーズの為、そういった人間関係に疎い自分にとっては読み疲れてしまう側面も大きくいつの間にかシリーズから疎遠になっていた。今回、「Fの衝撃再び」の謳い文句に導かれ、「Vシリーズ」どころか「S &Mシリーズ」さえ読み切っていない状態ではあるが今作を購入。面白そうな誘惑に勝てず。順番は諦め読み始めてしまった。

語り手はミヤチ・ノエミという雑誌記者で、彼女の所属する編集部に「マガダシキ」からの招待状が届きΩ城に赴く。招待の理由は不明。他にも有名な学者や医者、画家等様々な人達が招待されその中にサイカワ教授も含まれている。

 サイカワ教授は随分歳をとったなぁとノスタルジを感じつつ、久しぶりに森博嗣の文体を感じる(英語言葉の語尾は伸ばさない。ミステリーでなくミステリ。学生時代、これがカッコよくてよく真似したなぁ)
 
 Fの衝撃再びという事もあり、全てを疑って読み始める。しかし結果としてこのせいでとある事実に気がついてしまい、とある要素が台無しになってしまった(ある意味、ネタバレの様なものだ)
ストーリーはノエミを主軸に大きく進行していき、様々な疑問や不思議が起こる。一体、この風呂敷をどの様に畳むのかと思っていたが、最終最後まできちんと進行され、着地に至ってしまった。

 過去に島田荘司が御手洗シリーズのとある作品で使用したトリックと同じ様なトリックを一部採用しており、とある部分においては事前から予測が
出来てしまった(シリーズ離れていたちめ、詳細まではわからなかったが)

「全てがFになる」程、クローズドサークルとしての魅力は乏しく感じてしまい、併せて結末も驚きはあったがFの名を使っているが為にハードルが上がりすぎてしまったと思う。単純に三部作の一つとして表現した方が作品としての価値は高かった様に思う。
自分はFの名前が使われていたから今作に手を伸ばしたのは事実だが。


ネタバレすると僕はサイカワコウヘイが偽物で彼が犯人だと思っていたので(それこそ御手洗作品そのままだが)ある意味、結末には少しガッカリしてしまった。彼の正体は分からなかったが、後々調べて把握、改めてこのシリーズを読み直そうかと思った。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

犀川先生がやけにアクティブと思ったらそういうことかい!と感じた1冊。
Gシリーズの最後の作品ではあるが、Gシリーズ感もあまりなかった。
(そもそもGシリーズ自体が捉えどころが無いが。)

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

久しぶりに読んだら、なんか少しこの人、雰囲気変わったかな?気のせいかな?などと思っていたのだが……そうそう、不敵に笑う、か、なんてね。

「オメガ城の惨劇」としてはよかったが「ω城の惨劇」としての終わり方と見るとちょっと……というコメントには思わず頷いてしまったかな。面白かったけどね。
まあ、お疲れ様でした、というところかしら。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

Gシリーズ完結として(講談社文庫の発売日を)待っていたのですが、実はシリーズ外のノベルズ版として3年以上前に世に出ていたみたい。内容云々以前にこのことが衝撃的でした。
「F」の衝撃、再び…とか言うけど、名作「すべてがFになる」とかもうかなり忘れちゃってるから気にしないで読む。
サイカワは何となく別人だろうなぁと早い段階で気付いていたけど、エピローグあたりであの人だったのかと仄めかされたところで、森博嗣全て既読という訳ではない私としてはその人どんな人だったっけ?…となり、その分は楽しめない。セザイマルベニコさんが出てきたときも、他のシリーズにちょい出てたのを何となぁく覚えてたに過ぎないので面白さとしてはイマイチ。取り敢えずVシリーズ、Wシリーズあたりは読んどけってコトやね!風呂敷の面積が広過ぎて困りまんなぁ。


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2025年11月09日

匿名

アンフェア

森博嗣はアルバイトで小説を書いているので当たりの作品を書けるのに意図的にハズレの作品を出版しているところがある。
アンフェアというか、騙しだし、読んで損した。
森博嗣のファンだからといって何でも面白い、最高と言うつもりはない。読者は信者ではない。つまらなかった。誰がこの仕掛けに納得するのか?

お布施のように昔からのファンに買わせるのはやめてほしい。ファンにはPRAMMとかで今回はハズレで出しますと教えて欲しい。あまりがっかりさせないでほしい。森博嗣ガチャにはうんざり、しかも読まないと、SSRかどうかわからないから本当にガチャと同じで、タチが悪い。

#じれったい

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2025年10月28日

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