森博嗣のレビュー一覧
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ネタバレ情報は好きか嫌いかで選択するものではなく、自分との関係で評価すべきもの。(好ましくない情報に注意を向けなければならない時もある)
人間の社会は元々の自然に比べれば、だいぶ良くなってきている。考えることで人工的に平和を作り、擬似的に仲良く争わずにみんなで暮らそうという方向に進んでいる。
自分が質素に生きられるだけのものをもらい、それ以上は受け取らない、という僧侶のような生き方もある。しかし、熱心に仕事に励んで、たくさんの人のためになる生き方もある。後者は必要以上の金をもうけるけれど、僧侶よりは大勢の具体的な役に立っていると見ることもできる。どう行動するかは、本人の自由。
できる限り色々な人を認めることで、自分が豊かになり、心が穏やかになる。自分の時間を楽しむことは、大勢の他者の存在を認めることで成り立っている。
人間は30,000日しかいきられない。その30,000日でできることを計算しておかないとやりたいことができない。
作業量を分割し予定を組む。それに従って粛々と実施する。
見つかるものは、探していたものである。
嫌いなものは探してもいないし気にしてもいないから出てこなくなる。
楽しそうなものを探すと良い。
何もしなくても毎日は過ぎていく。
何か試したくなってその試す余裕があれば試してみれば良い。
自分は何か間違っているのではないか、もっと正しい生き方があるのではないか、というのは思い込み。
今の、あなたの生き方が正しい。
否、正しいか間違っているかが判別できないのが人の生き方。
残された時間は未来にしかない。
し始めなければできない。 -
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ネタバレGシリーズ9作目。
とにかく豪華な今作品! 舞台が建築学会関係だからか、犀川研、国枝研、西之園研と歴代の研究室メンバーが登場!
加部谷ちゃんじゃなけど、犀川先生と萌絵ちゃん+国枝先生ってもう、ほんとそれだけで豪華!!ポテンシャル半端ない(笑)
事件は……まぁ、このシリーズあるあるのもやっと感なんだけど、実際の事件だってこんな感じなんだろうし、ある意味リアル。
それよりも個人的に犀川先生の禁煙が大事件でしたよ! いつの間に!!!
萌絵ちゃんと本当に結婚するのかしら? ちょっと想像できないけど……でも最近の萌絵ちゃんの大人っぽさを考えたらアリな気もするなぁ。
そして意外と男気が上がっている気がした海月くん。加部谷ちゃんと話すときが何気に男っぽくってカッコイイ。
山吹さんの咬ませ感もパネェし(笑)ラストのカップ云々でマジか……となったわ。諦めてないんだね加部谷ちゃん……。
次はχの悲劇……と行きたいところだけど、森さんのお話は刊行順に読むのを自らに課しているので、次は×シリーズに戻ります。
ああ。早くχの悲劇読みたい!! -
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Gシリーズ6作目。
今作は完全に西之園萌絵のお話やと思う。
すべFからのあの萌絵ちゃんのなぜか事件に首を突っ込む行動に一つの答えが出ます。
なるほどなー。いや、すげえな。ここでこれを出すのか。S&Mシリーズはまだ続いているのか(笑)
以下ネタバレ。
事件はまたもや集団?連鎖?自殺。
ラストに紅子さん(!)が軽く推論してくれますが……そうなるとラヴちゃん危ないね。金子くん、しっかり守って上げてね。
そして、×シリーズにつながる感じで赤柳さんと椙田さんの絡みも。萌絵ちゃんが次からW大に行くし……次はどっちを読もうかな(笑)
てか、赤柳さんって誰だ?Vシリーズの人?ここら辺名前をコロコロ変えるからほんまわからん(笑)
久慈さんも出てきたね。こちらはお若い!!ってことは、四季の時にあの年齢で登場してるから……あの真賀田四季は一体……。
ほんま、時間軸がわからなくなるー!(笑) -
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ネタバレGシリーズ4作目。今回は山吹君と加部谷ちゃんがバスジャックに巻き込まれます。
何がいいって、萌絵ちゃんの第三者的立場がすっごくいい(笑)
事件の渦中にいるわけじゃなくて、あくまで蚊帳の外な萌絵ちゃんがハラハラしてるのがすっごく新鮮。大人になったなぁ。
そして安定の犀川先生。もうかっこよすぎるでしょ。完璧か。
事件そのものは安定のもやっと感だけど(バスジャックの犯人って……誰?)今回は森さんお得意の「生死」についてかなり丁寧に書かれているのが個人的に好き。
そして出てきたよ四季さん。ん? 犀川先生の頭の中にいるの? え?
いろいろ気になるところを残しつつ、とりあえず5作目に参りましょうか(このシリーズ、ほんと一気に読ませるなー) -
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ネタバレ【あらすじ】
芸術家たちが自給自足の生活を営む宗教施設・美之里。夏休みを利用しそこを訪れた加部谷恵美たちは、調査のため足を運んでいた旧知の探偵と再会を果たす。そんななか、芸術家の一人が全裸で棺に入れられ、ラッピングを施された状態で殺されているのが発見される。見え隠れするギリシャ文字「β」と、あの天才博士の影。萌絵が、紅子が、椙田が、時間を超えて交叉する―。ついに姿を現した天才博士。Gシリーズ最大の衝撃。惹かれ合う森ミステリィ。
【感想】
久しぶりの休暇に集まった加部谷、雨宮、山吹、海月。そして、あの探偵と偶然の再会を果たす。これにはわたしも驚いた。そして、この事件の舞台となった美之里がまた異様な村というか生活区域で、芸術家が住んでいるからか何だか世間ずれした空気を醸し出していた。そんな中で事件が起こってしまい、その事件自体もまた異様そのもの。何だか気持ちが悪いなと思ったら、なんとその近くで真賀田四季の人形が見つかる。そこから、どんどん事件も謎も深まっていき、読むスピードも俄然上がっていった。懐かしい人物も登場し、本当に楽しく読み進めることができた。読み終えるのがもったいなかった。 -
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ネタバレ【あらすじ】
関西で発見された劇物入りの目薬の名には「α」の文字が。同じ頃、加部谷恵美が発見した変死体が握り締めていたのもやはり目薬「α」探偵・赤柳初朗は調査を始めるが、事件の背後にはまたも謎のプロジェクトが?ギリシャ文字「α」は「φ」から連なる展開を意味しているのか?Gシリーズ第7作。
【感想】
今回はギリシャ文字と関係していたものが目薬で、しかも最初は小さな事件から始まったので、少し呆気に取られてしまった。でも、事件が起きて人が死に、だんだんとこれも例の謎のプロジェクトが背後に潜んでいるのか、と思い始めてきた。そんな中で、倉居三重子という冴えないOLがバリバリの運動家、矢場香瑠に陶酔していく様子を見て、少し異様さを感じてしまった。そして、もうひとつ。加部谷が海月に伝えた思い。そして、海月が加部谷に伝えた言葉。それが、とても心に残った。たぶん、忘れられないと思う。それくらい印象深いシーンだった。事件とは関係ないけれど(笑)