森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
相変わらず面白い。
他のシリーズとバラバラに読んでいるから、時系列がごっちゃになっているけど 笑。
首吊り自殺についての考察、死について考察する場面が多かった。
死ぬことは特別ではなく、身近で当たり前のことかもしれないけれど(若い僕には 笑 まだ理解できていない)、ただただ悲しく寂しいのは自身にとっても他人にとってもそうだと思う。
ちょっとしたエキストラが再び登場したりして、スピンオフするから本当に作者の話は油断できない。
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「通常、自殺というのは、本人にとって、最も簡単な手法が選択される」海月が言った。
「うん」加部谷は頷いた。海月の言葉を引き出すことは、けっこうな醍醐味である。
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Posted by ブクログ
タイトルに偽りなく、作家が自らの著作でいくら稼いでいるのか、収入について原稿料から印税は元より講演料やテレビ出演に至るまで隠すことなく赤裸々に綴っています。それに対して支出は、極論、紙と鉛筆があれば文章は紡げるので少ないのは分かりますが、作家として生計を立てるにはある程度の知識や経験が必要になるので、今までの人生の総額と言えなくもないでしょうね。
何にしても、職業の一つとして、どれぐらいの売り上げがあって、どらぐらいの間隔で作品を発表して行けば作家として生計を立てられるのか。考えたこともなかったことを具体的に考えられるようになったのは、見聞が広がった気がします。 -
Posted by ブクログ
今回の短編集は、とにかくアタリですよ。収録作が全部好きとか珍しい(笑)
1話目の「トロイの木馬」からかなりぐいぐいっと惹かれたんですよねー。この設定好きだなー。近い将来ありえそう。
で、サクサクと読んで、赤いドレスの話にハラハラしつつシンちゃんの探偵っぷりにおおーとなりタクシードライバーのオチに平和さを感じてゲームの国の回文に感心しつつ(「若い犀川」にニヤリとした)ハードボイルド探偵にしんみりして……
やーらーれーたー!!
ラストのS&Mの二人に全部持ってかれたー!!(笑)
これは、もうね。完全にS&Mシリーズファンへのサービスだよね。森先生ありがとうございます(笑)
Vシリー -
Posted by ブクログ
ラジオの似合う夜〉〉この物語は(私にとっては退屈だった)Vシリーズ十巻を読み遂げたことに対するご褒美だった…いや,あの十巻は,この物語を堪能するための序章だった…と言っても良いぐらいだ…
…森先生は,とてもエレガントな大人のためのラブ・ストーリーを描ける人だった…
この作品を読んで改めて、森先生は素敵だと思いました。その理由は色々ありますが、その中の一つは、とても自然体で、誰かに評価されようという力みが全く感じられないところです。だから読者もリラックスして森先生の描いた絵の中に入って行けるのだと思います。
Vシリーズの『恋恋蓮歩の演習』を読んだときにも感じたことですが、森先生は、