森博嗣のレビュー一覧

  • 作家の収支

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    予想以上に面白かった。
    今までの人生で一度でも小説家に憧れだ人なら楽しめるんじゃないかと。

    淡々とした口調でひたすら小説家に関するお金の話をしているんだけど、嫌味じゃないのがすごい。
    大学の先生とかにこうタイプいるなーって森さんは昔大学の先生か。

    好きな箇所は教育目的のところの『作者としては、「べつになにも言おうとしていない」と密かに思うのだが』のくだり。
    それな!って思ってニヤニヤしたわ(笑)

    こういうシュールなジョークが散りばめられていてお金の話だけどスルスルと読めた。

    森さん……小説以外も面白いな……。ある意味すごいわ、ほんま。

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    2017年03月25日
  • 素直に生きる100の講義

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    わりと自分と感覚の近い、しかし数段優秀な男性の呟きとして、氏のエッセイを読んでいる。

    真似たいとは思わずとも、こうして平和に生きていてくれることが、なんだか良いのだ。

    メンテナンスフリーとは、素人がメンテナンスをできなくなること。

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    2017年03月25日
  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

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    再読。
    この作品がほんとうに好き。混線する視点と思考、私はだれなのか、私がだれかであることは重要なのかわからなくなり、最後には帰結する。帯などにもあったけど、小説でここまで自由に書けるのすごい。
    森作品のシリーズでとても重要な位置にあると思います。あ、でもうん、よくわからないよね。そこが好きなのですが……

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    2017年03月15日
  • ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η

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    相変わらず面白い。
    他のシリーズとバラバラに読んでいるから、時系列がごっちゃになっているけど 笑。

    首吊り自殺についての考察、死について考察する場面が多かった。
    死ぬことは特別ではなく、身近で当たり前のことかもしれないけれど(若い僕には 笑 まだ理解できていない)、ただただ悲しく寂しいのは自身にとっても他人にとってもそうだと思う。

    ちょっとしたエキストラが再び登場したりして、スピンオフするから本当に作者の話は油断できない。


    「通常、自殺というのは、本人にとって、最も簡単な手法が選択される」海月が言った。
    「うん」加部谷は頷いた。海月の言葉を引き出すことは、けっこうな醍醐味である。

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    2017年03月05日
  • つぼみ茸ムース The cream of the notes 5

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    今回はやけに共感することが多かった。耳が痛いことも…。森さんに呟いてもらうと素直に納得する。今回も住んでるところのぼやかしかたが面白い。別に知りたい訳じゃないのにあんな書き方をされると気になる。

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    2017年02月01日
  • 作家の収支

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    タイトルに偽りなく、作家が自らの著作でいくら稼いでいるのか、収入について原稿料から印税は元より講演料やテレビ出演に至るまで隠すことなく赤裸々に綴っています。それに対して支出は、極論、紙と鉛筆があれば文章は紡げるので少ないのは分かりますが、作家として生計を立てるにはある程度の知識や経験が必要になるので、今までの人生の総額と言えなくもないでしょうね。
    何にしても、職業の一つとして、どれぐらいの売り上げがあって、どらぐらいの間隔で作品を発表して行けば作家として生計を立てられるのか。考えたこともなかったことを具体的に考えられるようになったのは、見聞が広がった気がします。

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    2017年02月24日
  • つぼみ茸ムース The cream of the notes 5

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    このシリーズ、本当にシンプルながら、感嘆してしまう。理路整然なのが心地よく、頭の中がスッキリしてくる。

    学びについてのエッセイ(8番目)は、「あゝ、そうだ」と膝を打つ。学びによって力をつける為には何が必要なのか、本質はこれだなと思わずにはいられなかった。

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    2017年01月27日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    今回の短編集は、とにかくアタリですよ。収録作が全部好きとか珍しい(笑)
    1話目の「トロイの木馬」からかなりぐいぐいっと惹かれたんですよねー。この設定好きだなー。近い将来ありえそう。
    で、サクサクと読んで、赤いドレスの話にハラハラしつつシンちゃんの探偵っぷりにおおーとなりタクシードライバーのオチに平和さを感じてゲームの国の回文に感心しつつ(「若い犀川」にニヤリとした)ハードボイルド探偵にしんみりして……
    やーらーれーたー!!
    ラストのS&Mの二人に全部持ってかれたー!!(笑)
    これは、もうね。完全にS&Mシリーズファンへのサービスだよね。森先生ありがとうございます(笑)
    Vシリー

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    2017年01月23日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

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    なんだこれすごい。ぜんっぜん先が読めなかった。というか思考が追いつかなかった。森さんはほんとにすごい人だな。この一枚の写真からこのストーリーを生み出したのだろうか。。。。ラストがまた良い。

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    2017年01月15日
  • 相田家のグッドバイ Running in the Blood

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    淡々と終末について述べられていく私小説。
    著者のこれまでの著作にも通ずるような記述が多いが、あくまでフィクションであるので、どれほど事実が記載されているかは不明です。
    しかし今回描かたことは、日本中で多くの家庭が直面していることであり、今後自分にも訪れるだろうとシミュレーションしながら読み進めました。
    …最後の一言でそんなこと吹っ飛んだんですが。

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    2017年01月03日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    久しぶりに森さんの本を読んだ。やっぱり好き。大好きって思う。犀川先生と西之園萌絵ちゃん。これからも森さんの物語の中で2人に会っていきたいなー。Gシリーズ。こちらも読破したいな。

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    2016年12月14日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    Gシリーズ9作目
    今回も面白かった。
    媚びないねぇ。全くもって媚びない。動機も結果も放置したまま終わりよった。なのに読後不快感はなくむしろ満足。清々しいほどだ。長編小説でありながら大きな物語のほんの一瞬でしかなかった。
    何やら次からの3作がまた面白くなるそうで俄然楽しみでしかたない。

    国枝先生はなぜあんなにご機嫌だったのだろうか。むしろその謎を解き明かしてほしい。

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    2016年11月27日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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    理系の研究者であり、作家である森先生のことをつい最近知りまして、強く興味を持ちまして、ここ数年で出版された新書を三冊ほど購入したうちの一冊目。
    物事に対する考え方について知ることができたよ一冊でした。
    付箋は12枚付きました。

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    2016年11月23日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    解説の方も書いてましたが、今作は他作に比べて細かい説明が少なく謎が解決されないまま終わりました。そういう終わりでも後味悪くならないところが、森作品の凄いところだな、と思ったり。
    西之園萌絵が段々と犀川先生に似てきたような気がして、微笑ましくなりました。

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    2016年11月21日
  • 小説家という職業

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    20161107


    人気作家、森博嗣がこれまでどのようにして小説を書き続けてきたのか、そして出版社の本当の姿と、これから進むべき道について、包み隠さず、ストレートに表現された一冊。

    後作の、作家の収支がとても面白く、その前に書かれた本作をどうしても読めたくなり購入。

    漠然と小説家に憧れを持っていたが、本当の小説をの覚悟とか迫力のような物を強く感じさせられた。

    小説家になりたければ、とにかく書くことに尽きる。
    そして数を書く事の大事さを実感させられた。
    書いてみたい。けど、書く事で自分に才能が無い事を突きつけられる事が恐ろしい。

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    2016年11月07日
  • 作家の収支

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    20161016


    森ひろしの作品は一冊も読んだ事は無いが、とにかくこの本は面白かった。
    小説家がこんなに儲かる商売だと知って驚かされた。

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    2016年10月25日
  • 人間は考えるFになる

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    文学部哲学科の教授と工学部建築学科の准教授の対談。人柄(キャラ)が出ていておもしろい。最後に対談を踏まえた小説が一作ずつ載っていて、それがとても面白かった。

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    2016年10月12日
  • レタス・フライ Lettuce Fry

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     ラジオの似合う夜〉〉この物語は(私にとっては退屈だった)Vシリーズ十巻を読み遂げたことに対するご褒美だった…いや,あの十巻は,この物語を堪能するための序章だった…と言っても良いぐらいだ…

     …森先生は,とてもエレガントな大人のためのラブ・ストーリーを描ける人だった…

     この作品を読んで改めて、森先生は素敵だと思いました。その理由は色々ありますが、その中の一つは、とても自然体で、誰かに評価されようという力みが全く感じられないところです。だから読者もリラックスして森先生の描いた絵の中に入って行けるのだと思います。

     Vシリーズの『恋恋蓮歩の演習』を読んだときにも感じたことですが、森先生は、

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    2016年09月18日
  • すべてがFになる -THE PERFECT INSIDER-(2)

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    紫のワンピースの件で泣けた。原作の同場面では泣かなかったのに。

    森博嗣の萌絵のイメージに非常に近い、といった言葉に納得。四季の迫力と一種の神々しさにも圧巻。

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    2016年09月11日
  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集

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    読んだことあるやつだーってがっかりしてたけど、最後まで読んで、この流れと、題名と、うわー!!!って感じ。すごいな。
    キャラクターの時代がごっちゃになってたけどスッキリしたー。

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    2016年08月30日