森博嗣のレビュー一覧

  • つぼみ茸ムース The cream of the notes 5

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    このシリーズ、本当にシンプルながら、感嘆してしまう。理路整然なのが心地よく、頭の中がスッキリしてくる。

    学びについてのエッセイ(8番目)は、「あゝ、そうだ」と膝を打つ。学びによって力をつける為には何が必要なのか、本質はこれだなと思わずにはいられなかった。

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    2017年01月27日
  • 虚空の逆マトリクス INVERSE OF VOID MATRIX

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    今回の短編集は、とにかくアタリですよ。収録作が全部好きとか珍しい(笑)
    1話目の「トロイの木馬」からかなりぐいぐいっと惹かれたんですよねー。この設定好きだなー。近い将来ありえそう。
    で、サクサクと読んで、赤いドレスの話にハラハラしつつシンちゃんの探偵っぷりにおおーとなりタクシードライバーのオチに平和さを感じてゲームの国の回文に感心しつつ(「若い犀川」にニヤリとした)ハードボイルド探偵にしんみりして……
    やーらーれーたー!!
    ラストのS&Mの二人に全部持ってかれたー!!(笑)
    これは、もうね。完全にS&Mシリーズファンへのサービスだよね。森先生ありがとうございます(笑)
    Vシリー

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    2017年01月23日
  • 女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN

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    なんだこれすごい。ぜんっぜん先が読めなかった。というか思考が追いつかなかった。森さんはほんとにすごい人だな。この一枚の写真からこのストーリーを生み出したのだろうか。。。。ラストがまた良い。

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    2017年01月15日
  • 相田家のグッドバイ Running in the Blood

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    淡々と終末について述べられていく私小説。
    著者のこれまでの著作にも通ずるような記述が多いが、あくまでフィクションであるので、どれほど事実が記載されているかは不明です。
    しかし今回描かたことは、日本中で多くの家庭が直面していることであり、今後自分にも訪れるだろうとシミュレーションしながら読み進めました。
    …最後の一言でそんなこと吹っ飛んだんですが。

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    2017年01月03日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    久しぶりに森さんの本を読んだ。やっぱり好き。大好きって思う。犀川先生と西之園萌絵ちゃん。これからも森さんの物語の中で2人に会っていきたいなー。Gシリーズ。こちらも読破したいな。

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    2016年12月14日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    Gシリーズ9作目
    今回も面白かった。
    媚びないねぇ。全くもって媚びない。動機も結果も放置したまま終わりよった。なのに読後不快感はなくむしろ満足。清々しいほどだ。長編小説でありながら大きな物語のほんの一瞬でしかなかった。
    何やら次からの3作がまた面白くなるそうで俄然楽しみでしかたない。

    国枝先生はなぜあんなにご機嫌だったのだろうか。むしろその謎を解き明かしてほしい。

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    2016年11月27日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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    理系の研究者であり、作家である森先生のことをつい最近知りまして、強く興味を持ちまして、ここ数年で出版された新書を三冊ほど購入したうちの一冊目。
    物事に対する考え方について知ることができたよ一冊でした。
    付箋は12枚付きました。

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    2016年11月23日
  • キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK

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    解説の方も書いてましたが、今作は他作に比べて細かい説明が少なく謎が解決されないまま終わりました。そういう終わりでも後味悪くならないところが、森作品の凄いところだな、と思ったり。
    西之園萌絵が段々と犀川先生に似てきたような気がして、微笑ましくなりました。

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    2016年11月21日
  • 小説家という職業

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    20161107


    人気作家、森博嗣がこれまでどのようにして小説を書き続けてきたのか、そして出版社の本当の姿と、これから進むべき道について、包み隠さず、ストレートに表現された一冊。

    後作の、作家の収支がとても面白く、その前に書かれた本作をどうしても読めたくなり購入。

    漠然と小説家に憧れを持っていたが、本当の小説をの覚悟とか迫力のような物を強く感じさせられた。

    小説家になりたければ、とにかく書くことに尽きる。
    そして数を書く事の大事さを実感させられた。
    書いてみたい。けど、書く事で自分に才能が無い事を突きつけられる事が恐ろしい。

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    2016年11月07日
  • 作家の収支

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    20161016


    森ひろしの作品は一冊も読んだ事は無いが、とにかくこの本は面白かった。
    小説家がこんなに儲かる商売だと知って驚かされた。

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    2016年10月25日
  • 人間は考えるFになる

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    文学部哲学科の教授と工学部建築学科の准教授の対談。人柄(キャラ)が出ていておもしろい。最後に対談を踏まえた小説が一作ずつ載っていて、それがとても面白かった。

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    2016年10月12日
  • レタス・フライ Lettuce Fry

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     ラジオの似合う夜〉〉この物語は(私にとっては退屈だった)Vシリーズ十巻を読み遂げたことに対するご褒美だった…いや,あの十巻は,この物語を堪能するための序章だった…と言っても良いぐらいだ…

     …森先生は,とてもエレガントな大人のためのラブ・ストーリーを描ける人だった…

     この作品を読んで改めて、森先生は素敵だと思いました。その理由は色々ありますが、その中の一つは、とても自然体で、誰かに評価されようという力みが全く感じられないところです。だから読者もリラックスして森先生の描いた絵の中に入って行けるのだと思います。

     Vシリーズの『恋恋蓮歩の演習』を読んだときにも感じたことですが、森先生は、

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    2016年09月18日
  • すべてがFになる -THE PERFECT INSIDER-(2)

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    紫のワンピースの件で泣けた。原作の同場面では泣かなかったのに。

    森博嗣の萌絵のイメージに非常に近い、といった言葉に納得。四季の迫力と一種の神々しさにも圧巻。

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    2016年09月11日
  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集

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    読んだことあるやつだーってがっかりしてたけど、最後まで読んで、この流れと、題名と、うわー!!!って感じ。すごいな。
    キャラクターの時代がごっちゃになってたけどスッキリしたー。

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    2016年08月30日
  • 四季

    購入済み

    真賀田四季に興味を持たれたら

    『四季』の『春』と『夏』に相当する話です。物語は真賀田四季の視点で進みます。作中で真賀田四季はまだ幼い(知性的には兎も角)ですが、可愛く描かれています。『すべてがFになる』のアニメを見て真賀田四季に興味を持たれた方には特にオススメです。

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    2016年08月03日
  • ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η

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    ネタバレ

    Gシリーズ、第六作。いや〜もう言葉にならないくらい、豪華絢爛のメンバでした!萌絵ちゃんに犀川先生、ラヴちゃんと金子君(あっ!?結婚おめでとう。笑)、紅子さんに保呂草さん、ラスボス?四季博士。で、物語はというと・・首吊り事件は何にも解決せず、最後はトーマの“死”という形で(前半を)終え、次作からは萌絵は東京のW大(早稲田かな?)の助手?で(後半を)スタートさせるようだ。もうワクワクが止まりませんな!

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    2016年07月31日
  • 自分探しと楽しさについて

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    自分探しとは何か、楽しみとは何か、という問いに森博嗣が12時間で書いたという本著。
    恐らく、その答えはこの本を読んでも見つからないし、著者もそれを望んではいないと思う。
    だが、それが良いと思う。本当の自分がいることを前提で自分探しをする人は多いが、そもそも本当の自分とやらはいるのか?結局他者から求められている役割を絶妙なバランスで統合しているのが、自分ではないかと考えるから。

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    2016年07月12日
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

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    具体的ではなく、抽象的にものごとを考えることの重要さを説いている。
    多くの人が「具体的な思考法」という即効性のあるものばかりを追い求めるため、
    結果として、独創的な発想や斬新なアイデアが出てこなくなるという。
    知っているのと知っていないのとでは、
    日々の生活の捉え方がかなり変わる気がする。

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    2016年06月26日
  • どきどきフェノメノン A phenomenon among students

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    この本を読んだとき、確実に新しい扉を開けた、と感じた。

    未だにその扉がどこに続いていたのかはわからないのだけれど。

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    2016年06月17日
  • 自由をつくる 自在に生きる

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    自分が如何に不自由か、何によって不自由かを知ることから始まる、自由自在に扱える生きる秘訣についての本。
    とても面白い。中高生から大人まで、ぜひ読むべきオススメの本。

    他人の目や常識、社会のルール、人間関係、など。ありとあらゆるものに制限されて生きていることをまず自覚すること。そして、その制限や制約は必要かどうか再考すること。それが自分が望む生き方を見つける第一歩になるのだと改めて思った。

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    2016年06月16日