【感想・ネタバレ】森博嗣の半熟セミナ 博士、質問があります!のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

博士と助手の会話とカラーイラストで、科学問答×60がわかりやすく解説してあります。
科学が苦手、またはその類の本を敬遠しがちなひとでも、森先生の語り口にはまりこんでしまえばスルスルと読めること間違いなし。
自転車が倒れないのはどうして?ナイフとガラス、どちらが硬い?など、身近でちょっぴり気になるナゾや、「四次元」や「真空管」、「非破壊検査」などといった専門的なテーマも取り扱われ、硬い口調で語られることの多い『科学』をこの本で覗き見ることができます。
あっ、もちろん著者の森先生は工学博士。本当に多才な方ですね…

0
2012年02月28日

Posted by ブクログ

 雑誌連載記事のまとめ本。基礎的な、しかし説明しにくい工学的事象について短くざっくりと解説する。説明法もイラストも的を得ていてわかりやすい。ざっくりしすぎているので、次の書でフォローするのは必須だと思われるが、そうしたくなる内容。続編はないみたいだが、復活を望む。連載する雑誌を変更してもらえれば・・・・違うか。

0
2013年10月03日

Posted by ブクログ

科学的なネタわかりやすく説明しているエッセイ
博士と助手の対話形式でので読みやすい

ただ、会話の面白さは浮遊研究室にはおよばない
ネタへの切り口もMORI LOG ACHADEMYの方が鋭い

あと、他の著作で言っているのとかぶっているところが多いので、特に目新しい事は言っていない
ただ、すばる氏の絵が図説になっているのでわかりやすくなっている(ま、誰が下書きしているかは別として・・・)

初見の人にとってはとても面白く感じるかも

0
2013年07月26日

Posted by ブクログ

科学についての会話形式の問答ですね。

面白い。なにより絵が。
もうちょっと読んでいたかったな。

0
2012年12月21日

Posted by ブクログ

理系ミステリ作家、森博嗣が、講義の合間に使うような面白い雑学を教えてくれる本。60項目に分かれているので、隙間にちょっとずつ読めるのもいいところだと思う。ミステリ小説の元ネタっぽいのもちょくちょく出てくるのもファンとしては嬉しかったりもするし。
内容としては、60項目の中で、4項目が特に面白かった。

・デジカメの一眼レフ
 一眼レフとそうでないカメラの違いを知れてよかった。一眼レフは直接撮る画像が見れて、そうでないのは見れないということ。

・明るければ良いのか?
 「南に窓があるのはいいとは限らなくて、日本建築が南に縁側を用意するも、直射日光が入らないようにしていた。」という事実と、北側絡みえる景色は光が当たってきれいだってことが新鮮だった。

・尾翼が前にある
 技術的に解決できるなら、鳥とは似ていなくていいイメージのない、先尾翼の方が効率がよく飛べるってこと。

・最適化の誘惑
 最適化の考察が面白い。昔の建築と比べて現代の建築は、構造の挙動を予測できるようになり、最適化し、スリムになった。しかし、スリムになった分、予想外に事態に弱くなったことで、冗長化の概念が生まれたこととか。

0
2011年07月11日

Posted by ブクログ

【出会い】
トイレ文庫に同居人が置いていた。
森ひろしの小説は読まず嫌いだが、こっちのが本職らしいので。

0
2011年04月30日

Posted by ブクログ

世の中の不思議なことをQA形式でわかりやすく解説する。

内容は主に理系分野。
色々な分野に詳しく、解説も非常にわかりやすい。

0
2011年01月17日

Posted by ブクログ

「FMは、電波の強さが一定だから混信などに強い。音楽などがクリアに聴ける。テレビの声もFMだね」 キャスタ角 鉄とコンクリートの相性が非常に良いのだよ 偶然にも熱膨張係数が殆ど同じ 非破壊試験 「しかし、3次元の我々には、その時間は飴の長さでしかない。これが時間だ」「そうだよ。我々は正方形の中と外が同時に見える。4次元では立方体の中と外が同時に見える」 オプティマイズ=最適化 冗長性 「人間には、頭脳があるから、目で見た映像を頭で処理している。その処理が錯覚させるわけだ」 キャタピラは毛虫の意味 インチが恨めしい 単位で頑ななのはアメリカじゃないかな 「指で軽く擦るだけで、スプーンの一番細いところが曲がってしまうんだな」 成毛眞なるげまこと

0
2019年10月19日

Posted by ブクログ

"森博嗣の半熟セミナ 博士、質問があります!"森博嗣著 講談社文庫(2011/01発売)
((2008/12発売 講談社の文庫版。解説:成毛眞)

・・・博士が助手の質問に答える、という形式の軽妙な化学エッセイ。イラスト付き。

・・・一番、面白かったのは”表紙は3Dで。”と要求した森博嗣に対して、
粘土を買いにいった奥さん(イラストレーター・ささきすばる)かなぁ・・・。

0
2015年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

科学に関する問答集。「博士」と助手」が科学、工学、建築などの分野について、ごくごく簡単に解説していきます。

前書きで著者も触れている通り、何か特定の分野に関する専門書というよりも「科学や工学の雰囲気を楽しむため」の本です。なので、この本から厳密かつ正確な知識を得ようとするならば、当てが外れます。

文庫サイズで1ページ当たり500文字弱、各トピックは4ページで終了し、しかもその中にイラストも含まれているため、必然的に含まれている情報は限定されています。また、雑談めいた会話のやり取りも多いため、詳しく知りたいと思っても細かい説明はされておらず、あくまで表面的なところについて軽く触れているのみです。

残念ながら、トピックによっては本来ならば理解を助けるはずのイラストがあまり分かりやすくないということもあり、著者の所期の目的を満たしているかどうかについてさえ疑問がある作りだとは思います。が、科学の入り口に立つための入門書として見るならば、それなりの役割を果たせるのではないかと思います。
著者が目論むように、ここにあるトピックから関心のある分野を自分で調べていけるようであれば、この本の存在意義も上がるというものでしょう。

0
2014年05月30日

Posted by ブクログ

たまに「不思議だと思わない?」とか言って、答えを教えてくれずに終わるのがニクいwそうやって知的好奇心をくすぐって、自発的な学習を促すあたり、大学でも良い先生だったんだろうなと思います。先生の授業、受けたかったなぁ。

0
2011年06月30日

Posted by ブクログ

小飼弾氏がブログで褒めていたので買った。横書きだから読みにくいなーと思いつつも、一つ一つの話題が短いので、寝る前とかにグズグズと読んでいたら最後のほうは面白くなって一気に読んでしまった。
著者と僕は10歳くらい離れているから、子供の感覚だと物知りなお兄さんの話って感じで親近感もわいたのかも知れない。
ただ残念なのはあまり突き詰めて書かれてないから、「ふーん」って感じで終わってしまうエピソードが多いことかな。
あと助手の設定がどんどんバカになって、下らない言葉遊びを始めてしまうこと。でも本当の助手である奥様のイラストはなかなか可愛らしくて、エピソードの補完にもなっていて楽しい。
ちょっとした時間に読むにはすごくいい本。
余談だが、解説が成毛眞氏だ。フィクションを読まない成毛氏が、森博嗣氏の本の解説を書いている。これも不思議だ。

0
2011年02月28日

Posted by ブクログ

森博嗣氏の連載科学エッセイ。
会話形式で親しみやすい文体だが、その分、濃度は低い印象。

今までに氏の語った科学豆知識をまとめた内容なので、熱心な読者にとっては、既知の事柄が多く、新しい発見は困難か。


本書で特筆すべきは、紙面がフルカラーで印刷され、二ページに一枚(各回一枚)の割合で挿絵が挿入されていることである。
この挿絵は、森博嗣氏自信が下絵を入れているので、フアンの方には一見の価値あり。

0
2011年02月13日

「学術・語学」ランキング