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Gシリーズ第11作
「χの悲劇」に続いて「ドルリー・レーン4部作」の「Yの悲劇」のオマージュということだ。予定では、これがGシリーズ後半3編の中間に当たる作品で、そろそろGシリーズも大詰めというところか。前半とは、全く違う話になってしまったが、これはこれでかなり面白い。
前作で、もう島田文子は登場しないのかとも思ったが、当たり前のように登場したので、最初は前作との関連が見えていなかった。また、八田博士宅の描写が、なんとなく自分にはレトロな雰囲気が感じられて、前作より時間が遡っているのかとも思われた。読み進めていくうちに、色々と疑問が解消し、森ワールドの広がりを感じることになった。
この作品はWシリーズへの伏線にもなるのだろうか。最近は森作品の小説を読んでいなかったので、また、他のシリーズを読み返してみたくなった。
この後編3部作は島田文子が主役を張るのだろうか。彼女もついに真賀田博士に近い位置に来ているようだが、最終作での活躍も期待したい。
「Yの悲劇」はまだ読んでないが、辻村さんの解説を読んでいると、八田博士の名前も含めて、本作品と読み比べると面白いなと思っている。
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Gシリーズが百年シリーズ、 Wシリーズに近づいてきた作品でした。
今までのGシリーズの登場人物はほぼ出て来ませんでしたが、島田文子のキャラがすごくよくてあっという間に読み終えました。
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海外ミステリーの傑作「Yの悲劇」のオマージュ作。
途中から森博嗣らしい展開になっていく。
シリーズで追いかけているから、やっぱり楽しいのは間違いないので星4つ。
単独で読んだら星2つかな。
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老博士・八田洋久が失踪して1年後、洋久と親しかった人々が八田家に集まる。洋久の実験室で「ψの悲劇」と書かれた小説が見つかる。実験室のノートには「真賀田博士への返答」とメモが書かれていた。Gシリーズ第11作にして、後期三部作の第2作。
既刊の他シリーズを読んでから、本書を読むと物語をより深く楽しめます。
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もー、わけわからない…
島田はロボットで、鈴木もロボット
真賀田四季はまだどこかにいて、なにを支配してるのか…
博士は眠っていて、島田もで
それって死んでるってこと?
死んだよね?
孫にも入ってる
難しい!
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島田さんまた出てきた〜!嬉しい!
時間の経過をとても感じる。どんどん百年シリーズやWシリーズに近づいて行っている。刊行順にWシリーズの間でこれを読んだ私としては、空白の時間を埋めるような感覚。すごく楽しい。わくわく!Gシリーズ最終巻も楽しみ!
Posted by ブクログ
前作の衝撃を上回るものはなかった。
というか、こちらも警戒して読んでるので、未来なのはすぐにわかった笑。
途中からはSF未来小説になって、えー?というかんじもなくはない。
まあいいか。
島田さん、若返ってキャラ変もややあり。
キメゼリフとか、ガンダムのセリフとか遊びすぎて、やや浮いてしまう。
ラストももやもやするし、後味は悪いけど、まあこんなもんかな、という印象。
次回いよいよ最終回。
そのまえにwシリーズ、百年シリーズとかのSF系を読まないといけないかな。なんとなく苦手で手を出していなかった。そのまえにxシリーズが完結してるぽいので、そこからやろうかな。
追記
エミナ・プサイ・タンドグルゥという、島田さんの叫ぶ呪文はガンダム用語かと思いきや、ネットスラングの改変らしい。わからないー。
島田さん用語「神よ、我にプロトコルを」「ピンクになりたかった」「本当にデジタルを知っている者はね、この世界を過信しない。もっとさ、自分の腕を信じてる」
おばさんぽさ、ユニーク、頼れるのかそうでないのかよくわからない島田さんの言葉が印象的だった。