森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一気に読んだ。新装版。旧版は沖縄旅行中に読んで読み終わったら捨てた。
スカイクロラの映画も何度も見ている。
映画のプロットの一部がナバテアからも使われていることが、分かった。
不思議な世界観だ。多分冷蔵庫も洗濯機もあるけど、パソコンはなくて携帯電話もない。飛行機はプロペラ機でジェットエンジンはない。登場人物は日本の苗字だが、どこか聞きなれない響き。
自分のなかで、どうしても読みたくなって、シリーズを新装版で揃えたが、6冊もあるので、少し重く感じてちょっと敬遠しつつ、かるいものを読み続けていた。それくらい、少し覚悟のいるものだ。
新装版はフォントが明朝体だけど、仮名文字に特徴がある。軽くて余白が -
Posted by ブクログ
ネタバレ無意識に起こったように見えたものが意図的なもので、
意図的に見えたものが無意識に起こったことだった。
そう紅子が説明した時、犀川先生を思い出した。
犯人の意図に興味はないと言う犀川先生の謎解き方法
はやっぱり正しいんじゃないかと。
(へっ君が挨拶以外にお話ししてた!「お母様」だって)
平均的な人の何倍もの速さと正確さで様々な可能性と
シナリオを紅子は頭の中で処理してるんでしょうか。
七夏が紅子のことを面白く思わないのは理解できるけ
ど、林が紅子を頼る限り、紅子と同等までとはいわず
とも近いくらいに事件を解明できるようにならないと
ダメじゃないかな。(へっ君を見た後、泣きたくなった
気持ちは何と -
Posted by ブクログ
WWシリーズ第6弾
「リアルの私はどこにいる?」
このストーリーを考えられる森博嗣さんがすごい。
作者さんの頭の中がヤバい。
絶対星5なんだけど、消化しきれず今は星4
あらすじ的には、仮想空間にログインした女性から、現実世界の自分が行方不明だと相談を受ける。
この設定だけでもすごいのに、実際には仮想空間内で作られた人格が現実世界にログインしていたとか、発想がヤバい。
人工知能が自分を国だと自覚するネットワークができつつあったり、「人間を作ってしまう」という発想があったり。
そうだよね。
リアルではなく最初からヴァーチャルなのだから、知性を持つ者がヒトである必要はないもんね。
世界観 -
Posted by ブクログ
ネタバレスカイクロラシリーズを初めて読みました。アニメは見ていません。
主人公のカンナミは何に対してもあまり執着というものがなく、先入観もなく、かなり達観した考え方をしているのが印象的でした。そんな主人公でありながら、森博嗣さんの描写力もあって、不思議と感情移入してしまうような魅力的な主人公でした。
そんな主人公と女主人公の草薙とのやりとりは、独特の空気感がありました。エンディングは驚きましたが、それと同時にやはりそうなってしまったかという気持ちもあり、形容し難い感情でした。二人は互いに恋愛感情は無かったけれども、最後のカンナミの行動はある種愛情の様なものを感じました。(アニメ版のあらすじは恋愛感情と -
Posted by ブクログ
・コンテストや競技、あるいは競争というイベントの時だけに「やった!」という達成感がある。
とりもなおさず、それは自由を獲得したというよりかは、不自由から解放されただけで、単に自由の出発点に立ったにすぎない。
・目指すものは、自分で決めなければ意味がない。
本当の自由がそこから始まる。
目指すものに向けて、少しずつ近づいていく自分、それを体感する楽しさ、そして、おそらくはたどり着けないかも知れないそのゴールを思う時の仄かな虚しさ、でも、とにかく、その前向きさが、自由の本当の価値だと思う。
・考える。行動することは生きていることにほかならない。
・その人が見た夢より素晴らしい現実はない。