森博嗣のレビュー一覧

  • タカイ×タカイ CRUCIFIXION

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作『キラレ×キラレ』を読んでから15年も経ってしまった。本書の印象に関して、解説の説明に大いに納得。小川が雑な推理をし、真鍋がそれを上回る奇抜な推理をし、鷹知が最新情報を提供する。推理と言えるのかよく分からない会話劇で解決するのかこれ?って心配になるけれど、いつの間にか結末に至っているみたいな。それぞれの推理をつなげてみるとさらにその先に新たな景色が見えるあたりは一筋縄ではいかない流石の森さん。

    0
    2026年05月03日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life(文庫)

    Posted by ブクログ

    独特にフラット。
    なんだかくせになる。
    何度読んでも多分「うぬー」と唸ってしまいそう。
    この独特にフラットな視点、だけどもとても憧れます。
    こんな風に揺るぎなく強くいられたら。
    何度も読んで、飲み込みたい。

    0
    2026年04月28日
  • χの悲劇 The Tragedy of χ

    Posted by ブクログ

    Gシリーズだときがつかずに、なんと10作目から手に取ってしまいました・・・。しかもほかのシリーズを読んでいたので内容が繋がってしまって中盤まで気が付かずものすごく楽しめてしまいました。とりあえず後期3部作の始まりと書いてあったので次にいってみよつうかと笑

    今まで読んだ作品のなかでもトップクラスでNETの凄さを感じられました。極めれば何でも凄いけれどエンジニアか及ぼせる範囲の広さに自分のちっぽけさを感じました。
    ちょっと人間味が薄い島田文子がとても魅力的。人間臭さを排してあれだけの魅力を醸せる文章力と文章全体の無機質感の融合が他では感じられない不思議な心地よさの魅力。

    0
    2026年04月19日
  • 封印再度 WHO INSIDE

    Posted by ブクログ

    私の身体の奥底に眠る、私を創る本質とは

    シリーズものの二作目を最初に読んで、その後に五作目を読むというあまりない読書体験(なかなか順番通りに予約した本が届かず、、)ではあるが、読み進めた時のワクワク感、ラストになるにつれて止まらない指、読み終わった後の満足感どれも素晴らしいものがあった。

    今回の事件は「密室殺人」。その「密室」も、関係者たちの「証言」も、事件が起こる「動機」にも全てのものが「WHO INSIDE」、つまり「中」では、「心中」では、「その人の視点」ではといった様々な観点に結びつき構成力が凄まじい作品であったと思う。言葉一つ一つの言い回しや、夢のような情景、託されている共有して

    0
    2026年04月19日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

    Posted by ブクログ

    尊敬できる人がいるっていいなと思った。研究の地道さが伝わってくる。p309〜314が良くて何度も読む。

    「ただ、好奇心を活かせるかどうかっていうことが大事だと僕は考えている。自分の好奇心を、人間とか社会の役に立つことに使いたいだけだよ。せっかく生きているんだからね」

    0
    2026年04月16日
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks

    Posted by ブクログ

    意図的なのか偶然なのか。人はどんなことにも意味を見出そうとするのはまさに然り。

    ミステリとしてどうとかは置いておいて個人的には中々好きな話であった。

    0
    2026年04月09日
  • 風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?

    Posted by ブクログ

    人が生まれることも死ぬことも、現代社会では負担として認識されるけれど、どちらもいつか無くなるのなら、今のうちに苦しんでおくべきものなのかもしれない、なんて考えるのは当事者じゃ無いからかなあ、なんて。
    私は悲観的なので最悪の事態に自分が放り込まれたらどうしよう、と具体的な不安がない時ほど考えてしまう。
    助けてほしいと思う。だから追い込まれている人を今助けるべきなんじゃないか、なんて思う。

    誰かが言っていた、副作用の問題が解決されていないワクチンを子供に打っていると。
    ワクチンの打ちすぎで子孫繁栄しなくなる世界でもあり得る気がする。

    引越しのごたごたで何気に待ち時間が多く、本ばかり読んでいる。

    0
    2026年04月08日
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life(文庫)

    Posted by ブクログ

    私のバイブル。
    群れたくないのになぜか罪悪感を感じてしまうわたしを圧倒的に肯定してもらえる。
    お守りとして懐に忍ばせておこう。

    0
    2026年04月07日
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回の読書体験は、マジックをタネや仕掛けが気になりつつもエンターテイメントとして楽しむ自分にとっては非常に楽しいひとときでした。
    結末を知ると、大切なことは誰がやったのかという犯人探しではないような気がします。なぜやったのかと言う動機も、人が理解をしたいがために知りたくなるものだと言うような事が書かれていますが、まさにその通り。
    マジックのトリック自体は非常にシンプルだし、ストーリー展開も非常に面白い。
    でも最後まで読んでしまうと、結末を知りたかったような知らなくても良かったような、そんな気持ちになりました。勿論、知らないままだったらモヤモヤしただろうが、知らないほうがいい事、知らなくてもいい

    0
    2026年04月07日
  • 冷たい密室と博士たち DOCTORS IN ISOLATED ROOM

    Posted by ブクログ

    すべてがFになる、よりも腹落ちする結末
    殺人犯の緻密な計画に不純物が混ざることで生まれた密室殺人事件 とても面白かった

    0
    2026年04月05日
  • つぼねのカトリーヌ The cream of the notes 3

    Posted by ブクログ

    読みそびれていた本書。12年間の積読本。本シリーズの最近の巻に比べて、鋭いものが多かった印象。ブレない姿勢が好きです。解説の土屋先生のブレなさも。

    0
    2026年04月03日
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE

    Posted by ブクログ

    ものすごく久しぶりに読み返しました。
    十代の頃はわからなかったけれど、オバチャンになってから読むと萌絵ってかわいいなあと感じました。癖のあるところがまた魅力的な良いキャラクターです。
    犀川先生も不器用で可愛らしいところがありますね。

    トリックをほとんど忘れていたので楽しく読めました。館モノとしてもトリックがとてもよく出来ていると思います。
    もちろん小説としても面白いのですが、大胆な仕掛けにもわくわくします。
    作者の森博嗣先生が建築を学んでいる人なので、たぶん本当にできるのだろうと思わせてくれるところがいいです。
    『封印再度』のトリックはファンの方たちが実際にミニチュアで実験したそうなので、そ

    0
    2026年03月29日
  • 今はもうない SWITCH BACK

    Posted by ブクログ

    また裏切られました。
    読み終わった瞬間宇宙に投げ出されたような。
    または、空と大地のだだっ広い場所にポツンと置かれたような「うわーー。なるほど。」しか言葉が出ませんでした。
    「今はもうない」のです。

    0
    2026年03月26日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

    Posted by ブクログ

    萌絵の人間的成長が感じ取れる面白い作品。
    サラッとスッキリ。
    進めていくうちにどんどん文庫本が厚くなるけど、すごい優しい読み心地。

    0
    2026年03月22日
  • 新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    創作の世界観をリアリティのある雰囲気で落とし込んで書かれていて、想像しながら読むのが楽しかった。
    森さんは絶妙に世間から外れたような思考を書くのがうまいなと思う。
    よく分からない飛行機の専門用語もよく出てくるが、シリーズ通して読んで慣れてくると少し理解できて、読むのが楽になった。

    0
    2026年03月21日
  • 面白いとは何か? 面白く生きるには?

    Posted by ブクログ

    相変わらず面白い。森博嗣のファンのための本。相変わらず淡々としている。
    面白いの定義、分類から始めて、編集者からの面白いについての質問に淡々と受け答え、最後はいつも趣味の工作が一番楽しい、と締める。

    俗世間とは一線を画し、世の中が決めた価値観に惑わされず、自分の知能、経験のみで自分の作りたいものつくって達成感、満足感を得る。孤独とか関係なし!こうい孤高の人生が最高なのかもしれない。変人と思われようが、誰にも迷惑かけてないんだから別にいいよね。税金もたんまり払ってむしろ世の中に多大な貢献しているし。

    0
    2026年03月20日
  • ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ作品を読んでいる人へのボーナストラックのような素晴らしい作品でした。




    ここからはネタバレを含みます。








    読み進めるうちに小さい違和感。
    今は西暦何年?
    貴方は誰?

    ・・・
    そういうことでしたか!
    こんなに二人は似ていたっけ?似せてるのかな??

    またS&M、Vシリーズを読み返しておきます。
    う〜ん、グアトと言えばグアトでもある。

    まぁ、考えてもどうせ騙されるんですけどね!

    0
    2026年03月16日
  • 小説家という職業

    Posted by ブクログ


    森博嗣さんの小説家としての考え方やモノの捉え方など彼の頭の中をサクッと切り取りとられて面白かった。芸術家としてや作家やビジネスとして追求したい作家もいれば、または森博嗣さんみたいに生きてる実感を湧かせる為にアウトプットしているみたいなカッコいい事言ってみたい気持ちになった。笑

    0
    2026年03月12日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

    Posted by ブクログ

    S&Mシリーズ最終巻。
    教会での出来事など、これまでの事件より凄惨というか、なんとなく初期の金田一耕助シリーズのようなおどろおどろしさを感じましたが、まさかの展開でした。
    あの人は犀川先生の宿敵なのか、親友なのか、はたまた想い人なのか…。
    西之園君のためにもこのあと2人はどうなるのかが気になりました。短編集があるようなのでそちらに後日談などあるとありがたいですが、どうでしょうか。
    ただ、短編集より先にどうしても「すべてがFになる」を読みたくなってしまいました。
    このまま2周目に突入しそうで不安ですが、これこそが森先生の仕組んだプログラミングなのかもとか思うと、まんまとハマってもいい気が

    0
    2026年03月10日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白くて面白くて、止まらなかった。
    最後が衝撃的で悲しかった…。
    自分のやりたいことが見つかって、それにひたすら没頭できることは、なんて幸せなんだろう。

    0
    2026年03月08日